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Review List of レインボー 

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     2010/05/17

    長野オリンピックにあわせて製作されたCDで、オーケストラで演奏された国歌集です。
    このCD、国歌集では定番の国は勿論ですが、アゼルバイジャンやグルジア、リヒテンシュタインやバージン諸国といったほとんどCDで聴くことのない曲が多数含まれていてそういう意味では大変貴重です。
    また製作時の国歌なので今では消えてしまった国歌、例えばロシアの愛国歌(グリンカ作)のようなのもあり実用では使えないかも知れませんが、消えてしまった曲が聴けるという意味ではこれまた貴重なのかも知れません。
    オーケストラでの演奏にあたって池辺晋一郎をはじめ多数の日本人作曲家による編曲された楽譜を使っているようです。
    演奏はまさしく力の入ったすばらしい物です!

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     2010/05/15

    ピアノやヴァイオリン、チェロやコントラバスといった弦楽器、フルートやオーボエ、サクスフォンといった木管楽器、トロンボーンやホルン、トランペットといった金管楽器や打楽器がそれぞれカラー写真で紹介されており、写真の点数も多くカタログのようで、写真だけみても見応えあり。
    またオーボエやフルートのリード、金管楽器のマウスピースまで写真入りで紹介。
    文も初心者でも分かりやすい文になっている。

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     2010/05/15

    アニメ鋼の錬金術師、第一期のサウンドトラック。
    第一期のサウンドトラックとしてはこれが最後です。
    前作では比較的暗い曲調の曲が多かったのですが、このCDはそれほど暗くありません。
    今回は非常にバラエティー豊かで、合唱入りの曲やワルツといった様々な曲が収録されています。
    演奏はコンスタンチン・クリメッツ指揮、モスクワ・インターナショナル・シンフォニック・オーケストラ。
    アンサンブルはちょっとイマイチですが金管の鳴りが良くて、進軍や凱歌といった金管中心の曲は流石ロシアのオケ、暴れまくっています。
    また運命と別れの曲はそれぞれ、ベートーヴェンとショパンの曲が収録、このコンビの録音でクラシック曲の録音は非常に少ないようですので、カットや編曲されているとはいえ貴重な録音ではないでしょうか。

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     2010/05/14

    ショスタコーヴィチの交響曲第15番とピアノ協奏曲第二番、そして馬あぶ組曲から、ロマンスと市場を収録している。
    ヤンソンスの演奏はとても整った物で非常に聴きやすく仕上がっています。
    ロンドン・フィルハーモニーのアンサンブルも完璧です。
    馬あぶのロマンスもヴァイオリン・ソロを含め、とても美しい。
    僅か2曲だけの収録というのは惜しい。

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     2010/05/13

    アゼルバイジャンの作曲家、アミロフの作品集。
    初めて聴いたのだが、どの曲も絵に書いたようなアゼルバイジャンに中東の音楽を混ぜた民謡のような分かりやすい作品で楽しく聴けた。
    演奏はD.ヤブロンスキー指揮、ロシア・フィルハーモニー管弦楽団で、このコンビ、今まで聴いてきた中では適当な演奏が多かったので期待せずに聴いたのだが、今回はかなり力の入った演奏でびっくり!
    オケも指揮もぴったしであり、全てのCDを聴いたわけではないが、このコンビの優れた演奏の一つではないかと思う。
    アミロフ自体、過去にアルメイダ盤があった位(私は買いそびれてしまった。是非、どこかで再発を希望!!)で現在は廃盤、演奏・録音・入手のしやすさを考えて、今現在決定盤と言って良いCDだと思う。
    おすすめ。

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     2010/05/12

    ロシアのワルツ集という題名通り、バレエから映画音楽まで様々なタイプのワルツが収録されています。
    収録されている曲はわりと知られている曲が多いのですがドゥナエフスキーの作品は珍しく貴重な収録と言えるでしょう。
    コンスタンチン・クリメッツとモスクワ・インターナショナル・シンフォニック・オーケストラ(本当の名前はグロバリス交響楽団というらしい)は多数の映画音楽を手掛けている事で有名で、CDもサントラ等かなりの数を出していると思いますが、意外にクラシックのCDとなるとこれと四季と題されたアルバム以外は見かけずそういう意味では貴重と言えるでしょう。
    オーケストラのアンサンブル自体は普通ですが、ロシアのオケらしく、金管がバリバリ鳴っています。
    クリメッツの流れるようでドラマチックな、メリハリある演奏はなかなか説得力のある物。
    特に先のドゥナエフスキーは元がこのコンビの得意分野の映画音楽と言う事もあり、最も出来が良い。
    録音も鮮明であり、値は張る物のとても良い一枚だった。

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     2010/05/11

    選曲は「世界のマーチ集」といったCDに、必ず収録されているようなスタンダードな選曲で、一見初心者にも優しそうな作りですが、演奏があまり良くない。
    収録曲のほとんどは東京佼成ウィンド・オーケストラの物で後半は、コロムビア・マーチ・オーケストラによる物。
    コロムビア・マーチ・オーケストラによる物は名前からして、録音用の団体だろう。
    編成も小さいし響きも薄い。
    演奏もたいした事はない。
    佼成の演奏は録音のせいもあるだろうが、中低音に迫力がなく、加えて際立った個性も見えない(良く言えばオーソドックスな演奏と言えるかも知れない)ので、続けて聴くには少々飽きます。
    ただ、いくつかの音源は(オリンピック・マーチ等)久しぶりのCD再発売なので、所有していない方は購入して見るのもいいかも知れません。

