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Review List of レインボー 

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  • 2 people agree with this review
     2019/06/10

    今年2019年はオッフェンバックの生誕200年にあたる年で、CDも例年よりはるかにリリースされており、このCDもそんな一枚である。
    ワーナー・ミュージックからの発売であるが音源の大半はワーナーに移籍した旧EMI系列の物が殆ど。
    オッフェンバックと言えばオペレッタだがそのオペレッタの代表的な曲とチェリストであったオッフェンバックのチェロ作品を収録しており、これ1枚でオッフェンバックの基本を抑えられるのがこのボックスの良い所。
    また演奏も定評ある名盤と名高い音源が大半であり、その点も問題ない。
    しかし、既にオッフェンバックを集めて来たコアな人は今回新録音され、このCDが初出の『チェロと管弦楽のためのミュゼット』以外は既に音源は所有しているだろうし、殆どの音源がダブってしまうのが難点だろうか。
    古い音源もあるが基本的には聴きやすい。
    CDはいわゆる観音開きタイプのデジパック仕様で、廉価盤故か解説書には歌詞の記載はない。

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  • 1 people agree with this review
     2019/06/07

    ヨハン・シュトラウス2世の有名な曲を集めた一枚です。
    ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団の演奏で、1986年に録音されたものです。
    指揮者は3人が分担して振ってます。
    この音源、今では指揮者の名前やオケの名前が変えられて様々なレーベルから出ている音源ですが、このナクソス盤が原盤ではないでしょうか。
    演奏そのものは、スタンダードな解釈で、カント=シェーダーの物が一番良くて、ミヒャルスキーがやや甘いところがあるのですが、曲の魅力を知るには十分なもの、オケもウィーンらしい明るく柔らかなサウンドが特徴です。
    録音は初期ナクソス盤の標準的な音質です。

    収録曲、演奏家は以下の通り。

    1 美しき青きドナウ
    2 南国のバラ
    3 皇帝円舞曲
    4 春の声
    5 加速度円舞曲
    6 常動曲

    指揮 ファルク 1
    ミヒャルスキー 4、6
    カント=シェーダー 2〜3、5

    ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団

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  • 1 people agree with this review
     2019/06/02

    ジョン・ウォーレス指揮、ウォーレス・コレクション演奏によるスーザの作品集である。
    こんにち、スーザの作品集は割と多く出ているが、このCDは、行進曲のほかにオペレッタからのセレクションやワルツと吹奏楽のためにスーザ自身が書いた行進曲以外の作品を多数含んでいるのが大きな特徴である。
    ウォーレスが率いるウォーレス・コレクションは本来なら金管だけの団体だが、ここでは木管もいれた吹奏楽編成。
    演奏は良くも悪くも手堅く演奏しており、有名な曲程物足りなさはあるが、聴きやすい。
    録音はちょっと独特のサウンドだが、音質は良好。

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  • 3 people agree with this review
     2019/05/30

    今年、2019年はジャック・オッフェンバックの生誕200年と言うこともあり、ここ数年の中で、物凄い勢いで彼の作品集が発売されておりファンにとっては嬉しい限り。
    このCDはハワード・グリフィス指揮、フランクフルト・ブランデンブルク州立管弦楽団によって録音された序曲集である。
    オッフェンバックの序曲集は過去に何枚か発売されているが、それらに必ず入っている天獄と地獄や美しいエレーヌなどの知られた作品は1つもなく、マイナーな作品ばかり集めているのがこのアルバムの特徴であり、最大の売り。
    世界初録音クラスの曲はなくとも、ほぼほかに録音のない作品ばかりなので、ファンは必見だろう。
    演奏はドイツのオケらしい重厚な重い響きが時々気になるが、全体的には曲の魅力を引き出した好演と言えるだろう。
    録音も良好。

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  • 1 people agree with this review
     2019/05/25

