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Showing 61 - 75 of 110 items
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3 people agree with this review 2011/12/29
延期で結構待たされたが、箱が来てみると、装丁も立派で、ハードカバーの豪華解説書を見ているだけでも楽しくなって来る。枚数が枚数なのでまだあまり手はつけてないが、過去のオリジャケの時変な音に感じたショパン小品集(当全集ではCD94)でもまともな音になっている。半分弱は既に所有しているのに、この箱の値段を見せられるとやや空しい気分にもなるが、正月休みの間楽しめそうである。ただ、紙ジャケ仕様で3枚組以上になるとCDが取り出し・扱いにくいのが最大の難点か。あと豪華本のせいもあってボックスは結構重い。なお、梱包段ボールに輸入元のソニーの注釈が貼ってあって、DVD144がPALだったため、良品NTSC盤をケースに貼りつけてあるとの記述が。もっとも、パソならPALでも見ることが出来るが。
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0 people agree with this review 2011/12/16
ポニーキャニオンのショパン全集でラ・チ・ダレム変奏曲一曲を担当していたカラシ=クラシテル女史。その時は「辛子暮らしてる」っておもろい名前だなと思いながらも、堅実だが地味で特段の印象もなかった。今回はロンド4曲(含2台用1台編曲版)を1995年に録音したものに、なぜか2010年録音の幻想曲を加えた内容。演奏は今回も中庸のテンポ・表現で本当に手堅くお手本のような演奏に感じるが、リズムの反応がやや鈍めにも感じ、ロンド集で曲の冗長性もクローズアップしてしまっているうらみはある。ケースはSACD用のものに入っているが、中身は普通のCDである。なお、ケース表には作品73の演奏時間が5分なんぼとあるが、これは9分の誤植である。
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3 people agree with this review 2011/12/16
チャイコフスキーは現場に居たのだが、腰が痛いとか何とか言っていながら、軽く弾いているように見えても彼女本来の深い音が聴けて凄い演奏。オケも会場相応にこじんまりとまとまって健闘している。多分これとラヴェルのP協は、多少痛かろうが具合が悪かろうが本能的にこなせるのでは?バルトークの年は、マラソンコンサートのチケット争奪に敗退し、「別府なのに大分でやるのは邪道だろ。バシュメットって指揮すんの?」など言って、行くのを回避したのだが、後でテレビを見てしまったと思った演奏。実に自然に流れていくのが気持ちいい。
0 people agree with this review 2011/12/10
アルゼンチン系で米国で活躍のコンティ女史のマズルカ57曲。作品番号なし遺作ニ長調は通常の全集とは異なり改定前のバージョンを使用。デジパック2枚組で、女史自身の楽曲解説付きの装丁である。やや速めのテンポでルパートとアクセント付加はかなり大胆にやっているが、マルクジンスキーやハラシェヴィッチのようなポーランド出自の演奏家や山本貴史さんのようなポーランド教育の演奏家とは微妙に違う雰囲気。ちょうど私のような素人がこれらのポーランドの人のルパートを真似て弾いた雰囲気に感じる。技巧的にはマズルカ集には問題はないものの、あまり闊達な方ではないように感じられる。自分的には面白い演奏だったが、万人に薦めるにはちょっと考える所である。なお、ピアノはハンブルグスタインウェイDとあるが、女史のタッチのせいかそれとも録音のせいかわからないが、時々エレピっぽく感じるシーンがある。
0 people agree with this review 2011/11/23
横山幸雄さんが三位になった時のショパンコンクール六位ではあるが、それよりも名前を日本語式ローマ字読みするとオモロイことになってしまうことが話題になってしまっている感のあるサジュマン女史の第二弾。 前作の葬送ソナタ+スケルツォ全集盤と同様、ゆったりして粘着質で女性らしからぬパワーを感じる演奏を展開する。ただ、パワーがあっても全篇押し通すのではなく、フレーズの後半で女性らしくなよなよと抜けてしまうシーンも多々あるので、粘着性と合わせて好悪の判断は割れそう。一曲飛びぬけて超スローかつ重厚な演奏の作品40−2を冒頭に持ってきて、こういう解釈には合わなそうな作品44はカットという選曲・曲順は彼女が自身の特性を熟知している証拠かもしれない。 なお、録音は悪くないがCD層だと残響多めで抜けた感じがするので、多少高域が鼻づまり気味でもSACD層を聴くことをお薦め。
