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0 people agree with this review 2021/06/12
日本文学に残る名作太宰治の「人間失格」は、誰もが知る作品だからこそ映像化は難しいと思っていました。主人公は酒と女に溺れて、何度も自殺未遂を繰り返してしまうダメ人間、だけどどうしてもそんな彼を放っておけない女たちが手を差し伸べてしまう。そんな太宰文学の人間臭さと人間的な魅力を演じたのが生田斗真で良かったと思える作品です。
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「もし自分の目の前にいる友人が世間を震撼させた重大事件の元少年Aだったら」現在の日本では少年は重大事件を犯しても、少年法で守られて数年後に名前すら変えて社会に出てきてしまう。だからこそこの「友罪」のような事が起こりえないと断言する事は誰にも出来なくて、生田斗真が演じる元少年Aと永山瑛太が演じる同じ職場で寮に住み友情を築いてきた同僚。2人の友情は真実を知った時どのような変化が生じるのか?という重たいテーマに対して、後悔や葛藤、恐怖、疑心など様々人間の心理を演じ切った2人の俳優としての力量が光る作品です。
海辺の町にある小さな宿に集まった個性的な人々は、なぜかみんなめがねをかけているという不思議な設定の雰囲気のある映画です。個人的には私自身もめがねをかけているので「ぜひその宿に行ってみたい」と思いました。もうその宿のインテリアだったり、出てくる食事がツボすぎてこの監督の世界観が大好きです。
原作の吉田修一の小説の面白さとW主演の妻夫木聡・深津絵里の演技力の確かさで、かなり期待して観た作品です。貧しいながらも真面目に生きてきたのに、殺人事件の犯人になってしまった妻夫木演じる殺人犯と、殺人犯だと知りながら一緒に逃亡を図る深津演じる平凡であるはずの女性。小説ではかなり丁寧な心理描写が書き込まれていて、読みごたえがありましたが分量もあったため、映像化では省略された部分も多く、原作もキャストもいい感じなのに、見ごたえはイマイチな作品になっていて残念でした。
もともと原作のコミックのファンですが、ドラマも好きでハマってしまいました。弁護士で稼いでいるけど倹約家のシロさんと美容師のケンジのゲイの同棲カップルの物語です。タイトル通り、とにかくご飯が中心に物語は進んでいって、シロさんの旬の食材を使った節約料理の数々は、美味しそうだし下手なレシピ本よりも参考になります。そして2人の食事中ののんびりした会話に癒されたり、時には親にも理解されにくいゲイ事情が深刻になりすぎずに描かれていたりと、もりだくさんの内容です。でも何があってもシロさんとケンジの2人が美味しいご飯を仲良く食べていたら、どんな問題もなんとか乗り切れそうだと思わせてくれる作品です。
歴史があまり得意ではなく、時代背景が分からないため時代モノはあまり好きではありませんが、「るろうに剣心」だけは別格です。コミックやアニメファンでも、この再現度の高さで実写版に満足出来るのも「るろうに剣心」だけかもしれません。そしてその再現度を可能にしたのが、主役の佐藤健の身体能力。剣術シーンを筆頭に身のこなしや所作の美しさに感動してしまいます。 敵がそれぞれ豪華で個性的なのも、見どころの1つだと思います。続編が公開されると聞き、過去の作品も見返したくなりました。
大学生の男女5人の青春群像劇というと、ありきたりな設定に感じられてしまうかもしれません。ですが妻夫木聡、柴咲コウ、永山瑛太を筆頭に演技力のある俳優陣がそれぞれの役柄を個性的に演じ、「こんな大学生活を送りたかった」と憧れてしまうキラキラしたドラマで、もう20年ぐらい前の作品になりますが、今でも全然色褪せずに、1番大好きなドラマかもしれません。
0 people agree with this review 2021/04/16
ポルトガル人で、大好きな日本に留学中のマルタは、お金がないので下宿先のボロアパートで自炊をする日々を送っています。でも全然悲壮感はなくて、むしろお金をかけなくても、創意工夫をする事でこんなに美味しい料理の数々が作れるの?と読んでいて美味しそうで食べたくなるレシピばかりです。しかもレシピが故郷のポルトガル料理の時もあれば、和食や旬の食材を使った料理の時もあり、日本人よりも日本文学に精通していて、小説の中に出てきた料理まで作ってしまうのはさすがすぎです。下宿先には同世代の仲間がいて、おすそ分けをしてもらったり、一緒に食事をしたり、たまにはみんなで集まって飲んだりと楽しそうな留学グルメ日記が描かれています。
毎回作品の設定が凝っている漫画家さん。今作もただの生徒と先生のラブストーリーに収まりきらない設定が面白いです。バイト先のカフェ店員・新菜とカフェの常連で駆け出しの漫画家・小田として出会った2人、お互いに好意を持ち使い始めたばかりの時に、小田が漫画家と掛け持ちで新しい仕事を始める事になります。どんな仕事なのか詳しく聞く前に、まさかの教室で今度は生徒と教師として出会う事に。小田は新菜が未成年である事と、生徒である事から今まで通り付き合えないから別れを切り出そうとすると、新菜が遮り「全部なかった事にしましょう」と提案します。そして2人は自分の恋愛感情を無視して、新菜が高校生活を謳歌出来るように頑張る日々が始まります。でも2人は関わらないようにすればするほど、どうしても関わらざる負えない状況がやってきて、N極とS極のようにひかれあう運命なら観念した方が楽なのになぁ〜と思いながら読み進めています。
