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Review List of レインボー 

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  • 1 people agree with this review
     2016/04/29

    チェコ・フィルハーモニー管弦楽団のジルヴェスタ・コンサートのライヴ盤。
    1994年に引き続き登場した1995年のライヴの収録した物である。
    指揮は当時、チェコ・フィルの首席指揮者であったゲルト・アルブレヒト。
    オール・チェコの選曲であり、マイナーな曲ばかりであるので曲目だけ見ればとっつきにくいがいずれの曲も親しみやすく、分かり易く、その上、大なり小なり民族色が出ている作品ばかりなので、聴きやすいと思う。
    アルブレヒトとチェコ・フィルの時代は長くはなかったが少なくともこの演奏については、リラックスした落ち着いた雰囲気の演奏であり、楽しく聴ける。
    観客もニューイヤー等と違い、かなり落ち着いた地元の演奏会と言ったのが録音からよく伝わってくる。
    音質も上々。
    尚、現在hmvのサイトには一枚組になっているが、ギリギリでCD一枚に収まる時間ではないので、実は二枚組である。

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     2016/04/27

    デルタが保有する豊富な音源から行進曲を集めた内容の10枚組みボックスである。
    デルタは、レイザーライトという名前のレーベルでクラシックCDを出している他、ドイツのカプリッチョ・レコードと関連があるらしく、この盤はそれら様々な原盤から音源が集められている。
    CD1〜6がドイツ、オーストリアを中心にした主に吹奏楽のために書かれた行進曲、CD7〜9がオーケストラのために書かれたいわゆるクラシック・マーチ、CD10はスーザをはじめとする定番行進曲が収録している。
    CD1〜2は、ドイツ、オーストリアの行進曲を集めた内容で、グリース吹奏楽団と、国税局&税関防衛音楽隊という団体が主に演奏している。
    後者の団体はどういう演奏家なのか不明だが、音から聴くにオーストリア系の演奏家だと思われる。
    演奏は基本的にどちらもそこそこ、とびきりのハズレもアタリもないといった感じ。
    CD3からは上記団体に加え、ベルリン大吹奏楽団とシュットゥットガルト・トランペット・コプスという団体の演奏が加わるが、このベルリン大吹奏楽団という団体の演奏がなかなか素晴らしく、大地を一歩一歩踏みしめるような力強いリズムパート、重厚で筋の通った熱い名演揃い。
    CD4からはややマイナーな曲が沢山収録されるようになり、行進曲ファンは必見かもしれない。
    ラーナ市民吹奏楽団、セイス音楽隊、St.ユーリッヒ吹奏楽団等が演奏。
    演奏の出来は曲によって様々といった所だろうか。
    CD5は大半がファンファーラ・ブリガタ・アルパニア・オロビカという団体の演奏で、名称や演奏のスタイルからイタリア系の団体だと思う。
    演奏はそこそこだが大半が聴ければ良いというぐらい珍しい曲ばかりなので、あまり気にならないかも。
    CD6はキルヒビッヒル連邦吹奏楽団等、4と同じく様々な演奏家による演奏を集めた内容で、やはり曲毎に演奏も様々といった所。
    CD7からはクラシック・マーチ、この巻は一時期迷演として有名になったケーゲルとドレスデン・フィルの『威風堂々』から始まり、マリナーとアカデミー室内管の『スラヴ行進曲』で終わる。
    個人的にこのクラシック・マーチの三枚はどれもあたりだと思う。
    続くCD8でのフォンク&ドレスデン国立歌劇場管の『結婚行進曲』やマリナーとシュトゥットガルト放送響による『威風堂々第2番』、CD9のリヒター&ベルリン放送響によるドイツの歴史的な戦いを描写した音楽やリンケの楽しい行進曲など聴き所は多い。
    ほとんどがドイツか東欧系の演奏家の演奏だが、どれも安心して聴ける上、中には名演もあるのだから。
    CD10はスーザを中心に定番曲を集めた内容で、今までを聴いてくると、凄くまともな選曲に思える。
    まずマイナス点として演奏団体の名前の記載が無いこと。
    更にアディンセルの『リーチ・ザ・フォースカイ』が収録されている事になっているが実際にはグッドウィンの『空軍大戦略』のメインテーマが収録されている。
    こう書けばあまりおすすめ出来ないのように思えるがそんな事がどうでも良くなるぐらい演奏が素晴らしいのである。
    スタンダードな解釈ながら、細かく指示が出され、全編にわたり推進力にあふれたスーザやプランケットの演奏を聴くとそんな事はどうでも良くなってしまうのである。
    行進曲はこうあるべしという名演中の名演だろう。
    CDは変則的なデジパック仕様で換えがきかないと思うので扱いには気をつけたほうが良いだろう。
    様々な音源を集めただけあり、アナログ、デジタル録音両方が混ざっていると思うがとくに細かく言わなければ問題ないのではないだろうか。
    このCDは基本的に通向きの一枚でしょう。

