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Review List of レインボー 

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     2010/04/23

    クラシックの名曲を本で読み、CDで聴くという本。
    本のほうは、他の物と同じく、曲のエピソードや蘊蓄が書いてあり、読みやすく、分かりやすい文章。
    CDのほうは、大曲は本の題名通り、さわりだけだったりするが、小品は全曲入っている物が多い。
    演奏も安定した物。
    クラシック初心者向き。

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     2010/04/23

    前作に漏れてしまった作品を収録していて、前作がわりと交響曲やピアノソナタといった大曲中心だったのに対し、この本ではオペラや小品中心です。
    本の内容は曲のエピソードや蘊蓄で読みやすく、分かりやすい。
    CDのほうは様々な演奏家による物で、中にはこのCDでしか見掛けないような音源も・・・
    クラシック初心者には優しい作りだと思います。

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     2010/04/23

    バッハの名曲を本で読み、CDで聴くという初心者向きの本です。
    本は曲の解説とバッハに関するエピソードや蘊蓄が乗っておりこれだけでも十分資料にもなるレベル。
    初心者向きという事もあってか、分かりやすく読みやすい。
    収録された曲はオルガン曲からあまり有名とは言えない宗教曲まで収録されています。
    CDの音源はユニバーサル・ミュージックの音源を使用して、また演奏陣もバッハを得意とした人物や団体による演奏が多いのも嬉しい。

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     2010/04/23

    オペラの名曲を本で読み、CDでさわり聴くという物。
    収録されているオペラはアイーダ、椿姫、トスカ、カルメン、ホフマン物語、魔笛といった有名なオペラで、ストーリーやオペラや作曲家に関するエピソードが一つ最低2頁にわたって分かりやすく書かれています。
    ただ、ほとんどはよく知られたエピソードだったりするので、初心者向きと言えるでしょう。
    CDはさわりのみ、つまりオペラ全曲は入っていませんが、収録されたアリア等はほぼ全て収録されています。
    音源はデッカをはじめとしたユニバーサル・ミュージックからの物で、演奏陣は、カラヤン、ボニング、マリナー、ウィーン・フィルやアカデミー室内管弦楽団といった一流の演奏家による名演と言われる物ばかり。
    中には廃盤となって手に入りくい音源もあります。

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     2010/04/22

    ショスタコーヴィチの第5番交響曲とミャスコフスキーの第19番交響曲が収録されています。
    ショスタコーヴィチのほうは元々オーケストラのための作品を吹奏楽に編曲した物で、原曲と雰囲気が違う部分もあり、演奏もイマイチに思う部分もあります。
    一方、ミャスコフスキーのほうは元々が吹奏楽のための作品であり、演奏も自然で力の入った演奏です。
    またこの録音、ちゃんとサクソルン系の楽器を使用したオリジナル版で録音されているのもポイント。(解説書によればソヴィエト国防省模範軍楽隊のミハイロフ隊長から贈って貰った楽譜を使っているとの事)
    元々ロシア系演奏家以外に録音のないこの曲をこの水準で聴ければ十分です。
    解説書も詳しく書かれており、これで3000円は安いです。

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     2010/04/20

    クラシック音楽で戦いをテーマにした曲を集めたCD。
    なんと言ってもそのマニアックなまでの選曲がすばらしい。
    ベートーヴェンの軍隊のためのマーチや、リストのハンガリー突撃マーチ、イワノフのグルジアの戦いといった大作曲家の知られざる曲が聴けるというのがまず嬉しい。
    ついでにフォルクマンという謎の作曲家の作品も聴けるのがグッド。
    演奏は安定した物で、丁寧に演奏されています。
    録音も良好と言って良いレベル。
    この内容で1000円弱という価格なら十分買いです。

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     2010/04/19

    シュ・センジの作品集。
    CDの冒頭、祝典序曲は全編にわたって中国風のメロディが出てきて、かなり聴きやすい。
    1958年の作曲でさしずめ中国版社会主義リアリズムの音楽と言った所だろうか。
    一方1986年に作曲された交響曲は祝典序曲を作曲した同じ作曲家と思えない程現代的な作風で、ちょっと長い。
    上海フィルの演奏はなかなかの好演。
    録音の少ないこれらの曲を聴く上で問題ないレベル。
    録音も良好。

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     2010/04/19

    リチャード・ヘイマン指揮スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団による、マーチ集。
    演奏自体はヘイマンの一部の曲のテンポとオーケストラの水準が気にはなる物のの、十分聴けるし楽しめるレベルだと思う。
    それよりもあまり録音のない、ニューマンや珍しいヴァルドレス行進曲の管弦楽版といったその選曲がすばらしい。
    ちなみに収録されている曲の中でチャイコフスキーの荘厳な行進曲というのは、戴冠式祝典行進曲のことだった。
    録音もやや難はあるが、問題ないレベルだと思います。

