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　2025/02/02

シリアスながらも冒頭から、明瞭な明るい音色に魅了される。作品自体の重苦しさが薄れたように感じ、通して聞いても飽きない演奏である。独唱陣もよく声が通っている。

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　2025/02/01

冒頭、馴染みのある行進曲が元気に演奏されると、気分が高揚する。セレナードもはつらつとした演奏で、楽しい。アーティキュレーションの変化が耳に新しく、解釈の変化にも気づく。響きにだけとらわれがちな演奏とは異なり、なるほどと思わせる名演奏であると感じた。三つの行進曲が、この録音のアクセントになっていて意義があると思う。

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　2025/02/01

静と動が混然一体となり、進行してゆく。当時の音楽がいくつも織り込まれているようで、比較的長い曲であるが、時間を忘れて、耳をそばだたせてくれる。ホールの録音も良い。

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　2025/01/31

これほどレベルの高い演奏は、なかなかないであろう。ヴァイオリンの表現力もさることながら、ピアノの深々とした低音や、きらびやかであるがアンサンブルに溶け込む高音を聞くと、満足感を得られる。とりわけ難曲とされるR.シュトラウスのピアノ伴奏は圧巻である。

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　2025/01/30

ヘンデルを中心とする主にバロックの作品とブラームスの作品を結び合わせた録音。丁寧な演奏がブラームスの懐古味のある作風とよく合っているように感じる。考え抜かれたプログラムで、声高にならない奏者の品位が良い。

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　2025/01/29

通して聞くと良いプログラムであると感じる。ヴィヴァルディを中心にして、後半はしっとりとした緩徐楽章で絞めている。立体感のある録音にも感心する。

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　2025/01/28

三文音楽には、なじみがあるが、他は初めて聞く曲である。軽快な感じが作曲された時代を反映しているようで、聞いていて楽しい。声楽陣もうまく、オーケストラともに間然するところがない。

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　2025/01/27

ほぼ同時代の４人の作曲家によるヴァイオリン協奏曲集、それぞれの違いも出て聞きやすい。当時、協奏曲が隆盛だったことがうかがえて興味深い。響きの素晴らしい録音も魅力的である。

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　2025/01/26

軽めの美しい音で奏でられるフランス音楽。このような素敵な演奏者が日本にいたことに驚く。ラヴェルの高音に煌めきなど、忘れることのできない印象である。まだまだ録音や実演を続けてほしかった。

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　2025/01/25

バッハの無伴奏では、聞きなじんでいる普段のチェロの音とは異なり、軽めの音色により、民謡を奏でるかのように自由に弾いているのが印象的で、新たな魅力がある。後半は、無伴奏を他の作曲家たちが編曲した作品を置いた独自のプログラムであり、楽器の魅力が満載であり、聞きごたえある。

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　2025/01/24

楽器の響きがよく捉えれれており、音色も変化に富んでいる。バードの作品が現代のあわただしい日常から、その間だけでも、離れさせて、安らぎを与えてくるようで、感謝するのみである。

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　2025/01/23

新たな完成版を含め、日ごろあまり聞くことのない曲集。作曲者らしさが随所に出ており、楽しめる。プログラムに取り入れられたパーセルの曲も面白い。緊密性の感じられるアンサンブルである。

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　2025/01/22

コンチェルトでは、ヴァイオリンの音色の変化が魅力的、ソナタでは、妖艶な1楽章から劇的な終楽章まで、一気に聞かせる。もっと演奏されてもよい曲であると思う。

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　2025/01/21

心にすっと入ってくる音楽。馴染みのあるようにも聞こえるし、変化にも富んでいる。心に刻んでおきたい作曲家であると感じる。それを真摯に取り組み、実現する優れた演奏者にも敬意を表したい。

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　2025/01/20

編曲により、演奏会プログラムのようであり、聞きやすい。演奏も力まずに、めりはりがあり、さすがに経験豊かな指揮者であると感じる。