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3 people agree with this review 2017/09/13
もともとこの椿姫,コトルバスに華がなく,特にお気に入りの演奏でもない.またクライバーのオケも室内楽的というか,blu-ray Audioで聴いてもその効果はどれほどのものか?という疑念があったが,値段が3000円程度なので購入してみた. 聴いてみたところ,予想通りであった.高音など,確かにblu-ray Audioのおかげでレンジが広がっていることは感じられるが,これによって見違えるほど魅力が増したわけでもなく,わざわざ買うほどのこともなかったというのが結論. 演奏だけなら★4つだが,blu-ray Audio盤としての魅力ということで★3つという評価. デッカの60年代ウィーンフィルの演奏は,blu-ray Audioの魅力が存分に発揮されているが,DG盤は概してダメという印象.元の録音自体が大したことがないということなのだろう.
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7 people agree with this review 2015/01/27
ブルーレイ・オーディオ盤を聴いてこの演奏の印象が全く変わった.かつてこの演奏のLP(国内盤)を期待して購入し,靄のかかったような録音に大きく落胆した.音楽雑誌では評価が高く,それにつられてか売り上げも良かったようであるが,これなら最初のコンドラシンとの演奏の方がずっと良いし,この後のハイティンクとの録音は,シンフォニックな優秀録音ですばらしく決定盤とさえ思った. しかし実は優秀録音で演奏も素晴らしかったということを今回初めて実感した.他の方も書いているが,オケは優秀に録音されているし,アシュケナージのピアノも素晴らしい.そもそもこの当時のアシュケナージは,技巧はトップレベルで若手NO.1と目されており,本人もその自覚のもと思う存分弾いていたと思う.後にポリーニが台頭し,技巧ではなく内容で勝負だというような安全運転の演奏に変わっていくが,今回聴いてみてこの当時が彼のもっとも良い演奏時代だったんだろうと思う.アシュケナージの魅力は,優れた技巧と並んで妖精のような音の美しさにある.今回の録音ではそうした彼の良さが十分発揮されており,特にパガニーニ狂詩曲でのピアノタッチは素晴らしい.彼の優れた技巧と独特の美音が思う存分繰り広げられている. 今回の盤であれば,文句なしにこの録音がベストと思う.彼の全盛期を記録した代表的な録音と言っていいように思う.
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1 people agree with this review 2012/10/28
ブルーレイのせいか,映像・音声はすばらしいし,ケースがコンパクトなのもいい.内容はまずまず.ターフェルは文句なく立派だし,ゲオルギューは年齢的な容姿の衰えは否めないが,歌・演技はまずまず健闘.文句なしのトスカとは思わないが,十分楽しめるレベルにはあると思う.問題はカウフマン.あの声でイタリアオペラは苦しい.コヴェントガーデンでは盛大な拍手を受けていたが,本場イタリアでは冷たい反応があってもおかしくないように思う.大型テノールの人材の薄さを感じた. さて問題は,購入したDVDに不具合があった.全幕最後のカーテンコールの途中(ターフェルが出る前あたり)から突然音声が出なくなった.映像は大丈夫.この不具合は自分のDVDだけの問題か,それとも商品全体の問題か? 映像は大丈夫だったことから,商品自体の不具合の可能性があるようにも思うが,フォローいただけるとありがたい.
