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TOP > My page > Review List of レインボー
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1 people agree with this review 2012/05/11
日本クラウンが発売していた、吹奏楽による管弦楽曲、交響曲シリーズの3枚目にあたるCDです。 このCDではリムスキー=コルサコフの名曲、『シェエラザード』とオルフの代表作『カルビナ・ブラーナ』を収録しています。 シェエラザードは解説の赤松文治氏によれば、吹奏楽版の全曲はこの盤が初めてとの事。 ハインズレー編曲による楽譜を使用しております。 カルビナ・ブラーナは、ムーレンホート編曲による版で、この譜の録音は珍しいのではないでしょうか。 演奏は航空自衛隊航空中央音楽隊、指揮は航空中央音楽隊長、進藤潤2等空佐による物。 どちらかと言えば、シェエラザードの方が演奏は良いのだが、その確かな演奏は音楽隊ならではだろう。 このシリーズを含め、日本クラウンの特に自衛隊音楽隊を起用したCDは録音が素晴らしく、細部までクリアにかつ迫力があって良いです。
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1 people agree with this review 2012/05/10
イギリス生まれのアンソニー・ブラモルと、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団と言う組み合わせで、1987年に、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団コンサート・ホールでの録音された物。 ナクソス活動初期に、エース格で録音していた3大スロヴァキアオケ勢のうちの一つの演奏だが、正直これといった物はなく、聴けなくはないが、名盤が多いカルメン、アルルの女の音源では、おすすめ出来るとは言えない。 カタログを埋めましたと言った感じだ。 音は悪くないが、現在のナクソスの録音に比べたら少し聴き劣りするかもしれない。 基本的に廉価で名盤が出回ってる現在では、余程のビゼー・ファン向きだろう。
0 people agree with this review 2012/05/09
ナクソスが発売している、スーザの吹奏楽集もついに10弾となりました。 指揮はおなじみのキース・ブライオン、演奏は前回から登場の、ノルウェー王立海軍軍楽隊です。 マーチは今回控え目で、そのかわりに組曲や序曲等、純粋な吹奏楽曲中心の選曲です。 ブライオンの指揮はゆっくりとしたテンポで、ほとんど演奏される事はないので、資料として聴くならまぁ悪くはないでしょう。 音質は良。
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0 people agree with this review 2012/05/08
キング・レコードが1980年代後半に録音したマーチ・シリーズの一枚。 ヨーロッパ・マーチと言う事で、フランスを中心にノルウェー、イタリア、スペイン、オランダ、スイス、ベルギーのマーチを収録している。 収録曲は本場物でも録音が少ない曲もあり、そういう点では貴重なCDだと言える。 演奏は、陸上自衛隊中央音楽隊(指揮:野中図洋和2等陸佐、船山紘良2等陸佐) 海上自衛隊東京音楽隊(指揮:竹村純一2等海佐) 航空自衛隊航空中央音楽隊(指揮:進藤潤2等空佐) による物。 海上自衛隊と航空自衛隊は1曲ずつ、残り18曲は陸上自衛隊が演奏を担当している。 プロなので、どの楽団も技術力での不満はないが、CDの大半を占める陸上自衛隊中央音楽隊の演奏は当たり外れが多い、反対に海上自衛隊は覇気のある演奏で良かった。(航空自衛隊は普通) 1988〜1989年、入間市民会館での録音で、このシリーズの特徴である低音がもごもごした録音が印象に残るが、当時の最新デジタル録音であるので、ノイズ等はなく、 まぁ良い音質と言えるかと思う。 マニアックな内容ではあるので、万人向きではないかも知れないが、マーチファンは持っておいて損はないだろう。
6 people agree with this review 2012/05/07
