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TOP > My page > Review List of レインボー
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0 people agree with this review 2014/08/30
トルコの行進曲を集めたCDです。 20世紀初めから半ばにかけて録音されたSP盤からの復刻で、そのほとんどが喇叭吹き込みの物ですが、復刻も上質で、年代を考えれば聴きやすいでしょう。 トルコの軍楽や行進曲というとメフテルを思い浮かべますが、このCDの録音された時代はまだメフテルが復活する前で、西洋式の吹奏楽団による演奏です。 オスマン・トルコ帝国軍楽隊とオデオン吹奏楽団の演奏が多いのですが、前者は歌も入ったり、意外と当時の欧米と同じぐらいの技量があって驚きます。 後者はレコード会社の録音用オケですが、こちらもなかなか上手です。 あと民族楽器と民族歌手の演奏もあります。 CDの中でもっともトルコを感じさせる演奏。 曲は西洋風を基本としながらも、その中にトルコらしさを感じさせるエキゾチックなメロディの曲が多いです。 初めて聴いたとしてもハマるのではないでしょうか。 ブックタイプのケースで、解説も詳しく楽譜も載っていますが、唯一CDが非常に取り出しにくく、それが難点かもしれません。
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1 people agree with this review 2014/08/29
このCDはいわゆる軍歌といわれる曲を集めたCD。 大抵この手の物は、流行歌手叉はレコード会社の名前が付いた男声合唱団による歌唱入り音源が主流であるが、このCDはブラスバンド、即ち吹奏楽の、演奏のみの収録で、軍楽と共に発展してきたといえる吹奏楽の歴史を感じさせる。 全曲、指揮、編曲を大森盛太郎が、演奏をミノルフォン吹奏楽団が担当している。 オケのミノルフォン吹奏楽団は恐らくこの録音のための団体であり、それほど人数は(聴いた限りでは)多くないようだ。 指揮と編曲をしている大森盛太郎は、作曲家として嵐を呼ぶ男を初め、多数の映画音楽を書いた人物であるが、元々は日本海軍軍楽隊の出身なんだそう。 編曲は行進曲調ではある物のどこかのんびりとしており、ちょっと歌謡曲チックでもある。 録音用小編成オーケストラの演奏よりまともであるが、少なくとも正統派とは言えないアレンジ、演奏だ。 しかし『軍艦行進曲』『君が代行進曲』の2曲だけは、颯爽としていながらも威風堂々とした正統派(編曲も原曲から楽器を小編成にしただけでオリジナル通り)の演奏であり、海軍軍楽隊の出身者だからこそ出来る好演だと思う。(試聴すれば分かると思う) この2曲だけでも聴く価値はある。 が、この2曲だけ目当てで買うにはちょっと高いなとも感じる。 録音はわりと鮮明に記録されており、古さもあるも、最近の録音よりかは、迫力が出ていて良かった。 解説書は昭和52年発売時(つまり初発売時)のオリジナルをそのまま流用しているため、同期の桜の作者が不明とされている等、時代を感じさせる解説になっている。
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0 people agree with this review 2014/08/28
ヨハン二世の管弦楽作品集の次にマルコポーロが企画したのが、弟、ヨーゼフ・シュトラウスの管弦楽作品集でした。 このCDはその8枚目にあたる物で、ミカ・アイケンホルスの指揮で、スロヴァキア国立フィルハーモニー管弦楽団の演奏で収録された物です。 指揮者は確かスウェーデンの出身だったと思うのですが、他にもウインナ・ワルツやポルカの録音を残している、プロの中のプロ。 演奏はオケの技量があまり高いと言えないので、それなりであるが十分水準には達していると思う。 また収録曲は本当にこのCDでしか聴けないような曲もあり、録音も普通に綺麗で資料性も考えて、総合すれば4つ星の価値はあると思う。
0 people agree with this review 2014/08/26