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0 people agree with this review 2011/01/03
値段が安かったので,購入した.内容はここでの評判どおり.舞台美術はすばらしいし,歌手もまあまあなので,星2つは可哀想と思い,3つにした.とにかく演出はまるっきり?で,ひどい. ばらの騎士の献呈の場が何でキッチンなのか? マリオネットのような付け人の意味は何なのか? さっぱりわからないし,こうした演出が効果を上げているとも思えない.第3幕も元帥夫人の居間にテントを張ってレストランにしているのも,台本からしてつじつまが合わないし,必然性も感じられない. 歌手を褒めている人が多いが,確かに実力はあるとは思うが,最後の3重唱では,3人が雁首揃え叫ぶように歌っている様のアップは猛獣が3匹吼えているようで(特に元帥夫人)どうにもいただけない. これを見た後,クライバーのバイエルン盤を見たが,主役3人の女声歌手の実力の違いは明らか.どんなに叫ぶように歌っていても,そこには涙を誘うような情念の演技が横溢している.これを見ると今回の3重唱はスポーツ選手の筋力競技のようだ.歌の迫力の点でもゾフィーはルチア・ポップに到底及ばない.この3重唱では,ゾフィーがオーケストラのバイオリンのように底辺で全体を主導していく役割があると思うが,ルチア・ポップを見習って欲しい.カサロヴァは確かに歌はうまいし,縁起もいいが,角張った顔に歌舞伎役者のような化粧とつり上がった眉,大きな目で,3枚目的喜劇役者を思わせ,美男・美女による本来のばらの騎士のイメージからはほど遠い. 歌唱の点だけでも,これまでの名盤と同等では絶対ないと思う.クライバーやカラヤンの名盤の歌手は筋力勝負でも負けない上に,とびきりの情念の演技の点で比較にならない.今回の元帥夫人がギネス・ジョーンズ以上という人がいれば,お目にかかりたい.
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0 people agree with this review 2010/01/25
ポール・エリオットやエマ・カークビーの映像を見たくて買いました.30年近く前の映像なので,ホグウッドを始めそれぞれが若いのに感心しました.歌手のアップが多く,映像的にはイマイチの感もあるが,ライヴ映像ではないので,聴衆もおらず全体映像ではあまり見所がないのでやむをえない面があるのかなと思います.ただ時々工夫を凝らしたウェストミンスター寺院のすばらしい映像もあるので,映像ソフトとしての価値はあるように思います.映像面ではかろうじて☆3つでしょうか.ただし演奏はすばらしい.管弦楽と女声陣のすばらしさは現在発売されているDVDソフトの中ではトップクラスでしょう.バス歌手は有名歌手ですが,技術的には以前から感心しない人です.ただこのときはまだ若いだけあって,この人の中ではいい方でしょう.映像的にはBrilliant Classicsから出ている廉価DVDが演奏も良くこれまで愛聴していましたが,演奏重視の場合には,このDVDを聴くだろうと思います.
3 people agree with this review 2010/01/22
ここのレビューの評価がどれも高かったので,安く再発されたのを機会に購入したが,何故みなさん5つ星なのか理解不能.さすがザルツブルクだけあって舞台には金がかかっています.20世紀美術の豪華さみたいなものを感じました.ばらの騎士が白馬に乗って登場する場面などすばらしく,思わず顔がほころびました.しかし歌手の力量はどうですかね.雄弁な管弦楽にうち勝って迫ってくる歌唱はひとつもありません.クライバー盤やカラヤン盤など定評ある演奏になれている人は,歌手の存在感の無さにがっかりするのではないでしょうか.私などオックス男爵を始め,このオペラの主役はどれも難役なんだろうなと納得した次第です.また第3幕がいいという人もいますが,私など二度とみたいと思いません.トップレスの女性はまだしも,性器をブラブラさせて全裸で歩き回る男性にいたっては,びっくりすると同時に,見たくもないものを見せられてしまったと目の掃除をしたいぐらいの気持ちです.3重唱が終わり最後の場面でオクタビアンとゾフィーがベッドの上で抱き合い,それをみてファーニナルが若いというのはいいもんですなーと言い,元帥夫人が「ヤーヤー」と言うに至っては何をかいわんやです.自分の娘が若い男と抱き合っているのを目の前に見てそんなことを言う親がいますか?それを聞いて「ヤーヤー」なんてとんでもない.ブラックジョークにもなりません.演出家は何を考えているんだろうと思います. また主役の歌手の容姿ももの足りませんね.オクタビアンを褒める人もいるようですが,40の小母さんそのもので,上記名盤の歌手とは比較になりません.演技はそこそこだと思いましたが,腰から上はキュートな体つきですが,下半身は太く,太股を露出した姿は見たくないですね.第3幕に出てくる遊女と思われる大量の女性も大根足どころがカブラ大根を少し長くしたようなどっしりした下半身を露出した人たちの集団で,見ていてげんなりしました.何度も繰り返しみたいという人の気持ちがわかりません.購入されるときは,視聴してからにした方がいいと思います.
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