please enable JavaScript on this site.
Guest
Platinum Stage
Gold Stage
Bronze Stage
Regular Stage
Buy Books, CDs, DVDs, Blu-ray and Goods at HMV&BOOKS online
Advanced Search
TOP > My page > Review List of レインボー
Previous Page
Next Page
Showing 1816 - 1830 of 4929 items
%%header%%
%%message%%
2 people agree with this review 2017/12/31
スッペの喜歌劇の序曲と行進曲を集めたCDです。 ここの所シャンドスにワーグナーの管弦楽曲集やマスネやイベールのアルバムを制作したネーメ・ヤルヴィが、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団を指揮して録音したアルバムです。 スッペの喜歌劇の序曲集は昔から隠れた売れ筋なのか結構出ています。 『軽騎兵』『美しきガラテア』『詩人と農夫』はほぼどの序曲集にもありますが、それ以外は結構指揮者によって様々で定番ばかりで選曲する人や、珍しい曲を入れる人等様々。 『愉快な変奏曲』や『丘を上り谷を下って』等を収録したヤルヴィのこの盤は後者に属するタイプであり、マルコポーロのスッペ作品集でも買わないと聴けないような珍しい作品が揃えられているのが嬉しい所です。 スッペの序曲集はオーケストラが豪快に鳴らすオーケストレーションをしているためか、骨太な音楽を作る指揮者が比較的多いように感じます。 ヤルヴィのこの演奏もイギリスのオケから豪快かつメリハリの効いた演奏をしており、録音も鮮明かつ音質も良いので、興味があればおすすめの一枚です。
2 people agree with this review
Agree with this review
1 people agree with this review 2017/12/30
ナクソスのスーザ吹奏楽全集もついに17枚目。 このCDに収録された曲の殆どは行進曲以外のオペレッタからの作品やフモレスケといったかなり珍しい作品が中心です。 殆どの人が耳にした事のない作品ではありますが、パロディ的に知られた作品のメロディーが引用されていたりするので意外とスッと耳に入ってきます。 唯一の行進曲は『パン・アメリカン』ですがこれは、南米諸国の国歌をメドレーにした変わり種の曲で全曲で40分程の世界で最も長い行進曲のはず。 ちなみに初録音との事ですがかつて日本クラウンが発売したスーザ行進曲全集に収録された、吉永雅弘3等陸佐指揮、陸上自衛隊第1音楽隊の演奏が世界初録音じゃ…? 指揮者は何時もと変わらずキース・ブライオンが担当していますが、演奏団体が ギルドホール・シンフォニック・ウィンド・バンドに変わっています。 イギリス王立砲兵隊軍楽隊→ノルウェー王立海軍軍楽隊→スウェーデン王立海軍軍楽隊→イギリス王立空軍中央軍楽隊→オランダ王立海軍軍楽隊と、軍楽隊による演奏が続いた当シリーズで初めて民間のバンドの演奏ですが、技量も申し分なく、スーザの魅力をたっぷりと味わえる演奏となっています。 録音も残響豊かな所は変わっていません。
1 people agree with this review
0 people agree with this review 2017/12/29
ジム・W・テーラー大尉指揮、イギリス王立陸軍兵站師団軍楽隊による演奏で、「行進曲ファンのためのコレクション」という題されたアルバム通り行進曲を集めた内容である。 タイトル通り行進曲が好きな人なら驚くような大変珍しい選曲が大半を占めて、このCDの一番の売りとなっている。 そのうちイギリスが殆どで後がアメリカ、ヨーロッパと続く。 演奏はイギリスらしい重心の低い演奏で、一曲ずつの完成度は水準に達しているが、良くも悪くもどれもがイギリス的で通しで聴くと少し飽きやすい事と、時折楽団の技量に難があるのが難点(但し全体的にはそこまで酷くはない) 録音はバンドリーダーの録音とよく似ているなと思ったが、レコーディング・エンジニアが同じ人物なのを見て納得、硬めのサウンドに残響が付いた録音で問題なし。
0 people agree with this review