1 people agree with this review 2011/07/27
ピアノ協奏曲は近年弦楽五重奏版のCDをよく見かけるが、それと比べて効果的に大差なく、フルオケ版よりは物足りないという編曲設定の中途半端さを一番に感じる。トリフォノフの演奏はルプー初期のようなデモーニッシュな抒情性が売りのように感じるが、弱奏部が弦楽合奏に埋没しかかっているように感じられる点が多少気になる。むしろ即興曲やタランテラのように快活な曲を切れ味よくすっきり弾いた場合の方が魅力的である。この場合チッコリーニのようなクドさを感じさせずにファツィオーリの音色をドライブする所が美点と思われる。解釈的には多少お尻の軽さも感じるが、まだ若いので伸びしろは十分ありそうである。
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0 people agree with this review 2011/07/24
2005年ショパンコンクールで決勝まで残りながら着外に敗退した孫熱音(Yeol Eum Son)。予選では自由選択曲でエチュードばかり弾きまくり、ネット実況では「エチュード祭り」と有名になった。その彼女のコンクール前年の録音。韓国ユニバーサルでは発売されていたものの、日本では入手しにくかった盤がやっと出るのかという感じである。演奏は残響多めのホールで非常に几帳面に弾いたという印象。作品25−3など細かい動きはキレがあるが、作品10−4など速い曲は目いっぱいの速度では弾いていなく、非常に優等生的であるがコンクール時ほどの勢いはないという印象である。この曲集でレッスンをする人はないだろうが、レッスンの参考的には最適だが、全体的感銘にはいま一歩という感じである。
0 people agree with this review 2011/07/16
単楽章形式の曲が三つ、各一トラックずつで入っているだけだが、要所にフィギュアスケートの音楽にでも使えそうなフレーズが出てきて、録音も標準以上なので、ロシア音楽ファンには楽しめそうだ。ただ、奏者は曲への共感を感じ、また堅実に演奏している所には好感が持てるのだが、仙台のコンクールにおいて本業以外のことで話題になってしまったことが何である。
1 people agree with this review 2011/07/16
最近EMIから出たユンディ・リのショパンライヴと同様に、DVDなら一枚で収まるが、DVDだと音が悪いのでCDもつけたという趣旨の内容である。ユンディの場合はCDが一枚のためCD部は何曲かカットとなっているが、これは全曲収録のためCD二枚となっている。ただ、厚い二枚組ケースの片方にCD二枚を収める装丁で、この部分が閉まりにくく華奢で壊れやすいという難点がある。演奏は簡単だから弾き飛ばすという訳ではなく、じっくり丁寧に弾いている感じには好感が持てるが、逆に指回りなどあまり余裕を感じないので、この人本当にうまいのかなという所はある。練習曲は子供が良く弾くいつものヤツだが、レーゲンスブルクの思い出が意外と面白く聴ける。キングインターナショナル輸入のため日本語帯はついているが、解説書自体にも中途半端な日本語解説はある。ただ、楽曲のタイミングの表記はないし、DVDをかけてもプレーヤー経過時間何分が出てこないため曲ごとに何分何秒か全くわからないという難点はある。またDVDそのものはNTSCのオールリージョンだが、画面の下側に常時LImenレーベルのマークが結構デカい大きさで出っぱなしなのが何である。
3 people agree with this review 2011/07/16
製造はポーランドユニバーサルで、収録アーティストは日本になじみの人ばかりなので、この機に手を挙げてくれた人たちだろう。収録曲については当初サイトに載っているものは間違いで、実際はヤブウォンスキは無く、その代わりブレハッチの前奏曲は9番も収録、最後のポブウォッカは2009年録音のスケルツォ1番である。ツィメルマン・ブレハッチは普通のDG盤の演奏で、ハラシェヴィッチもこの間出たNIFCの白盤だが、オレイニチャクはコンクール出場時のライヴだし、ヘッセ=ブコウスカも通常は入手困難な、Polskie Radio PRCD1017からの抜粋なので、ショパンファンにはかなり重複するも完全には被らないという微妙な選曲である。演奏は録音状態に相当バラツキがあり、オレイニチャクやブコウスカは聴きにくく、パレチニもあまり良くないが、演奏そのものは本格的だし、連続で聴いても曲間のつながりは感じるから、選曲も何となく出来ている。中では全集の中でも特にルパートの強烈なものが採用されたハラシェヴィッチと、録音は悪くても張った演奏のブコウスカ女史の演奏は特に傾聴に値する。なお、装丁は厚紙ケースに曲名とポーランド語の日本へのメッセージを書いただけのもので、パソコン雑誌のオマケ状の雰囲気である。
