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0 people agree with this review 2024/07/31
チェリビダッケはすごみのある指揮者ではないと思う。オケを丁寧に美しく響かせて音楽を創っていくタイプだと思っている。過度に丁寧に作っていく余り、時間がかかり一部のオケでは敬遠されるのであろう。このシューマンも丁寧なのは良いがもっと核心に迫った迫力もほしいし、彫りの深さにも欠けるのがやや不満である。別CDで聴く4番のライヴが核心に迫った演奏である。録音のせいか、一連のMPOとの多くのEMI録音の演奏は表面的な音の演奏が多いように思う。
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0 people agree with this review 2024/07/30
中音から強音への移りや強音部の響きは浅っぽくいただけない。第2楽章はまあまあ聴けるがそれでも浅い響きである。第3、4楽章ではやはり浅っぽい響きが気になる。このDGシリーズで成功しているのは、1,2,6番だろう。SKDとの再録も2番以外感心しない。別DG盤に入っている余白のシベリウスのほうがずっと良い。慎重になり過ぎたような雰囲気の演奏である。
遅いテンポ、やや大きめの編成での演奏である。人によっては違和感を多少感じるかもしれないが、表情が平板でなく遅いなりにも旋律豊かに歌われているのが良い。38番の終楽章など通常の演奏よりかなり遅いがメロディに心がのっていく。25番はちょっと重いと私は感じる。38,39番の2曲の演奏が気に入っている。ARTのCDのほうが音の切れが良いと思っていたがこの通常盤のCDのほうが良いらしい。
38番はシカゴ饗とのCDも持っているが、かなり違う。シカゴのは若くはつらつとした響きだが響きがちょっとモーツアルトのイメージとは離れている。が聴いていて嫌にはならない。このウィーンとの演奏は当然響きの美しさで際立っているがイマイチの物足りなさもある。美しい音のモーツアルトという感じで、それ以上でも以下でもない。標準的な美しいモーツアルトの36,38番の演奏であるが、個性的でないのが惜しいかなと思う。
風信子さんと同じくハイドン大好き人間です。今までも聴いていたが、最近また色々聴きだしCDも集め出しました。セロ協は50年前にLPで聴いて知っていましたが、これもまたCDを集め出しました。モーツアルトもベートーヴェンも大好きですが、ハイドンを聴くと美しい旋律とハーモニーに心なごみます。セロ協1,2番も好きですが、Vllb4のセロ協も好きになりました。風さん推薦のモルクは未聴なので購入し聴いてみます。余談ですが、1番はDG録音のハイモヴィッツが抜群に素晴らしくロストロ、デュプレを超えています。モルクに期待の星4。
0 people agree with this review 2024/07/28
持っているのは1989年発売のCSCR8023-5である。1年後のこのセット品と音は変わりないであろう。初期のDSDの低音がずっしりとして腰があり中、高音がアナログ的に伸び音場は左右に広がる。音色の豊かさは申し分ない。今日のデジタル録音では考えられない、LPの頂点時の音で、音に豊かさと余裕のようなものがあり、最近のSACD等のリマスターされた都会的なスマートな音ばかり聴いていると半ば驚きを隠せない。演奏内容も歴史的名演奏にふさわしく、ワルターのモーツァルトここにありという感じで、今でもゆるぎない存在感があり将来も聴き継がれていく永遠の名盤に間違いないと思う。
クリーゲルを初めて聴く。CDの音はステレオ水準並みで聴きやすいがオンマイクのせいかやや音像が大きく採られている。A)の高価なCDPで聴いたらニュアンスに欠け、音だけが鳴っているようで二流の演奏と感じた。B)の3万円もしないCDPでは表現力豊かで、アダージョもしっとり美しくなかなかのもので素晴らしいと感じる、これなら彼女のドヴォCONも聴いてみようという気になる。どっちが本当の演奏?(AとB,反対の場合も経験している)とりあえず星4。
0 people agree with this review 2024/07/27
モーツアルトのヴァイオリン協奏曲はかなり聴いた。聴いていて一番しっくりくるのがオイストラフ・BPOのこのCDの演奏である。ルガーノその他のライヴも素晴らしいが条件が一番なのがこの録音である。惜しいことに、仏CDで持っていたが手放してしまった。とにかくしっとり落ち着いてダレることなく温かい音色のヴァイオリンを聴いていると、上手だなとうっとり聞き惚れてしまう。本当に音楽的に上手いと思う。グリュミオもショルツもムローヴァもミルシテイン、デュメイ等等もいいが、オイストラフほどうっとりしない。ウキウキ、ワクワクする演奏でなく、しっとりと大人の演奏である。
このフランクはムーティとしてはあっさりして物足りなさが残る。パリでのライヴ演奏が雰囲気豊かでしっとり落ちついた演奏であり、モノラルながら当演奏より優れている。(1984年、パリ フィラデルフィアO LCB117)
以前聴いた時は遅いテンポに戸惑ったが、ピノックやアイオナ・ブラウンなどの演奏を聴いてきて、つい最近聴き直したら演奏の素晴らしさに開眼した。艶やかな響きに当時の時代背景が映し出されたようで、これぞヘンデルという気がする。(再生装置を新しくして音色が豊かになったためでもある)お勧めのCDだが今は入手困難かも。まだCDになっていないがLPで聴いたヴェンツインガーがベストだろう。
音がハイファイ的で積極的である、と記せば抽象的だが、全体に音圧が増して一聴すれば良い音に聴こえるが、反面落ちついた感じが遠のき陰影も薄らいでしまったように思う。装置との相性も関係してくるので一概に音の善し悪しはいえないが、私はMCA VICTOR盤のほうを好んで聴いている。
私事だが、最近SPのみ残しアンプ、CDP、RCA,コード類を一新し、集めたCDを聴いてみた。驚きである、装置を替えるとこれほど音、音質、音色等変わるのかと思った。クーベリックのシカゴ饗の(新世界)、モーツアルトの38番が見違えるほど音色豊かに輝いて聴こえる。演奏までもランクアップした感じだ。彫り深くニュアンス豊かな演奏だ。以前の装置ではこうは聴こえなかった。シカゴでは、マルティノン同様いい思い出がなかったクーベリックだが、演奏は緊張感にみちた優れた録音を残している。後のボストン饗のが有名だが、このシカゴ饗との(わが祖国)もはつらつとして素晴らしく聴こえるではないか。シカゴとのブラ1もあるとのことなの探してみよう。
0 people agree with this review 2024/07/26
SYM5番はモント―としては普通で余り薦められない。聴き物は協奏曲のほうで緊張感があり、オグドンのピアノはニュアンスも迫力も十分で失望しない。有名ピアにストの演奏より良いと思うほどである。モント―なら何でも良いとする御仁がいるが、どんな指揮者でも出来、不出来があるのは当たり前で、余り名前にこだわらないほうが良いと思う。sym5番が星3,協奏曲が4。
カラヤンがハイドンで唯一成功していると思わせる演奏で、指揮するカラヤンよりウィーンフィルのほうがハイドンをよく知っており、それが成功につながっている感じで、カラヤンのハイドンというよりウィーンフィルのハイドンという気がする(後年のBPOとの演奏と比べればよく分かる)。同じころに録音したウィーンフィルとのブラ3番と同系統の成功した例であると思う。
カラヤンにハイドンは合っていないという証明の演奏である。軍隊の素っ気なさ時計の浅っぽい響き、驚愕の表面的なだけの演奏、これでカラヤンのハイドンに別れを決心した私である。ただ、昔のウィーンフィルとの103,104番だけは成功と言える演奏で受け入れている。
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