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TOP > My page > Review List of レインボー
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1 people agree with this review 2013/11/17
チャイコフスキーの交響曲には第7番として知られる作品がある。 この曲は勿論、チャイコフスキー自身が書いた曲ではなく、スケッチを元に別人が完成させたという曲だ。 それゆえか、あまり評価される事はないが、メランコリックな典型的なスラブ交響曲であり、私はなかなか気に入っている。 併せて収録されているのは本物のチャイコフスキーの知られざる作品。 これなどはよほどの全集でも買わない限り聴けない珍曲だ。 本盤で演奏している、セルゲイ・スクリプカ、ロシア国立映画交響楽団は、その名の通り普段は映画音楽を演奏しているようだが、結構クラシックのCDも発売している。 日本での知名度は劣るかも知れないが、本盤では技術力で難はあるがロシア特有のビブラートのかかった金管や、メリハリがはっきりとついた音楽でなかなか健闘していると思う。 また録音もリマスタリングされておりだいぶ聴きやすい。 1987年録音。
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0 people agree with this review 2013/11/17
ミトロパの2013年新譜集。 毎年こういうのが出るが、このCDは、トーマス・ドスと、オットー・シュワルツの曲を中心に収録している。 二人とも映画音楽を書いているだけあって、劇的な曲だが、やはりスクールバンドが好みそうなガチャガチャした曲で、一度聴けば十分だ。 アレンジ物ではコントラバス協奏曲をチューバに置き換えたチューバ協奏曲等が収録されているが、まぁアイデアは悪くないと思うが、これもイマイチ。 では収録曲は外れなのかと言われると違う。 ヴェスナー作曲『ネッカー行進曲』という曲が唯一の当たりなのだが、現代では珍しい8分の6拍子のスタンダードで歩ける行進曲、第1主題はトロンボーンが力強く、第2主題はクラリネットを中心に木管が、トリオはホルンが民謡調のメロディを奏でると言う典型的なドイツ行進曲だ。 これらの曲を演奏しているのは、クリストフ・シャイブリング中佐指揮する、ドイツ連邦軍中央軍楽隊。 行進曲好きにはシュテファン大佐やショルツ中佐の名演が知られているが、現シャイブリング中佐の指揮もなかなか良い! 重心の低いそのサウンドはまさに現代に生きるドイツ軍楽その物。 特に上記のネッカー行進曲は、 行進曲でドイツスタイルと言う事もあり、音の鳴りが違います。 録音は問題なし。
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戦時中のソヴィエトの作曲家の作品を紹介していく、このシリーズ、本盤は1912年生まれのイェヴラホフという作曲家を取り上げている。 代表作らしい、交響曲第1番は、いかにもソヴィエトなメロディながらも、静の部分はなかなか美しいと思う。 他の作品も聴いた感じ悪くはなかったが、どれもイマイチ物足りなく、シリーズの作品の中では微妙だ。 しかしこう知られざる作曲家の作品が音盤になるのは、ロシア音楽ファンとして喜ばしい事だと思う。 ティトフの演奏は、わりと現代的に感じるが、なかなか良いと思うし、作品を知るには十分な水準だと思う
このCDはスウェーデン民謡及び19〜20世紀のクラシック曲及びスウェーデン行進曲を収録した物。 マッテス・ヨハーゲン指揮、スウェーデン陸軍中央軍楽隊の演奏。 数曲は歌入り。 スウェーデンの代表的プロバンドの1つが、陸軍中央軍楽隊だが、日本ではあまり聴く機会がないので、本盤は非常に貴重な1枚と言えます。 演奏も良く、マーチはさすが本場物だけあり、見事!の一言につきます。 1991年頃の録音のようで、少し音が小さいかな?と感じる所もありますが、特に問題ないレベルの音質だと思います。
2013年ニューイヤー・コンサートのライヴ盤。 今回2回目となるウェルザー=メストは、前回登場した時より一層良くなっていて、例えば、『スーブレット』『ガロパン』と言った速いポルカは、小気味の良いテンポでとても楽しい。 ただ『エルンストの想いで』は2007年のメータのほうがよりユーモアで、このCDの演奏は真面目すぎるように思う。 例年よりヨーゼフの作品が多く収録されている他、すっかりニューイヤーの定番になったヘルメスベルガーや、生誕記念としてワーグナーとヴェルディも収録されているが、個人的にはこの二人の登場は ちょっと他のプログラムと浮いていて違う気がする。 まぁ今年も十分に楽しめる1枚だと思います。