2 people agree with this review 2011/06/24
装丁は楽曲タイミングを書いた厚紙封筒入りだが、その他各曲の簡単な解説プラス女史・オケメンバー・楽器の写真付きの解説書が入っている。なお、最後の二枚はフォルテピアノではにくチェンバロ使用である。どちらかというと腰を落ち着けて構えた演奏で、楽器もレプリカなのでオケとの音量バランスも問題ないと思われる。強いてアラを探すと、ピアノの安定性に若干揺らぎがある場面があるのと、ピリオド楽器使用にしてもオケがややかさついて聞こえる点あたりか。楽曲に真摯に向き合っている印象なので、こちらも身構えて聞いてしまう。であるからBGM的聞き流しや楽曲に癒しを求める向きには積極的には薦めない。価格対比ではキルシュネライト盤よりも満足度は上だった。
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0 people agree with this review 2011/05/07
盤には録音データの記載は見当たらないが、1979年初出のアナログ録音のSACD化。スタジオっぽい場所の録音のように思われるが、スタインウェイグロトリアンの音は瑞々しく、テープヒスもほとんど目立たないものの、テープのドロップアウトノイズが多少見られるのは残念。第一曲の第四楽章はテレ朝の「いきなり!黄金伝説」の一万円生活で料理がうまかった時の音楽で有名だが、あの軽妙さとは違い明子女史独特のキツ目かつ重厚なフレージングが展開され、原曲の管楽合奏を連想させる。ただ切れ味はいま一つで、もう少し物理的テクがあったらなと思う。全音から全曲の楽譜は出ているものの、六曲まとまった盤は近年見られないので、教則用としては貴重であると思われる。
1 people agree with this review 2011/03/04
有名曲に焦点を当てたのか無名曲に当てたのか中途半端っぽい選曲のように見えるが、ピリオドを手中に入れたようでとてもしっかり弾けている。ただ、何と言っても急逝してしまったことが悲しい。白ジャケットのシリーズでもバリバリ活躍して欲しかったのに。
7 people agree with this review 2011/03/03
ハラシェヴィッチの1960年代のショパンはデッカの箱で出たが、その中でマズルカ集は一見普通っぽいが不思議な魅力に惹かれた。小曲集等の余白に録音したものをコツコツためてCD一枚分になったのにもビックリしたが、全集になっていない所に口惜しいものがあった。そこになぜか出てきたのがこれ。普通期待するとそれ程でもないというパターンが多いが、これははるかに期待以上。シュトンムプカ、チェルニー=ステファニスカ、ルービンシュタイン等のおっとり刀ではなく、速めのテンポに独特のルバートがかかる。速いだけに、マルクジンスキーのような粘着力こそないが、一曲一曲の独自性に思わず聴き入ってしまった。録音年代は詳細に書いてないが、時によってはミケのような古いスタインウェイを使ってるのではないかというような音を感じることもあるものの、全体の音は結構揃っている。またナショナルエディション準拠という訳でもない。現在エキエルらと並んでポーランドの権威みたいな感じになっているので、半端なものは出せなかったのだろうが、快活かつポーランドの匂い濃厚という点で非常に歓迎出来る全集が出たと言える。
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0 people agree with this review 2011/01/31
録音・演奏の傾向等第一巻と同じだが、重量感や粘着性という感じでもないし、ブレンデルのような理屈っぽさもないのだが、D664とかD459等何か重い布団をかけられたようで何となく安らがないうらみがある。あと、私の据え置き型プレーヤーでの話だが、盤も無傷でメッキもきれいなのに、なぜか認識されにくく音飛びも起こりがちである。外見美麗な上に何回か盤を入れ直すと症状が止まるので交換とまでは及ばないのだが。大体内側(最初の方のトラック)で起こる傾向が多いので、お買いになった方はまず一回チェックされることをお薦めする。
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