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Review List of LFA 

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     2021/03/08

    マーラーの交響曲の中で唯一ゆったりとした気持ちで聞くことができる曲である。4楽章のシュワルツコフの歌唱も見事である。マーラーの入門は復活であると思うが、ある意味まともな交響曲として四番に回帰するのも良いと思う。マーラーの沼にはまらないように。

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     2021/03/08

    改訂版の演奏であるが、他の原典版の演奏と比較して退屈しないで聞くことができた。最近、改訂版にも少しは分があるような気がしてきた。ステレオ最初期の録音であるが、LPの美しかった音質が再現できている。

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     2021/03/08

    バルビローリ、ベルリンフィルとほぼ同時期の録音、EMIはクレンペラー盤のほうが売れると見込んでいたが、実際はバルビローリ盤のほうが売れ、今でも名盤として知られている。私としては、クレンペラー盤の枯れた、諦念とも思える演奏のほうが好みである。いずれにしてもマーラーの第九番には名盤が多くとっかえひっかえ、様様な演奏を比較している。

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     2021/03/08

    1950年代のクレンペラーとアムステルダムコンセルトヘボウ交響楽団との演奏は名演が数多く存在します。その中でベートーヴェン交響曲第九番とマーラー交響曲第二番復活は双璧をなすと思います。モノラルながら音質が良くクレンペラーの早いテンポと緊張感にあふれた名演奏です。

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     2021/03/08

    7枚以上確認されている、クレンペラーのマーラー復活の演奏の中で、録音状態を含め、本演奏が最高の演奏であると確信します。このコンサートはモーツアルトの交響曲第29番との演奏でした。クレンペラーが得意とした2曲を同時に鑑賞できた素晴らしいコンサートだったのでしょう。演奏会場がどんな雰囲気だったのか想像しながら聞いています。

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     2021/03/08

    ホーレンシュタイン、ラットル、シェルヘンと聞いてきましたが、最後まで聞き通すことができるのは、テンポが極端に遅いクレンペラーの演奏です。各楽器の音色が美しく絡み合っていてこの遅いテンポは必然であったと思います。クレンペラー最晩年の録音で優秀録音といえる名盤です。

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     2021/03/08

    ホーレンシュタイン、ラットル、シェルヘンと聞いてきましたが、最後まで聞き通すことができるのは、テンポが極端に遅いクレンペラーの演奏です。各楽器の音色が美しく絡み合っていてこの遅いテンポは必然であったと思います。クレンペラー最晩年の録音で優秀録音といえる名盤です。

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     2021/03/08

    還暦を超えたあたりから「大地の歌」を良く聞くようになりました。LP時代はワルター、ウイーンフィルの演奏が好ましいと思っていましたが、ハイレゾの時代ではクレンペラーの録音の音質以上の録音が重要だと思います。良い録音の良い演奏を探す楽しみを持っています。しみじみとした演奏をお酒を飲みながら聞いています。

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     2021/03/08

    再発売されたベートーベン全集と双璧をなすマーラー全集だと思います。録音も良く個性豊かな名指揮者の演奏で交響曲を楽しむことができます。歌曲集も秀逸な出来栄えで、是非購入しておくべきCDだと思います。

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     2021/03/08

    フランスEMI制作のマーラー交響曲集である。音質は非常に良い。私はクレンペラーの演奏から、マーラーの交響曲を聴くようになり、クレンペラーが録音しなかった交響曲は、比較的取り組みが遅くなった。1,3、5、6、8は録音がなく、復活の録音は多数存在する。クレンペラーの取り上げた曲はやはり何か訴えるものを感じる。

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     2021/03/08

    バーンスタインのマーラー交響曲第九番の録音は、1965年ニューヨーク・フィル、1971年ウィーン・フィル映像DVD、1979年ボストン交響楽団、ベルリンフィル、1985年イスラエル・フィル、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団があるが、最高の名演は1985年のアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団とのライブ録音であろう。ただ残念ながら分売の第九番は廃盤の状態で全集でしか入手できない。ベルリンフィルとの演奏が人気があるためだろうか。完成度の面でコンセルトヘボウがはるかに上回っているので、是非リマスター版を再発売してほしいと思う。

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     2021/03/08

    大地の歌は含まれていないが、マーラーの全集物としては最高の全集であろう。ほぼすべての曲が、同曲のベスト1を争う名演の集合体となっている。ただ高価な割には、CDに曲を詰めてばらばらに収録してあるので、LP並みに頭出しが面倒くさいという欠点がある。初心者は曲を間違えてしまう危険性すら孕んでいる。
    ゆったりとした収録でSACD化して欲しいと思う。

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     2021/03/08

    1987年バーンスタインの最晩年におけるウィーン・フィルとのライヴ録音である。他の演奏とは次元の違う録音であり、バーンスタインの最高傑作のひとつであろう。マーラーは「復活」、「第九番」しか聞かなかった時期が長いがこの演奏を聴き、3番目に好きになった曲である。ウイーンフィルのアダージェットの弦の音色が見事である。

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     2021/03/08

    CD,HQCD、SACDのすべてを所有しているが、やはりシングルレイヤーのSACD盤が音質、情報量も多く、最も優れた録音であるといえる。ただ不思議なのは、聞きこむにつれて、CDからSACDになるにつれて演奏から受ける感動が減ってきた。一期一会の演奏だからだろうか。私としては1985年のコンセルトヘボウでのライヴ録音のほうが完成度と感動が上にある。是非この録音もSACD化して欲しいものである。

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     2021/03/08

    よく理解できなかったマーラーの交響曲第三番がバーンスタインの新録音でなんとか理解できるようになった。第1楽章(生命のない岩石・鉱物)、第2楽章(植物)、第3楽章(動物)、第4楽章(人間)、第5楽章(天使)、第6楽章(神の愛)、というヒエラルヒー構造になっているという。第4楽章で<世界意志>の苦痛に目覚めつつある生物として登場した人間は、第5楽章で朝の天使たちに救いを求め、その結果、終楽章で神の愛としてもたらされるそうだ。

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