0 people agree with this review
　2025/02/12

ポロネーズと聞いて、ショパンの作風を思いながら聞くと、あまりの違いに驚く。緩急入り混じった曲集で、リズムの変化も面白い。ショパンより100年前の生誕であるが、その作風は自由にあふれているようにも感じる。

0 people agree with this review
　2025/02/11

一つ一つの曲が丁寧に演奏されており、この作曲家の魅力が十分に感じられる。人口に膾炙していない曲に焦点を当てるのがうまい奏者であり、実力もあると思う。

0 people agree with this review
　2025/02/10

まず、みずみずしい響きに魅了される。作曲者後期の行き着いた音楽の大きさに圧倒され、ただただ聞き入るのみである。弦の厚みを持った響きも聞きごたえがある。

1 people agree with this review
　2025/02/09

ヴィヴァルディの魅力がいっぱい詰まった曲である。四季から聞き始め、少しヴィヴァルディに慣れ親しんでいる聞き手にもその楽しさや音響の良さがわかるのでは、と思う。声楽陣も複数人で、声の移り変わりも興味を引く。特に、数曲しかない短調のアリアも心にしみる。鳥の声などの効果音もその通り、効果的、描写的に使われる。

0 people agree with this review
　2025/02/08

生き生きとした表現が魅力的な演奏。外へ向かおうとする意欲が感じられる。エンケの作品もその延長にあり、興味深く、ピアノの響きも十分に捉えられている。

0 people agree with this review
　2025/02/08

きれいに演奏されがちな古い音楽を当時に近づけて、演奏するような臨場感がある。異国・異文化情緒満載の録音であり、つい、耳を傾けたくなる。

0 people agree with this review
　2025/02/07

丁寧でバランスが行き届いており、外連味のない誠実で整った演奏に心惹かれる。作品の姿を伝えてくれ、改めて作曲者自身のスコアに触れるような感動を覚える。各楽器の音がわかる録音も良い。

1 people agree with this review
　2025/02/07

短調による作品が多く、感情が良い意味で煽られる。バロックに続く時期にさく裂した音楽を聞く。この流れがやがてロマン派へと引き継がれていったのであろう。

1 people agree with this review
　2025/02/07

重厚でありながら、、しなやかな演奏が作品の雰囲気を際立たせている。バッハの無伴奏になじんでいる耳には、とても聞きやすい作品と思う。無伴奏作品の歴史的伝統を感じさせる。ホールの音響も良く捉えられている。

1 people agree with this review
　2025/02/06

常日頃聞く演奏とは、一線を画した演奏。確信を持ったピアノと堅牢なオーケストラとの掛け合いがよく響く、名演。それを再現してゆく様は、聞いていて新たな感動を覚える。

0 people agree with this review
　2025/02/06

複数の楽器編成で演奏される機会が多い馴染みの曲をオルガンで聞く。前半はフルート管を使用した軽めの音で、柔らかく曲の構成を際立たせている。後半になるにつれ、重厚な音を使用し、演奏効果を上げている。作品の魅力が詰まった演奏になっている。

1 people agree with this review
　2025/02/05

早目のテンポで颯爽と弾かれる演奏。スタッカートも使用しながら、遅い部分ではゆったりと聞かせる。めりはりがあり、１００分ほどの時間が、あっという間に過ぎてゆく。近めの録音が実在感を強調し、説得力がある。

0 people agree with this review
　2025/02/05

雄弁なピアノと精緻なオーケストラにより、各曲が鮮明に聞こえてくる。優れた奏者がコラボすると、このような名盤が出てくるものだ。ぜひ生でも聞いてみたいと思うコンビである。これからの録音にも期待したい。

0 people agree with this review
　2025/02/05

なかなか親しみやすい曲集であり、作曲者の進化・変遷がうかがえて興味深い。もっと知られて良いと思う。演奏もダイナミックであり、楽器の音色も映える。

0 people agree with this review
　2025/02/04

チレアの作品は、少し濃厚なロマンティックな作品。ヴァイオリンとチェロに響きが、耳に残る。レーオの曲もチェロ協奏曲としては、録音も比較的多いが、この演奏ではソロの優雅な表情になごむ。