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Review List of ユローヂィヴィ 

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     2011/05/02

    バレエ音楽『天地創造』とあるのでどれだけたいそうでどれだけまじめな作品かと思って少し身構えて聴き始めたら大きな肩すかしを食らった。

    どこか天地創造なんだろうと思いつつ難しいことも忘れ大いに楽しませてくれた。

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     2011/05/01

    「百聞は一見にしかず。」

    この映像の美しさとスケールの大きさは言葉で表わせられない。

    どこをとっても絵になる。

    「鐘」のくだりが感動的だった。

    素晴らしい。

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     2011/05/01

    クセになる音楽。『赤ずきんちゃん』は演技・演出も面白い。

    このDVDのシリーズは日本語字幕がついていたが、11巻目から(?)つかなくなってしまった。

    それまで全部揃えていたので残念だ。

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     2011/05/01

    メロディアからの音源で特に新しいものはないと思われるが、やはりプロコフィエフの協奏曲第一番は名演だ。

    ブリテンのピアノ協奏曲が個人的には一番素晴らしいと思う。

    モーツァルトはソヴィエトのオーケストラでは全体的に重い印象を受けた。
    バッハやベートーベンには合うかもしれない。

    CD-10のジャケットが表記もれで、ヒンデミットの室内音楽第2番の第4楽章がトラック7なのだがその表記がされていない。

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     2011/04/30

    『風は泣いている』

    名演奏です。

    第2楽章にでてくるベートベンの交響曲第9番第一楽章冒頭のものと思われる音形も印象的です。

    どことなく日本の美意識である《わび・さび》の世界を感じさせます。

    交響曲第7番も不思議な魅力をもつ作品です。

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     2011/04/29

    ヴァインベルグの交響曲第6番は全5楽章でできておりそのうちの第2、4、5楽章に合唱が着く。
    少年合唱団によって「ユディッシュ」の言葉などが歌われる。
    ユダヤ人であるヴァインベルクのアイデンティティを感じる作品。

    2010年1月25日。モスクワのチャイコフスキ・コンサートホールでのライブ録音。

    ちなみにロシア語の歌詞がリブレットに書いてあるのがうれしい。
    (表音表記でなくキリル文字で。)

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     2011/04/29

    「怒りの日」も印象的だったが、「Offertorium」から「Sanctus」にかけてとても美しい。

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     2011/04/28

    ポスト・モダンを代表する三人の作曲家の作品集。

    グバイドゥリィーナは彼女独特の微分音的な音楽世界を繰り広げる。バッハの「三声のリチェルカーレ」の引用が印象的。

    シュニトケの作品はタガンカ劇場の芝居のための作品。チャイコフスキイやベートーベンの作品の引用がある。チェンバロやエレキギター、エレキベースが効果的だ。

    モスクワ音楽院大ホールでのライブ録音。(1982年4月15日)

    聴衆の盛り上がりも良く、三人の合作によるマーチ(ロジェストヴェンスキイのイニシアチィブで生まれた。)は拍子に合わせて拍手をしているくらいだ。

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     2011/04/28

    これは美しい。

    こんな美しい曲が埋もれていたとは!

    ソヴィエト時代は宗教が否定されていたから演奏されずにしまわれ続けた多くの宗教作品があったことだろう。

    また、いまだに忘れさられ、眠り続けている作品もさぞかし多くあることだろう。

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     2011/04/27

    ショスタコーヴィチのちょっと先輩にあたるGavriil Popov(1904‐1972)。

    ポポフの交響曲はショスタコーヴィチのように同時代をしっかり見つめてそれが音楽作品にはっきりと現れているように思う。

    交響曲第1番の第2楽章など楽園にふと迷いこんだような美しい瞬間もある。

    交響曲第2番第1楽章は死を悼むような悲壮感が漂うが、そこからは民族の証しのように民謡的な旋律をたどることができる。
    第2楽章ではストラヴィンスキイのバレエ音楽『ペトルーシュカ』でおなじみの旋律が出てきて定期市の明るさと楽しさ、暖かさを表現しているようだ。

    指揮のGennadi Provatorovは今回初めて知ったが素晴らしい演奏を聴かせてくれる。

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     2011/04/25

    これは面白い。

    ジャケットの軽さをみてどんな音楽か不思議だったがなるほどこの音楽にあったジャケットだ。

    シリアスと軽妙さを錯綜させる(?)一筋縄ではいかない個性的な作曲家だ。

    いろいろな意味で楽しませてくれる。

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     2011/04/24

    これまでプトシェンコ作品はこの『サルタン王物語』の他に『ルスランとリュドミラ』と『サトコ』を観たがこれが一番良かった。

    民話の世界が特撮とマッチしているし、ロシア民謡や舞踊も効果的だ。
    彼の他の作品にもそれらは必ず入っているのだが、この作品ではあるべき所におさまっているという感じだ。

