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Review List of 風 

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  • 1 people agree with this review
     2010/05/23

    どれぐらいの時間、この曲を聴いただろう。また、一つの宝石を手に入れた気分だ。演奏は、一言で言えば「ロマンティック・ゴルトベルク」。グルダの演奏した、装飾音の戯れるモーツァルトのK.545を思い出した。速いパッセージにおけるテクニックもしっかりしている。右手と左手の語らいも絶妙。比較して悪いが、コロリオフよりずっと好きだ。グールドと違ったアプローチの指標になる演奏だと感じた。クラッシクは、楽しいな−。

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  • 3 people agree with this review
     2010/05/20

    当時、FMで13番を聴いて感動し、脳裏に焼き付いていました。月に1枚購入するのがやっとこさでしたので、迷ったあげく、残念ながら手に入れられませんでした。お気に入りリストには入れていましたが、在庫がない上、値段もそう安価ではありませんので見合わせていました。在庫ありになっていたので思わず購入。やっと、永年の宿題から解き放たれました。演奏は、落ち着きがあり、愁いをたたえた深い深い素晴らしいベートーヴェンです。もっと安くなって多くの方々に聴いて欲しいセットです。音も良く、私のベストになりました。

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  • 2 people agree with this review
     2010/05/18

    スカルラッティは、他曲の余白の演奏で満足していました。ティーポ女史のバッハを聴き感動し、すぐに購入。この人の感性、好きです。もっと他の記録はないのでしょうか。「もっと聴いてみたい!」そう思います。

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  • 3 people agree with this review
     2010/05/16

    私は、マリア・ティーポという演奏家をを知りませんでした。安いし、バッハ好きなので聴いてみました。衝撃を受けました。軽いタッチですが、とても奥深い演奏です。早速、不明を恥じ調べました。なるほど・・・。もっと多くのレビューがあって然るべき演奏だと想います。宝物になりました。音質も良いです。ゴルトベルクやパルティータ以外の作品も素晴らしい!

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  • 16 people agree with this review
     2010/04/04

    私が、初めて聴いたクラッシック音楽が、カラヤン、ベルリン・フィルの「田園」でした。久しぶりに聴いて、この頃までの演奏は良いなーと思いました。この才能をどこに忘れてきたのでしょう?晩年は・・・。指揮者の多くは、努力を重ね、結果、個性やスタイルが確立すると思っています。カラヤンは、才能がありすぎたせいで、先にスタイルを築き上げ、そのスタイルに曲を従わせたように感じます。そうして、次第に、作曲家への畏敬の念も、曲に真摯に向き合う姿勢も薄れていったような気がします。彼の演奏で、何かが足りないと感じるのは、この辺に起因すると思っています。事業家としては、成功しました。音楽芸術家としては、才能があっただけに、とても残念です。色々な対立関係も、調和を乱し、影を落としていったのかもしれません。また、BPOとの関係も永すぎたと思っています。あくまで私見ですので、ファンの皆様、お許しを。

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  • 11 people agree with this review
     2010/02/05

    私もオイドン氏と同感です。永いこと同曲の色々な演奏に接してきましたが、とりわけ3楽章で、フルトヴェングラーに肩を並べる演奏に出会えません。ただし全楽章素晴らしいと思います。レビューを拝見して、感じるのですが、音が悪いとダメな人や天の邪鬼で多くの人が褒めているとけなしたくなる人がチラホラいらっしゃいます。本当に音楽を楽しまれているのかな?と思います。もちろん、個人の好みですが、「自分の感想が絶対だ」には閉口します。私は、幸いにも、悪い音も聴き慣れていますので、再構築して聴けるようです。グールドの「再創造」は論外ですが・・・。それにしても、1世紀の時の流れに耐えうる演奏は、そう多くはないと思います。私は、この演奏もその1つだと思っています。

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  • 8 people agree with this review
     2010/02/04

    最近、最も感銘を受けた演奏です。元々、アンセルメはフランス語圏の指揮者で、数学者です。だからこそ、逆に論理的にがっちりと構成された曲よりも、感性的で洒落たフランス、スペイン等の作曲家の曲を得意としているのだろうと、思い込んでいました。ところが、このブラームスの交響曲は、私の理想に極めて近い演奏でした。作家で喩えますと、ゲーテでもヘッセでもなく、トーマス・マンの香りを感じます。本当に素晴らしい演奏に出会えました。

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  • 4 people agree with this review
     2010/01/09

    まず、30番〜32番から聴き始めました。「おや?ツェヒリンって女性だったかなー」と思えるくらい、線が細く、繊細な感じを受けました。骨太の重厚な演奏が好きな方には、不向きかもしれません。逆に、現代の演奏を先取りしていたと思える演奏です。私は、密かに「夜のソナタ集」と名付けて、深夜に楽しんでいます。微妙なテンポの揺れもあり、とても味わい深い音達がここにあります。昼は、ソロモン。夜は、ツェヒリン。