オペレッタの父とも言われるジャック・オッフェンバック。 彼はホフマンの舟歌や天国と地獄のカンカンで有名ですが、これまで激安ボックスCDはほとんどなく、ここに来てようやくと言った所です。 このCDに使われた音源は古くて1916年、新しくて1980年とかなり開きがありますが、ほとんどは50年代の物です。 それぞれの演奏を簡単にレビューします。 ロゼンタール編曲のパリの喜びは、1954年にフィードラー&ボストン・ポップスのコンビでRCAに録音された名演と名高い音源で、現在は本家からも出ております。 アメリカのオケらしい速いテンポのお祭り騒ぎ的な演奏はなかなか良いです。 二枚目は序曲集でこれは様々な指揮者の音源を集めた物。 中にはちょっと珍しいオペレッタの序曲も。 演奏についてはピンからキリと言った所だが、味はある。 レイボヴィッツ&パリ・フィル及びパドルー管のコンビで録音された、『天国と地獄』『美しいエレーヌ』『ジェロルスタン女大公殿下』はレイボヴィッツの名盤と知られる音源で、またそれぞれのオペレッタの名盤としても知られており、その演奏は聴いていてとても楽しい物です。 天国と地獄は全曲、他はハイライト。 モラルト&バイエルン放送響の『ホフマン物語』は以前全曲盤が出ていましたが、現在入手難なのでハイライトとはいえ、収録は貴重です。 演奏は、うーん普通と言った所でしょう。 カルヴァン&カルヴァン管の『青ひげ』も全曲盤がありドイツのとあるレーベルから出ていますが、こちらも入手難なのでハイライト収録のみとはいえ貴重。 カルヴァンはオッフェンバックを始め、様々な作曲家のオペレッタを中心に録音を残していますが、この青ひげ自体録音はあまり見かけません。 なかなかローカルな演奏で、これはこれで良いなと思います。 9、10枚目のアリア集はアコースティック録音時代からステレオ時代まで幅広くいろんな歌手の音源を収録、これらは名演もありますけど、やはりピンからキリでしょう。 音質は年代を考えれば悪くありませんが、古い録音なのでそれなりに傷はあります。 また、ほとんどの音源は一度はCD化されており、オッフェンバック・ファンなら大抵の音源は所有しているでしょう。 結論として、余程のオッフェンバック・ファンか、音質は気にしないからとりあえず、色々聴いて見たいと言う方向き。 尚、CDはこのメーカーの他のCDと同じく、厚紙に入っています。
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0 people agree with this review 2012/05/06
このCDはヨハン・シュトラウスを初めとしたウィーン・ライトミュージックの名曲を吹奏楽に編曲して収録したCD。 使用楽譜は全部市販されており、参考演奏集としての一面ももつ。 同種のCDはデ・ハスケ(W.ラツェクconドイツ連邦軍軍楽隊)も出しているが、デ・ハスケ盤は吹奏楽演奏のみだが、こちら(このCD)は吹奏楽とソプラノの共演があるのが大きな特徴だ。 トニー・ショール指揮する、バーデン=ヴュルテンベルク州警察音楽隊が演奏をしている。 この団体はドイツの警察音楽隊の中でも歴史のある団体のひとつで近年活発に録音活動をしている。 このCDでは日頃から良くこの手の作品を演奏するのか手慣れた感じは伝わってくるし、聴いていてとても楽しい物だった。 楽譜のアレンジも原曲を意識したようで違和感はそれほどない。 録音については最新録音ゆえ不満はなく、是非ともウィーン・ライトミュージックファンや行進曲ファン、吹奏楽ファンその他多くの人に聴いて貰いたい一枚。
2 people agree with this review 2012/05/05
19世紀ウィーンで活躍したオペレッタ作曲家、F.V.スッペの序曲集です。 ズービン・メータ指揮する、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による演奏です。 選曲はスッペの有名な作品をチョイスしながらも、『ウィーンの歓喜』『タンタルスの苦悩』と言ったあんまり演奏されない曲まで取り上げられております。 演奏については一流所しかも本場物とあって、メリハリがあり、とても素晴らしい演奏、怪盗団では楽譜にはないギターを追加していたりとこの盤ならではの楽しい聴き所もあります。 録音はかれこれ20年はたっていますが、音は良いです。
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1 people agree with this review 2012/05/04
ロシアの名曲でも特に民族的な作風の曲を集めたのがこのCDです。 フェドセーエフ指揮する、モスクワ放送交響楽団が演奏を担当しています。 最近のこのコンビの演奏は美しいと言っても良い演奏ですが、このCDの録音が行われて時期はまだ良い意味でロシアらしさが残っていた時期の物で、なかなか面白い演奏です。 イヴァノフの『コーカサスの風景』は全曲収録で、国内盤では今現在唯一の、輸入盤を含めても数少ない現役盤の一つとして貴重でしょう。 音質は当時のロシア録音なら良い音質です。
0 people agree with this review 2012/05/03
ブライアンという聞いた事のない作曲家の作品はどんなのかというのが半分、後はオケ目当てで購入しました。 この作曲家はゴシックという題の果てしなく長い交響曲で有名だそうですが、交響曲は2曲とも25分前後、管弦楽曲で11分程というコンパクトな作品から入るのが良いかと思い当盤を手に取りました。 しかし曲は正直いって、何だか良くわからない晦渋で取っ付きにくい作品でイマイチでした。 A.ペニー指揮する、ウクライナ国立交響楽団の演奏はまずまずと言った所ではないでしょうか。 元々はマルコポーロで発売されていた音源をナクソスに移行したCDで、1994年録音ですが、音質は良いです。
