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Review List of robin 

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     2024/03/05

    イダ・ヘンデルのこのシベリウスは、ステレオのベルグルントとの演奏よりはるかに良い。スケールも大きく雰囲気もありラトルの伴奏もラトル嫌いの私でも優れていると思う。こんな良い伴奏が出来るのに、ベートーヴェンやシベリウスの交響曲の低温な演奏は何なのだと思う。ブレンデルとのベートーベン協奏曲の凡演など全くなっていない。このシべリウスのような演奏を期待したいが、ちょっとムりかな。ラトル、当たりはずれの大きい指揮者、は困る。強者揃いのBPOは重荷だったのでは。愚痴めいたレヴューでした。シベリウスの協奏曲、チョン・キョンファを抜いて諏訪内(彼女の演奏も当たりが少なくハズレが多い)が今のところ私のベスト。

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     2024/03/05

    4番とP協の組み合わせ。クレンペラーのシューマンでは1番が一等良いが次いでこの4番が素晴らしい。フルトヴェングラーに迫る名演と言えよう。(サヴァリッシュの4番とは格の違いを聴かせる) アニー・フィッシャーはシューマンのP協のスペシャリストといって良いだろう。N饗とのライヴもあるし他演もあり言わば彼女の十八番だが、アルゲリッチの名演と比べればスタイルにやや古さを感じるものの、ここでも高い演奏を聴かせ失望することはない。

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     2024/03/05

    KOLTZのRCAコードで聴いた時は音がこもり気味でがっかりだったが、他のRCAに換えてやっとまともに聴けた。ブルックナーは出来る限りステレオで聴きたいがクナにはクナの良さがある。流れは硬くならず滑らかにしてニュアンス豊か、人間臭さはなくコクがあり曲の素晴らしさを十分引き出している。これがステレオならどんなに素晴らしいだろうと惜しんでも仕方ないことだが、やはり残念な気持ちになってしまう。スケルツォだけはベームの彫り深い演奏に魅かれるが、装置を工夫すればクナのスケルツォも相当な演奏だと分かる。最近聴いた中ではチェリのライヴCD(Exclusive)に感心した。昔からキングのLP、CDは一般に艶やかな音で捨てがたいがちょっと音が古めいているのでリマスター盤が良いかも。TESTAMENTはキングより音は良いがウィーンフィルの音がしないので私はやや敬遠気味。



























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     2024/03/04

    も少し何とかならないのかと思う硬い演奏のブラ1である。しなやかさに欠けている、逆にウィーンフィルとの演奏は緊張感がなく微温的である。曲を知るには良いだろうが、演奏となると首をかしげざるを得ない。星2か3。

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     2024/03/04

    リパッティを聴いて天才ピアニストだと思ったことはなく、余り自信はないがこのワルツ集は良くてやや上の部類かと思う。コルトーで聴いた時にはっきりリパッティより上だと思った。微妙にエスプリがあり明暗の付け方も優れていて、それはリパッティでは聴けないニュアンスであった。この後、リパッティを聴いたら普通の演奏に聴こえて、リパッティもただの人、天才なんかじゃないと思うに至り興味も失せた。いま聞いても同じで普通かちょっと上だと思っている。

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     2024/03/04

    このヨッフムの演奏を聴くとシューリヒト・ウィーンの9番がいかにすごい演奏かが分かる。ヨッフムも決して悪くはないが、弱音の経過句や強音部の深々した趣などはるかにシューリヒトが上だ。余談になったが、ベルリンフィルの機能的で艶やかな響きは捨てがたいと思うが、惜しいかな、地上の響きに留まって天上にまで達していない感があり、強音などかなり人間臭さを感じる。初期作品ならそれでも良いだろうが、後期作品7,8,9番では突き抜けた純粋な響きが欲しくなり、ちょっと底が浅い演奏という気がする。しかし、ベルリンフィルの管と弦の上手さはさすがだと思った。音色、音質の違いは演奏に反映するだろうから、外盤も聴いてみたい。

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     2024/03/04

    オケがベルリンフィルだけに響きにウィーンフィルのようなまろやかな美しさはあまり感じられない、響きはむしろ機能的で部分的に威圧的と思うところもあるが、決して機能美一点張りでなく流れにも硬さはなく下品になっていないところが良い。第2楽章などオケの機能美がプラスに働いて美しくうっとりするほどで、次く第3、4楽章にもベルリンフィルの上手さ、美しさが出ている。全体としては、自然、天上への憧れ、希求といった情感に幾分欠け、音楽が現世界に留まっている感じもするが、聴いていて一向に不満な気がしないのは指揮者の作曲者への尊敬、敬愛が音に出ているためかと思う。ベーム・ウィーンのゆったり感、なめらかさはないが、良い意味で引き締まった演奏であり、私としては予想以上の出来栄えの演奏に満足している。ブロムシュテットの4番などよりはるかにブルックナーの音楽という感じがする。評判の良い3番も聴いてみたい。

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     2024/03/03

    まず、ヴァイオリンとピアノの録音のバランスが良くない。Vnの音が大きく採られすぎで、しかもこのフィリップス録音ではグリュミオの音色はベートーヴェンには向いていないと思ってしまう。7番など明るく艶があり過ぎてモーツアルトのように聴こえる。AURAやエルミタージュでのグリュミオのベートーヴェンは素晴らしいのに。