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     2010/05/11

    2006年5月16〜7日にライブ録音された物。
    ショスタコーヴィチのバレエ組曲第3番、キタエンコはRCAに90年代にフランクフルト放送交響楽団との録音もあり、それと大きく変わらないが、オーケストラの編成の違いのせいか、響きが薄く聴こえる部分がある。
    チャイコフスキーの2曲は普通の演奏だと思います。
    先ほどライブと書きましたが、手拍子は収録されてません。
    録音も普通だと思います。
    おすすめはしませんが、買っても損はしないCDだと思います。

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     2010/05/10

    3つの珍しいウィンド・オーケストラのための交響曲集。
    ミャスコフスキーの作品は第一や第四といった速い楽章は比較的快速で引き締まった演奏で、逆に3楽章は遅く、この曲の叙情を引き出した演奏に思う。
    この作品、日本初演はCDの演奏者、大阪市音楽団が初演しているせいか力の入った演奏だった。
    他の二曲は初めて聴いた曲なので良くは分からないが、フォーシェの曲はプロが弾いたCDは少ないようでこのCDは貴重な一枚ではないだろうか。
    解説書も詳しく書かれていて読みごたえあり。
    録音も良く、この価格なら満点物だろう。

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     2010/05/09

    初めて聴く作曲家で全体的に重厚な作品が多い。
    マクベス交響曲はなかなかの出来で、終盤等はかなり良いのだが、そこまでが長い。
    荘厳な行進曲は1945年の作だから盛り上がってはいるが、曲のせいかイマイチ印象に残らない。
    アリアはなんだかドイツ・オペラの曲のようだ。
    収録された曲の中ではスヴォロフ序曲が比較的ロシア風の作品で10分という短い演奏時間で聴きやすいし印象に残る。
    ティトフとサンクトペテルブルク交響楽団の演奏はいつもながら大変良く、録音が多いとは言えないコチュロフの曲を聴く上で十分な水準でしょう。
    録音も優秀です。

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     2010/05/09

    前作、奏楽堂の響きもなかなか濃い内容のCDでしたが、今回もすばらしい内容。
    團、黛、芥川の三人に加え、伊福部昭、須賀田磯太郎、平尾貴志男、早坂文雄等の秘曲が沢山収録されています。
    その中でも海軍爆撃隊(内容は知りませんが題名からして戦争映画でしょう)はなかなかカッコイイメロディです。
    中盤からは現代の作曲家の作品が中心になり、ちょっと好みが分かれそうですが、まだ分かりやすい作品が収録されています。その中でも木山光の作品はインパクトに残る作品でした。
    演奏はライブゆえにミスもありますが、曲を知るなら十分。
    この内容なら2800円は安いでしょう。

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     2010/05/08

    まずなんといっても選曲そのものが珍しい。
    グリエールの作品はまだ録音があるが(といっても原曲版だが)他の作曲家の録音は当盤以外だと現役盤はないのではないだろうか。
    ちなみに全て編曲譜を使用している。
    ハルヤンネのトランペットも不満なし。
    伴奏はフィンランド近衛軍楽隊が演奏している。
    このバンドの録音は他でも見たことないし、そういう意味では貴重な録音ではないだろうか。
    恐らくは他の北欧諸国の軍楽隊と同じく、30名前後位の編成だとは思うが、音の響きは不足していないと思うし、伴奏もうまくこなしている。
    録音は普通。

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     2010/05/07

    コーカサスの風景で有名なイッポリート=イワノフの交響曲を収録した珍しいCD。
    イワノフと言えばエキゾチックなメロディの曲を思い浮かべるがこの交響曲、ロシア的な作風で意外。
    まぁイワノフはロシアの作曲家なので当たり前と言えばそうだが。
    他、トルコの断章とトルコ行進曲という管弦楽曲も収録されていて、これは異国情緒豊かな題名通りの作品。
    ヘイ・チョー指揮、シンガポール交響楽団が演奏しているが、正直微妙な仕上がりかなと思います。
    しかし、他に競合盤もほとんどない以上、十分すばらしいと言えるレベルではないかと思います。
    録音は1984年でごく普通のレベルです。

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     2010/05/07

    今まで聴いた事のない作曲家だったが、このCDを聴く限りとてもわかりやすく、聴きやすい作風のようだ。
    ロシア的なメロディで始まり、最後は勝利を歌う交響曲、赤軍運動、転機とわかりやすい作風が続くが一番わかりやすく楽しいのは赤軍運動。
    7分程の合唱付き行進曲だが明るく爽快、ソヴィエト・マーチの見本のような作品。
    転機は戦争映画という事か暗いメロディもあるが終曲では壮大に盛り上がる。
    ティトフは今まであまり聴いて来なかった指揮者の一人だがこの演奏はこれらの秘曲を聴く上で不満のないレベル。

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     2010/05/07

    ポポフの交響曲第3番とチェロとストリングスのための交響的アリアを収録しています。どちらも弦楽オーケストラのための作品です。
    交響曲は第2番のような壮大さはありませんが、弦楽オーケストラによる野太い、ロシア的とでもいうのか味のある作品です。
    交響的アリアはチェロのメロディが美しい!
    チェロのフルチョフ、ティトフとサンクトペテルブルグ交響楽団の演奏も素晴らしく、あまり有名ではないこれらの作品を一級品に仕上げています。

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