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0 people agree with this review 2024/07/07
売れすぎて安価になってしまったのだろうか、値段は安価で結構だが中味の演奏は高い。こんなに美しい音で内容は濃く高いレヴェルの演奏はこれからも見つけることは困難だろう。10種以上の全集を聴いてきてこのように思う。ステレオならスメタナのアナログ録音盤、2種のジュリアードSQが匹敵するかなと思う。
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ソロもオケも期待外れの演奏でした。クレメールなら他の演奏CDを薦めます。
演奏が良くないので曲の良さも十分味わえない見本の演奏。ご自分で確かめあれ。こういう演奏を聴くと優れた指揮者や演奏はどこが違うのかよく分かる。
交響曲も協奏曲も低調。これで星4?どう考えても聴いてもおかしい。星2か3がいいところだろう。
0 people agree with this review 2024/07/06
F20G29093でかなり否定的な感想を記したが、その後SPコード等を換え聴き直したらそんなに悪くはなく、音の良さも手伝って美しくしっとりした演奏に感心したほどで、前のレヴューを訂正しなければならない。白熱とか緊張感はさほどないものの落ち着いた雰囲気に聴きほれる。評論家が言うほど悪くはないと思ったし、高い評価を与えている人もいると報告しておこう。
30年前に持っていたが手放してしまってどんな音かは記憶になく、聴き比べのため持っていればよかったと思っている。Referencesにも2種あるようで、2000年発売のARTのリマスターと1994年のARTのかかっていないオリジナルCDである。オリジナルを好む人もいればArtのリマスターCDを好む人もいるようだが、申し訳ないですが私は音の違いの判断不可能である。WFの3番は、ウラニアを含め16枚持っているが、安価なのでこの際ARTの全集を購入してみようと思っている。無責任承知の上とりあえず星3とする。
1944年1月の録音にしては大変音が良い。音の良いのは大歓迎だが肝心の演奏は、音色が明るくレーンのヴァイオリンは味がわいに欠け、オケもソロも全体に深みにも不足し、、特に第1楽章などテンポに落ち着きがなくなんとなくせかせかしている。ただし第2楽章はゆったりしてよいほうである。戦中のマグネット録音の中でも最高の音と言われているほど良い音である。演奏は2か3。
0 people agree with this review 2024/07/05
3番が名曲で演奏も素晴らしいと思う。特に第2楽章のアンダンティーノが美しく好きである。棚にフランチェスカッティ、ミルシテイン、デュメイ、グラフィンがある。1番はウルフ・ヘルシャーが音に張りがありチョン以上に聴かせる。1番のチョンはやや線が細い。
好きな34番目当てに購入したが、第2楽章の美しいアンダンテのテンポがかなり遅くだれており、これでは美しさが半減である。グラーフの演奏のほうがはるかに美しく、またモノラルだがベーム・VPOのほうが良いのだが録音のせいかイマイチ音抜けがよくないのが残念である。33番も明らかにケルテスのウィーンフィルのほうが素晴らしい。
LPで聴いた時は感心したが、その後CDになって再度聴き直したらごくごく普通の演奏にすにすぎないと思った。グリーグもシューマンもより優れた演奏のCDが発売されたので、今では本CDの演奏価値はそれほどでもなく、ルプーもイマイチの感あり。
力強くても良いから美しい響きのハイドンが聴きたい。ドラティ、アンセルメは少しニュアンス不足、クレンペラーは繊細さに欠け、クイケンなどの古楽器演奏は悪くはないが現代楽器の演奏を好む。C・デイヴィスは昔聴いたが記憶にないが高評価を与えている人もいる。このアーノンクールは美しさの点でマイナス、フォルテなどいかにも外面的で強く聴きつらい。このパリ交響曲はベームやヨッフムの録音で聴きたいが残念ながら録音はない。好きな82番の熊は、今のところマタチッチがベストで最近聴いたフェレンチークがその次ぐらい。アーノンクールの演奏手法は、モーツアルトでもベートーヴェンでも皆同じで飽きがくる。
0 people agree with this review 2024/07/04
このCE28-5571が単品のCC35ー3166の再発か、全集のCC30−3361(未聴)の再発かは不明だが、CC35とは音の違いがはっきりしている。音のこまやかさ、音色等、CC35が勝っているが音に少しに硬さがあり高音部は艶があるものの若干金属的に聴こえる。半面、CE28は音色は劣るが音に柔らかさがあり、高音部も柔らかく伸び全体にニュアンス豊かに聴こえる。私の安価な装置では、聴いていて曲想に気持ちが乗っていくのはCE28のほうである。多分、アナログ的な音の柔らかさでニュアンスに差が出ているのだと思う。
0 people agree with this review 2024/07/03
このCE28−5585はCC35ー3170の再発盤でなく全集CC30−3357の再発CDであるとのこと。音、音色の違いは聴いてすぐ分かる。CC35は音が緻密で丁寧、かつ音色も豊かである。CE28は、(ナチュラルで直接的な迫力が良い)との評があり、確かに迫力はあるが音が太目で音圧も高い、それがナチュラルかどうかといえば、わたしはとってつけた迫力と感じ、また聴いていて疲れる。小生はCC35に軍配を挙げたい。オリジナルLPは英ALPでなく仏FALPで貧困の小生も持っていた。ただし、ニュアンス等はCDとは全く違う。会場の雰囲気があり後部座席で聴いているかのようで、終楽章のオケの響きは吹きすさぶ風のごとく鳴り響き、すばらしいことこの上なく、ワルターもカラヤンもベームも吹っ飛ぶぐらいである。あの音、あの感激は一生忘れないだろう。CC35が良いかCE28が良いか、AUDITEがよいかは再生装置によるかもしれない、と断っておこう。
この2曲の弦楽四重奏曲の中でも1、2を争う名演だと思う。リズム、間、メロディーの詠わせ方等、どれをとっても抜群の出来で、バリリSQ、スメタナSQ、ジュリアードSQ、タカーチSQ等もこれほどの演奏を残していない。音の良いのも演奏に輪をかけている。この団体は後期の四重奏曲にも名演があるがそれ以上の出来栄えと評して良いかも。この2曲のずば抜けた名演CDだと思う。小生、作品18の2番も好きなのです。
フランクのみの感想。今回キングのK35Y1014と音を比べてみた。音の鮮明さ、高音部の伸び等このPROCがはるかに勝っており、しかもウィーンフィルの弦の艶も再現された素晴らしいCDである。キングCDは柔らかい音で鮮明度もあり、これだけ聴けば満足かもしれないが、心打つ音の演奏はこのPROC盤である。PROC盤を聴いた後ではキング盤はやぼったく聴こえてしまうほどすぐれたCDである。演奏の深さ等も今回改めて認識した次第である。
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