TOP > My page > Review List of こびと

Review List of こびと 

Showing 31 - 34 of 34 items

%%header%%

%%message%%

  • 2 people agree with this review
     2010/02/27

    ショパンの作品集として、複数の演奏家の演奏で発売される例は全然めずらしくありませんが、この内容はとても豪華です。ミケランジェリのバラード1番、アルゲリッチの前奏曲・ソナタ2番、アシュケナージの練習曲など、お墨付きというか、最上な名演が多数含まれています。入門として鑑賞するのにも良いし、HMVのレビューの通り、流して聴いて、演奏家の個性を比較するのも面白いでしょう。おそらくはここに収まっている内容は、ほとんどかぶって所有している人がほとんどでしょうが、この価格ですからもう一つぐらいあってもいいでしょう。個人的には、ハラシェビッチの演奏はあまり聴いたことがなかったのと、バレンボイムのノクターン(あまり人気はありませんが個人的には好みなので全集でないのは残念)が入っていたので、予約しました。現物を聴いていないので、当セットの音質の状況など分かりませんが、そんなに古い音源ではないので心配はしていません。

    2 people agree with this review

    Agree with this review

  • 4 people agree with this review
     2009/07/19

    全体としてかなりゆったりしたテンポの1番は、詩情をたたえた美しい演奏です。基本のテンポ設定はかなり遅いのですがダレることはなく、一つ一つの音を丁寧に弾いているヤブロンスキーにも好感が持てます。特筆すべきはペーター・マークのバックで、息を呑むほどに美しく、全体としてゆったりとおおらかでスケール感さえ感じさせる心地よさと静寂の中で水がざわめくような叙情性をたたえた魅惑的な演奏です。クライバーンやアルゲリッチのような情熱的な演奏とは対極にあるものですが、この曲のもつ美しさを十二分に堪能できる最後まで飽きない演奏です。グリーグについても遅めのテンポで、チャイコフスキーと近いスタイルでの演奏になります。面白い演奏ですが多少散漫な印象を受け、チャイコフスキーのほうが合っているように思います。
    チャイコフスキーの2番と3番はバックがデュトワになり、こちらもいい演奏だと思うのですが、レアな曲なのでこれしか聴いたことがない為、演奏についてのコメントは避けます。チャイコフスキーが好きな方は一度聞いておいて損はないです。

    4 people agree with this review

    Agree with this review

  • 3 people agree with this review
     2009/07/09

    本当になまなましい音です。エクストンのSACDは素晴らしい録音が多く、この価格でこれが購入できるのはお買い得です。演奏水準も総じて高く、好みの問題はあるかもしれませんが、大変満足しています。アシュケナージのベト2&7もとてもまじめな演奏で、他の演奏と比べてそんなに問題があるとは思いません。以前、購入したアシュケナージのべト4&5は録音が思ったより普通の出来だったので、べト2&7の録音に不安を感じていましたが、杞憂でした。

    3 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2009/07/09

    星一つは極端でした。録音年代からこういう音の欠落は予想外だったので過剰反応でした。演奏はとても良く、ボールトの白鳥はとても、構成力があり力強いものです。とてもまじめなボールトらしいもので、これだけでも聴く価値があります。ホーレンシュタインの5番は音の欠落がありますが、演奏自体はすばらしいものです。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

Showing 31 - 34 of 34 items