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1 people agree with this review 2014/10/30
これらの作品を聴いてフレニコフの音楽の特徴とは何かということをつかもうとした。 ほとんどがプロコフィエフの影響で作曲されたような印象を受ける。特にヴァイオリン協奏曲第1番・第2番にはっきり表れている。 また、ピアノ協奏曲第2番ではスクリャービンやロスラヴィッツ、ルリエなど、ロシア・アヴァンギャルド的な要素も聴きとることができる。 若くしてソヴィエト作曲家同盟の議長というポストにつき、特権階級のような生き方をしてきたイメージのあるフレニコフ。 意欲的な作品もあるが、これらの作品こそソヴィエト政府が禁止した形式主義的な音楽に感じられるのだが…。
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0 people agree with this review 2014/10/27
オイストラフやオイストラフ親子によるバッハの演奏は厳しさや鋭さはなく、穏やかでとても優しい。 バルシャイ指揮、モスクワ室内管弦団によるブランデンブルグ協奏曲の第3番の演奏は面白く感じられた。第1番はオーソドックスな演奏だと思う。 古い録音のためか、まるでレコードを聴いているようなどこか懐かしいというか柔らかい響きを感じた。
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0 people agree with this review 2014/10/23
最近のドミンゴはバリトン歌手として舞台に立つものの、オペラ歌手としては声の衰えは隠せないというのが正直な感想だ。 しかしこのアルバムでは声を張り上げるような曲はなく、力の抜けたリラックスした歌声を聴かせてくれて、まだまだ健在であることを証明している。 小編成による演奏(編曲)もいい。宗教音楽を聴くのとはまた違った癒しの音楽に仕上がっている。 ドミンゴは以前からポピュラーソングや各国の民謡を歌っていたが、今回のアルバムはそれらの中では一番成功していると思う。 『地中海の歌』とタイトルにあるように、地中海を囲む国々の歌を収録していて、言語はスペイン語、ユダヤ・スペイン語、カタルーニャ語、サルディーニャ語、イタリア語、ナポリ語、コルシカ語、ギリシャ語、ヘブライ語、アラビア語、フランス語にわたる。 今後ドミンゴにはイタリア古典歌曲やベッリーニの歌曲などを是非録音して欲しい。
0 people agree with this review 2014/10/20
ピアノ・ソナタ第3番の第2楽章ではカッコウの鳴き声を20世紀音楽風に加工したような音形がでてきて20世紀の近代都市に鳴く鳥の声のようにも思える。第3楽章はヴァインベルクらしい深い思想を秘めた音楽が素晴らしい。 ピアノ・ソナタ第5番からは当時のソヴィエトのピアノ音楽の典型的な雰囲気を感じる。 ピアノ・ソナタ第6番はこれまた素晴らしい作品だ。
子供のためのというタイトルが並んでいるが、技術的な事は別にして作品の深さから言うと大人向けだ。 子供はこれらの音楽に面食らってしまうのではないだろうか。
1 people agree with this review 2014/10/06
カバリエ、フレーニ、カレーラスと豪華な顔触れが聴き所だ。 カバリエの声柄から考えるとトゥーランドットのタイトルロールを歌うには少し軽く、リューの方が合っているように初めは思ったが、気高く冷たい性格のトゥーランドット姫でなく、うぶな感じの性格になっていたのが新鮮だった。
0 people agree with this review 2014/09/29
アバド指揮、ベルリン・フィルによる1993年11月16〜19日のライブ録音。 交響詩『真昼の魔女』では冒頭の何とも言えない柔らかい響きを聴いただけでこの作品に引き込まれてしまう。素晴らしい演奏だ。 交響曲第8番はスラブ的な憂いと美しさと大地から沸き立つパワーまで感じられる独特の作品だが、ベルリン・フィルが上手すぎてもっと人間臭さが表れている方がこの作品に合っているように思う。
0 people agree with this review 2014/09/25
スヴェトラーノフのまさに白鳥の歌となった『鐘』のライブ録音。 『鐘』はこれまであまりいい曲とは思っていなかったが、この演奏を聴いてこんなに美しい曲だったのかと気付かされた。 BBC交響楽団・合唱団の澄みきった美しい響きも印象的だ。 テノールのダニール・シトダも素晴らしい。 『アレクサンドル・ネフスキイ』は期待通りの熱演。 ただフィナーレの念押しはスヴェトラーノフらしいが、やり過ぎにも感じられる。どうなんだろうか?