2012年に開催された大阪市音楽団第104回定期演奏会のライヴ盤。 この演奏会は現代の日本の作曲家による作品を集めた物。 邦人作品、特に近年の作品ですとアマチュアのコンクール至上主義のせいか質に疑問のある作品が濫作されているように思うのですが、このCDに収録された曲は、東京佼成ウインド・オーケストラや航空自衛隊中部音楽隊、航空自衛隊航空中央音楽隊といった名だたるプロによる委嘱、初演された作品が多く、一部を除けば聴き応えのある充実したプログラムです。 飯森&大阪市音楽団のコンビは何度も共演しているだけあって、息はぴったりで、ライヴ特有の熱ぽっさと、ライヴとは思えないようなプロらしい技量の高さ、そして吹奏楽のための俗祭の快速部がわかりやすいと思うのですが、ノリの良さが楽しめます。 大半の作品は既に録音がありますが既存の音源に引けを取らない良い演奏だと思います。 尚、CDの解説書に記載はありませんが、山下のブルーファンタジアと和田の吹奏楽のための土俗的舞曲(2012年版)がCDになるのはこれが初の模様。 録音、音質は綺麗です。
0 people agree with this review 2014/08/25
ストコフスキーの近代の作曲家の作品を収録したCDです。 いずれも1960年代初めにライブで録音された物で、年代のわりにまあまあといった所ですが、強奏時に音がくぐもった感じになる所があります。 演奏は冒頭に収録されたアミロフが一番良く、カラフルで民族色の濃いこの作曲家の個性を上手く出しているように感じました。 次点でV.ウィリアムズが良く、クルカは初めて聴いたので何とも言えませんが、作品を知るには問題ないと思います。 メインであろう、ショスタコーヴィチは意外と普通。 とはいえ十分楽しめる一枚でした。
2 people agree with this review 2014/08/24
ヨハン・シュトラウス2世のオペレッタを集めたお買い得ボックスです。 元々はEMIが原盤で、東芝から国内盤が出ていたりしていた音源です。 EMIから単品で分売されていた盤をほとんど所有していたので、最初は気にしていませんでしたが、永らく廃盤、プレミア化していた『シンプリツィウス』が入っていたので、悩みましたが、購入しました。 CDは最近のボックス物には定番ともいえる、厚紙に入っているタイプで、気をつけないとCDにキズがつきそうです。 演奏については申し分なく、素晴らしい出来映えで、アラース指揮のジプシー男爵とヴェネツィアの一夜は名演中の名演です。 音質は(シンプリツィウスは不明ですが)単品で発売していた時と大きく変わっていないように思います。 これからヨハンのオペレッタを聴いてみようと言う方には、代表曲を名演奏で安く聴ける音源としておすすめの一枚。 あえて難を言うなれば、台詞が解説書に載ってないので、台詞を見ながら聴く派の方は避けたほうが良いかもしれません。
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0 people agree with this review 2014/08/23
マルコポーロ・レーベルが発売したヨハン・シュトラウス1世の管弦楽曲作品全集の一枚。 このCDはその9枚目にあたるCD。 『リストの主題によるギャロップ』を除けば、全くといって良い程知られてない曲ばかりであり、資料としての価値は高いと思う。 最後の曲ではロッシーニを初めとする当時の流行音楽を繋いだポプリで、中期ロマン派音楽では珍しいシロフォンが使われている。 だが実用音楽という枠からはみ出して、芸術音楽という所までは行ってないように思う。 そのためか一度聴けば十分という曲も多い。 演奏はいつもと同じく、クリスティアン・ポラック指揮、スロヴァキア・シンフォニエッタ・ジリナによる物で、安心して聴ける水準には達しているだろう。 録音、音質面も特に問題ないように思う。
0 people agree with this review 2014/08/22