オンツアーと題されたアルバム、R.K.ウィルキンソン中佐と、イギリス空軍中央軍楽隊の演奏で収録された物で、『633爆撃隊』に始まり、『イギリス空軍分列行進曲』で終わると言う同軍楽隊の得意のレパートリーが収録されている。 ウィルキンソン中佐は1994年に同軍楽隊の指揮者になった人物だが、録音は非常に少なく、確認出来るのは他に1997年のロイヤル・フェスティヴァルのスタジオ盤位だ。 演奏は手慣れたレパートリーと言う事もあってか堂々とした演奏で良い。 録音も問題ないレベルだ。
イヴァノフスはラトヴィアを代表する作曲家ですが、非常に音源が少なく、その作品を簡単に耳にする事はできません。 このCDはイヴァノフス・エディションとして発売された物で、マリス・ヴィレルスのチェロ、イマンツ・レスニス、レオニズ・ヴィグネルス指揮、ラトヴィア国立交響楽団の演奏で収録された物です。 収録曲は、交響曲第3番、チェロ協奏曲、交響詩『雲がかかった山』でいずれも1938年の作品です。 作品は明快で民謡ベースにしたようなわかりやすい曲でとても聴きやすい。 ラトヴィア国立交響楽団の演奏はなかなか立派な演奏で、名演奏といって良いです。 イヴァノフスがいかに優れた作曲家だったのかを知るにはうってつけの1枚。
良質な吹奏楽CDを発売している事で知られる、スペシャリスト・レーベル。 このレーベルが発売しているバンドスタンドシリーズの1枚で、レイフ・ペンデルセン指揮、ノルウェー王立海軍軍楽隊の演奏で収録された物です。 本盤は名前の通り、ノルウェーの楽曲を収録しており、ハルヴォルセン、グリーグと言ったクラシックからの編曲の他、ノルウェーのマーチ王、オスカル・ボルグの知られざるマーチまで収録した、なかなか充実した内容となっています。 ノルウェーの軍楽隊は、比較的小さい編成で、本盤でも30名程の演奏で、音に厚みこそ無いものの、各パートの実力が高く、 クリアでキレの良い演奏が聴けます。 特に『ヴァルドレス』は本場の演奏と言う事もあるのでしょうが、名演です。 録音は適度な残響、音質も良く、不満のない仕上がり。 尚、このコンビで後に同レーベルにマーチ集も吹き込んでいますが、こちらも濃い内容で、おすすめです。
スティルはアメリカ初のアフリカ系作曲家として交響曲を書いた人物として知られる。 本盤は代表作『交響曲第1番(アフロ・アメリカン)』と、どちらも世界初録音『イン・メモリアル』交響詩『アフリカ』を収録した物。 作品として面白いのはやはりアフロ・アメリカン、クラシックだけではなく、ポピュラー音楽の要素を取り入れているのはいかにもアメリカらしいし、バンジョーと言った特殊な楽器が使われているのも面白い。 二つの管弦楽曲、アフリカはもっとエスニックな音楽かと思っていたが、勿論、民族的なメロディもないわけではないが、全体的には繊細で壮大なメロディが流れていく。 イン・メモリアルはタイトルから何となく分かる通り、レクイエム風の作品で、穏やかなメロディが印象に残る。 コテコテの作品ばかりではないが、聴いた感じ当たりは多い。 J.カーターとフォート・スミス交響楽団の演奏は、共感に満ちた演奏であり、理想的な仕上がり。 録音も良い。
ノルウェー近衛兵軍楽隊が毎年1枚出した自主盤の1枚です。 イヴァン・アンデンセン少佐指揮、ノルウェー近衛兵軍楽隊とオスロ・カレドニア・パイプバンド(2曲だけ)の演奏で収録されています。 北欧諸国の軍楽隊の実力の高さは有名な所でして、ノルウェーにも、国防軍や海軍の軍楽隊が知られていますが、本盤の近衛兵軍楽隊も実力は相当な物です。 珍しいノルウェーのマーチも収録されていたりします。 行進曲の演奏はさすがともいうべき手慣れた演奏です。 音質はとても綺麗です。
イギリスのミリタリーバンドの演奏を集めたCDだ。 いくつかの団体の音源が収録されており、オムニバス盤と言った所。 収録曲のほとんどが行進曲で、残りはクラシックからのアレンジ物。 演奏は色々な団体が収録されているだけあり、出来、不出来はある。 良い物としては、イギリス空軍西部軍楽隊の『エース・ハイ』イギリス海兵隊軍楽隊『ザンパ』『軽騎兵』『旧友』等。 ちなみに全て演奏団体しか書いてなく指揮者は不明。 録音年も不明だが、特に問題なく聴ける水準だと思う。 総合評価は値段相応だと思う。
