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TOP > My page > Review List of 藤枝梅安
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2 people agree with this review 2011/04/17
21番が特に素晴らしい。デッカの録音で21番はないため興味深く聞いたが タッチの繊細さは他の曲以上である。モーツァルトの清澄さがこれほど 克明に表現されている演奏はめったにないであろう。 また、特出すべきはクーベリックの伴奏。これより数年後にあの有名な 後期交響曲集を発表する彼だが、この時点で天の上に達するような 高みである。1980年録音のジュピターに通じる出色の出来。 それに比べて24番は普通であろう。ただしこの曲の表現を仰々しく 悲劇的にされるのが苦手な人には歓迎されるだろう。曲が深いだけに 聞き手がどう捕らえるかに評価は分かれる。 私自身はプレヴィン/VPOが好きなのでこの演奏も範疇内。
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0 people agree with this review 2011/03/27
どうしても1967年のパリ管お披露目ライブと比較してしまうが それをしてしまうと見劣りはする。ミュンシュらしいストレートな 表現であり巨大な音楽をつくっているが、所謂日常でのルーティンワーク的 演奏であり場所が日本であっても「いつもの名演」が繰り返されている。 これがミュンシュ指揮でなかったら凄演の部類といいたいが、1967ライブ がある為に損をしてしまうだろう。 ルーセルとヘンデルでは豪快さが出て痛快。 特に水上の音楽の巨大さは最高である。 録音は時代を考えれれば及第点。
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1 people agree with this review 2011/02/03
同じウィーンフィルを振ったハイドンではウィーン風を意識しすぎてか ばっとしない演奏で心配したが、このニューイヤーコンサートはなかなか 素晴らしい。オーストリア出身ということでか自然体で表現している中に 工夫をこらした表現がたまに顔を出し非常に楽しい演奏になっている。 まだまだプレートルの域には達していないが、もう数回このコンサート に登場すればクラウス以来のシュトラウスを聞かせてくれるだろう。 選曲も面白く今後に大いに期待。 それにしてもヘルメスベルガーの曲はいつも面白い。 まとまったアルバムはないのだろうか。
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2 people agree with this review 2010/11/15
素晴らしい名演の誕生である。この曲についてはガンガン鳴らす 演奏とじっくりと味わい深く鳴らす演奏に分かれ前者はレヴァイン 後者はボールトが代表格だが、ユロフスキーはどちらの良さも 兼ね備えている。テンポが速いので派手目かと思えば一つ一つの 音は丁寧そのもの。それに録音も最高級。 また、ロンドンフィルの上手いこと! 自分たちの音楽として 完全に消化しきっている。 今後のこのコンビには期待したい。
0 people agree with this review 2010/10/18
惑星はいまひとつの演奏。ウィーンのオケの優しい音色に惹かれる 部分もあるがキレの悪さが録音にもろに出ていて楽しめない。 ところがヴォーン ウィリアムスの2曲はとてつもなく素晴らしい。 遠くを見つめているような美しい調べの連続はまさに感動もの。 グリーンスリーブスでの表現はバルビローリ以上。 この2曲だけでこのCDは持つべき。
2 people agree with this review 2010/09/11
「この曲はチェコのオケか指揮者。その組み合わせなら最高。」と思っていた私の既成概念を崩してくれた初めての演奏である。 曲のタイトルからか情熱的なアプローチが主体となりやすいのだが、サヴァリッシュは曲そのもののすばらしさを聞き手に伝えてくれる。 昔から熱狂的なファンが少ない指揮者だが名匠といわれる所以が良くわかった。ラストの2曲などチェコの指揮者ならエンジン全開の部分もじっくりと 逆にアクセルを緩めて奏でるところなどは良識の極み。 このような品のある演奏もたまにはいいだろう。
1 people agree with this review 2010/08/16
アントルモンの4番は曲が複雑のため評価外。 驚きはアシュケナージの3番。そもそもプレヴィンとハイティンク との録音が有名だが。この1975年にも録音していたことすら知らなかった。 ところがこの演奏がベストである。他の録音はデッカの割にはキレが 悪くダイナミックなピアノの音が埋もれている。それに若さと円熟の 間にある絶妙なタッチも格別。さらにオーマンディ/フィラデルフィアの 素晴らしさはこれ以上を望めないほど。アメリカなのに遠くロシア の大地が浮かんでくる。
