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TOP > My page > Review List of 蓮華人
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10 people agree with this review 2011/01/21
ベートーヴェン交響曲全集は、97年に国内盤のTOCE9508〜12のHS2088処理が「現在得られる最高の音質」だと、もて囃されたこともあり、大枚をはたいたが、まあ、それほどでもなかった。しかし、今回のマスタリングには驚いた。まるでデジタル録音と聴きちがえるほど鮮烈な絃の響きに圧倒される。もちろんレベル変動やクリッピングなど問題個所もある。しかし、くぐもったり、くすんだりすることなく楽器本来の音が聞こえる。信じられない。ただ8番は元が悪すぎるのか、ちょっとクリーニングのしすぎか、薄くカサカサになってしまった。ブラームスも、もうちょっとしっとり感があればと思うが、今迄からすれば、まあ聴きやすく、ほんとうに音楽として楽しめるレベルに到達している。振ると面食らうではなく聴いて面食らってしまった。
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5 people agree with this review 2011/01/21
CD1の収録曲全てが21枚組のthe Greatとダブってしまうが許そう。伝説を「編集した」ということで…。それにしても、どれもこれも時代を感じさせない若々しい音質。緩くステレオプレゼンスもかけられているようで、聴きやすいこと慶賀の限り。リストの「前奏曲」なんか「ザーとらしくて聴けないよ」と嘯いていたが、やっぱり「いい曲だったんだ」と深く反省させられました。
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2 people agree with this review 2011/01/19
83年にソニー製のCD一号機とともに買った。輝かしい「鋼鉄の響き」を期待したのだが、まるで玩具のピアノのような音。音は綺麗だが太さだとか重さなどがまったく感じられない。ちょうど、デジタル対アナログの論議が盛んで、「LPには20`Hzを越える音が入っているし、30Hzにもちゃんとオッシログラフの山があってLPのほうが再現能力が高い」など、とんでもない発言が堂々とTV番組で流れていた時代。そんなサーフェイズノイズや回転ノイズからやっと解除されたと思っているのに、過去の亡霊のように追いかけてきていた。でデジタルに頑張ってもらわなければならないし、もしかしたらもっと違う音が入っているかもしれない、と思って、CDプレイヤーを買い替える度に聴いた。しかし変化なし。たぶんCD制作上の問題で、あらぬ音になっていたのだと思う。何せ黎明期。盤を光に照らして見ると、いっぱい星のように穴ポコが開いていて、確かにこれじゃいい音が再生できるはずはない。演奏も若干枯れ気味で、何かとても悲しい気分になった記憶が残っている。
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0 people agree with this review 2011/01/17
待望か…。耐乏かもね。ケーゲルは独特のアゴーギクがあって。拍節感も一拍目と最終拍が長めで、それが緩徐楽章が短調だと、言い知れぬ荘重にして悲愴なイメージが喚起されて、まあ、それはそれでいいのだが、たぶんブルックナーは苦手の部類だったと思う。ブルックナーにもケーゲル同様に独特の書風があって、中間拍を3連符で刻み重い足取りを前に進めるスタイルが、中間拍を短くして前に進むケーゲルとは同様の作りなものだから、たぶん喧嘩。おそらく相容れないものだったのだろう。とまれ、ともに独特で、それが好憎を分かつところなのだろうが、やはり、独特の2乗はちょっと怖く、最高までは…。
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1 people agree with this review 2011/01/15
「やっぱりハープは女性だよね」と男女機会均等法などと言う不気味な法律が成立する前は、この手合いの科白は当たり前。全く逆の思念を有無を言わさず飲み込ませるようなサバレタを、ある意味「無視」していました。ギターと同じように爪弾くには力が必要で、今はともかく、この頃はやっぱり「男の子」が強かったはず。鐘や鍵盤楽器など「機械的」に鳴らされる楽器を除けばを最も重い楽器?。本当は男の楽器たったのだろう。無視していたことを恥じるべき気合の入った演奏で、最高の評価を。
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3 people agree with this review 2011/01/11
久々で「待望」の墺出身、メスト。予想通り、初登場を含め珍曲のオンパレード。「別れの叫び」なんじゃいな。中トロの有名曲一切なしのマニアックな選曲。真に楽しんでいる雰囲気もなければ、厳しく音楽と対峙している感覚もない。しかしいい加減でもない。押さえているツボがあるようで、ないようで、さらに昔よく言い倣わせられた「新人類」的雰囲気。いずれにせよ、これがスタート。これから長く振りますといった風情で、ま、そのうちサマになるでしょう。
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1 people agree with this review 2011/01/07