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     2016/04/25

    ルドルフ・モラルトがウィーン交響楽団を指揮して録音したツェラーのオペレッタ『小鳥売り』を復刻した物である。
    原盤はデッカで1956年に録音された物。
    恐らくCD化は初だろう。
    台詞無しの抜粋盤で元より全曲録音があるのか抜粋収録かは不明である。
    割と知られた作品ながら良い演奏は意外と少ないこの小鳥売り、本盤はそんな中でもおすすめ出来る一枚。
    まずモラルトの演奏が素晴らしく、オーケストラの柔らかく、これぞウィーンと言うサウンド、メリハリのある生き生きとした演奏で、余白の2つのJ.シュトラウスのワルツを聴いて頂ければ十分分かるだろう。
    歌手にはユリウス・パツァークが参加しており、彼が最大の聴き所。
    ただ配役の記載はない。
    録音年代は古いが、当時から優秀な録音で知られたデッカの録音である事やCD化にあたりマスタリングされており、音質は問題ない。

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     2016/04/23

    グリエールの『交響曲第2番』組曲『赤いけしの花』を収録したアルバムです。
    ズデニク・マーツァル指揮、ニュージャージー交響楽団の演奏。
    交響曲第2番は1番と共にグリエールの交響曲ではあまり録音のない珍しい曲。
    一瞬ハリウッドの映画音楽のようなサウンドで始まりますがここではマーツァルのスケールの大きな演奏が聴けます。
    あまり録音のない中、現役盤では最もおすすめ出来る演奏でしょう。
    赤いけしの花はまだ録音があるほうですが、組曲版はそうないのでこれも貴重です。
    しかし最も有名なロシア水兵の踊りに関してはちょっとこじんまりとしていて他の演奏が良い。
    もう少し爆発力が欲しい所です。
    録音、音質は良好。

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     2016/04/18

    フェドセーエフ&モスクワ放送交響楽団が来日した時に演奏したレズギンカを聴いて、そのハジケた演奏に魅力され、フェドセーエフのレズギンカのCDを探したが意外にない!
    そんな中見つけたのがこの盤で、2003年にハチャトゥリアン生誕100年を記念して行われたモスクワでのコンサートのライブ盤。
    チャイコフスキー交響楽団の演奏だがこれはモスクワ放送響が改名したのだから同一オケの演奏だ。
    私の目当てであったレズギンカは、歳をとったためかテンポがゆっくりとなったが解釈や打楽器の印象に残る強烈な打撃音は変わらずで、面白く聴けた。
    アラベラ・シュタインバッハーをソロにしたヴァイオリン協奏曲は、意外と洗練された響きでオケ、ソロともに推進力があり、隠れた名演だろう。
    仮面舞踏会は1990年に録音されており、ビクターとメロディア共同制作で録音された組曲『仮面舞踏会』の録音からの転用の可能性が高いが、このコンビの全盛期の演奏だけあり、こちらもパンチの効いた音楽で、テンポを大きくゆらした個性的な演奏だ。
    音質も悪くない。
    ハチャトゥリアンが好きな人ならもっておいて損はないと思う。