今、発売されているファンファーレを集めたCDは大ざっぱに分ければ、実用を重視したアルバムと鑑賞を重視したアルバムの2種類だと思います。 しかし、前者は実用性を重視するあまり録音用の団体によるまずい演奏だったり作品の質に問題があったり、後者はクラシックの作曲家による作品や演奏団体による立派な仕上がりになっているのに対し実用に向くのか?と思う作品があったり、ともかく実用性を伴いながら鑑賞に向くアルバムが今まで殆どありませんでした。 このCDはその中でも珍しく実用性を保ちつつ鑑賞にも行ける希少な一枚です。 ハリー・フリーグ大尉指揮、アメリカ第5空軍軍楽隊の演奏で収録されています。 元々は昭和30年代始めに発売されたLPが原盤で、CD時代になって運動会用CDに何曲か復刻されるも纏まった復刻はこの盤が初めてです。 収録されたファンファーレは大きくわけてクラシック作品の中で演奏されるファンファーレと最初からファンファーレとして作曲された作品で、後者の部類の作品は大変珍しい曲が多く貴重な物となっています。 アメリカ第5空軍軍楽隊というのは平たく言えば在日米空軍の軍楽隊で、一見するば管楽器も含んだ編成に思えますが、金管+打楽器という式典スタイルで収録されています。 元々、こういうスタイルがファンファーレの本来の形と言えるでしょう。 演奏も良くも悪くも軍楽隊らしさが出ており、技量面で多少難はあるも曲が曲だけにアリでしょう。 明るい響きが全面に出ているのはいかにもアメリカの軍楽隊らしいと言えます。 ただ、難点としてフルプライスのわりに収録時間が15分と短い事、また前述のLPを完全復刻した訳ではない事が難点と言えます。 録音は多少の古さは感じますが問題は大きな不満はなく聴けると思います。
アルテッシモ・レーベルが保有する音源の中からスーザ以外の行進曲を集めたCDである。 このCDはシリーズ第2弾にあたり、演奏は前作と同じくアメリカ海兵隊大統領付軍楽隊、指揮者は1979〜1996年まで隊長であったJ.R.ブージョワー大佐、1996〜2004年まで隊長であったT.フォーリー大佐、及びF.フェネルである。 フェネルが一曲のみで後が半々と言った所。 演奏に関してはさすがにアメリカトップクラスのバンドだけあり、抜かりはない。 いかにもアメリカ的なリズム、それでいて深くオーケストラのようなダイナミックなスケールを持つ行進曲の演奏はこの団体ならではだろう。 特に米英あたりの作品の出来は見事。 トラック13〜20はいずれも珍しいライブ録音で、ライブでの安定した高いパフォーマンスが聴ける。 選曲的には珍しい曲目がいくつかあってなかなか素敵な曲もあるので良い。 一方、編集盤でもあるので録音が曲によってバラつきがある事(メチャクチャ聴きにくいというわけではないが)何故か、ライナーに17曲目の、モーゼ『アップ・ザ・ストリート』の解説が載ってないというのが難点だろう。
デヴィッド・コーレ大尉指揮、イギリス在郷軍人会中央軍楽隊の演奏で録音されたアルバム。 第1次、第2次世界大戦を戦った英兵を称えた内容のアルバムで、行進曲や愛国歌、当時の兵士に国民に歌われたポピュラー曲などを集めた内容となっています。 演奏団体は演奏者37名に指揮者1名の38名での演奏と、中規模の人数での演奏です。 正直に言えば技術面では怪しい所が多々あり、決して上手な演奏とは言えないかも知れません。 しかし、何よりバンドに熱意と勢いがあり、その事が良く伝わってくる演奏で、いわゆるヘタウマというやつでしょうか、決してつまらない演奏ではないのも事実だと思います。 まぁ熱くなりすぎてコラール系の曲では騒がしく感じるのが玉に瑕ですが… 録音は大変鮮明に収録、各楽器の動きが良く分かります。
1 people agree with this review 2017/12/29
ヨハン・シュトラウス2世は毎年夏の時期になるとサンクトペテルブルグの郊外で演奏会を行い、ロシアに因んだ作品を数多く残しているのですが、この盤はそれらのコンサートで演奏された作品ばかりを集めた意欲的なアルバム。 エストニアの巨匠、ネーメ・ヤルヴィ指揮する、エストニア国立交響楽団の演奏で録音された物でヤルヴィの80歳&同オケ90周年記念のアルバムとの事です。 ヤルヴィはこれまでスッペとフチークのアルバムをロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団と吹き込んで来ましたが、ここでは地元のエストニア国立交響楽団と吹き込んでます。 あまり有名な楽団とは言えないかもしれませんがヤルヴィのタクトの下、生き生きとした情熱のある演奏を繰り広げています。 意外と良いのが、行進曲で、ヤルヴィの熟練の技が聴けます。 またワルツ『酒女歌』は序奏部も入った完全版で、通常カットされる事が多い序奏部入りの貴重な一枚です。 貴重と言えばシュトラウスと恋仲にあったというロシア貴族のオルガ・スミルニツカヤの『初めての恋』という歌曲もあり、資料として貴重でしょう。 録音、音質は良好です。
2 people agree with this review 2017/12/28
