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Review List of レインボー 

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     2016/10/19

    ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲ニ長調を収録したCDである。
    西崎崇子のヴァイオリンと、伴奏はケネス・ジーン指揮するスロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団の演奏である。
    このヴァイオリニストらしいヴァイオリンを歌わせた演奏で、地味だが悪くはない。
    このCDの音源の原盤はナクソスで、本家からもこの音源は現役で出ている。
    ただし、このエイベックス盤は、ナクソス盤に比べて若干音質が悪く、また本家ナクソス盤にはロマンスも入っており、特に日本語解説が欲しいと言う方以外はそちらのほうがおすすめである。

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     2016/10/19

    ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団が自主制作していた、ロイヤル・フィルハーモニック・コレクションシリーズの一枚で、プッチーニの代表的なオペラを集めた内容です。
    オペラの中の有名な曲を集めたハイライト盤で、恐らく最初からハイライト収録、全曲は無いものと思われます。
    指揮のデイヴィッド・アベルを初め、知名度の低い演奏家による演奏で、ある程度綺麗に整えられてはあるが、今一つ何か足らないと言った演奏でしょう。
    また合唱団を使わせないためか、ほとんどアリアやデュエット中心で、選曲も微妙…
    ある程度この作品を聴いて来た人向きの一枚なのかもしれません。

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     2016/10/19

    ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団が自主制作するロイヤル・フィルハーモニック・コレクションシリーズの音源の一つでバッハの器楽曲を集めた内容である。
    ジョナサン・カーニー指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団演奏。
    指揮者のカーニーは、録音当時のロイヤル・フィルのコンマスで、ヴァイオリニストや指揮者として活躍、このCDでも指揮をしつつ、ヴァイオリンを弾いている。
    正直演奏はあまり誉められた物ではないが、そこは名門オケ、最低限は聴けるようになっていると思う。

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     2016/10/19

    ロイヤル・フィルハーモニック・コレクションシリーズの一枚で、シューベルトの室内楽曲を集めた物。
    ピアノ五重奏曲『鱒』と弦楽四重奏曲第13番『ロザムンデ』 である。
    ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の団員からなる、ロイヤル・フィルハーモニー室内アンサンブル、ロナン・オホラ(ピアノ)の演奏で収録されています。
    どちらも水準以上の演奏で安心して聴くことはできると思います。
    音質は良。

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     2016/10/19

    ロイヤル・フィルが自主制作するロイヤル・フィルハーモニック・コレクションシリーズの一枚でショパンのピアノ作品を集めた内容だ。
    このCDはその2枚目にあたり、前回と同じくロナン・オホラがピアノを弾いている。
    演奏の傾向も1巻と同じ、優しいソフトな癒し系なショパンであり、廉価がここまで聴ければ十分だろう。
    音質良好。

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     2016/10/19

    ロイヤル・フィルが自主制作しているロイヤル・フィルハーモニック・コレクションシリーズの音源から取られた物で、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番、第3番を収録。
    マイケル・ロールのピアノ、ハワード・シェリー指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団によって演奏されている。
    無名の演奏家によるが、演奏は丁寧であり、悪くはない。
    録音年はもう20年は前だが、悪くはないしマルチバイのお供にでもどうだろうか。

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     2016/10/19

    ロイヤル・フィルが自主制作する、ロイヤル・フィルハーモニック・コレクションシリーズの一枚で、ドイツの作曲家、メンデルスゾーンの主要曲を集めた内容となっています。
    ジェーン・グローヴァー指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏です。
    全体的にソロを含めて、可もなく不可もなくと言った出来。
    まぁ悪くはないでしょうから、マルチバイのお供にでもどうでしょうか。
    音質良好。

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     2016/10/19

    ロイヤル・フィルハーモニック・コレクションの一枚で、イギリスのピアニスト、ロナン・オホラが弾くショパンのピアノ曲です。
    オホラはこのシリーズの代表的アーティストの一人で、癒し系とも言える音楽が特徴です。
    このCDでも、そのソフトなタッチと、しっかりとした技術で、安心して聴ける水準になっていています。

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     2016/10/19

    イギリス名門のオーケストラ、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団が自主制作するロイヤル・フィルハーモニック・コレクションシリーズの一枚で、ベートーヴェンの交響曲第1番、第7番を、バリー・ワーズワースが指揮した物である。
    ワーズワースと言えばナクソス活動初期に大量に録音を残した事で知られるがこのRPOコレクションシリーズでも幾つか録音を残している。
    この盤は可もなく不可もなくと言った所で、いかにもイギリスオケによるベートーヴェンと言った演奏である。
    録音は良。