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     2016/04/16

    ルコックの喜歌劇『アンゴー夫人の娘』全曲盤。
    セザーレ・ガリーノ指揮、トリノRAI交響楽団&合唱団、歌はリナ・パリューギ、ジオヴァーニ・ガッゼラ、トマーゾ・ソレイ、ジュゼッピーナ・サルヴィと、当時の名花パリューギ以外は有名な人はおらず、またパリューギ以外は役名の記載がない他、その他にも名前の記載がない歌手がいる。
    この喜歌劇の数少ない録音の1つだが、演奏はごくごく普通で、取り立てておすすめという程でもない。
    1952年録音で、音質は年代を考えればまずまずだが、時折傷もある。
    ヒストリカル録音に慣れている人向きだろう。
    ボーナスとしてパリューギが戦前に録音したイタリア・オペラのアリアの録音が収録されている。
    これもトリノRAI交響楽団の伴奏であくまでボーナスと言った所。
    音質もバラつきが多い。

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     2016/04/14

    レハールと同世代でレハールのライバルでもあった、オスカー・シュトラウス。
    彼は『ワルツの夢』に代表されるようにオペレッタで有名で録音も大半がオペレッタですが、この盤はO.シュトラウスの書いた管弦楽曲を集めた非常に珍しいCDです。
    演奏会に書かれた作品からオペレッタの中で演奏される曲まで様々ですが、オペレッタで聴けるこの作曲家らしい甘美な音楽というのはどの曲も共通しています。
    演奏は、アルフレッド・ヴァルター指揮、ブダペスト・シュトラウス交響楽団、ヴェロニカ・キンチェシュ(ソプラノ)
    ヴァルターはマルコポーロにウィンナ・ミュージックの音楽を大量に録音していましたが、そこではスロヴァキア国立フィルを振っていました。
    一方このCDではブダペスト・シュトラウス交響楽団と一見あまり見ない珍しい団体ですが、スロヴァキアのオケより音楽にメリハリがついており、なかなか良いと思いました。
    録音は1993年、音質はナクソス品質なので、問題ありません。

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     2016/04/12

    かつてヨーロッパ随一の軍楽隊といわれた、フランスのギャルド・レピュブリケーヌ軍楽隊の最新盤の1つ。
    フランスを中心とした行進曲を集めた内容。
    ギャルドの行進曲集は1998年頃にD.ギャブルの指揮で録音されたアルバム以来久々となる物で、この盤は第一次世界大戦から丁度100年を迎えた2014年に録音された物で、同大戦中に連合国側で演奏された楽曲を収録した物です。
    収録曲には定番曲もありますが、どちらかというとわりと珍しいマニアックな曲がたくさんあり、ガシア『ベルギー義勇兵団行進曲』ポピィ『夜の行進曲』等、なかなか耳にできない作品が沢山収録されています。
    その中でもギャルドの元楽長、ギヨーム・バレイの『勝利の行進』は、作品自体録音が珍しいですし、また本家の演奏という意味でも貴重です。
    アントワーヌ・ランガーニュ少佐の指揮で演奏されていて、音は完全にインターナショナルなサウンドになってしまいましたが、その明るくカラリとしたサウンドに、流暢に進む演奏は、特段の名演はないですが、悪くはないと思います。
    録音・音質は良好。
    ケースはデジパック仕様です。