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     2024/03/03

    この巨匠にしてはやや客観性のある演奏だが、どちらも有無を言わせない説得力のある演奏で、何よりも音の響きに輝きがあり内部も100%に近い充実度で両曲ともに素晴らしい演奏である。音も良く、この演奏、音に満足できないとしたら欲が深いと言わざるを得ないと思う。一般には、イッセルシュテット・ウィーンフィルが美しいとの評価で異論はないが、演奏の充実度は断然フルトヴェングラーが上で比較にならない。なお、CD番号は日本番号だがCDはドイツプレスの41566−2である。後発CDにUCCG3708があるが、このF35Gのほうが音圧もあり音に輝きもあるが、UCCGも素直な音で聴きやすい。ORFEOの54年8月30日の演奏もウィーンフィルだけに美しくまろやかな響きに充溢した名演だ。

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     2024/03/02

    演奏云々より音の貧しさに閉口する。素人が会場で隠し撮りしたような音の悪さである。このシリーズはこれで2枚目だが、1枚目のパレ―も(シューマンだったと思う)鑑賞に差し支える同様の音の貧しさで、海賊録音ではないかと疑いたくなるほどで、レコード録音会社または放送局の正規録音ではないと思う。1942年のフルトヴェングラーの第九のほうがまだ良い。

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     2024/03/01

    音は美しい、テンポは早めでスタイルは一聴すると恰好良いように聴こえる、がそれはとりもなおさずマゼールの昔からの欠点でもあり、この演奏に昔の味薄いイメージが音の響きに出ている。深々とした底から響いてくる音が欲しくなり、全楽章表面的な響きで、没頭のトランペットからして響きが浅くのっけから嫌になる(早めのテンポによるためだけでもあるまい)。ブルックナーはこれではいけません。BPOとの(スラヴ舞曲)の名演でマゼールも様変わりしたかと思ったが、根本は変わっていないようだ。私をして残念ながらやっぱりマゼールは諦めようと思わせたブル3であった。

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     2024/03/01

    昔、EMIのLPが発売されたときに聴いた。某日本指揮者(シベリウスのスペシャリストと云われた)が推薦した記事を読み、さっそく購入し聞いた。失望であった。当時30歳ぐらいの私は、プロの指揮者がこういう凡演(あくまでも私の感想で評価)を高く評価するのを不思議に思った。プロなら間違いはあるまいという先入観があったからである。その後、故宇野氏等の評価も低いものであったので、やや納得したのを覚えている。仲間が推薦するハイフェッツは敬遠だが、オイストラフ、チョン・キョンファのほうがこのイダ・ヘンデルよりずっと素晴らしい演奏だと思った。その後、プロの音楽家、学者が推薦する演奏を聴いたが、良いと思ったのはごく少数で、私の感覚に合わないのがほとんどで、僭越にも、プロもあてにならないと思ったりしたものである。そして今もその気持ちに変わりはない。結論、このイダ・ヘンデルの弾くシベリウスは私には、彼女にしては凡演、としか聴こえない。

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     2024/03/01

    クラッシクを聴き始めて50年になるが、まさかスラヴ舞曲にハマるとは思ってもみなかった。きっかけはつい最近、マゼール・BPOの味濃い演奏を聴いてからだが、そしてこのドラティ盤。押しが強めで分厚くどんどん聴かせるが、もう少ししっとりとしたボヘミアの郷愁とか民族色を出せたらもっと良いのにと思う箇所もある。音は申し分なく良く、ハイを上げ気味にすればよい結果がでるかも。私が特に好きなのは、6番と10番で、6番のドラティは優れており上位の演奏だ。10番が抜群に素晴らしいのが意外にも、ストコフスキー・NPOで絶妙に遅いテンポで歌いぬく。ただし残念にも彼はこの10番の録音しかない。いまだにスラヴ舞曲にハマっており、セル、ライナー、プレヴィン等あと5種ほど聴きたいと思ている。

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     2024/02/29

    音は大変良くこの曲を初めて聴く人には良いと思う。ベートヴェンやブラームスの時のような分厚い音のカラヤン癖も少くなく聴きやすい。ただし、曲をよく知っているひとには物足りないかもしれない。例えば、ジークフリート牧歌などクレンペラーの圧倒的な響きには及ばない、それは同曲異演にも通じる。CDの絵柄はいかにも趣味が悪い。

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     2024/02/29

    (新世界より)といえばケルテス・ウィーンフィルのケルテス一世一代の名演があり、今もってベストで今後もこれに勝る演奏は出ないと思うほどだ。それはさておいて、このロジンスキーであるが民族感、土俗感といった郷愁を誘う演奏とは言い難い。むしろやや即物的、職人的な響きである。同じような演奏にマーキュリー録音のクーベリック・シカゴSOがあるが、クーベリックほどには演奏も音もアクの強さはなく聴きやすい。スタイルはどういうのでも良いと思うが、このロジンスキー盤、やはりボヘミアへの郷愁、望郷の念といったものに欠けていて物足りなさを感じる(但し終楽章だけは面白く聴ける)。因みに位相を変えて疑似ステにして聴いても全く違和感なくむしろ聴きやすいぐらいである。余談ながら、カラヤンを敬遠している小生だが、ザルツブルク音楽祭ライヴのカラヤン・ウィーンフィルの新世界(sardana cd )にはうなってしまった。

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