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TOP > My page > Review List of レインボー
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0 people agree with this review 2013/08/02
1969年5月のカラヤン、モスクワでの伝説のライヴを復刻! これだけでも嬉しいが、価格も手に入れやすい点も大きなプラスポイント。 ショスタコーヴィチの交響曲第10番は作曲家も絶賛したというだけあって、パワー、推進力、集中力が半端なく、全てにおいて理想的なこの曲の名演の1つ。 メロディアの録音は決して良いとは言えないのだが、この録音では、録音の悪さがプラスに動いてるし、個人的には66年の乾いた響きのスネアはピンと来なかったのだが、本盤の音は生々しく迫力があって良い。 バッハのブランデンブルグ協奏曲もこの時期のカラヤンらしい快速な演奏で、聴きごたえがあって素晴らしい! CDはデジパック仕様である。
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アメリカの作曲家、クロード・スミスの吹奏楽作品集です。 吹奏楽界での知名度は非常に高いスミスですが、意外な事に作品集となるとなかなかありません、しかも国内盤となるとこれのみです。 東京佼成ウインド・オーケストラと、客演指揮者、J.M.バンクヘッド中佐によって録音されました。 バンクヘッドは当時、アメリカ空軍ワシントン軍楽隊の隊長で、本盤のタイトルにもなった華麗なる舞曲を委嘱、初演した人物でもあります。 演奏は、キレこそありませんが、実力を考え、余裕を持った落ち着いた演奏です。 スミスの作品はエキサイティングな部分と、美しい叙情的な部分がありますが、本盤は特に後者が上手いです。 しかし、唯一タイトル曲でもある、華麗なる舞曲だけはいただけません。 この曲は、文字通り各楽器の超絶的な技術が華麗に華やかに、演奏される曲で高い実力と、スリリングさを表現する速めのテンポ設定が重要です。 しかし、佼成のこの演奏は前者は問題ないとしても、後者はテンポが遅く、結果的にだれた音楽に聴こえてしまいます。 この曲に関しては期待しないほうが良いでしょう。 解説は秋山紀夫氏が担当しており、これは丁寧な仕事をしています。 録音、音質は良。 珍しい曲もあるので資料的価値も含めこの評価です。
1 people agree with this review 2013/08/02
タイトル通り、フランスの軍隊行進曲を集めたCD。 こういうのはあまり多くないし、貴重だが、このCDはおすすめしない。 まず肝心の演奏団体の記載がない。 指揮者の名前がないのはまだ許せるが、流石に何処の団体かの演奏位かは書いて欲しい。 また演奏は素人レベルと言って良い位酷い。 実際素人なのかも知れないけど、それにしても粗が多い。 ちなみに録音もそれほど良くない。 良い点としては珍しい曲が入っていると言う事位である。 しかし、よほどのファン以外にはおすすめは出来ない。
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1 people agree with this review 2013/08/01
ティモシー・レーアとテキサスA&M大学吹奏楽団による、ヘリテージ・オブ・マーチシリーズ。 名前通り、マーチを集めた物でアメリカを中心に珍しい曲を沢山収録しているのが特徴。 本盤はその二枚目にあたり、アメリカの曲の他にも、欧州の珍しい曲が取り上げられている。 ただし、演奏は1曲毎にムラがある。 どちらかというと、珍しい曲が聴けると言う資料的価値のほうが高いと思う。 貧弱な録音が多い(特にミッドウエストのライヴ!)マーク・カスタムの中では録音は適度に残響もあって良いほうです。
0 people agree with this review 2013/08/01
大阪出身の作曲家、大栗裕氏の作品集。 氏は吹奏楽作品を多数残しており、知名度も高い。 本盤はその吹奏楽曲を集めた物である。 演奏は大阪市音楽団、指揮者は木村吉宏、朝比奈孝である。 朝比奈指揮の音源は僅か2曲のみであるが、いずれも巨匠と言われるにふさわしい堂々とした演奏である。 特に原典版の俗謡は、アマチュアは勿論、プロでもこうは演奏できないだろうという、名演。 その他木村吉宏指揮の曲は資料的価値も大きいが、演奏も熱演というにふさわしい物。 少なくとも最近出たオオサカンの演奏より良いのは確か。 尚、録音はまぁ悪いと言うわけではないが、もう少し鮮明ならより良かったと思う。