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     2010/04/19

    柳の花という聞きなれない曲があったので買ってみたら、ウィロー・ブロッサムズ(第2集に収録)と同じ曲で既に所有済みだった。
    音質もそんなに変わらない。
    音源はナクソスのスーザ吹奏楽作品集からで、オリジナル盤は現在も手に入るが、500円という価格でマーチ以外の曲も入ったCDと言うのはなかなかなく、これはワーナーのスーザマーチ集と共にスーザ入門にぴったしのCDだと言えます。

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     2010/04/18

    おもちゃの交響曲を別にして作曲家としてはほとんど知られていないレオポルド・モーツァルトの作品を集めた好企画盤。
    演奏はどれも丁寧に演奏されていて安心して聴けるレベル。
    音源はナクソスの物で探せばオリジナル盤が今でも手に入りますが、国内盤でこれだけの内容、かつ解説書付き、しかも500円という価格は驚異的です。
    録音は古いのは1987年から新しいのは2007年まで幅があり、古いのは少し悪いのですが、聴けないというレベルではないでしょう。

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     2010/04/18

    マ・シチェン(?)という作曲家の交響曲第2番と山林の歌という作品が収録されています。
    交響曲は前半はソヴィエトの様々な交響曲を合わせたようなメロディで、ショスタコを初めとした様々な作曲家のそれと思わせるメロディが部分的に、後半は絵に書いたような中国風のメロディが出てくる作品でちょっと作りは雑な物の、それなりには楽しめます。山林の歌は中国的なメロディが続く曲。
    どちらも分かりやすい作品なので初めて聴いてもそんなに違和感はないと思う。
    上海フィルの演奏は初めはイマイチであるが、時間がたつにつれてパワーのある演奏になる。
    録音の少ないこれらの曲を聴く上で十分水準に達していると思う。

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     2010/04/16

    すべてヴァイオリンと管弦楽の作品。どの曲も聴けば納得、いかにも中国といったメロディばかりの曲で分かりやすく、聴きやすい作品。
    メインのヴァイオリン協奏曲のようにちょっと長く退屈になる曲もあるが。
    西崎さんはこのヴァイオリン協奏曲を何度か録音しているようであり、この録音でも共感に満ちた演奏。
    上海音楽学院交響楽団は木管が少し弱いが、自国の音楽だからか、こちらも共感に満ちた好演です。
    録音も良好なレベルです。

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     2010/04/16

    ショスタコーヴィチの第10番交響曲、カラヤンは当盤を含め、3回録音しているが、私が聴いたのはこのレビューを書いている現在、当盤のみ。
    ベルリン・フィルの演奏はいつもながら精密でビシッと線の揃った演奏でパワーもある。
    十分凄いと言えるレベル。
    ストラヴィンスキーの曲は初めて聴いた曲なのでよくわからないが、安心して聴けるレベルではないかと思います。
    録音は1966年(ショスタコーヴィチ)1970年(ストラヴィンスキー)と古めではありますが、これも十分聴けるレベルです。
    値段が安いのも良い!!

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     2010/04/15

    インバルとウィーン交響楽団のショスタコーヴィチ交響曲全集からの分売。
    インバルの演奏は純音楽的で悪くないと思いますが、ウィーン交響楽団がパワー不足に思います。
    特に金管。
    第二楽章はもう少し、疾走感も欲しいのですが、インバルにそれを求める事自体間違いかも。
    録音自体は新しいだけあり、良いのですが、少し音が小さめに思います。
    ただし聴いてるうちに気にならなくなりましたが。

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     2010/04/15

    オペラの序曲を中心とした序曲集。
    演奏はモスクワ交響楽団。
    指揮者はアントニオ・デ・アルメイダ。
    選曲自体はワーグナーやヴェルディといった有名作曲家の作品ばかりでそれほど目新しい物はない。
    演奏は元気よく、勢いのある演奏で悪くはないと思うが全体的には普通。
    ナクソスの初期の録音のためか、録音が不鮮明で金管だけが別撮りのように浮き出てしまい、反対に弦は遠く、金管が鳴っている時には埋没してしまっている。
    ちなみに1993年の録音で指揮者の晩年の頃の録音。
    没後10年以上たったアルメイダだが一向に復刻されそうにないので、そういう意味では貴重なCDなのかも知れない。

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