トルトゥリエの全集を買ったので丸一枚ダブル。しかし、アナログディクスのペラペラな音からすると、ずっと改善されていた。以前、まだ価格が高かったころ買ったコラールを主体とした3・4・5重奏曲のCDの音がノイズぽく悲惨で、殆ど棚でお休みのまま。もしかしたら劇的に改善されているかもしれない。でも同等程度だったら…。価格からすれば気にせず買ってもいいのだが「悲しい想い」をしたくないので、発売後のレビュー待ちかな…?星は現有の音での評価。劇的に改善されていたら5つかな。
1 people agree with this review 2010/12/29
なぜ飽きもせずコンピアルバムを買うのか。ある意味、これも録音芸術の1ジャンルだと思うからで〜す。編集者のそれぞれの思いや、マニアック度、趣味性などが反映されていて、吟味するのも一興。今回のギター100はdisc6のmodernが面白い。未聴が数作あったこともあるが、現代にして、最も古典的な楽器の素性が顕わになり、イージーリスニングと言って過言でないほどの聴き易さ。ご馳走様。
0 people agree with this review 2010/12/29
82〜86年のデジ録は音が薄く、ノイズぽい。音質改善を期待して買ったが全く変わっていなかった。ショボン。Disk3は96年録音の穴埋めとして58年のランパルが吹き録れた「しぼめる花」を放り込んだが、ピアノの音など、こちらの方がまとも。しかし盤面にはステレオとあるのにモノにしか聴こえない。この時代、ステレオとモノと2テイクで録ったりしているので、モノのマスターを使ったのか、端からモノだったのか、あるいはステレオなのにモノにしか聴こえない耳が悪いのか、デジ録の落胆大きく、ま、どうでもいいか。買い直しの評価としては星1つだが、総合評価では、まあ4つぐらいは付けておかなければ、いけないのかな。
0 people agree with this review 2010/12/28
インスブルックでの協奏曲の録音が壮絶。相当数のマイクを立てまくり、ポピュラーのライブでも録っている雰囲気。ギンギラギンで弦が金切る。続くキリアコウの練習曲はヴォックスに録音したものなのだろうか。無言歌の春の歌ではブツ切れの『即物的』様相がちょっと残念だったが、ショパンは大胆にして激しさを以って独自性を貫き、こちらは面白い。リーラマンのマズルカも、メトロノームの表示を守り、なおかつインテンポという「奇演」でこれも最後まで聴いてしまった。安物買いの銭失いを目指しているのだが、なかなかどうして天は見捨てないようだ。でも星は3つかな。
3 people agree with this review 2010/12/26
多種多様、膨大な作品を残したため、意外とコントラバス協奏曲のような、マイナー楽器の作品などで名が残ってしまった感もある。基本的にはギャラントから抜け出せず、重みのようなものに不足感があるためか、軽く扱われている。しかし、初めてロマン派や近代に繋がるメロディーらしいメロディーを書き、お抱え音楽家を卒業、作曲や音楽教育家として独立した「自由な音楽家」となった最初の例としても挙げられる、重要人物なのだろうが…。CKはシャープな切れ込みで、まあヴァンハル本来の流麗典雅な雰囲気はいまいち。逆に作品にあるアルカイックな一面が、もろ出てしまった。もっと緩めで、たるいオケの方がいいのかもしれない。
6 people agree with this review 2010/12/24
いや私も中途半端、生半可なクラシック愛好家なのだと思う。トラスクリ第1集、冒頭、バーバーの弦アダに痺れながらも、いやいや『ちゃいまんがな』と無理無理、気持ちを押さえ込み、さらにソロを最大限生かしたマラアダで追い討ちを喰らい、『よしてくれまへんか』と逃げようもなく、完膚なきまでに打ち破られました。再生音楽として最高の感動が得られる4枚組み。無論最高を評します。
6 people agree with this review
9 people agree with this review 2010/12/24
イスラエルに亡命後、16年ぶりに祖国・ロシアに帰郷したバルシャイの奇跡的な名演。オケがMRSOとはとても思えない。弦のピッチ、ボーイングの揃いなど完璧。ライブだが金管も馬鹿吹きする奴もなく、一糸乱れず棒に従い、深々とした呼吸の中、壮大無比のマーラーを築きあげる。殆ど痺れっぱなし。すごい。さらにあのホールで録ったとは、にわかに信じがたいほど、綺麗なホールトーンに包まれたBISの録音が最高。まさにオーケストラの音が鳴り響く。
9 people agree with this review
5 people agree with this review 2010/12/24
全てが西洋音楽の模倣に過ぎない…と言えばそうなのだろうが、日本語の抑揚のような、緩やかな舞の揺らぎのような、細やかな表情や、さりげない身振り、そんな西洋だけでなく東アジアにも見られない独特の文化によって、全く独自の音楽世界が広がっているような気がする。慈しむように音を紡ぐ小川。日本に生まれ育ったことが、ちょっと誇らしくなるような、とてもいいCDだ。
5 people agree with this review 2010/12/22
弦四はアルバンベルクと出会うまで、聴きたいと思ってレコードに針を落とすことが少なかった。BSQはラズモを持っていたが、どこか聴いていると息苦しくなるような雰囲気があって、必要に迫られ聴くと言った状況だった。まあ耳が未熟な上に、学ぼうと一生懸命、聴きすぎていたのかもしれない。せっかくこんな値段で、それも全集で入手できるのだから、もう一度、老いた耳で、楽聖が極めた音楽の粋を、ゆったりと聴き直して見ようと思う。
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