    1993年のビックニュースと言えば、当時の皇太子殿下と雅子さまの結婚の儀であり、日本中が湧いたが、音楽業界もロイヤル・ウェディング系の関連商品も沢山出たが、これもその一つ。
    牟田久壽隊長指揮、警視庁音楽隊の演奏で録音された物で、結婚を祝って書かれた『新・祝典行進曲』や、『祝典行進曲』といったこの楽団が初演してきた作品、クラシックからは『威風堂々』『トランペット・ヴォランタリー』『金と銀』など、祝典に相応しいクラシックの名曲、さらに日本の声楽界に多大な功績を残したニコラ・ルッチの『インノー』という、秘曲まで収めた盛りだくさんな内容です。
    警視庁音楽隊は専任の音楽隊だけあり、技量は高いです。
    また、新・祝典行進曲、祝典行進曲、インノーなどはこの団体が初演者だけあり、なかなか力が入っていますし、他の曲もちょっと真面目な所はありますが安心して聴けます。
    録音場所の関係か、どちらかというと、残響の少ない固めのサウンドですが、音は良いです。

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     2019/05/23

    ジャック・オッフェンバックの喜歌劇からのアリアを集めたアルバム。
    今年は生誕200年を迎えるオッフェンバックだけあり、新譜が次々と出ているがこれもその一枚である。
    歌っているのは今若手の注目株らしい、ジョディ・ドヴォ。
    バックを務めるのは、ローラン・カンペローネ指揮、ミュンヘン放送管弦楽団。
    ミュンヘン放送管弦楽団は意外とオッフェンバックの作品に縁があり、10年前にはカサロヴァと当時の指揮者シルマーと組んでアリア集を作っているし、古くはマッテスがパリの生活の全曲を残している。
    この新しいオッフェンバックのアリア集は、非常に珍しい作品を中心に取り上げた、拘りともいえる選曲が特徴です。
    ドヴォの歌は初めて聴きましたが、なかなか良いと思います。
    意外と難しいオッフェンバックのアリアを軽やかに歌っています。
    またオランピアのアリアは少し遅めで、これはなかなか面白く聴けました。
    指揮のカンペローネはフランスの指揮者らしく、CDもあまりないようですが、ここでは、終始しっかりとした伴奏に徹しています。
    一曲だけあるオケナンバー(羊飼い序曲)はケック&モンペリエ国立管弦楽団の録音以来だが、カンペローネは速めのテンポで引っ張って、コンパクトに無駄なく纏めているので聴きやすい。
    録音は最新のものだけあり良好だ。
    尚、CDはデジパックのような独特のケースに入っている。

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     2019/05/21

    東芝EMIが1990年に発売した、吹奏楽クラシック名曲選と題したシリーズで、東芝EMIと、英EMI原盤でクラシックの名曲を集めた内容のアルバム。
    英EMIからは、ヴィヴィアン・ダン中佐指揮、イギリス王立海兵隊軍楽隊の音源が選曲されており、独特のサウンドによるアンダーソンの小品や、ホルストの木星、エルガーの威風堂々など半世紀の前の演奏ながら現在でも十分通用する演奏。
    舞踏会の美女は唯一のブリティッシュ・ブラスバンドスタイルの演奏でスタンリー・ボディングトン指揮するG.U.S.フットウェア・バンドが演奏している。
    東芝EMIの演奏からは、汐澤安彦指揮、大阪府音楽団による、王宮の花火の演奏が素晴らしく、その充実した壮大な演奏は聴きもの。
    同じヘンデルの水上の音楽は福田一雄指揮、東京佼成吹奏楽団による演奏でまだ旧名称自体の古い音源だが、なかなか悪くない。
    現名称の東京佼成ウインド・オーケストラ名義では、小長谷 宗一の編曲指揮によるカウボーイの休日があり、これは佼成らしいオーソドックスな演奏。
    オーソドックスといえば、服部省二指揮、海上自衛隊東京音楽隊の音源もそうで、自衛隊らしい安定した演奏が特徴だ。
    このクラシック名曲選シリーズはどこの楽譜を使ったかが、解説書にかいてあり、鑑賞はもちろん、演奏する人にも大いに参考になると思う。
    録音はそれなりに古さはある。

