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Review List of スノーボール(豚) 

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  • 2 people agree with this review
     2009/04/25

    最近の一音一音全てを意識的に磨き上げるような、神経症系演奏の対局にある、大らかなフレージングによるモーツァルト。もっぱらラヴェルとショパンで知られていたペルルミュテールではあるが、録音は古いものの、自然な感興で大きな音楽を紡ぐことができた時代の貴重な証言と言えよう。ウィーン古典派の流れを汲む一連の「正統的」なドイツ系の演奏とは明らかにムードからして異なるが、開放的な感覚の演奏は決してモーツァルトであることを否定するものではなく、自然に豊かな感覚に身を委ねて行けばそれで良い。

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     2009/04/25

    残念ながらいくつか指摘されている通り、音像が若干ぼやけた録音で、ペルルミュテールのショパンに較べても古めかしく響くが、残響が多いのはウィアストン・レイズのニンバススタジオで録音されたピアノ演奏全般に共通するものだ。比較的デッドな録音環境が多いピアノ独奏録音としては異例なものだが、ペルルミュテールの芸術を鑑賞するのに大きな問題はない。ステージに出てくるにも、本当にこんな状態で演奏ができるのか不安になるような心許ない足取りで登場するものの、ピアノの前に着座するや驚くほどの透明感ある美音を紡ぐ彼の、これはライブ

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     2009/04/24

    オルガン伴奏による第2版の演奏。曲数こそ揃っているものの、合唱が不安定で感動がなく、あまりお薦めできる盤ではない。

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     2009/04/24

    小編成アンサンブルの第3版による演奏。発売されてから随分になるが、決して色褪せることのない秀演といえる。若干寒色系のアンサンブルは教会合唱ならではの音色の同質性を生かした澄んだ響きで、宗教的な癒しの世界を余すところなく表現している。4つのモテットが全て収録されている点もお勧め。

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     2009/04/24

    合唱にやや不安定な部分はあるものの、寡作な名匠デュリュフレの合唱作品が概ね納得できる水準で網羅的に揃えられている点は大きく評価できる。作品番号を付された最後の作品「主の祈り」に至るまで、存分に堪能頂きたい。

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     2009/04/24

    正直なところ、あまりお薦めできない。テープの劣化が進んでおり、1962年にしては期待を裏切るようなレベルの音質に留まっている。ジュリーニの演奏もフォーレに期待するよりはややドラマティックに響く箇所があり(リベラ・メ)、フランス風の肌合いとは様相を異にする。ジュリーニにしても、バリトンのスゼーにしても、より音質の優れたスタジオ録音が存在しており、敢えて本盤を選ぶ積極的な理由は残念ながらない。

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