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Review List of robin 

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     2024/07/31

    響きも演奏内容も軽いという印象である。コクや味わいに欠ける。厳しく言えば、ポールモーリアの奏でる淡く軽く耳触りの良い軽音楽演奏と余り違わない。

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     2024/07/31

    ナージャとしては良いと言えない。響きに奥行きが不足し心打たない。TTSの指揮も平板である。ナージャもかなり集めたが良いと思ったのは5枚ぐらい。メンコン、チャイコのピアノトリオ(余白のブラのホルントリオも良い)、Vnの小品集(これがとても良い、ワグナーも入っている)ぐらいで、四季、ブラコン、ブルッフもイマイチだと私は思っている。個性的な演奏家なのに最近の録音がないのが残念。

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     2024/07/31

    録音のせいか、演奏が硬く感じる。もう少し柔らかい響きなら成功した演奏のなったと思われる。シュナイダーハンの協奏曲はニュアンス不足でごく普通。

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     2024/07/31

    ラローチャはお気に入りのピアニストの一人である。スペイン人だからその演奏がラテン的だというのは40−50年前の一部の評論家のお決まり文句である。演奏は健全でちまちましたところがなく響きに豊かさがありニュアンスも十分である。お隣のポルトガルのP女史とは一味違う。モーツアルトはソナタに限らず協奏曲もよいし、ベートーヴェンの協奏曲も表現力に富み愛聴している。ベートーヴェンのソナタがないのが残念である。

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     2024/07/31

    このモーツアルトは響きが浅く突っ込み不足で物足りない。海賊盤で聴くライヴの40番はもっと彫り深く核心に迫った、素晴らしい演奏である。

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     2024/07/31

    下記レヴューのせごびあさんとは反対の意見で、ウィーンフィルらしさよりバーンスタインの個性のほうがより出た演奏だと思う。35番のように成功している演奏もあれば、ベートーヴェン風でモーツアルトらしからぬ響きの演奏もある。もう少ししっとりとした演奏であったらと思う。ヨーロッパでの活動が多いが根深くアメリカ気質が底にあるのだと思う。ヨーロッパ文化と音楽教育がしみ込んだワルターと全く逆のケースである。

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     2024/07/31

    チェリビダッケはすごみのある指揮者ではないと思う。オケを丁寧に美しく響かせて音楽を創っていくタイプだと思っている。過度に丁寧に作っていく余り、時間がかかり一部のオケでは敬遠されるのであろう。このシューマンも丁寧なのは良いがもっと核心に迫った迫力もほしいし、彫りの深さにも欠けるのがやや不満である。別CDで聴く4番のライヴが核心に迫った演奏である。録音のせいか、一連のMPOとの多くのEMI録音の演奏は表面的な音の演奏が多いように思う。

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     2024/07/30

    中音から強音への移りや強音部の響きは浅っぽくいただけない。第2楽章はまあまあ聴けるがそれでも浅い響きである。第3、4楽章ではやはり浅っぽい響きが気になる。このDGシリーズで成功しているのは、1,2,6番だろう。SKDとの再録も2番以外感心しない。別DG盤に入っている余白のシベリウスのほうがずっと良い。慎重になり過ぎたような雰囲気の演奏である。

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     2024/07/30

    遅いテンポ、やや大きめの編成での演奏である。人によっては違和感を多少感じるかもしれないが、表情が平板でなく遅いなりにも旋律豊かに歌われているのが良い。38番の終楽章など通常の演奏よりかなり遅いがメロディに心がのっていく。25番はちょっと重いと私は感じる。38,39番の2曲の演奏が気に入っている。ARTのCDのほうが音の切れが良いと思っていたがこの通常盤のCDのほうが良いらしい。

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     2024/07/30

    38番はシカゴ饗とのCDも持っているが、かなり違う。シカゴのは若くはつらつとした響きだが響きがちょっとモーツアルトのイメージとは離れている。が聴いていて嫌にはならない。このウィーンとの演奏は当然響きの美しさで際立っているがイマイチの物足りなさもある。美しい音のモーツアルトという感じで、それ以上でも以下でもない。標準的な美しいモーツアルトの36,38番の演奏であるが、個性的でないのが惜しいかなと思う。

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     2024/07/30

    風信子さんと同じくハイドン大好き人間です。今までも聴いていたが、最近また色々聴きだしCDも集め出しました。セロ協は50年前にLPで聴いて知っていましたが、これもまたCDを集め出しました。モーツアルトもベートーヴェンも大好きですが、ハイドンを聴くと美しい旋律とハーモニーに心なごみます。セロ協1,2番も好きですが、Vllb4のセロ協も好きになりました。風さん推薦のモルクは未聴なので購入し聴いてみます。余談ですが、1番はDG録音のハイモヴィッツが抜群に素晴らしくロストロ、デュプレを超えています。モルクに期待の星4。

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     2024/07/28

    持っているのは1989年発売のCSCR8023-5である。1年後のこのセット品と音は変わりないであろう。初期のDSDの低音がずっしりとして腰があり中、高音がアナログ的に伸び音場は左右に広がる。音色の豊かさは申し分ない。今日のデジタル録音では考えられない、LPの頂点時の音で、音に豊かさと余裕のようなものがあり、最近のSACD等のリマスターされた都会的なスマートな音ばかり聴いていると半ば驚きを隠せない。演奏内容も歴史的名演奏にふさわしく、ワルターのモーツァルトここにありという感じで、今でもゆるぎない存在感があり将来も聴き継がれていく永遠の名盤に間違いないと思う。

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     2024/07/28

    クリーゲルを初めて聴く。CDの音はステレオ水準並みで聴きやすいがオンマイクのせいかやや音像が大きく採られている。A)の高価なCDPで聴いたらニュアンスに欠け、音だけが鳴っているようで二流の演奏と感じた。B)の3万円もしないCDPでは表現力豊かで、アダージョもしっとり美しくなかなかのもので素晴らしいと感じる、これなら彼女のドヴォCONも聴いてみようという気になる。どっちが本当の演奏?(AとB,反対の場合も経験している)とりあえず星4。

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     2024/07/27

    モーツアルトのヴァイオリン協奏曲はかなり聴いた。聴いていて一番しっくりくるのがオイストラフ・BPOのこのCDの演奏である。ルガーノその他のライヴも素晴らしいが条件が一番なのがこの録音である。惜しいことに、仏CDで持っていたが手放してしまった。とにかくしっとり落ち着いてダレることなく温かい音色のヴァイオリンを聴いていると、上手だなとうっとり聞き惚れてしまう。本当に音楽的に上手いと思う。グリュミオもショルツもムローヴァもミルシテイン、デュメイ等等もいいが、オイストラフほどうっとりしない。ウキウキ、ワクワクする演奏でなく、しっとりと大人の演奏である。

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     2024/07/27

    このフランクはムーティとしてはあっさりして物足りなさが残る。パリでのライヴ演奏が雰囲気豊かでしっとり落ちついた演奏であり、モノラルながら当演奏より優れている。(1984年、パリ フィラデルフィアO LCB117)

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