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     2019/05/20

    20世紀イギリスの戴冠式で使われた行進曲を集めた、なかなか面白い一枚。
    トム・ヒギンズ指揮、ロンドン・シンフォニック・コンサート・バンドの演奏で収録された物。
    収録曲はほぼ機会音楽として書かれた物で、この手の作品の中では知名度の高いウォルトンの2つの戴冠式行進曲、更にブリスやエルガーの作品の他に、バックスやジャーマン、ゴドフリーやマッケンジーといった珍しい曲まで収録しているのが、このCDの良いところ。
    演奏団体はロンドンの演奏家からなる団体らしく、この盤が初めてのCDのようだ。
    所々にキズがあるのが気になるが、演奏はなかなか立派なものであるし、少し一本調子なところはあるが曲が曲だけにこういう演奏でも良いと思う。
    2013年の録音で、音質は問題ない。

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     2019/05/18

    今年2019年はオペレッタの父と言われるジャック・オッフェンバックの生誕200年に当たる年で次々と新録音、旧譜の発売が相次いでいるのは嬉しい所。
    さて、このCDはオッフェンバックがまだオペレッタを書く前、サロンなどでチェロ奏者として活動していた時代に書かれたチェロとピアノ、又はチェロの二重奏曲を集めた内容となっています。
    元々チェロ奏者としてはヴィルトゥオーソだったらしいオッフェンバック、かのリストとも共演するなど一定の評価を得ていたオッフェンバックだけに、収録曲は高い技術力を要される曲が多い。
    反面後のオペレッタのような美しく歌うメロディも出てきて、若書きながらなかなか良い作品が揃ってます。
    収録曲は『タランテラ』が世界初録音、その他の作品も他に片手で数えられるぐらいしか音源はない貴重な物。
    尚、ホフマンの舟歌は無数の音源がありますが、これはボーナストラック扱いなので省きます。
    これらを演奏するのはドイツ出身の若手、ラファエラ・グロメス。
    ピアノは同じドイツ出身ユリアン・リームです。
    この2人、すでにアルバムを制作しているコンビで、それだけにこのCDでも息の合った演奏を聴かせてくれます、これは最後のホフマンの舟歌がわかりやすいでしょう。
    また『2台のチェロのための二重奏』はグロメスの師、ウェン=シン・ヤンがチェロで参加しており、師弟のびのびと息が見事なデュオを聴かせてくれます。
    録音は新しいだけに全く問題ありません。

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     2019/05/17

    このCDは朝比奈千足指揮、神戸フィルハーモニックの演奏で行われたニューイヤー・コンサート2005年のライブアルバムである。
    定番のヨハン・シュトラウスファミリーの音楽に、カバレフスキーの組曲『道化師』と肩の凝らない曲がピックアップされている。
    オケはアマチュアとの事なのだが、オーディションを経て入団するシステムらしくそんじょそこらのアマオケよりはたしかに上手い。
    しかし、やはりアマゆえか、時々美しくない音や、何か1つ足りなさというのを感じる。
    指揮は普通かと思いきやかなり個性的に振ってる所もありこれは好みが分かれそうだ。
    録音はまずまず。

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     2019/05/14

    ニーノ・ロータの映画音楽の傑作としてゴッドファーザーと並ぶ、ロミオとジュリエット。
    この盤はオリジナルのサントラではなく、ニック・レイン指揮、プラハ市フィルハーモニー管弦楽団&合唱団による演奏で収録されたアルバム。
    いわゆる再演奏盤だ。
    スコアは基本的にオリジナルに忠実な物となっている。
    ただし、オリジナルサントラでは結構あった、台詞はばっさりとカット、純粋に音楽そ
    のものを聴ける仕様となっています。(主題歌は歌入り)
    指揮者は映画音楽を得意とする人物、プラハ市フィルハーモニー管弦楽団は録音毎の寄せ集めですが、レベルは高く、元々弦楽器中心に書かれたスコアなためか、はたまた弦の国チェコのオケのおかげが、大変充実した内容の演奏となっており、ロータの書いたスコアを的確に表現した優れた演奏だと思います。
    録音は2002年とちょっと古めですが、音質は問題なし。