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     2010/08/29

    歌劇『イーゴリ公』の魅力を最大限に引き出した素晴らしいDVD。

    序曲からして素晴らしい。キーロフ歌劇場管弦楽団ってこんなに上手かったのかと失礼ながら関心した。

    ライブながら完成度がとても高い。

    CDの全曲版よりよほどいい演奏をしている。録音もよりクリアだ。

    歌手たちの演技もしっかりしている。

    ライブとあるが、中継ではなくで録画用に劇場にお客さんを入れて一発撮りでなく一部に編集をいれているようだ。

    序曲でもにオーケストラピットをあげて演奏しているし、演奏後の拍手もしないようにお客さんに指示したようだ。

    第一幕の踊りと合唱は特に感動ものです。

    ニコライ・プチーリンやオリガ・ボロディナ、ウラディーミル・ヴァネーエフの歌唱も素晴らしい。

    ロシア人でもヨーロッパ系の人とアジア系の人がいてそれがうまいこと配役してあり視覚的にも役とピッタリあっている。

    グドーク弾きの二人もいい。

    演出も作品が本来あるべき最高のものをだそうと奇異をてらわず正統な方法でなされている。
    舞台セットも衣装も豪華で素晴らしい。

    そして映像も美しい。
    カメラワークもしっかり計算されている。

    しかしこの歌劇『イーゴリ公』にしてもムソルグスキイの歌劇『ボリス・ゴドゥノフ』にしてもグリンカからそれほど離れていないのに真にロシア的な(音楽と題材において。)作品がディレッタントの手で生まれたとは奇跡のようだ。

    チャイコフスキイの歌劇はここまで土臭く作られていない。

    マリインスキイのライブ映像では他に歌劇『ボリス・ゴドゥノフ』、歌劇『サドコ』、歌劇『マゼッパ』等が出ていたが是非国内版DVDを出して欲しい。

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     2010/08/26

    録音状態は少しこもりぎみでけしていいとは言えないが、ライブだけに足音や食器などの小道具の音から楽しい舞台が想像される。

    やはり映像で観たい。

    歌劇『ホフマン物語』のCDはデッカのボニング盤とグラモフォンの小沢盤と2種類持っているが、いずれも輸入盤でオッフェンバックが未完でこの作品を残した為にスコアにいくつかの版があり、このレヴァイン盤は前の二つとは随分違う所がいくつもある。(プレトール指揮や映画版のDVDとも違う。)

    ヴォーカル・パートもオーケストレーションもいろいろなところで異なり、レヴァインの凝りようがうかがえる。
    ライブながら全体的にカットが少ない完全版に近い版のようだ。

    メトロポリタン歌劇場の日本公演で歌劇『ホフマン物語』を上演したはずだが、版はこの録音と同じだろうか?

    NHKが撮っていたらDVDを是非出して欲しい。

    プロローグは長めにとってある。(ミューズのくだりをたっぷりやったり、クラインザックの歌の後にひとくさりあったりしている。オーケストレーションも違うようだ。)

    第一幕のニコラウスの歌も随分違うしコペリウスとホフマンとニコラウスの三重唄も初めて聴いた。

    ファンダムが悪役というのがイーメジとして上品すぎように思うが、フランス語歌唱がやはり素晴らしい。
    のびのびと楽しんで歌っているようだ。

    ウィーン・フィルもオッフェンバックの軽妙さと丸み、甘さをうまくだしている。

    第二幕は個人的に一番好きだ。 ここでもアントニアと父親のやりとりにも初めて聴いた旋律が出てきた。
    ホフマンとニコラウスのやりとりも長めにとっている。ニコラウスがアリアを歌っているが、通常はカットしているところだろう。

    フランツなど脇役4役を歌うコラッツァもいい。
    フランツのコミカルな歌に客席の拍手も大きい。

    第二幕の最後でアントニアが倒れるあたりはレヴァイン特有の乱暴さが出ている。劇的な部分だが、ティンパニをあれだけ強く叩いたら弦楽部が聴こえなくなるし、安っぽくなってしまう。

    第三幕は以外とあっさりやっているようだが、第二幕をたっぷりやっただけに聴く方も疲れてくるしエピローグに向けて足早に進めるのは正解だろう。 このライブでは第三幕が一番テンションが高かった。

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     2010/08/25

    期待を裏切らない本家ロシアの録音。

    有名な序曲に出てくる主題は第2幕でルスランが歌うアリアからとられている。
    第5幕のフィナーレも序曲に合唱がつくようなかたちになっている。

    タイトル・ロールのルスランとリュドミラだが、リュドミラがソプラノというのは分かるが、ルスランがバスというのが以外というか面白い。
    (テノールの役柄のようにとらえるのが自然だ。)

    Ratmirを歌うTamara Sinjavskajaが素晴らしい。

    このCDにはロシア語の歌詞がついていないのと、解説が簡単ということだけが不満だ。

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