作家買いだったのですが今までの作品の中で一番好きになりました。父親の借金を返済するため小説家の先生の元で、住み込みの家政婦をする事になった女子高生のふみ。小説家の先生は不機嫌そうで口も悪く怖い人に見えるけど、本当は優しい人でふみの事情を知り、ふみを丸ごと受け入れてくれる感じが年上の男って感じがして格好いいです。しかもイケメンで、不精で少し長めの髪を、無造作に一つでくくっているのがまるで俳優みたいに似合ってます。きっと本人は小説を書く事以外は何事も無頓着で、生活能力という点においてはふみの方がよほどしっかりしています。同居する事で好物や交友関係など少しずつお互いの事を知っていき、好きになっていく過程が丁寧に描かれているのがとても良かったです。
アラサー独身女子のサチが、仕事帰りに夕ご飯を作る気力もなく、コンビニでジャンキーなご飯を選んでいると、3人のお坊さんと出会いお寺でご飯を食べさせてもらう事に。お寺のごはんと言えば精進料理で肉も魚も食べられないし、味付けも淡白で健康には良さそうだけど、あまり美味しくなさそうという先入観をサチ同様私自身も持っていました。ですがお寺で出される食事が、どれも手が込んでいて美味しそうで驚きました。精進料理は旬の食材がふんだんに入っているから季節を感じられるし、しかも工夫がいっぱいで肉っぽい料理が出てきたり、普段私たちが食べない食材が出てきたり、そうかと思えば身近なカレーも精進料理として出てくるので、お坊さんってグルメだなと思ってしまいました。 実際にこのコミックは料理層が監修を行っているので、見ごたえがあります。
背が低くてガリガリな発育不良な女の子・つぐみは中学生に間違えられる事もしばしば。全然女の子っぽくなれない事をコンプレックスに感じていて、そんな自分が恋愛なんて出来る訳がないと思っています。だけどそんなつぐみが気になるのは、隣のクラスのイケメンで人気者のマサムネくん。ちょっとしたきっかけがあって、話をするようになったけど、マサムネくんは最初からつぐみをちゃんと女の子扱いしてくれます。そんな女の子扱いされる事にドキドキして、気づけばマサムネくんを好きになってしまうつぐみ。恋愛を通じて本当にタイトルどおり、どんどんかわいい女の子に変わっていくつぐみに目が離せない作品です。ちなみにマサムネくんも真っすぐな性格で大型犬みたいで、かわいい男の子なので「かわいい女の子がかわいい男の子に恋をするかわいいお話」だと言えます。
0 people agree with this review 2021/04/15
スパイの父親、殺し屋の母親、そして人の心を読む能力がある子供の3人がそれぞれ思惑を抱えて偽装家族を演じています。仕事は有能なのに、家族を演じる事は破滅的に下手くそすぎて、本人が真面目であればあるほど傍からみると完全にコメディで笑ってしまいます。1巻が家族が終結する出会い編でしたが、2巻目は偽装家族を演じる事になったきっかけの名門イーデン校にアーニャが無事合格した事で、新キャラも登場しますます面白さも加速しています。ニヤニヤしながら読んでしまうので、外では読む事が出来ない要注意な漫画です。
タイトルだけで内容を全て表している本です。著者は朝活のコミュニティーを運営している方で、仕事もバリバリとこなし、人生が無敵だと言い切ってしまえるほど充実感は凄いと思う。確かに夜22時に寝て、朝5時に起きて2時間朝活してから、一日がスタートすれば自分の人生も何か変わるのかもしれない。そして本書には朝活をするために、夜早く寝る方法だったり、朝活が出来ない時のライフスタイルの見直し方など分かりやすく書かれてあります。でもこの手の本は、基本的に朝活が実践できる人が書いていて、朝活が実践出来ない人の習性が分かってないと読んで思ってしまいました。書かれている内容は確かにすべてが正論なんだけど、朝活が出来る人種はこの手の本を読まなくても出来るし、朝活が出来ない人種はこの手の本を何冊読んでも出来ない。そして自分は後者の人種に属するってもう分かっているのにまた本を手に取って読んで、出来ない自分にガッカリしてしまいます。
YouTubeで毎回リベ大の動画を見ている人は、知っている内容が多いと思います。ただ老後のお金が不安だし、これからお金の勉強をしたいと思っている人には、最初に読んで欲しいお金の本です。学長が動画で必ずいう「貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う」の5つの力をどうやって身につけたらいいのか、具体的に書かれてあるので、とても分かりやすいと思います。他のお金の本の場合は、お金を増やすための投資の本、稼ぐために仕事のスキルや副業のやり方が書かれたビジネス本など、1つのジャンルで1冊の本にまとまっている事が多いですが、実際にお金について学ぼうと思ったら、1つのジャンルに偏った知識ではなく、総合的な知識がまず必要だと思うので、この本で総合的に学び、自分が特に興味を持ってもっと知りたいと思ったジャンルがあれば、次にジャンルに特化した本を読むと理解度が深まります。
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