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     2016/10/18

    ヨハン・シュトラウスのオペレッタ『こうもり』のハイライト盤。
    ヨハネス・ヴィルトナー指揮、チェコスロヴァキア放送交響楽団の演奏で録音された物です。
    このCDはその全曲音源から聴き所のみを収録したCDで、有名な序曲やアリアを初め、間奏曲まで、名旋律の宝庫であるこの作品を十分に楽しめます。
    全曲はしんどいが聴き所のみ聴きたいという方はこちらのほうがおすすめです。

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     2016/10/16

    ラヴェルの『ラ・ヴァルス』とビゼーの『カルメン組曲』『交響曲第1番』を収録したCDである。
    ラヴェルはジャン・マルティノン指揮、シカゴ交響楽団によって1967年に、その他は1974〜1976年にかけて、ユージン・オーマンディ指揮、フィラデルフィア交響楽団の演奏で録音された物です。
    マルティノンのラヴェルはこの盤が世界初CD化だそうで、ビゼーも交響曲は初市販化との事。
    この中でもおすすめなのはビゼーであり、フィラデルフィアサウンドと言われた豪華で、しっかりと曲を聴かせるオーマンディいかにもこのコンビらしい素晴らしい演奏が聴けます。
    おすすめ。

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     2016/10/15

    ジャン・マルティノンがライナーの後を継いでシカゴ交響楽団の音楽監督を勤めていた時代にRCAに録音された音源を復刻した物である。
    ニールセンの交響曲第4番『不滅』とマルティノンの交響曲第4番『至高』が収録されている。
    至高交響曲は上記の通りマルティノンの作品で即ち自作自演であり、初演者の演奏でもある。
    マルティノンはこの曲に愛着があったのかこの後も何度か演奏会で取り上げているようだが、まぁ一度聴けば十分と言った所の曲である。
    演奏は速いテンポで作品を知るには問題ないだろう。

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     2016/10/14

    日本フィルハーモニー交響楽団が1958年より始めた日フィルシリーズ。
    このCDは1981年に開催された演奏会からのライヴ盤。
    収録曲は第一作の矢代秋雄『交響曲』を始め、1960〜70年代に書かれた作品。
    中には古典として根付いている曲や、この盤だけでしか見かけないような曲も。
    日フィルシリーズには山本直純や安部幸明のようなわかりやすい作品を提供した作曲家もいるが、このCDに収録された作品の大半は現代音楽と言われる部類の作品。
    指揮は作品の大半を初演した渡邉曉雄で、さすが初演者だけありその演奏の出来は確かな物、一枚目はライヴならではの補正も加わり熱い一枚になっている。
    録音は年代相応と言った所だろうか。

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     2016/10/13

    1976年に普門館大ホールで録音された、海上自衛隊東京音楽隊&海上自衛隊横須賀音楽隊の合同演奏による録音を復刻した物でオリジナルの4枚のLPをCD2枚分に収録しています。
    指揮者は服部省二、山羽三郎、行方三博、そして朝比奈隆の4名です。
    朝比奈以外は当時の東京、横須賀音楽隊長です。
    このCDの一番の聴き所はなんと言ってもそのキレの良い演奏でしょう。
    縦のラインが、揃ったこれぞマーチといった威風堂々とした演奏は現代の楽団から聴けない名演でしょう。
    また意外と珍しい曲もいくつかあって資料的価値は大。
    ただ、朝比奈の演奏はスケールの大きな演奏を目指したのはいいが、所々で音楽がダレてしまっている所があるのが残念。
    その他全体的に残念な点として大人数での録音ながら、録音場所(録音当時の普門館大ホールは音響の悪さで有名だった)の関係で、響きがない残響0なサウンドのせいでそこまでの人数で演奏しているように感じない事、そしてLPの収録曲全てを復刻していないと言う事でしょうか。
    録音年を考えれば良くもなく悪くもなくといった音質。

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     2016/10/12

    ビクターから出ていた現代日本の音楽名盤選の一枚。
    これは邦人作曲家のオーケストラ曲を録音した一連のシリーズで、ビクターの数多い録音の中でも意義ある音源である。
    このCDには山田耕筰音詩『曼荼羅の華』尾高尚忠『日本組曲』平尾貴四男『交響詩曲「砧」』深井史郎『パロディ的な四楽章』が収録されている。
    平尾、尾高の作品は現在でも唯一の音源と思われる。
    山岡重信指揮、読売日本交響楽団の演奏であり、曼荼羅での幽玄な表情や、収録曲全曲、作品に対する共感豊かな演奏でなかなかの演奏に仕上がっているように思います。
    日本人作曲家に興味があるのなら必ず聴いておくべき音源でしょう。
    録音年代のわりに音質は良いほうです。

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