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     2016/04/11

    スッペの喜歌劇『美しきガラテア』の全曲盤。
    『軽騎兵』『詩人と農夫』に次ぐスッペの代表曲だが、前二つが序曲を除けば完全に忘れられ全曲盤がないのに対して、美しきガラテアは昔から時々録音され、スッペの喜歌劇では最も全曲盤の多い作品となっている。
    この盤は2005年11月に録音された現時点では最も新しい全曲録音で、ブルーノ・ヴァイル指揮、カペラ・コロニエンシスの演奏で収録されている。
    合唱はコアーヴェルク・ルールである。
    演奏団体からも分かる通り、モダン楽器ではなくピリオド楽器での演奏で、そういう意味ではミンコフスキのオッフェンバックに通ずる演奏で、スリムなサウンドと丁寧に演奏されているのはよく分かるのだが、イマイチキレが良くない。
    歌手と合唱陣はまぁまぁ。
    個人的にはアイヒホルン盤がこの作品のベストだと思っており、この盤は総合的にはまあまあと言った所です。
    音は綺麗ですが、録音はもう少し良ければと思いました。
    但し、数少ない現役盤の1つですし、解説書には全セリフが載っていたりするので、作品を知る分には問題ないでしょう。

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     2016/04/09

    皇太子殿下ご成婚を記念して日本クラウンが発売したCDで、当時作曲されたばかりの『新・祝典行進曲』の他、戦前の作曲家の筆による皇室関連の吹奏楽曲を中心に集めた内容のCD。
    演奏は海上自衛隊東京音楽隊、指揮者は当時の隊長、谷村政次郎2等海佐。
    1993年4月8〜9日の録音。
    戦前の行進曲の数々を蘇演、録音していた谷村隊長らしい選曲であり、大半の作品は今もってこの盤以外に音源はないという非常に貴重な物。
    また解説書もなかなか詳しい。
    また演奏もなかなかの好演で、ホールで録音されているのと、当時の日本クラウンの録音、音質の良さもあり、内容、品質ともに高水準のおすすめの出来る一枚。
    この頃の吹奏楽CDはこういう面白いCDが各社から出ていて良き時代であった。

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     2016/04/07

    イギリス近衛歩兵軍楽隊の一つ、グレナディア・ガーズ連隊軍楽隊の演奏で、1942年から1960年まで楽長を勤めたフレデリック・J・ハリス中佐時代の録音から名演を集めた内容です。
    この頃の同軍楽隊は、現在の吹奏楽の主流である横のノリよりも、軍楽隊らしい縦のラインを強調させた演奏で、各演奏者も粒揃い、最初から最後まで熱い音楽が繰り広げられていきます。
    軽騎兵やアイーダ等聴きどころが沢山ですが、何といってもボギー大佐の名演は見事です。
    『スピリット・オブ・ページェントリー』『吹奏楽のための組曲第1番』『ウィー・マグレガー・ハイランド・パトロール』は以前にもCDで復刻されていますが、その他の音源は今回が初CD化でしょう。
    1956年の録音とありますが、デッカの録音なので多少の古さはあるも、目の前で演奏が繰り広げられているような鮮明な音で、十分今でも通用する録音です。
    おすすめ。

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     2016/03/30

    ここ最近立て続けに新譜を発売しているネーメ・ヤルヴィの最新盤。
    スイス・ロマンド管弦楽団とのフランス音楽シリーズで、19世紀に活躍したオペレッタの父こと、ジャック・オッフェンバックの作品からオペレッタの序曲や前奏曲、バレエ音楽を集めた内容のCDです。
    一時期オッフェンバック・ルネッサンスとかで毎年のようにアルバムが出ていた時期がありましたが、最近はすっかり落ち着き久々のオッフェンバックの管弦楽曲集です。
    序曲の大半はドイツ語上演の際に他人の手によって新たに書き起こされたされた版が使われています。
    オッフェンバック・ファンにはあまり珍しい内容ではありませんが、最後の『パリの生活』だけはアンタル・ドラティ編曲のわりと珍しい楽譜を使って演奏されています。
    オッフェンバックの演奏はなんといってもリズムが命!
    ヤルヴィの演奏、時には消化不良な所もありますが、アレグロでのグイグイとした推進力はやはりこの指揮者しか出来ない演奏。
    録音、音質は良好です。

