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Review List of ユローヂィヴィ 

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     2017/10/26

    『想い出』の楽しいこと。
    シャブリエの『楽しい行進曲』に通じるものがある。

    ボルコムの作品にはラグタイムが時折あらわれるが、これはアメリカ人としてのアイデンティティーや古きよきアメリカを象徴するものなのだろう。

    『2台のピアノ、ハルモニウムとハープシコードのためのフラスコ画』はピアノ2台用編曲となっているが、ハルモニウムとハープシコードらしき音が聴こえてくる。表示の間違いだろう。

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     2017/10/24

    スクリャービンがヴァイオリン・ソナタを作曲していたら、このような作品だったのではないかと思わせるような、官能的な作品。

    特に第4番はとても色気のある作品。

    ロスラヴェッツらしいのは第1番かもしれないが、第6番は大変美しく魅力的だ。

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     2017/10/11

    『ジャズとは何か』という解説に関して☆5だが(日本語対訳が付いていることも。)、ここに収録されている音楽は正直あまり感心しなかった。

    ただ、ルイ・アームストロングとバーンスタインとの共演は歴史的な事だと思う。
    バーンスタインがジャズの演奏家に対して尊敬に近い思いを抱いているように、ルイ・アームストロングも感激してクラシックの演奏家に対し敬意を表している。

    『ジャズとは何か』というこの企画は、アメリカの音楽界を代表するバーンスタインならではのものだ。

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     2017/10/10

    世界中のテノールの中で頂点に立つ3人の世紀のテノール。(パヴァロッティはすでに故人で、ドミンゴはバリトン歌手や指揮者として活躍していて、カレーラスもオペラハウスでは現役とは呼べないが。)

    世界で最も優れた男性歌手3人が技術や心を込めて、全力で、そして時に楽しんで歌うのだから聴いていて感動しないはずがない。

    オペラが苦手な人やクラシックが苦手な人でも歌が好きな人なら是非聴いて欲しい。

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     2017/10/10

    この作品は芸術性よりもエンターテイメント性の方が高いように思える。
    喜劇的な要素が入っているのが珍しい。

    レヴァインの指揮もそのあたりを押さえているように感じた。

    ジュリーニやアバド、カラヤンが指揮していたらどうなっていたのだろう?

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     2017/10/10

    スター歌手を集めての贅沢な録音ではあるのだが手放しで楽しめかった。

    バトルは楽譜に忠実でお手本とすべきかもしれないが優等生的すぎるようだ。

    ヌッチも、この軽めの役がもうひとつしっくりこない。

    ベテランのダーラも本来はもっと楽しく歌えるはずだ。

    パヴァロッティは文句なしだと思うが、この役はライブでこそ生き生きするのだろう。

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     2017/10/10

    貴重なロスラヴェッツのピアノ作品全集。

    ロスラヴェッツの作風は基本的にスクリャービンの延長上にあるように感じられた。
    モソロフやルリエとともにアヴァンギャルドの作曲家として知られているが、それほど前衛的ではなく、ルリエのように美しい響きの作品が多く、聴きやすかった。

    『3つのエチュード』が特に素晴らしいと思った。

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     2017/10/10

    『ペトルーシュカ』は細かくトラックが切ってあるので、解説を聞いた後に対訳を読みながら気になった部分だけを聴くことが出来るのが嬉しい。

    『プルチネッラ』はテンポの設定が独特のように感じた。
    本来は歌手を伴うバレエ音楽で、バーンスタインのこの組曲版の演奏では実際のバレエのテンポは意識していないようだが(演奏会用組曲で意識する必要はないが。)全曲版にある声楽の歌詞や歌手のフレージングは意識して指揮しているようだ。

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     2017/10/10

    交響曲第5番が生まれる過程を解き明かし、ベートーヴェンのスケッチをピアノだけでなくオーケストラで演奏して聴かせているところが素晴らしい。

    贅沢を言うと、交響曲第5番の全楽章について解説して欲しかった。
    CD2枚組みにして、1枚はまるごと解説と実演でもいいくらいだ。

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     2017/10/08

    曲のタイトルや作曲家の名は知らなくても、ディズニーの映画『ファンタジア』でこれらの曲を知る人は多くいるだろう。

    クラシック音楽のファンもよく知るこれらの曲がバーンスタインの指揮によるとこれまで変わるのかと驚かされる。
    バーンスタインが楽譜の隅々から細かい意味を読み取って再現しようとしているのがわかる。
    なかでも『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』はバーンスタイン独特の解釈で、1回聴いただけでは意図がわからない所があった。まるで違う版の楽譜があるのかと思った。

    ちなみに『はげ山の一夜』や『死の舞踏』は、バーンスタイン解説による音楽の中のユーモアでは取り上げられてはおらず、解説の中で取り上げたミヨーの『屋上の牡牛』やショスタコーヴィチの『ピアノ協奏曲第2番』を入れた方が音楽の中のユーモアというテーマには合うと思う。
    万人に聴いて欲しいというバーンスタインの選曲なのだろう。

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     2017/10/03

    パヴロワは、過ぎ去って永遠に戻ることのない物事を音楽で描いているようだ。甘く切ない。

    『サンベリーナ組曲』の第5曲目はチャイコフスキイの『白鳥の湖』へのオマージュのように聴こえた。

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     2017/09/30

    美しい。

    『グルックによるメヌエット』や『フェニックス・パーク・ノクターン』はロマンチック過ぎてこれがルリエの作品かと耳を疑った。

    『行進曲』におけるユーモアもいい。

    小品ではあるが、ルリエの想いの詰まった作品たちだ。

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     2017/09/28

    これらの作品は新古典主義のスタイルで作曲されていて、近代音楽の好きな方には特におすすめ。

    イタリア近代の作曲家ではレスピーギが圧倒的に知名度が高く、演奏の機会も録音も多いが、カゼッラはレスピーギに勝るとも劣らない作曲家だ。

    この録音は演奏も良く、カゼッラ入門としてもおすすめだ。

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     2017/09/28

    ロシアの作曲家によるギター作品集。
    珍しい企画だ。

    ロシアでこのようにギターのために多くの作品が生まれていたというのが興味深い。

    長いロシアの冬の日に室内でしみじみとギターの音色に耳を傾ける。
    そんな情景を思い浮かべながらこのBoxを楽しんだ。

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     2017/09/25

    第1番は明るく楽しく、グアルニエリの個性に溢れた力作。
    実演で聴いてみたい。日本で演奏されたことはあるのだろうか?
    1回聴いたらその魅力の虜になること間違いなしだ。

    第2番の第1楽章はまどろみにいるような、心地よい美しい音楽だ。

    第3番はグアルニエリの成長が感じられる。

    グアルニエリ、なかなか面白い作曲家だ。

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