1 people agree with this review 2014/09/25
ヴァインベルクのピアノ作品全集の第1巻! ヴァインベルクのピアノ作品の全てが明らかになる。 第1巻は記念すべき作品番号1を含む初期の作品を収録している。 ピアノ・ソナタは演奏時間15〜20分の作品でソナタ第2番もソナタOp.49も独特の雰囲気を持っている。 ソナタOp.49では第1楽章のテーマが不思議と「カ〜ラぁス、なぜ鳴くの?」に似ている。出て来るたびに頭の中で「カ〜ラぁス」と変換してしまった。
スヴェトラーノフとクレーメルという取り合わせにまず興味をひかれた。そして1978年4月12日の演奏会をまるまる商品化しているというのが嬉しい。 ブラームスのヴァイオリン協奏曲ではクレーメルが小さいミスをしているのに少しビックリ。 ここでのクレーメルの演奏はそれほどクレーメルらしさというか美点が現れているとは思わなかった。 ただアンコールでのイザイの無伴奏ソナタは見事だ。 しかしリムスキイ=コルサコフとショスタコーヴィチの間になぜブラームスだったのだろうか? ブラームスの協奏曲ではオーケストラは力強さよりもしなやかさというか洗練された響きが新鮮だった。 ただショスタコーヴィチの交響曲第5番となると第3楽章は美しいのだが、他の楽章は(とくに第1楽章は)全体的に薄味になっている。 第4楽章の冒頭ではオーケストラがスヴェトラーノフのテンポに必死になってついていく様子がよくわかる。 ちょっとしたミスとパワー不足に感じられる所があるのが残念だ。 リムスキイ=コルサコフの歌劇『プスコフの娘』から序曲の演奏はとても良かった。
0 people agree with this review 2014/08/29
「プロコフィエフと第二次世界大戦」と題されたティトフ指揮による管弦楽曲集。 ティトフはノーザン・フラワーズというレコード会社から「第二次世界大戦の音楽」と題されたシリーズを出していているが、違うレコード会社から同じようなテーマで出てきたのである意味ビックリ。 演奏はいずれも素晴らしい。
2 people agree with this review 2014/08/28
個性的な女性ピアニストとして現代ではマルタ・アルゲリッチやマリア・ジョアン・ピレシュらがいるがこのユージナは彼女らの元祖にあたり、彼女ら以上のエキセントリックなピアニストだ。 ユージナにまつわる逸話を思い出しながら聴くのも面白い。 バッハの「Chromatic Fantasy and Fugue」の演奏は言葉に表せないほどの深い印象を与えてくれた。 1951年10月6日にモスクワ音楽院小ホールでライブ録音されたモーツァルトの3つのピアノ・ソナタ(第8、11、14番)もいい。 ベートーヴェンのピアノ・ソナタでは第16番が素晴らしい。きびきびとした弾き方が心地良く、第29番においてもピアノのタッチがとても鮮やかだ。 シューベルトのピアノ・ソナタ第21番では、例えば騎手が馬にムチを打つかのように時折力一杯にピアノを鳴らすので壊れてしまうのではないかと驚いた。 「展覧会の絵」はユージナらしい個性の強い独特な解釈を聴かせてくれる。 チャイコフスキイのピアノ協奏曲第1番は1954年録音のライブ録音で保存状態が悪かったのかかなり傷んではいるが面白い演奏だ。 ちなみにかなりミスをしているがそれでもさすがユージナと思わせる堂々たるものだ。 キエフ・フィルハーモニック管弦楽団と指揮のNathan Rakhlinも生き生きとした演奏を聴かせてくれる。
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0 people agree with this review 2014/08/28
これはもしかしたら冗談が入っているのだろうか? と『ラ・ヴァルス』を聴いていて感じてしまった。 ラヴェルの音楽を茶化したのではなくて、ラヴェルが舞踏会にまつわる貴族的な文化を皮肉って『ラ・ヴァルス』を作曲し、それをスヴェトラーノフは読み取ったのだろうか? そんな勝手な想像をしてしまった。 ヴェルビツキイ指揮によるニ長調のピアノ協奏曲を聴いていてフト気付いたのは、この協奏曲にリムスキイ=コルサコフの序曲『ロシアの復活祭』に繰り返し出て来るロシア聖歌のコラールに似たメロディーが登場しているということだ。 ヴェルビツキイの意図なのか分からないが、このロシア聖歌のようなメロディーを丁寧に演奏させているように感じられて、この曲がまるでロシアの作曲家の作品のように響いている。
0 people agree with this review 2014/08/21
素晴らしかった。 祖国の英雄になるはずのアルリーゴが祖国の敵であるモンフォルテの息子で、婚礼の鐘の合図で虐殺が始まることを知らされたエレナの苦悩。 最後までどうなるのかハラハラして最後に祖国にとっては暴君で実は父親でもあったモンフォルテが殺される場面は感動で目頭がジーンとした。 筋とは関係のない(宴という繋がりはある)バレエ・シーンも素晴らしい。ただ30分は今の感覚だと長すぎる。(コンテンポラリー・ダンスの1曲分はある。 ) ただ、この作品はソリストとしての女性歌手は数名出てもソプラノのエレナのほぼ独占場で(後半の幕はとくに。)華やかさが少ないので、バレエ・シーンは華を添えていていいかもしれない。 全幕終わってのカーテンコールが遠くから一回だけ映っているだけで後はカットされていたが、観ない人は観ないから指揮者や合唱指揮者やらバレエ・コーチ、振付師や演出家やら舞台美術家が出て来るまで収録したらいいのにと思った。(撮っているはずだろう。)
1 people agree with this review 2014/08/20
初演された時の楽器を用いて100年前響きを再現するという事だが、予想していたよりもイメージはそんなに変わらなかった。 『ペトルーシュカ』は確かに全体的にオーケストラの響きが違うと感じたが、『春の祭典』は管楽器が吹きにくそうだと思ったのと、録音のバランスなのか昔の楽器のためか遠くで響いているような聴き取りにくい所があったりした。 単純に100年前の楽器を用いるだけでなく、演奏方法も研究したうえでのことだが、実にマニアックな企画だ。
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