アメリカ空軍ワシントン軍楽隊の名指揮者として著名なアーノルド・ゲイブリエル大佐1983年に来日して、東京佼成ウインド・オーケストラを降ったアルバムです。 パッフェルベル『カノン』ホルスト『吹奏楽のための組曲第2番』はライヴ録音、その他は普門館でのセッションです。 その中にはガブリエル大佐が初演したスミス『フェスティバル・ヴァリエーションズ』も含まれますが、これは落ち着いた演奏で、好き嫌いが分かれるかも知れない。 意外と良かったのが、ヒンデミットの交響曲、今までこの曲は苦手で敬遠していたのですが、本盤の明晰でわかりやすい演奏を聴いて少しは分かったと思います。 そういう点で良かったです。 セッションの録音は問題ありませんが、ライヴ録音は少し悪いかも。 とはいえ聴けないという程でもありませんが…
6 people agree with this review 2013/08/01
惑星で有名なG.ホルストの作品を集めたCDです。 このCDの聴きどころはまずディスク3。 ホルストの娘、イモージェンの指揮による音源。 特にイギリス空軍中央軍楽隊を指揮した、吹奏楽のための組曲は、オーソドックスで模範的、この曲の愛好者は聴いておくべき音源。 またディスク4〜6は、合唱曲を含む声楽作品集で、ホルストはこの分野で多数の曲を書いたが、あまり知られてない(私もほとんど知らなかった)ので、まとめて聴けるこのCDは貴重だと思います。 演奏はイギリス系の演奏家による物で水準は高く、録音もリマスタされているので、聴きやすいです。
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前作、ドヴォルザークの新世界交響曲に続く、ベルリン・ドイツ交響楽団とのライヴ録音は、ベートーヴェンの第7交響曲。 CDの帯によれば佐渡の大切なレパートリーであるとの事。 2011年10月にベルリン・フィルハーモニーでの録音。 前作程ではないのだが、ベルリン・ドイツ交響楽団の重厚なサウンドと、佐渡の熱いサウンドが一体となった演奏はすばらしい、特に終楽章、コーダでの熱演ぶりはこの指揮者らしい。 最後の音が終わるか終わらないかの所で観客がフライグの拍手を送っていて、ベルリンっ子を感動云々と書かれた帯の謳い文句も過剰ではないことが分かる。 ただ、不満点もあって、まず値段が高い事。 1曲で3千円越えの値段はなかなか手を出しにくい。 また私のようにSACD対応のデッキを持っていない人は、結局CD層で聴く羽目になるので、それなら高品質CDと言われるCDで発売してくれたほうが良かったと思う。 録音は問題ない水準。 まぁなんだかんだと言ってますが、気に入れば買いだと思います。
シカゴのミッドウエスト・クリニックのライヴ盤。 1991年、アメリカ沿岸警備隊音楽隊が出演したコンサートの記録で、指揮者は当時の隊長、ルイス・バックリー中佐と、ケネス・メーガン副長によります。 フィルモアの『ヒズ・ホナー』で幕を開けるこのコンサート、スパークなどのよく知られた作曲家の手による作品が収録されており、吹奏楽ファンはそちらに興味がいきそうですが、私がおすすめしたいのは最後に収録された、ジョイスのワルツ『秋の夢』とチャイコフスキーの『雪娘〜道化師の踊り』。 これは前々年にこのバンドが、ソヴィエトのレニングラード軍管区司令部軍楽隊と共演した最に入手したレパートリーと思われ、前者はロシアの軍楽隊が好んで演奏する曲ですが、ロシア以外だと本国イギリス(ジョイスはイギリスの作曲家)でもあまり演奏されませんし、チャイコは現在クレーマーの編曲で演奏される事が多いのですが、この録音時はまだ吹奏楽では知られていなかった頃であり、後に定番曲になる事を見ると歴史的な演奏と言えるのではないでしょうか。 演奏は良くも悪くもアメリカ色の強い演奏ですが、技術面では安心して聴けるのはさすがプロ。 音は悪くありませんが、録音は貧弱と言ってよく、打楽器が遠くに聴こえます。 マーク・カスタムのCDではよくある事ですが…
F.フェネルがイーストマン・ウィンド・アンサンブルと録音した数10枚のアルバムの内、マーチを集めたアルバムの復刻盤です。 本盤がオリジナル通りの選曲らしく、収録時間は30分程しかありません。 しかし短い時間ながらもなかなか濃い内容です。 ほとんどがフェネル版とも言うべき解釈で、主に打楽器に手を入れた物、個人的に曲によっては余計に感じたりするのですが、本盤ではあまりそういった物は感じません。 ミゲルの曲等は珍しいですし、そういう意味でも貴重です。 録音は1958年で古さは感じますが、年代の割には良い音質ではないでしょうか。
