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Review List of 名古屋の鉄 

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  • 4 people agree with this review
     2009/09/12

    これほど洗練されたローエングリンは他にはないのではないでしょうか?
    コロは最高、そしてカラヤンによって磨きぬかれた清浄さ。ここにはローエングリンに期待する全てがそろっています。
    ところで、なぜ、国内版はないのでしょう?20年前に私が購入したのは国内版でした。
    1994年。ライドイツオペラの来日の際、当然ローエングリンのチケットを購入、コロを生で聴きました。コロはやっぱり凄かった。最後のワーグナーテノールかもしれません。

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  • 10 people agree with this review
     2009/09/12

    20年に亘って聴き続けているCDです。ベームはこの演奏だけでも十分、名を残す指揮者であり、この記録はそういう価値のあるものであると信じています。
    但し、この演奏を朝聴くと、終日、頭からトリスタンの旋律が離れず、仕事になりませんので、ご注意ください。ある意味、この演奏は麻薬です。

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     2009/09/12

    凄い演奏だと思います。そして幾多の賛辞が得られる名演なのでしょう。
    しかし、何か物足りなさを感じます。最後まで聞き終えることが難しい演奏です。何が足りないのでしょう?
    少なくとも、繰り返して聴いているのはメンゲルベルグ、そしてクーベリックです。

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  • 0 people agree with this review
     2009/09/12

    この盤を聴いてから、かのバイエルン(オルフェオ盤)との名演を聴いていれば評価はもっと高かったかもしれません。この演奏自体は他の指揮者の演奏と比較すればすばらしいものです。
    バイエルンとの演奏を聴いた後では、やむ得ず、このような評価になりました。魂の入り方がかなり違うと感じます。

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     2009/09/12

    クーベリックの数ある演奏の中でも屈指の記録がこのCDだと思います。高い城の最初の1音だけで、全てが想像されます。
    私が持っているのは最初に発売されたもので2枚組みでした。利便性、CDラックの整理の点からも、最初から1枚もので発売して欲しかった。。。
    これから買う人は恵まれています。

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     2009/09/12

    メンゲルベルグのエロイカはテルデック盤、フィリップス盤を持っていますがいずれも音の点で不満足でした。しかし、このCD復刻盤では音の瑞々しさが格段に向上しています。第8交響曲までを書いたベートーヴェンが最も気に入っていると話したというエロイカ。この演奏は清々しく、青年のエロイカであり、ワルターの名演と双璧と思います。これと、ウラニアのエロイカがあれば、この曲のCDは十分でしょう。

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     2009/08/30

    以前、テレフンケン盤を持っていましたが、OPUS蔵で蘇ったという感じ。演奏はメンゲルベルクとしては素直な演奏です。一つ一つの音の歌わせ方はこれ以上の演奏はないと思わずにいられません。ただ、メンゲルベルクに何かを求めている人には物足りなさを感じるかもしれません。
    マイスタージンガーは朗々と演奏しきった、非常にすがすがしい演奏です。
    ドンファンを含め、3曲とも、聴いた後に残る、爽快感はメンゲルベルクならではです。

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     2009/07/26

    人生の晩年の境地から描いた英雄の生涯という点ではこれが最高です。特に回想のシーンはすばらしい。シュピラーのソロも非常によいです。これを超えるのはR.シュトラウスがこの曲を捧げたメンベルベルクの1928年NYP盤くらいでしょう。

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  • 1 people agree with this review
     2009/07/26

    多数のカラヤンの英雄の生涯ではこれがもっとも好きです。特にシュピラーのソロがいい。英雄の生涯ではメンゲルベルクのNYP(1928年)に次ぐと思います。カラヤンの1985年盤は晩年の境地から、メンゲルベルクは壮年の境地という感じでしょうか。特に回想の部分が秀逸です。

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     2009/06/30

    英雄の生涯のベストCDはこれでしょう。昔、レコード芸術が「蘇る巨匠たち」シリーズで出されたCD”ORG1011”とどちらを採るか迷うところ。レコ芸盤は雑音が少ないですが、こちらは全ての音をCDに載せたという感じ。
    ボレロは一聴の価値あり。実際に聞いてみては如何でしょう?
    バッハはこういうバロックも好いものだな〜と感じました。何も、演奏当時の再現ばかりが再現芸術ではないでしょう。書家の会津八一は仮名文字を現代の書家が平安時代風に書くことを否定したり、正岡子規が俳句の近代化を実践した。オーケストラも聴衆も時代とともに変わってきているのですから本CDの白眉はバッハかもしれません。(メンゲルベルクのバロックは全般にこのように思うのです。)

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     2009/06/30

    フランクの交響曲はフィリップスでも持っていますが、今回のCD化は期待はずれ。音質はフィリップスの方がよいです。
    尚、演奏はメンゲルベルクらしい、期待できるものです。この盤を買うのでしたらフィリップス盤をお勧めします。

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