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     2010/01/08

    学生の頃、ロンドン(MZ規格)のレコード盤を愛聴していました。時代は、CDへと移り変わり、多くの演奏を聴きました。(今より多数の演奏がありました。)しかし、どれも、ニールの演奏を超える物に出会えませんでした。しかも、美しい旋律をズタズタに切り刻んだ近年の演奏に、憤りさえ感じます。HMVで、やっと見つけたこのCDですが、これしか聞けないとなると、いい演奏だと思います。しかし、これは・・・。レコードからアナログでCD化したものです。レコード盤よりノイズが多いです。演奏も私が親しんでいたのと違います。そこで、中古店でレコードを探し出し、レーザー再生でCD化したものを聴いています。私は、満足していますが、一人でも多くの方に、ボイド・ニールの合奏協奏曲作品6を聴いて欲しいのです。ほとんどノン・ヴィブラート(ごまかしがきかない)演奏のこの珠玉の作品ですが、もっと新しい良い音源があるはずです。所蔵の盤と比較して、減点1としました。ニールの演奏は、もっと素晴らしいのです。

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     2010/01/07

    音楽を聴く上で、ベストセラーとは、期待値だと思っています。ネーム・バリューは、販売促進の1アイテムで、聴いてみなければ判りません。この演奏は、試聴し購入しました。大当たりでした。あまり細部にまで注文をつけなかったのではないかと思えるくらい、声楽を中心に伸びやかに歌い上げています。そして、最後のコラールが圧巻です。感動しました。学究的演奏とは、対局の演奏です。最近では、ロバート・ショウ盤とこの盤が、気に入っています。

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     2010/01/06

    指揮、演奏は違いますが、全体に落ち着いた良い演奏です。「マルコ」と「ルカ」は、初めて聴きました。私の勝手な想像ですが、子だくさんのバッハは、生活費を稼ぐために忙しく、そこで、「エマヌエル!受難曲を作曲してみないか?」と言って、アドバイスし、加筆、編集した様な気がします。(何の根拠もありません。全くの素人ですから)でも、バッハのエッセンスも感じられ、楽しめました。他の演奏自体が少なく、あまり期待していませんでしたが、好きです。この曲。

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  • 8 people agree with this review
     2010/01/01

    管弦楽法において、ベートーヴェンの右に出る作曲家はいないと思う。今までに、各パートを鮮明に浮かび上がらせるために、小編成での演奏等、色々試みられたりしたが、成功した例を、私は知らない。しかし、この演奏では、見事に表現されていると思う。主旋律を追っていると気付きにくいが、新たな試みが随所にちりばめられていて、聴くたびに、発見の喜びに満たされる。しかも、全体の流れは、きわめて自然であり、細部まで神経の行き届いた名演だ。ベートヴェンノの交響曲で感動したのは、本当に久しぶりだ。

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     2009/12/30

    永年聴き慣れた演奏と違うとは予想していたが、最初の重和音に面食らってしまった。しかし、曲が進むにつれ、引き込まれていく。それと同時に、通常のヴァイオリンより演奏が難しいのでは?と思った。バッハのオルガン曲では、いともたやすく、表現できる重和音。バッハは、この曲に演奏法の謎をかけたのではないのだろうか?通常のヴァイオリンでも十分かもしれないが、バッハは、弓と共に、このチャレンジにきっと天国で微笑んでることだろう。(バッハ弓)が話題の中心になりがちだが、演奏も素晴らしい。少しゆるめ?の弓で、速いフレーズもなんなく流れるように演奏する実力に感心した。ピリオド楽器云々と言い出すとピアノ演奏すら否定される。柔軟な心をお持ちの方には、是非、聴いて欲しいと思う。

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     2009/12/30

    バッハの曲の多くは、色々な楽器の演奏にも耐えられる。しかし、とりわけ、フルートソ・ナタとこの曲に限っては、伴奏はチェンバロしか考えられない。ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタは、ピアノもほとんど同格に主張するが、バッハのそれは、ピアノでは興ざめだ。演奏は、ジャコッテの控えめな伴奏とグルミョー憂いを帯びた美しいヴァイオリンの音色に、ため息が出る。なかなか出会えない演奏だ。

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  • 4 people agree with this review
     2009/12/30

    なんと素直で真摯な演奏なんだろう!リズム感を抑え、陽炎のゆらぎを感じるパッセージが心地よい。スーと心に浸み込む上質な演奏だ。独唱も管楽器も語りかけているようで、引き込まれてしまう。合唱指揮者らしいアプローチで、合唱を中心に据えた素晴らしい演奏だ。どう表現すれば良いのだろうか?「平凡の中の非凡」とでも言えば、良いのかも。

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