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Review List of ai 

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     2021/03/01

    どのような仕事に就いていても、「辞め時」というのは悩ましい。それが一国のトップともなれば、想像することも難しい。本書は、歴代の総理の去り際、または散り際に焦点を当てて書かれたもので、新書ではあるが小説のような感覚で読み進めることができる。政治物と聞くとしばしば敷居の高さを覚えるが、筆者の表現力の高さもあり、本書は気軽に読み進めることができる。2008年の出版であり、最近の総理は当然記載がないのだが、増補版の出版はないだろうかと期待してしまう本でもある。

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     2021/03/01

    「命の価値」は非常に刺激的なタイトルである。命は至高のものであり、他のあらゆる事柄の価値を上回るという考え方を主張するものではない。そうではなく、積極的に命に「値段」を付けよう、そのためにはどのような手続きを経るべきなのかという現実主義的アプローチの検討が本書のテーマである。これは政策決定において避けられないことであるが、いざ通読してみると緻密な(しかし論争を呼ぶ)分析がなされていることに気付かされる。

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     2021/03/01

    本書は、倫理学者の第一人者が平易な言葉で書いたもので、大学生から倫理学に関心のある社会人や高校生までが対象になるのではないかと思う。令和になっても議論の枠組みは色褪せることなく、多くの気づきが得られる素晴らしい著作であるが、当時の認識と現在の認識では若干異なる面もあり、読みながら「現在ではどうだろうか」と問いつつ読み進めると興味深く読むことができる。

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     2021/03/01

    訳書におけるタイトルの翻訳はしばしば難しい。時にはキャッチーなものとすべく、かなり無理のある名称になっているものも少なくない。本書は、原著の”The People”をそのまま『ザ・ピープル』としている。イギリスを舞台にしたものであるので、その人々の物語ということになるが、手にとってみると想像以上に分厚いことに気付かされる。読了後に「ザ・ピープル」とは結局何だったのかと考えてみると、確かにこれ以上に腑に落ちる言葉もなかったように感じられる。そんな一冊。

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     2021/03/01

    目の前にいる人が苦しい状況にあることは感情を揺さぶられる。しかしそれは判断を誤らせうることをさまざまな事例を通して、筆者は指摘する。また、共感を単純に悪いものと指摘するだけでなく、多種多様の知見の整理も行き届いている良書である。

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     2021/03/01

    著者がタイトル通り、アメリカの学校を見て、聞いて、触れて、それを体験記としてまとめたものです。著者は大学に所属する研究者ですが、研究書ではなく、ひとりの親としての体験が主となっています。そのため学術的な厳密性は多少犠牲になっているように思われる箇所もありますが、文章から伝わる臨場感はそれ以上の利点となっており、これが本書の特徴となっています。

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