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TOP > My page > Review List of ユローヂィヴィ
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3 people agree with this review 2012/06/03
歌劇「画家マティス」がオリジナルのオペラではなくて、ほんの断片からつくられた交響曲だけでしか知られていないのは残念でならない。 これは対訳付きで国内盤を発売する価値のある素晴らしい作品だ。 しかもこの録音はクーベリック指揮でフィッシャー・ディスカウ以下による名演なのだから。
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4 people agree with this review 2012/06/03
マスカーニは歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』だけで知られているような作曲家だが、音楽は美しいが血なまぐさい嫉妬と決闘の『カヴァレリア・ルスティカーナ』より同じ田舎が舞台でも独身男がめでたく結婚する歌劇『友人フリッツ』の方が個人的には好きだ。 この愛らしい作品を若きパァヴァロッティとフレーニが歌い上げている素晴らしい録音があるのにいっこうに国内盤で出ないのが不思議でならない。
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1 people agree with this review 2012/06/03
まさに歴史的録音。 解説書がとても詳しい。 解説にもあるように、30回以上の練習のうえに初演、録音の運びになったが、本番や録音では指揮はしなかったものの練習を中心的に指導したのは齋藤秀雄だったという。 なるほど単に二千六百年の記念作品だけに気合いだけでなく、しっかりした練習の成果を感じる。 イベールの「祝典序曲」は山田耕作が指揮しているが、とてもしっかりしていると感じたが、その影に齋藤秀雄ありというのを知って納得した。 個人的に一番気に入ったのがピツェッティとヴェレシュの交響曲だ。 ヴェレシュはコダーイの弟子でバルトークの助手も勤め、リゲティ、クルターク、ホリガーの師匠でもある。 交響曲以外にはピアノ協奏曲しか聴いたことがないが、素晴らしい作曲家だ。 「玉音放送」=「終戦の詔書」も収録されている。
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0 people agree with this review 2012/06/03
『交響曲第3番』はチャイコフスキイの交響曲の中でも演奏される機会は少ないが、フェドセーエフは手なれた棒さばきで情感豊かに聴かせて飽きさせない。 バレエ音楽『白鳥の湖』の抜粋はモスクワ放送交響楽団だけに歌劇場のオーケストラと違いシンフォニックに響いている。 『協奏的幻想曲』はめったに演奏されることのない作品だが、その珍しい作品がプレトニョフのピアノで観ることができるのだから貴重だ。 映像を観るとフェドセーエフとモスクワ放送交響楽団の信頼関係がよくわかる。
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ニコライ・チェレプニンとその息子のアレクサンドル・チェレプニンの作品を収録している。 アレクサンドル自身のピアノ演奏も聴くことができ、60年代後半の録音だが音もきれいで演奏も素晴らしい。
シュニトケのピアノ協奏曲を2曲。 ピアノ4手と室内管弦楽楽団のための協奏曲は20分たらずの作品だが、なかなか聴き甲斐がある。
0 people agree with this review 2012/06/02
ショスタコーヴィチのオーケストレーションを基にした録音。 なによりも作品が素晴らしい。
1 people agree with this review 2012/06/02
1995年2月マリインスキイ歌劇場でのライブ録音。 ゲルギエフのロシア・オペラ・シリーズではライブ録音のものがいくつかあって音質に不満を感じるものがあるが、この録音はそれほど音質が気にならない。 歌手たちを伸び伸びと歌わせるゲルギエフの指揮にも好感が持てる。
歴史的名演とは次元の違う色褪せない演奏。 アンセルメのリハーサルはテキパキと細かく具体的な指摘をして曲を組み立てていく。 アンセルメが何度もメロディーを歌って説明するのも興味深い。 しかしニュー・フィルハーモニア管弦楽団の演奏が素晴らしい。
0 people agree with this review 2012/05/05
素晴らしい。 ペルトとはまた違った、魂を癒す音楽だ。 収録作品は宗教曲や室内楽などで、明るさ、軽さ、奇妙さなどまさしく今を表現した音楽だ。 アナトーリ・カラリョーフは1949年レニングラード生まれでボリス・アラポフに作曲を学んだ。 現在はペテルブルグ音楽院で教授を勤めている。
0 people agree with this review 2012/04/26
ピアノ三重奏曲第2番が特に聴いてみたいと思って購入した。 あのオイストラフがあんなミスをとびっくりする所もある。まさに「弘法も筆の誤り」。クヌシュヴィツキイも危ない箇所があった。 ヴァイオリン・ソナタはコーガン演奏の素晴らしい録音もあるが、やはりオイストラフの演奏にはただならぬものを感じる。 ロストロポーヴィチのチェロ、ショスタコーヴィチ自身のピアノ演奏による抒情的なチェロ・ソナタや生涯最後の作品となったヴィオラ・ソナタとショスタコーヴィチの室内楽における名作を味わえるCD。 ヴィオラ・ソナタのライブとは思えない素晴らしい演奏に感動した。 ヴィオラ・ソナタは作曲家が自身の死と向き合い、学生の頃父の死をうけて作曲した「2台のピアノのための組曲 嬰ヘ短調」を引用するなどこの世との別れを込めたまさに白鳥の歌だ。 切ないが美しい作品だ。
0 people agree with this review 2012/04/20
演奏が少し弱い感じがするが現行版でない1919年版(ただし第1、2場のみ)を聴くことができるのが貴重だ。 「ピアノラのための練習曲」は初めて聴いたがなかなか面白かった。 解説書はすべてフランス語で書かれており、歌詞は付いていない。
0 people agree with this review 2012/04/17
バレエ・カンタータ『結婚』とミサ曲が聴きたくて買ったが、「古いイギリスのテキストによるカンタータ」が良かった。 この曲はコリン・デイヴィス指揮のCDを持っているが、アンチェルのこの演奏の方がおすすめだ。
2 people agree with this review 2012/04/16
これは名曲、名盤です。 メンデルスゾーンのオラトリオ第1作目になる『聖パウロ』。 力強く、そして美しい。 第1部が特に素晴らしい。
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1 people agree with this review 2012/04/14
ミヨーは作品が多く、どこから聴こうか迷う作曲家だ。 このCDには管弦楽曲、協奏曲、室内楽曲、声楽曲、器楽曲とミヨーの幅広いジャンルにわたる創作を知ることができる。 ミヨーの自作自演からバーンスタインの名演奏まで、ミヨーの魅力満載だ。 「ひそかに書かれた6つのソネット」はミヨーらしさは少ないがとても美しく印象的だった。
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