クライバー親子が振ったボロディンの交響曲第2番を集めたという変わり種の一枚です。 前半は息子、カルロス・クライバーが1972年に、シュトゥットガルト放送交響楽団を指揮して録音された物が収録されています。 スタジオ録音ながら明朗快活で速いテンポのキレの良さとふっと出てくる繊細さが同居したこの演奏はこの曲の名盤と言えるでしょう。 父、エーリッヒ・クライバーは1947年にNBC交響楽団を振って録音されたライブです。 トスカニーニに鍛えられただけありオケは大変に上手く、またこの演奏も息子の演奏に劣らない程立派な演奏ですが、やはり個人的にはカルロスの演奏の方が曲にあった解釈だと思いました。 ライブだけあり演奏収録後に拍手が入ります。 カルロスの録音はかつてANFソフトとという怪しげなレーベルから出ていてキンキンする音質でしたが今回のヘンスラー盤は音質は大変聴きやすい。 エーリッヒの物も年代を考えたらそう言えるでしょう。 私が持っている盤はヘンスラー盤リリース後にキングレコードが日本後解説を付けて発売したいわゆる輸入盤国内仕様。 許光俊氏の解説で、特にこれが要らないというなら、ヘンスラー盤を買う方が安くつくのではと思います
1 people agree with this review 2017/12/27
ジョン・ウィリアムズがロンドン交響楽団を指揮して録音した映画音楽のテーマ曲集です。 殆どがハリウッド映画のテーマ曲や有名なメロディーであり、コルンゴルトやフリードホーファーら戦前から戦後すぐぐらいに活躍した作曲家、ロータやバリーといった20世紀後半に活躍した作曲家、そしてジョン・ウィリアムズの自作自演といった選曲です。 ロンドン交響楽団と言えば多数の映画音楽のサウンドトラックに関わっている事で知られてますし、また指揮者のジョン・ウィリアムズとも手を組んでスターウォーズ(このCDもある)などのサウンドトラックも吹き込んでいるので、演奏は手慣れていて良いです。 録音は良好です。
0 people agree with this review 2017/12/26
ジョン・ウィリアムズがボストン・ポップス・オーケストラを振って録音した自作の映画音楽集です。 正確にいうならスピルバーグ監督と組んだ映画の作品集で録音は1990年に行われた物。 当時ボストン・ポップス・オーケストラの指揮者を務めていたウィリアムズは各社にこのオケを振って録音していますがこれもその一枚です。 作曲家としてのウィリアムズは本当に素晴らしい曲を残しますが、指揮者ウィリアムズは個人的に当たりはずれがあるように思います。 この盤は自作自演という事もあって悪くは無いものの大味で、他に録音がある曲に関してそちらの方が良いと言った所です。 録音は良好です。
0 people agree with this review 2017/12/24
リヒャルト・シュトラウスは交響詩や歌劇が有名ではありますが、管楽器の作品も結構書いています。 その管楽曲の全てを集めたのがこの2枚で、このCDはその2巻に当たります。 2巻はなかなかマニアックであり機会音楽が多いのが特徴でしょう。 前半は騎兵隊のための2つの行進曲や国王行進曲といった軍楽系の作品が後半はウィーン・フィルのためのファンファーレやウィーンの祝典音楽といった何かを記念してかかれた作品、13の吹奏楽による組曲といった選曲です。 ヨハネ修道会の騎士の荘重な入場ではバージョン違いも入れるなどこだわりにこだわっています。 演奏は、バイエルン放送交響楽団&ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団&ミュンヘン管弦楽団の金管楽器のメンバーによるアンサンブルと、アマデ・ブラス・アンサンブルという団体。 個別の担当の記載はないですが、13の吹奏楽による組曲がアマデ・ブラス・アンサンブル、他はバイエルン放送響&ミュンヘン管&ミュンヘンフィルの金管アンサンブルによる演奏と思われます。 この中ではアマデ・ブラス・アンサンブルの演奏が素晴らしい他、バイエルン放送響&ミュンヘン・フィル&ミュンヘン管の金管アンサンブルの演奏も安定した演奏で、作品を知るには十分な水準でしょう。 録音も良好です。
2 people agree with this review 2017/12/23