5 people agree with this review 2010/08/16
福岡でのミュンヘンフィルとの同曲公演で大いに感動したため期待を もって購入したが、それほどでも。 有名な評論家が「マイクに入りきらない演奏がある」という言葉を 聞いたことがあるがこれなど典型的だろう。この指揮者、スケールの 大きさに定評があるがどうもここでは神経質な響きが目立つ。それなりに 工夫した音があちこちで響いているが心に迫ってくるものがない。マイク セッティングのせいだろうか。この曲は実演と録音で大いに印象が 変わってしまうのが不思議。ヨッフムの実演は良かったが録音では いまいち。逆にハイティンクは実演より録音。
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1 people agree with this review 2010/06/22
大穴中の大穴の大名演である。 未完成は、とかく難しく深い演奏が名演と思われ、グレイトは やたら恰幅のある巨大なシンフォニーが好まれるが、プリッチャード はそれらに全く背を向けた純粋なシューベルトの美しい旋律を 演じている。 テンポも穏当であり丁寧な調べが心をうっとりとさせてくれる。 ロンドンフィルも実に誠実に音楽のみを奏でており、ウィーン の香りこそないが、それを凌駕する優しさがここにある。 廉価版でいつまでもカタログに残っている理由がよくわかった。
2 people agree with this review 2010/05/21
地元広島交響楽団の誇れる名盤の誕生である。 正直言ってここまで素晴らしいとは期待しなかった。やはり所詮 は地方オケとおもっていたらビックリ。秋山氏の指揮も良いが 黙って聞いたらコンセルトヘボウやフィラデルフィアと間違えるのでは と思えるほどラフマニノフの世界が目の前を通り過ぎていく。
4 people agree with this review 2010/02/27
素晴らしい企画品であるが、内容は玉石混合。 ピンとこなかったのがヴェルザー=メストの98番。あくまで好みでは あるがこの曲はショルティやヨッフムを聞いていたせいかキレの 良い演奏を好んでしまう。情緒豊かでウィットに富んだアプローチを 目指しているようだがそれが素朴さに結びつかないもどかしさを 感じてしまった。音楽監督大丈夫だろうか。 さすがなのはアーノンクールとブーレーズ。曲のよさも手伝いウィーン フィルの自主性と彼らの音楽性が見事に合致。管弦楽の妙を味わい 深く表現している。 他の演奏は曲も初期の作品のため比較が難しく普通の出来であろう。
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4 people agree with this review 2010/01/17
08年ほどの驚きはなかったがなかなか見事な演奏である。 ウィーンフィルのメンバーが幸せそうに奏でているワルツは 世界中探してもこれ以上は望めそうもない。 プレートルが振ると場内の雰囲気が華やかなものに 変わり録音を通じても我々に伝えてくれる。 とにかく音が踊っている。 ニューイヤーコンサート以外のこの組み合わせの録音も期待したい。
1 people agree with this review 2010/01/02
いつかは買おうと思っていたディスクが一枚組で。これ自体嬉しかったが 演奏は凄まじいの一言。最初、車の中で聞いたがあやうく事故を起こしそうになった。なんと熱い演奏だろうか。聞き手も真剣にならないと卒倒して しまうだろう。 伝説とはこういう風に生まれるのだと感じた次第。
0 people agree with this review 2009/12/24
完全にバルビローリ主導の演奏である。その味付けは濃くてやわくて脂 コッテリといったラーメンのようである。 胃がもたれるような感覚に襲われるが、一つ一つの音は非常に 丁寧に計算されていて、終わってみるとむしろ爽快。 不思議な名演である。バレムボイムのピアノも最高。 指揮者にならなければ良かったのに。
2 people agree with this review 2009/11/08
他にボストン、バイエルン、チェコフィル(2種)を持っているが その中では最下位と思われる。まず言える事はVPOにあまり気が 感じられない。このり名門オーケストラも不思議とこのような 演奏がしばしば表れる。 時にクーベリックとは共演も多いがすれ違いも散見される。 でも、それはクーベリックの中での比較。 一般的には名演の部類であろう。
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