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0 people agree with this review 2025/08/09
今風の演奏でややあっさりした印象を受けた。モーツアルトでも深い音の美しさが欲しいと思う。ミルシテインも数曲のソナタの録音があるがややあっさりとして、その点では似ているが音色が異なるが共に味が薄い。やはり、私には今のところバリリかグリュミオ、またはゆったりとしたシェリングも良いと思う。
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0 people agree with this review 2025/08/04
演奏は両曲共にやや間延びの感があり、演奏本位ならば他のCDを探したほうが良いかもと思うが、シゲティファンの小生としては数少ないステレオ(ステレオ録音は3枚か4枚)で聴けるのが何より貴重である。しかも、この組み合わせで初期盤の32CDとは!初めての出会いである。 音は後の再発、再再発盤(音が薄く痩せている)には聴けない生々しい艶っぽさがあって素晴らしい。シゲティから一枚だけと言われれば、私は、モノラルだがシューベルトの幻想曲を挙げたい。余談ながら、知人のヴァイオリンの先生はシゲティの実演を聴いて、シューベルトが上手かった、と言っていた。本CDは、米マーキュリーのオリジナルLPに似た、いぶし銀の音に近い音のCDである。
ソロ、オケ、指揮者のセンスが光った演奏で、オケなど部分的にはっとするセンスの良さがあるし、ソロは技術もセンスも満点に近い印象を受ける。録音もソロが実に美しくとらえられている。ただ、私の好きなRV93がオケなしのソロだけなのが残念である。他盤では、フェルナンデス+マルコムのデっカcdがオケも付いて録音共に優れた演奏だと思う。こういう肩の凝らない明るく楽しい曲(哀しみやはかない美しさもある)は本当に心なごむ。ヴィヴァルディ大好き翁のレヴューでした。
0 people agree with this review 2025/08/03
私は録音がアナログかデジタルかは全く気にしないし、リマスターされているかも私には全く無関係。デジタル録音が60年代のアナログ録音に劣るCDなんていっぱいある。アナログCDの柔らかく、ニュアンス豊かさに魅了されること度々である。爽やかな音のこのシモーネの演奏は聴きやすく、曲の良さを十分引き出していると思う。同曲の異演CDは全く聴いていない、本Ⅾでこの有名なヴィオラ・ダーレ協を初めて聴いた。
0 people agree with this review 2025/07/29
正規録音でなくいわゆる海賊盤だと思うが、普通のステレオで鑑賞に十分な音である。まず、オイリアンテ序曲は早めのテンポで力強い響きであるが抒情性は余りない。こういうのを聴くと、いまさらながらフルトヴェングラーがいかに並みはずれた指揮者かが分かる(彼の2種の同曲の抜群の演奏を聴いていただきたい)。次の皇帝はライヴ的雰囲気が出た緊張感のある力強い演奏だが、オケ、ソロ共に深みやしっとりとした味わいに欠ける。ラローチャのピアノは美しいがオケと共に音の深さや香り、美しさに不足しているように思う。私は、シャーイと組んだデッカの正規録音の演奏のほうが優れていると思う。テンポにも落ちつきがあり、味わいある雰囲気に勝っているからだ。当時の会場で聴くならいいだろうが、こうしてCDになって家庭で楽しむには両曲共に聴いていて疲れる。1978年2月、クリーヴランド、Severance Hallでのライヴ。デっカ録音はこの9年後ぐらい。
0 people agree with this review 2025/07/28
NAXOSの音は概して地味である。録音自体に艶や輝きに欠けるため演奏も地味に聴こえることが多い。本CDはその点で損をしているが、ギターの音は良くとらえられている。
0 people agree with this review 2025/07/27
中期、後期の演奏は厳しさに欠けるところがあるが、この初期6曲では、アルバンベルクSQと共にベストに上げても良い素晴らしい演奏で、音もモノとは言え最高水準である。他に、ややドイツ的な響きだが最近入手したETERNAのボッセ率いる旧ゲヴァントハウスSQも、この香り高いバリリSQと共にお勧めである。
0 people agree with this review 2025/07/25
初期盤の33c−37で所有。この曲が好きで色々集めた。標準以上の演奏でたまに聴いている。わが国ではカントロフはイマイチの評価だが、良く聴き込むと素晴らしい演奏家だと分かるのではと思う。モーツアルトのVnソナタ集もなかなかの内容があり、シュナイダーハンの演奏よりずっと好きだ。K364のベストCDは知らないが、私が気に入っているのは、イザベル・ファンクーレン+プラハchの演奏(KOCHで曲目もカントロフと全く同じ),また五嶋+今井のソニー盤も味濃く大変良い、オルフェウス室内も好みである。カントロフはやや地味なところが人気が出ない原因かと思う。現在、彼のモーツアルト協奏曲1,2番のCDを探している。
0 people agree with this review 2025/07/24
故評論家がベスト1か2に挙げていた演奏だが、私としては香り、雰囲気の点で今一歩という印象で、ステレオならチョンキョンファを、次にグリュミオを推したい。私のベストは、モノラルのデヴィ・エルリ―のエスプリ豊かで情緒たっぷりの演奏である。このデュメイは演奏にやや硬質なところが聴かれるので、今回は 星4とした。他に、フェラスのステレオ録音演奏も捨てがたい魅力があり、またハイフェッツを挙げる人もいるだろう。曲としては、小生はサン・サーンス3番のほうが好きである。
1990年録音としては音は良いと言い難い。左右の広がりはあるがEMIの常として浅っぽく切れにも欠ける。演奏も何となく切れに不足しているように聴こえる。これならクレンペラーの名演のART盤のほうが音も良いが、特に気になる演奏の欠点も無いのでテイト好きの小生は星4を付けた。曲として同じような合唱や歌があり、本曲より物語性に富んでいる(ペールギュント)のほうが小生は好きである。
0 people agree with this review 2025/07/21
英テスタメントでも所有、音質自体はこの東芝盤よりやや優れていると思うが、音色では明るめの本TOCE盤を採りたい。演奏は歴史的名演と言っていいだろう、今もこの名曲のベスト演奏で、ヴィートの名に恥じない一級の中の一級だと思う。ステレオではデュメイをこのヴィートの次に挙げたい。ところで、CD再生だが、15000円のRCAコードより数百円のエレコムの細いRCAコードが、輝き、厚みにおいて勝るのはどういうわけだろう。我が装置が低級だから釣りあいが良いというわけでもあるまいと思うが、、、。
0 people agree with this review 2025/07/20
10番が好きで他のCDをかなり聴いたが、残念ながらこのコンチェルトハウスに勝る演奏に出会うことはなかった。ゆったりとしてしっとりしたふくよかな曲想を見事に描いている演奏で、シューベルト中期の名作だと思う。音もモノラルとしては優秀と言えよう。
0 people agree with this review 2025/07/18
(幻想)のベストがこの演奏である。これに比べるとEMIの正規録音盤は8割ぐらいと思う。他に、クレンペラー、クリュイタンス、ベイヌムなどの隠れた名演があるが、内容の充実からいってやはりこのライヴには及ばない。ミュンシュが残した最高の演奏といっても良いと思う。
当方の中古店で800円で購入したが、中身の演奏も良くて1000円止まりという感じである。これならグリュミオのほうがはるかに聴かせると思う。ボべスコはLPも含め20枚ぐらい集めたが、最高の演奏は、今もってモノラルのフォーレの1番というのが私の感想である。
ワーズワースのハイドンは5枚持っているがすべてお勧めです。どこが良いか、まぁ聴いてみてください。82番の熊は、マタチッチがベストですが、、、。
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