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総理の辞め方

本田雅俊

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569700854
ISBN 10 : 4569700853
Format
Books
Release Date
July/2008
Japan

Content Description

権力に恋々とした吉田茂、引き際を誤った佐藤栄作、思いを貫いて辞めた小泉純一郎。戦後歴代首相の就任の経緯、生い立ち、辞任とその後など、気鋭の政治学者が「散り際」を中心に29人の首相の政治人生を綴る。

【著者紹介】
本田雅俊 : 政策研究大学院大学准教授。昭和42年、富山県生まれ。慶応義塾大学法学部卒業。内閣官房副長官秘書等の後、同大学大学院修了(法学博士)。武蔵野女子大学(現・武蔵野大学)助教授を経て、平成16年より政策研究大学院大学助教授(同19年より現職)。専門は日本政治および政策過程。「参議院の将来像を考える有職者懇談会」幹事、地方分権推進委員会審議協力員、米国ジョージタウン大学客員准教授、構造改革特区評価委員会専門委員、八戸市政策参与等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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どのような仕事に就いていても、「辞め時」...

投稿日:2021/03/01 (月)

どのような仕事に就いていても、「辞め時」というのは悩ましい。それが一国のトップともなれば、想像することも難しい。本書は、歴代の総理の去り際、または散り際に焦点を当てて書かれたもので、新書ではあるが小説のような感覚で読み進めることができる。政治物と聞くとしばしば敷居の高さを覚えるが、筆者の表現力の高さもあり、本書は気軽に読み進めることができる。2008年の出版であり、最近の総理は当然記載がないのだが、増補版の出版はないだろうかと期待してしまう本でもある。

ai さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • momogaga

    第二次世界大戦後の歴代総理大臣の就任から辞任までを記録したもの。これまであるようでなかった本。戦後の政治史も併せて勉強できました。

  • はすのこ

    面白い。歴代の総理分析。抽象度の高い内容。

  • おらひらお

    2008年初版。タイトルの通り総理の辞め方を通観したものですが、生まれや育ち、総理辞任後の様子も描かれているところがよい。著者も指摘しているように、皆それぞれ懸命にやっていたことだけはよくわかりました。あと、マスコミ対応の大切さも痛感しました。人の評価や難癖をつけることは簡単ですが、実際に行うことは難しいことをもっと知ってもらいたいものです。あと、今現在のポピュリズム政党の台頭も怖いところです・・・。

  • CapH17

    この本が出てからから数年が経つけど、総理が何回か変わった。その総理の辞め方についてどう評価するのかなと思いながら読んだ。良い形で辞める総理が少ないのは残念。

  • kabeo

    まえがきにもあるように、このような切り口で歴代総理を語ることは珍しく面白かった。「再起を目指した辞任」も多けれど、実際に総理として再起できたものはいなかったことを認識。最初の総理の頃の最後の憔悴感を思うと、安倍総理が総理として再起したのは奇跡的だと思った。

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