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     2019/05/13

    イギリスの作曲家、アンドリュー・ウェーバーの作品を吹奏楽で演奏した物。
    演奏は、ロジャー・G・スウィフト少佐指揮、イギリス近衛歩兵コールドストリーム・ガーズ連隊軍楽隊である。
    代表曲となったオペラ座の怪人やキャッツなどのミュージカルを殆どの曲がメドレー形式でアレンジされている。
    スウィフト少佐時代のコールドストリーム・ガーズの録音は少なくこの盤を除けば、コロムビアが発売した2枚の行進曲集と2枚の国歌集ぐらい。
    この盤はイギリスのバンドリーダー原盤で、コールドストリーム・ガーズ来日に合わせ、コロムビアが出した物。
    演奏は編曲のせいもあるが、正直あまり優れたとは言えず、ごく普通の演奏と言えるだろう。
    録音もバンドリーダーらしい硬めのサウンドである。

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     2019/05/09

    フランスの作曲家の管弦楽曲を集めたオムニバスアルバムだ。
    大抵この手のアルバムは有名な曲に終始した初心者向きのアルバムが多いが、このCDはなかなか珍しい曲がいくつかありまして、その中で特に珍しいのがマイヤベーアの『ヴィルヘルム1世戴冠式行進曲』です。
    なぜか裏ジャケは預言者の戴冠式行進曲と、誤記されてますが・・・
    音源はデルタ系列で、主に東側の演奏家が中心で、若き日のアダム・フィッシャー指揮、ハンガリー国立管弦楽団や、トマス・パル指揮、プダペスト交響楽団といったハンガリー勢、ピンカス・スタインバーグ指揮、ケルン放送管弦楽団や、カスパール・リヒター指揮、ベルリン放送交響楽団、ハインツ・フリッケ指揮、ベルリン放送交響楽団のドイツ勢、ルスラン・レイチェフ指揮、プロヴディフ・フィルハーモニー管弦楽団のブルガリア勢と知名度は低い物の、しっかりとした演奏を聴かせてくれます。
    録音はデジタルなので問題なし。
    ただ、解説は英語なので、正直本当にクラシックを聴き始めた人にはオススメにしくいです。

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     2019/05/07

    バンドリーダー・レーベルはイギリスの陸海空の軍楽隊の録音を中心に活動していたレーベルで、その活動には地方軍楽隊の録音から、珍しい行進曲を集めたアルバム、何かしらのテーマに集めたアルバムなど多岐にわたるが、2013年に発売されたアルバムを最後にCDの制作は止めてしまったようだ。
    このアルバムはまさにその最後の発売分の1つで、録音の日付と場所の記載があるアルバムでは最も新しいアルバムである。
    ペーター・ストックデール指揮、イギリス王立空軍協会軍楽隊の演奏で収録しています。
    この団体は元イギリス空軍軍楽隊のメンバーや音楽の先生などによって結成されたバンドだそうで、軍楽隊という名前ですが民間の団体のようです。
    この盤は恐らくファーストアルバムで、現役時に良く演奏したであろう、行進曲や映画音楽を中心に選曲されています。
    アルウィン『戦う司令官』やヒングリー、スタッブスら空軍軍楽隊関係者による空軍関連の曲を収録しているのはいかにもこの団体らしいでしょう。
    演奏は飛び抜けた名演もないが安心して聴けるといったところ。
    録音はリチャード・ミュラーが担当しており、適度に残響があって良いです。

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     2019/05/05

    ロシアの名トランペッター、ティモフェイ・ドクシツェルのソロアルバム。
    ソヴィエト国防省第一模範軍楽隊をバックに、吹奏楽とトランペットのソロアルバム。
    収録された曲の作曲家はグリエール以外は一般のクラシックファンには馴染みがないが、いずれもドイツやロシアで活躍したトランペット奏者の作品が多く、トランペットを吹いてる人には多少、名前は知られていると思う。
    ドクシツェルのソロはどこまでも歌い、太い芯のある音色で聴き手を魅了させる。
    ソヴィエト国防省第一模範軍楽隊は伴奏に徹しているが、こちらも大編成からなる壮麗な響きと、分厚いロシアン・サウンドが聴け、ドクシツェルの伴奏者として不足はない。
    録音も問題なし。
    指揮者と録音年は記載がないが調べてみると、メロディアに1980年頃に、ニコライ・ミハイロフ少将と、アナトリー・マルツェフ大佐の指揮で録音されたアルバムが原盤のようで、そこから、編集された物のようである。

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