1 people agree with this review 2012/05/02
ブリリアントは良質なCDを大量に出していますが、このCDもその一つ。 ハチャトウリアンの『ガイーヌ』と『スパルタクス』と言った代表曲を収めたCDで、スヴェトラーノフと、ボリショイ劇場管弦楽団が演奏しています。 2000年の録音で、音質は問題ないレベル。 CDを再生すると、最初はこの指揮者にしては普通だなと思ったのですが、聴き進めて行くうちにスヴェトラーノフの作りだす世界に引っ張られてついつい聴きいってしまいます。 ただ、初めてこの曲を聴く人には向かないかも知れないですね。 他にも名演はありますし、この盤は何枚か聴いて来た人向きかも。 廃盤になった音源が安価で手に入るというのは嬉しいのですが…
0 people agree with this review 2012/05/01
20世紀の巨匠シリーズの、マルケヴィチ編。 マルケヴィチが1962〜63年にかけてソヴィエト(当時)のモスクワで録音した音源の復刻。 声楽曲を主にした珍しい選曲。 オーケストラは、ソヴィエト国立交響楽団(ブラームス、コダーイ)モスクワ・フィルハーモニー交響楽団(ストラヴィンスキー)で、ソヴィエト国立交響楽団と共演した音源はまずまずと言った所だろうか。 それよりもモスクワ・フィルとの詩篇交響曲が素晴らしく、オケ、合唱とも熱の入ったすばらしい演奏である。 何より金管の咆哮はロシアオケならではだろう。 先に書いた通り60年代の古い録音だが、音質はそんなに悪くないと思うし、十分聴ける範囲だと思う。
0 people agree with this review 2012/04/30
カール・ヤイトラーと、フィルハーモニック・ウィンド・オーケストラ・ウィーンはカメラータトウキョウからウィーン音楽のCDを発売しているが、このCDは1996年に録音された物で、前半はリヒャルト・シュトラウスの作品を、後半は音楽史に名を残す大作曲家のブラス作品(編曲を含む)を収録している。 ストランスキーを独奏に迎えたホルン協奏曲が前半のハイライトだが、プロイセン流の筆で書かれた国王行進曲も面白い。 後半は、余程のマニアでもない限りでは知らないような曲もあり、資料的価値は抜群。 演奏も柔らかいサウンドで耳に優しく、さらに音楽は一流かつ、価格も高くないという優れもの。 誰でもおすすめというわけではないのだが、収録曲に興味があれば間違いなく買いだろう。 音質も良好。
0 people agree with this review 2012/04/29
ロッシーニのピアノ作品を集めたシリーズの三枚目、こういう珍しい作品が安価で聴けるのがナクソスのよい所だろう。 いずれの曲もだいたい5分前後の小品で、堅苦しさのないサロン音楽のような気軽な曲調だが、時々出てくるアリアのようなメロディは喜劇オペラの大家、ロッシーニならではだ。 マランゴーニというピアニストの演奏も良いと思うし、何より曲を知るには十分。 音質も新しい録音だけあって良い。
1 people agree with this review 2012/04/28
毎年秋に行われるイギリス空軍の音楽祭、以前はライブ盤がリリースされていたのですが、この1997年からアックスブリッヂでのスタジオ録音に変わりました。 ライブ録音の熱気はなくなった物の、ミスも無くなり、演奏の充実度は上がりました。 ただ録音は旧式のままのようで20ビットリマスタリングもされておらず、翌年以降に比べ少し悪いです。 選曲面で珍しいのは、マーチング・ウィズ・スーザで、まぁ題名から分かる通りスーザのマーチのメドレーなのですが、なかなか音源のない曲ゆえ、貴重です。 また吹奏楽ファンにはC.T.スミスのフライトの数少ないプロの演奏という点でも貴重ではないでしょうか。 これら全15曲を、イギリス王立空軍合同軍楽隊が、R.ウィルキンソン中佐指揮の元演奏しています。(尚、T9〜T11はスクアドロン軍楽隊による演奏) 1997年はアメリカ空軍50周年記念と言う事もあってか、アメリカの楽曲が多く取り上げられているのが大きな特徴です。 演奏についてはもちろん、不満のない出来です。
2 people agree with this review 2012/04/27
グラズノフ管弦楽選集の最新盤。 といっても元々はマルコポーロ・レーベルで発売されていた音源の復刻(マルコポーロには他にもグラズノフの秘曲集とも言える音源がある。復刻しないだろうか) この『恋愛合戦』は初めて聴いたが、グラズノフらしい美しいメロディが随所に流れ、なかなか良かった。 演奏は、ルーマニアの、ルーマニア国立フィルハーモニー管弦楽団で、ナクソスで東欧オケ(特にスロヴァキア)の演奏はイマイチだったりするが、このCDは可もなく不可もなくと言った所で、名演とは言えないが、あまり知名度のないこの曲を聴く上では十分な水準だと思う。 1986年の録音で、音質は良好だと思います。
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