キングが1994年に発売したシリーズ物の1枚です。 中村ユリ指揮、東京佼成ウインド・オーケストラの演奏で、オペラの序曲を吹奏楽で演奏したCDです。 意外とプロの吹奏楽団で序曲集というのは見つかりません。 そういう点では貴重な1枚です。 さて佼成という事であまり期待せず聴いたのですが、これはなかなか良いです。 楽器がよく鳴っていますし、オケも安定していて聴きやすい。 それぞれの曲のカラーの描き方も見事です。 尚、オリジナルのCD(つまり一番最初に発売された時の)スタッフは、1990〜92年にかけて自衛隊音楽隊を起用して制作されたマーチ・シリーズと同じスタッフで、録音も同じような傾向です(ただし、録音場所の関係か低音はそれほどモゴモゴした物ではない)
0 people agree with this review 2013/05/31
ヘルメスベルガーはシュトラウスやツィーラー、コムツァーク等と共に重要なウィーン・ライト・ミュージックの作曲家で、2世はマーラーな後任としてウィーン・フィルの常任指揮者を務めたからか、ニューイヤー・コンサート等でもここ最近毎年のように作品が取り上げられていますが、本盤のように作品がまとまって収録されたCDはちょっとありません。 ヘルメスベルガーはヨハン・シュトラウスやコムツァークのように同名の作曲家が二人をおり、このCDでは主に息子の2世の作品が取り上げられていますが、1世の作品も2曲だけ収録されています。 クリスティアン・シモニス指揮、ゲッティンゲン交響楽団の演奏で、オケはドイツのオケのようです。 演奏は申し分なく、作品を知るには十分な仕上がりだと思います。 ただ、悪魔の踊り、ヘルメスベルガーの代表作とも言える曲ですが、このCDではテンポが遅めで、個人的にはもう少し速めのテンポの演奏が良かった。 録音年は1998年で、音質は良いです。
オットー・ニコライは現在『ウィンザーの陽気な女房達』のみで知られている作曲家と言って良く、その他の作品を耳にする事は難しいが、本盤はその知られざる作品を多数収録しており、貴重である。 作品として面白いのはやはりウィンザーであるが、教会祝典序曲も壮大なサウンドが聴いていて楽しい。 演奏は南ヴァストファーレン・フィルハーモニー管弦楽団は、聴いた事のないオーケストラだったが、スターンのタクトの下、なかなか健闘しており、作品を知るには十分。 録音年と発売年には開きがあるが、音は良い。
1 people agree with this review 2013/05/31
1950〜70年代の英国近衛兵軍楽隊は黄金期を迎えており、優れた演奏の音盤を多数残したが特に50〜60年代の演奏は優れた演奏が多く、未だにその輝きは色あせない物が多い。 本盤は、そんな黄金期のコールドストリーム・ガーズ軍楽隊が吹奏楽の基本中の基本、行進曲を録音したアルバムの復刻で、指揮者は名楽長として知られるダグラス・アレクサンダー・ポープ中佐。 演奏は先に述べた通り、とても素晴らしく、規則正しいテンポと打楽器や低音楽器を強調させた、軍楽隊らしい豪快で重厚なサウンドが特徴です。 名演、快演のオンパレードと言ってよく、特にブロンの代表作『勝利の旗の元に』は同曲の最上級の演奏の1つと言って良いでしょう。 録音年は1956〜1959年となっていますが、音質はなかなか良くて、そのデッカの優秀な録音は、軍楽隊の優れたを今に伝えてくれます。
1956年に録音されたこのアルバムは、吹奏楽のための作品、もっと詳しく言うなら、イギリスの吹奏楽曲を集めたCD。 指揮はフレデリック・J・ハリス中佐、グレナディア・ガーズ軍楽隊の演奏で収録。 あまり知られてない作品、しかし聴きやすく親しみやすい小品が並んでいるが、特筆すべきはホルストの吹奏楽のための組曲である。 実は本盤はフェネル盤に続く2枚目の音源で軍楽隊が演奏した物としては世界初録音となった物。 全体のバランスを考え、各楽器の主張を押さえた、ウィンドアンサンブルのサウンドのフェネル盤に比べ、このハリスの演奏は各楽器がそれぞれしっかりと主張し、それでいてサウンド自体は重厚な音色ながら軽快な仕上がりになっている。 時にトランペット等が、ミスをしているのが気になるが、録音時期を考えればたいした物といえるだろう。 最近の吹奏楽CDは演奏、企画、内容の三拍子揃って面白くないCDが増えた、と思う。(ついでに録音もパッとしなくなった!) 何故そのようなCDが増えたのか考えるとエンターテイメントとして楽しめる盤が極端に少なくなったからだと思う。 だからこそ、本盤を含む黄金期のイギリス近衛兵軍楽隊や、ブラン時代のギャルド、ファンティーニ指揮のカラビニエリ等の古い録音が今でも名演として輝いているのは、エンターテイメント作品(CD)として一流だと言う証拠なのだと思う。 録音も年代のわりに良く、優秀と言って良し、吹奏楽好きは勿論、普段はオーケストラしか聴かないというようなクラシック・ファンにも是非とも聴いて欲しい。
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