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Review List of robin 

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     2025/12/10

    ポリー二の音楽性、芸術性を露呈した演奏。美しく深いステレオのバックハウスやグールド、プレトニョフのセンスある1番となんと違うのだろう。

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     2025/12/10

    録音は1959,60年でニューヨーク。オリジナルはマーキュリー録音、LPでもっていたので音の記憶は今もある。技術的な衰えはあるが演奏は第一級。ソナタはハンブロとのモノラルのほうが良いとされるが、ステレオのこの演奏も大変魅力がある。ただ、多くのマーキュリーLP,CDがフィリップスに移行して、マーキュリーの厚みのあるいぶし銀の音が失われフィリップスの明るいまろやかな音になったのは残念である。オリジナルLPでベートーヴェンの協奏曲を聴けば、多くの人はその音の素晴らしさにびっくりすると思う。まさにシゲティのいぶし銀の音である。録音年は古いが音は今もって良く、高級なスピーカーで聴けば、間違いなく演奏も音も一層映える優れたCDである。

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     2025/12/08

    我が国でのスターンの評価や人気は低いと言えるだろう。五味氏に、靴磨き程度、と酷評されたが、バルトークやブラ協など今聞いても優れていると思うし、ヘスと組んだブラームスソナタ2番はデ・ヴィートと並ぶ演奏だと思う。サンプル試聴での感想だが、このモーツァルト、他演では聴けないような陰影の深さと柔らかさがあるのには驚きである。スターンというと、ゴシゴシ弾くイメージがあったがいい意味で予想外の演奏である。ひと様の感想は参考程度にして自分の耳で聴いてみることの大切さを改めて認識した次第。購入して自分の装置で聴いてみて気に入らなければ仕方ないが、これも経験で勉強のひとつ。

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     2025/12/08

    2期回目の録音。Vnは四季でも弾いているクロイッィンガー、85年の再録と比べるとかなりドイツ的な響きで、伸びやかな柔らかい演奏を期待すると裏切られそうだが、バッハの時代もこのような演奏だったかもしれない。どのような演奏だったかは神のみぞ知るで、流麗なカラヤン風だったかも。U−tubeでの或る御仁の意見だが、できるだけ音量を上げて聴くべし、というのでこのCDを私としては迷惑にならない程度に大きな音で聴いてみた、結果は大正解。演奏が見違えるほど生き生きして聴こえる、お試しあれ。ややうるさく感じる時もあるが、、、。

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     2025/12/07

    協奏曲のレヴューのみ。テンポはやや遅めで響きは美しくマイルドで特に個性的ではなくむしろ万人むき演奏。不満な点は、1番終楽章のレガートを聴かせたトリオは遅すぎてメロディーの美しさが聴けないし、6番終楽章ももう少しきりっとしたテンポであってほしい。昔聴いたSPのブッシュの演奏に通じるニュアンスである。全体に、個性的な面が薄く耳あたりの良い演奏で物足りなくはないが、私としては昔のドイツ的な響きが欲しいところであった。昔lpで聴いたVnのミラノヴァ(ブラームスとシューマンのvnソナタ)は懐かしい名前である。

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     2025/12/05

    本年より日本人による演奏(指揮者は除く)を積極的に聴くようにしている。彼女の評価は、色気がなく杓子定規的な優等生、ということらしいが気にしない。ひとは人。ポリーニやブレンデルのようでは困るが、そんなことなないだろう、と期待して購入してみよう。期待星で4。

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     2025/12/05

    本曲の最右翼に置かれるべき名演。LP時代から多くの高評価を受けた名盤であることに間違いはない。マリナーとの再録は<一度聴いてすぐに手放した>比較にならない味の薄い凡演そのもの。この演奏のほうが間違いなく数倍中身が濃い。知人数人にプレゼントしたが、今回もプレゼント用に購入。同曲異演CD12枚棚に納まっている。バリリやバルヒェット、グリュミオー、H.ハーン等ばかりでなく、J.TATEや特にカントロフの録音も一聴の価値あり。チョンキョンファがあれば、と思う。

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     2025/12/02

    ヴェーグやマリナーの軽やかで明るいのも良いが、ハーガーのはしっとり系で落ち着いた響きである。まず、導入部の入り方のニュアンスがセンス満点で大人のセレナードといった雰囲気である。ソロのカントロフのヴァイオリンもしっとりとした歌いまわしで魅力的である。カントロフでモーツアルトヴァイオリンソナタを聴きたいのだが、中期の2枚しか持っていないので再発を願いたい。本CDはPCM録音だが、音に硬さがありPCMの欠点が少し演奏に影響しているようだ。もう少しアナログ的な音のほうが演奏がもっと生きたのではと思う。指揮のハーガーには交34番の透明で清澄な名演の録音があったと思う。