ヨハン・シュトラウスの喜歌劇『こうもり』はウィンナ・ワルツが満載でメロディーも良い上に、作品そのものの出来が良く、意図的に酷くしない限り誰がやってもある程度は良い仕上がりになる恵まれた作品だと思います。 それ故か昔から著名な指揮者による録音が多く、このカール・ベームがウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮して録音したアルバムも昔から名盤として名高い音源でした。 ベームの音楽は個人的にあたりはずれが大きな演奏家だと思いますが、これはあたりだと思います。 同じベームが指揮したシュトラウスのワルツ集ではリズムが鈍重なだけに思えましたが、ここでもそうした重さこそある物の往年のウィーン・フィルの柔らかな美しい響きとデッカの優れた録音のサポートもあって充実した演奏がなかなか様になっています。 そして歌手陣。 近い時期にEMIに録音されたボスコフスキー盤ぐらいにキャストが良いです。 録音ならではの豪華キャストといった所です。 全曲盤ですがセリフがないため時折ハイライト盤を聴いている気分になります。 尚、私が持っている国内盤は楽曲解説やオペレッタの筋書きはある物の歌詞の記載はありません。 音質は年代を考えれば十分でしょう。
2 people agree with this review 2017/12/22
2001年に発売されたギャルドレピュブリケーヌ吹奏楽団の音源を集めたシリーズの一枚です。 シリーズはブラン楽長とリシャール副楽長、デュポン楽長時代の黄金期と言われた時代の音源を中心に復刻していますが、この盤はその前の世代の楽長達の録音を集めた内容です。 これらはギャルドの最初期の頃の音源から電気録音初期の時代にかけての音源であり正直あまり音質は良くありません。 最初に登場するのは第4代楽長、ガブリエル・パレスの指揮による音源。 作曲家、編曲家としても著名なパレスの指揮者としての才能が見れる貴重な物で、クラシックと国歌を演奏していますが、色彩豊かなサウンドはこの頃からの特色である事が分かります。 パレスが病気引退のため楽長を勇退した後、セザール・ブルジョワ副楽長が一時的に代行しましたがそのブルジョワ副楽長の指揮も収録されています。 ベートーヴェン『田園交響曲』と言った吹奏楽で演奏するにはちょっと無理のあるような曲でも流れるように流暢な演奏なのが見事でしょう。 他には『大佐のポルカ』のようなこの時代ならではの作品も。 パレスの正式な後任として第5代楽長に就任したギヨーム・バレーは作曲家としても作品を残した他、様々な作曲家に吹奏楽オリジナル曲を委嘱した事でも知られています。 ここではそれらの吹奏楽曲はなくいずれも編曲物か行進曲ですが、高速テンポの中に繊細さを感じさせる『ワルキューレの奇行』など面白い演奏もあります。 バレー時代は電気録音が登場したのとアコースティック録音再末期だったためか、他の音源に比べ比較的音は良いのが多いです。
2 people agree with this review 2017/12/20
日本のクラシック・ファンにもお馴染みの、ヴォルフガング・サヴァリッシュが1980年代後半にバイエルン国立歌劇場管弦楽団を振ってEMIに録音したオーケストラ作品集。 近い時期に一枚目(ロシア作品集)を録音しており、2枚目にあたるこのCDはオペラの序曲を中心とした内容である。 選曲的にもホームコンサートのような親しみやすく有名な曲ばかりであり、それだけに指揮者の腕前が試される内容だと思うが、端正かつ知的なアプローチというサヴァリッシュらしい持ち味と歌劇場のオケらしく隅々まで知り尽くしたバイエルン国立歌劇場管弦楽団のメリハリと推進力のある演奏でなかなかの演奏となっている。 録音、音質も良好。
0 people agree with this review 2017/12/19
1989年に東芝EMIが出した吹奏楽オリジナル名曲選シリーズ。 全10枚あるうちこの盤は、一枚目にあたります。 1960〜1970年代に書かれたアメリカの吹奏楽曲を集めた内容です。 『吹奏楽のための民話』『戸外の序曲』のような現代でも演奏されている曲もありますが、『中世のフレスコ画』『ヘリテージ序曲』等、録音の少ない珍しい曲も収録されており、この年代のアメリカ吹奏楽曲が好きな方にはおすすめです。 演奏は、東京佼成ウインド・オーケストラ(指揮:汐澤安彦)イーストマン・ウィンド・アンサンブル(指揮:ドナルド・ハンスバーガー)東京アカデミック・ウィンド・オーケストラ(指揮:汐澤安彦)東京佼成吹奏楽団(指揮:兼田敏)大阪府音楽団(指揮:井町昭、汐澤安彦)によります。 収録曲の大半はシンプルな作りで、その分聴かせるには難しい作品がほとんどですが、ここではどれも堅実な演奏に仕上がっています。 今は亡き大阪府音楽団の貴重な録音や、東京佼成ウインド・オーケストラがまだ東京佼成吹奏楽団と名乗っていた時代に現在の吹奏楽界では知らぬ者がいないといって良い、作曲家兼田敏の指揮による音源等、こちらも収録曲に負けず劣らず珍しい音源が復刻されています。 音質は古さを感じさせる所はありますがそれ以外は特に問題ないでしょう。
Back to Top