日本コロムビアと東京佼成ウインド・オーケストラが共同で制作している吹奏楽燦選シリーズの1枚で、チェコの吹奏楽曲を集めた物と一応なっている。 ヴァーツラフ・ブラフネク大佐指揮、東京佼成ウインド・オーケストラの演奏で昨年(2013年)の3月に録音された物。 さて、この企画収録曲の中で、純粋にチェコの作曲家と言えるのはフチークだけで、フサ、ネリベルはチェコ出身ではあるが、アメリカで活動している事からアメリカの作曲家とみなすべきだろう。 またフチークの『マリナレッラ』という親しみやすい曲の後に、現代音楽バリバリの曲調のフサ、ネリベルというのはどうもバランスが悪い。 チェコの吹奏楽の作曲家ならクモッホ、ヴァーチカーシュといった当地で愛されている作品があるのにそれを入れず、またフチークにも交響的な作品がマリナレッラ以外に沢山があるにも関わらずこういう選曲になったのは、吹奏楽ファン、特に一定の年代以上のコンクール経験者を購入者として狙ったからではないかと思う。 それはライナーに富樫鉄火氏を起用している事や、いついつのコンクールで初登場云々と解説書に書いてある事からも伺える。 演奏もフサ、ネリベルはプロらしい余裕のある演奏、技術力も不足なし、こう書けば聞こえは良いがようは模範的でつまらないという事だ。 フチークはブラフネクの自国の作曲家であり普段からレパートリーにしているのか、遅めではあるが、楽器をならし、無理のない好演であったが・・・ 結局、このCD中途半端な選曲(企画)のせいでイマイチになっているのだと思う。 値段も気軽にと言えないし、フチークに興味がないのなら、無理して手に入れる必要はないのではないか。 そんな一枚だった。 尚、録音、音質は申し分ない。
0 people agree with this review 2014/08/20
ヨーゼフ・シュトラウスのオーケストラ作品を集めたシリーズの一枚です。 指揮者は、アルトゥール・クーリング、オーケストラはスロヴァキアは東部の街、コシツェに所在するスロヴァキア国立フィルハーモニー管弦楽団。 指揮者のクーリングはドイツの指揮者で、ドイツ・ヨハン・シュトラウス協会の会長も務めた事もあると言う正にシュトラウスのプロというべき方です。 演奏は、オケが何時も通り細いサウンドを出していますが、他の巻の演奏に比べて、ややガッシリとした音楽です。 収録曲のほとんどは他に録音がないでしょうから、曲を知るには問題ない演奏でしょう。 録音、音質、良好。
0 people agree with this review 2014/08/18
ストコフスキーのロシア物2曲。 スクリャービンとアミロフという録音当時はまだ新しい音楽を収録した物。 たった2曲で30分ちょっとしか収録されてないのはオリジナル通りの収録だから。 ストコフスキーは現代物を降るときは、大胆な事をせず、真面目に演奏しているが、このCDでもそう。 しかし、決して退屈にはならないのがストコフスキーの凄い所で、鈍急、メリハリを付けて、スクリャービンは他にも名演があるが、アミロフは音源自体が少なく、この演奏はかなり良いと言えます。 ヒューストン交響楽団、有名なのかそうじゃないのか、ともかく微妙な知名度のこのオケから、中東の薫りを感じさせたのはストコフスキーの手腕による所が大きいでしょう。 ちなみにオケ自体なかなかの実力を持っていると思います。 また録音も収録から50年以上たっているにも関わらず、鮮明にダイナミックに記録されており、今回のリマスタによって生々しく再生されたのには驚きでした。 といってもSACDは持ってないので、普通のCDデッキで聴いた感想ですが。 尚、輸入盤のようですが、日本語による楽曲表記や日本語解説があるので、国内盤みたいです。 一つだけ難点を上げるなら、収録時間の短さのわりにフルプライスという事でしょうか。 とはいえ曲や演奏家に興味があれば買ってみても良いと思います。
0 people agree with this review 2014/08/17
ロベルト・シュトルツの指揮で収録されたCD。 ヨハン・シュトラウスのワルツやシュトルツの自作と言ったいわゆるウィーン・ライト・ミュージックを収録した物。 どこのオーケストラの演奏かの記載はCDのどこにも書いてないないのだが、一部の曲が同じソニアから出ている、ウィーン交響楽団の演奏と同じ。 演奏はシュトルツらしい古き良きウィーンの薫りがするが、録音が少し硬いサウンドで、収集家以外はあまりおすすめしない一枚。
0 people agree with this review 2014/08/16