邦人作曲家による吹奏楽作品のみのコンサート、饗宴。 本盤はその五回目のライヴ盤。 演奏者の大半はアマチュア団体だが、この回に初めて、陸上自衛隊中央音楽隊(指揮:武田晃)が出演している。 この団体の演奏を聴くといくらコンクール上位常連の団体であろうと、アマとプロの格の違いというのがハッキリと分かる。 なんといってもバンドのサウンドの安定感が違うのだ。 一見綺麗に聴こえるアマ団体でも、細部は雑だったり怪しかったりする所があるのだが、中音の演奏は最後までムラなく、安定した水準の高い演奏を聴かせてくれる。 また選曲についても、アマチュア団体が映画音楽調で派手、もしくはポップス風の一度聴けば十分と言った曲を多く取り上げているのに対し、渋いが良い作品ばかりを取り上げられている。 例えば、吹奏楽の基本中の基本、マーチは近年に多い歩けないコンサートマーチではなく、威風堂々とした軍楽行進曲を取り上げている所に こだわりを感じる。 アマだから駄目とは言わないが、こうもプロとアマの違いが分かる1枚という意味で貴重なCDと言えるだろう。 尚、ブレーンの録音は悪いと感じているが、このCDでもそうで、何より音のバランスが悪く、色んな楽器がごちゃごちゃして聴こえる。 クラシック系のCDで音が悪いというのは、基本的には良いとは言えないので、もう少し綺麗で優秀な録音にするようにしたほうが良いと思う。
0 people agree with this review 2013/11/16
このCDの中でよかったのはハチャトゥリアンの『仮面舞踏会』でした。 一躍有名になったあのワルツは、テンポが大きく揺れて、大変個性的。 展覧会の絵は、やや控え目ながらもロシアン・パワーが炸裂しています。 所々に見せる繊細な表現も良いです。 『フィンランディア』はロシアのオケによる演奏と言う珍しさは勿論、世間での評価は高いみたいですが、個人的にはちょっと粘りすぎた所があって合いませんでした。 しかし、CDの中で最も金管が鳴っているので、爆演好きな人には良いかもしれません。 また、CDのほとんどの曲で、打楽器が炸裂、特にティンパニの爆音は、これぞロシアといった叩き方で、モスクワ放送交響楽団の打楽器セクションの凄さを改めて実感する1枚でした。 なんだかんだいってますが、安いですし、音質も良いので、優良盤といえるでしょう。
1 people agree with this review 2013/11/16
フィリップス専属として数々の名盤を残して来たオランダ王立海軍軍楽隊の最新アルバム。 デハスケの新譜参考演奏集でクリスマス音楽を吹奏楽で演奏した物。 指揮は、2009〜2012年まで隊長を務めたハルメン・クノッセン少佐。 クリスマス音楽といっても、ヨーロッパのであるので、日本で馴染みのない曲も多く、どちらかというと吹奏楽による宗教音楽集と言ったほうが分かりやすいかもしれない。 ヤン・デ=ハーンやハンデルマンによるオリジナル曲の他、スパーク等デハスケお抱えの作曲家によるアレンジが収録されているが、どれもパッとしない。 特にハーン編曲『見よ勇者は帰りぬ』等は原曲とイメージがかけ離れていて、ハーンの自作と言った所だ。 演奏も正直な所微妙、というのもかつてのキレのある演奏を知っていると本盤の演奏は、楽譜通りの面白みのない演奏だ。 またかつてのこの軍楽隊には、やたら存在感のある個性的な低音楽器のサウンドが印象深かったが、本盤では綺麗にバンドが調和されクリアになった代わりに、これらの個性的なサウンドの音が聴けなくなったのは残念。 勿論、オランダの至宝といわれた同軍楽隊だけあり、客観的に見れば各パートの水準はかなりの物だと思うのだが。 録音は特に問題はないと思う。
日本国国歌『君が代』をテーマにしたCDはキングレコードが集めた『君が代の全て』と言うCDが既にあり、これは大変に詳しい資料がついた解説書、そして大変に貴重な曲が収録されていました。 本盤はキング盤程濃い内容ではありませんが、ビクターオーケストラによる管弦楽演奏、陸上自衛隊中央音楽隊による吹奏楽演奏というスタンダードなスタイルの演奏から、第1、第3の君が代、琴による変奏曲や、篳篥等の和楽器伴奏による本来の姿での演奏、更に山田の君が代による前奏曲といった洋楽での君が代、更に軍楽としての君が代等テーマ別に収められています。 これらの音源は、君が代変奏曲と君が代による前奏曲はキング盤と同じですが、他はCDとしては初収録音源ではないでしょうか? 君が代行進曲は、内藤清五指揮、東京消防庁音楽隊の演奏で、旧海軍軍楽隊の演奏を色濃く残した(指揮者は旧海軍軍楽隊出身)現在では聴けないスタイルの演奏で面白いです。 またその旧海軍軍楽隊の演奏も収録されており、佐藤清吉楽長指揮で、海軍儀礼曲が収録されています。 これは大変貴重な音楽でこの1曲だけでもお釣りのくる内容でしょう。 解説書は、上記キング盤程詳しくありませんが、詳しすぎてやや難解な所があったキング盤に比べ、要点を上手い事まとめたこのCDのほうが読みやすさはあります。 ステレオ録音もあるますが数曲モノラルもあります、しかし海軍軍楽隊の音源等は戦前とは思えない程状態はよく、(リマスタリングされていると言うのもあるのでしょうが)年代のわりに聴きやすいです。
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