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     2025/11/30

    豊かな経験と落ち着いた音と響きの技術、それが音楽に表れとても感動的な演奏になっている。リストの2番など心に染み入るようで全く垢に染まっていない新鮮な趣がある。年輪のなせる技でもあり女史の人間的な魅力が出ている演奏だと思う。音の広がり、音質、音色も申し分なく良いのは、わが再生装置がよいからではなく演奏が良いからである。

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     2025/11/30

    本CDは1984年5月録音のオワゾ・リル発売CD(ポリドールF65−50045,独4141187-2)とは別の録音だと思う。下記レヴューはオワゾ・リル録音でのレヴューであるので本CDのレヴューではないと思う。演奏のタイミングが違っている。演奏は基本は変わりないが、オワゾ・リルのほうがやや明るめで華やかさもあるが、本CDはより古楽器の響きがし落ちつきがあるがやや沈んだ雰囲気である。わたしは、オワゾリルのほうを好んで聴いている。

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     2025/11/30

    オケはウィーンフィルだが、メータとウィーンは関りは古いが録音には案外良いものが少ないというよりほとんど無い。このシューマンでも響きの美しさはあるが彫りの深さや燃え立つロマンに欠けた演奏のように思う。20種近く聴いてきたが、私にはカラヤンのシューマンと同様に良くないものの一つで、表面的な演奏と思っている。20種の中で感心したのは3、4種位である。(G.セルは正規よりライヴがよい)

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     2025/11/30

    モーツアルトはワルター、ベームに限るといった古来?からの評論家諸氏の評価のためか、クレンペラーのモーツァルトは重ったるいだけだというプラシーボが強く聴かずに避けてきた。一聴は百文に如かず。ワルターはともかく、ベームBPO,VPOのモーツアルトより今の私にはクレンペラーのほうがずっとインパクトの強い演奏である。ベーム・BPOはそれなりの良さがあるだろうが、35,36,38番やこのCDの3曲に限ってはクレンペラーのほうが聴きごたえある演奏である。やはり、クレンペラーはモーツアルトでも巨匠の風格がある。34番第2楽章の優しくたおやかな美しさは何度きいても飽きない。(ムティー・VPOは美しいが遅すぎて間延びしている、余談)

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     2025/11/28

    下記レヴューの方とほぼ同意見。スポーツ的な快感はあるが掘り下げた深いひびきに欠けるため、心底からの感動には遠いという感じ。表面的な躍動感が前面に出過ぎな印象。4番もほとんど同様で人には勧めないし、田園も良くなかった、という感想は私と同じ。奇数番号が良くないと言われる(定説のようになっているが偶数番号が余りにも素晴らしいからだと思う)ワルターのほうが音楽的でずっと良い。僭越ながら、名前による評価や一般の評価の多くはプラシーボだと私は思っている。的を得た個性的な評価は稀に見ることがあるが。

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     2025/11/26

    中期五曲セットで聴いている。この間までグァルネリSQのモノかステレオか分からないような古いステレオ録音に比べると<そのため演奏は昔風に聴こえるが実に味のある我が輩好みの演奏>、メロスのは目の覚めるような音である。現代的な切れがあるが無機的、機械的ではなく、マンネリ的でもないのが良い。ただ、響き自体に深く突っ込んだものが欠けるように思う。それゆえ<ハープ>はバリリSQの美しさには及ばないし<セリオーソ>はスメタナの求心性に一歩譲るのでは。とは言っても、はじめて聴く方には録音も含めアルバンベルクと共にお勧めである。余談だが、もう廃盤かも知れないが、久保陽子さんの<ジャパン・ストリング・クァルテット>はこのメロスを超えた響きの深さが聴けるのは確かである。

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     2025/11/19

    ジャケットの絵柄が気に入ったので購入予定の1枚に入れます。イタリア合奏団はやや常識的な演奏が多いのでそれほど気に入ってませんが、あくまでも絵柄で買いです。こんなセンス良い絵柄のCDであれば棚から取り出して聴こうという気になりますよ。私には絵柄も重要な購入の要素です。<煙が目がしみるーパガニーニアンサンブル、DENON 33c37ー7402>

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