私が小学生の頃、月曜の19時からのアニメとして放送されていたのが金田一少年の事件簿。 コナンと共に欠かさず見ていた記憶があり、途中で番組が終わって残念に思いましたが、その後も色々な番組で金田一のBGMが使われているのを聴き、ついに旧作のサントラを買うに至りました。 そして旧作終了から14年の今年、また新たにアニメが作られたのだそうで、私は都合が合わずアニメ本編を一度も見てないのだが、試聴してみて思いの他良かったのでこのRのサントラを購入しました。 作曲は前作と同じ、和田薫の手による物で、おおざっぱに分けて、旧作で使われていた音楽と、新たに書き起こされた音楽で構成されています。 曲調は現代音楽の技法等も取り入れたクラシカルなスコアであり、サスペンス物に相応しい緊張感を演出しています。 新たに書かれた(恐らくメインテーマであろう)スコアは前作のスコアと同じ雰囲気で書かれ、旧作のスコアはそのままの物もあればアレンジされた物もあります。 現在、ドラマ、アニメの音楽は打ち込みやコンピューター演奏の物も増えてきていますが、このCDはオーケストラによる生演奏を中心にした物で、作曲者指揮の録音用のスタジオミュージシャンのオケで演奏されているのですが、ライナーの最後に演奏者全員の名前が載っており、それを見れば、有名なスタジオミュージシャンやクラシック演奏家の方が参加した、豪華なオーケストラであるのが分かります。 金田一ファン、和田薫ファンは勿論、クラシックファンも聴いて貰いたいですね。
0 people agree with this review 2014/08/15
ベルギー生まれで、夭逝の指揮者として知られる、エドゥアルド・ヴァン・ルモーテルのフランス音楽集。 ラヴェル『ラ・ヴァルス』『亡き王女の為のパヴァーヌ』ドビュッシー『海』デュカ『魔法使いの弟子』シャブリエ『スペイン』を収録。 オーケストラはウィーン交響楽団。 一般的には、この音源は有名な音源とは言えないだろうが、演奏の内容は素晴らしい。 軽やかでなめらか、明るいルモーテルの音楽は、フランス音楽と相性が良いようで、特にデュカとシャブリエは色彩感、躍動感も加わって、名演奏だと思う。 原盤はよくわからないが、1962年の録音と書かれていて、これが正しいならまぁまぁの音質だと思います。 ちなみに復刻はタキシード・レーベルらしい平凡なもの。
0 people agree with this review 2014/08/14
1998年制作のアニメ、ハーロック・サーガ〜ニーベルングの指環〜ラインの黄金のサウンドトラック。 音楽は和田薫。 タイトルを見れば分かる人もいると思うが、ワーグナーが同名のオペラを書いていてそれを元に作られたらしい。 アニメ本編を見てないので詳しくは知らないが。 和田の音楽も壮大な物語に相応しいスケールの大きな音楽で、ワーグナーの引用もあったりする。 そして、このCDの最大の功労者が、コンスタンティン・クリメッツ率いるモスクワ・インターナショナル・シンフォニー・オーケストラ。 このロシアのオケの起用がこの作品の完成度が高くなった秘訣だ。 このクリメッツとモスクワ・インターナショナル・シンフォニー・オーケストラ(と表記されるが、オケの本名はグロバリス交響楽団というのが正しいらしい)色々な国の映画やアニメ、ゲームと言った音楽を手がけているコンビで、その中には日本の作品も多く、知らず知らず聴いているというパターンも多い。 和田の作品でも金田一少年の事件簿(劇場版)とか犬夜叉(ベスト版のボーナストラック)で起用されている。 その演奏はロシアオケに相応しい、金管の爆音と、見通しの良い音楽作りが特徴的。 またワーグナーの『ジークフリートの葬送行進曲』も収録されているのだが、これなど正にロシアン・ワーグナーと言いたくなるような名演奏! こんなにバリバリと金管を鳴らしていてそれがバシッと決まるのは、ワーグナーのオーケストレーションとクリメッツの才能のおかげでしょう。 おすすめの一枚です。
0 people agree with this review 2014/08/13
ブルガリアの指揮者、ヴァシル・カザンジェフと、ソフィア交響楽団のコンビによるロシア音楽集です。 一見すると初心者向きのアルバムのように思えますが、結構マニアックな作りで例えば『くるみ割り人形』組曲では恐らくこの曲で一番有名であろう、花のワルツを省いて、一般的にはあまり知名度の無さそうな曲を取り上げていると言った具合に、初心者向きに見せかけた、収集家向きの一枚です。 カザンジェフの演奏は同じスラヴ系の作曲家の作品と言う事もあってか、思いのほか良く、一流とは言えない物の味のある演奏を聴かせてくれます。 録音は普通。
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