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     2016/03/29

    1947年生まれのドイツの指揮者、ペーター・ファルクが、南西ドイツ・カイザースラウテルン放送交響楽団を振ったアルバムで、1995年から同オケのチーフ・コンダクターであったファルクが出演した演奏会から、よりすぐりの演奏を集めた編集盤です。
    1枚目はクラシック系の作品を集めた内容で、オペラとオペレッタの名作から序曲や劇中のアリア等を集めた内容となっています。
    非常にポピュラーな選曲ですが、どの曲も隅々までツボを心得た愉しい演奏です。
    『天国と地獄』や『チャルダーシュの女王』『パソドプレ』などはライブ効果もあり名演!
    2枚目は映画音楽やミュージカル等のナンバーを集めた内容で、こちらは歌物中心ですが、ファルクの好サポートの下、ノリの良い演奏が聴けます。
    数少ないオケナンバーでは『スターウォーズ』がかなりの名演でこれほど劇的な演奏もそうはないでしょう。
    録音は1995〜1999年にかけてであり、全曲ライブですが、音質などは良好です。

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     2016/03/28

    ブレダ国際音楽祭、これは簡単に言えばオランダの軍楽祭で、WWMが1990年代後半に出演する団体の演奏をスタジオでセッション録音して販売していた物です。
    出演団体はオランダの軍楽隊からは、ヨハン・ヴィレム・フリソ軍楽隊(指揮:W.シュリングス少佐)オランダ王立陸軍騎馬連隊軍楽隊(指揮:T.ベークマン大尉)オランダ王立陸軍軍楽隊(指揮:P.ヤンセン少佐)オランダ王立海軍軍楽隊(指揮:M.ハメルス少佐)オランダ王立空軍軍楽隊(指揮:J.ポンマー少佐)が出演、またゲストとしてゲメルート・ヨットホルン金管バンド(指揮:R.ペッレ)レギオ・オルケストラ(指揮:A.ダン)イギリス王立空軍中央軍楽隊(指揮:R.ウィルキンソン中佐)ルーマニア陸軍中央軍楽隊(指揮C.コマン少佐)が出演しています。
    軍楽隊らしい行進曲からポピュラーナンバーまで色々とありますが、意外と上手く出来た選曲で最後まで聴き入ってしまいます。
    演奏はゲメルート・ヨットホルン金管バンドの演奏はちょっと上手くありませんが、その他のバンドはどれも安心して聴ける水準で、ルーマニア陸軍中央軍楽隊の演奏は独特なサウンドと民族舞曲での超絶技巧が聴き物です。
    スタジオでのセッション録音ですので、音質は良く、残響も適度にあり、吹奏楽CDでは良質な一枚でしょう。

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     2016/03/27

    このCDはいわゆるクラシック・マーチというオーケストラで演奏される行進曲を集めた内容となっている。
    一見すれば初心者向きのようなタイトル、ジャケットも安物ぽいデザイン、解説書もなく、更に音源も様々な物を集めた編集盤といった内容だが、中身は間違いなく通向き。
    ヘルベルト・ケーゲル指揮、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団の異色の迷演と名高い『威風堂々』で始まるこの盤、主にハンガリーのオケを中心にかつての東欧の演奏家の演奏によって収録されています。
    知名度は今一つかも知れませんが、アダム・フィッシャー指揮、ハンガリー国立管弦楽団の『スラヴ行進曲』を始めなかなか良い演奏が揃っています。
    また結構マニアックな曲が有名曲と並んで収録されていたりします。
    間違いなく通向きの一枚と言えます。
    全てADDとの事で、音がやや小さめに収録されていますが、大きな不満はなく聴けると思います。

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