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Review List of レインボー 

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  • 1 people agree with this review
     2015/07/30

    ノルウェーの作曲家、オーレ・オルセンの管弦楽作品集である。
    オルセンの作品集は今のところ2枚でているが、このテリエ・ミッケルセン指揮、ラトヴィア国立交響楽団の演奏で収録されたこの盤が世界初の物のようだ。
    ラトヴィア国立交響楽団の演奏は、もう一つの作品集で演奏していたアークティック・フィルの物に比べて攻めと歌わせ所が優れているように思う。
    特に分かり易いのが1曲目『アスゴールの騎行』で優等生的だったアークティック・フィルに比べて 演奏時間はこちらが長いが、劇的な第一主題と中間部の穏やかな所のコントラストのメリハリの付け方が見事だ。
    このCDは厳密いえばSACDハイブリッドで、私は普通のCD層でのみ聴いているが、これだけでもなかなか優秀に録音されている。

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     2015/07/28

    このCDはスロヴェニアの行進曲やファンファーレと言った曲を集めた物です。
    演奏は、スロヴェニア国防軍軍楽隊、指揮の大半はヤニ・サラモン中佐が担当していますが、他にもミリヴォイ・ズルベック、アルヨサ・デヘッリ、アンドレア・ソーラが何曲か受け持っています。
    スロヴェニアの行進曲というのはほとんど日本で知られていませんので、このCDは大変貴重な一枚と言えるでしょう。
    演奏は指揮者によって多少違いますが、一つ一つの音を区切った、いかにも軍楽隊らしい演奏というのはどの演奏にも共通します。
    『タラタタ』では軍楽兵の歌まで入り、なかなか楽しい&熱い演奏となっています。
    録音はどちらかというと残響の少ない硬めの録音ですが、演奏が演奏なのでこれはこれで良いでしょう。
    録音年は不明ですが、音質面は問題なし。

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     2015/07/27

    このCDは1963年にカール・シューリヒトが、ウィーン国立歌劇場管弦楽団を振って録音したヨハン・シュトラウス2世の作品集である。
    収録された作品は何百とあるヨハンの作品では有名な作品ばかりで、収録曲の面で特筆する点はないが、落ち着いた雰囲気の中、はっきりしたリズム、さっぱりしながらも、柔らかなニュアンスと、時折オケにタメを作って僅かに揺らしたりとなかなか個性的な演奏を聴かせてくれる。
    ウィーン流とは違うがなかなか良い演奏である。
    また、オケの名前がウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ではなく、ウィーン国立歌劇場管弦楽団でクレジットされているのも珍しいだろう(通常はウィーンフィル名義が多く、歌劇場の表記の方はフォルクスオーパー等の変名である場合が多い)
    今回の復刻に関してどれほど音が良くなっているのかは、1990年に出たという国内盤がないので不明だが、年代を考えても特に問題なく聴ける音質だと思う。

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     2015/07/25

    "非常に珍しいオッフェンバックのオペレッタを集めたCDです。収録されているのは1873年作曲の『ポム・ダピ』1861年作曲の『シェフルリ氏は日にご在宅』、1858年作曲の『市場のかみさん達』で何れも1幕物。今日では滅多に上演もされず、ましてや録音も他にない(シェフルリ氏のドイツ語盤が過去にある位)ため大変貴重と言えるでしょう。演奏もとっても良く、歌手も思いっきり笑わせてくれるなかなかの好演。1983年録音でステレオ録音なので音質は悪くはないもののDDD録音初期のため細部がクリアではない事が唯一の残念な点です。"

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     2015/07/25

    ビュルゲン・ヤール指揮、ボヒュース連隊軍楽隊の演奏によるこのCD、行進曲を集めた内容となっています。
    タイトルに3とあるように全5枚出ていた3枚目にあたる物。
    演奏団体がスウェーデンの団体だけあってか、スウェーデンの行進曲が多く収録されており、いくつかは指揮者のヤールの編曲譜が使われている。
    またその他の国の作品にも珍しいのが多数あり、行進曲好きには嬉しい一枚。
    演奏は時々アンサンブルが不安定な所があり、普通な演奏が多いのですが、当たった時の演奏はなかなか熱いです。
    録音、音質良好。

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     2015/07/24

    スウェーデンの現国王、カール16世グスタフ王が1996年に50歳の誕生日を迎えられるに当たり発売されたのがこのCDで、スウェーデンの王室の音楽を歴代の王の時代順に収録した物。
    マッテス・ヨハーゲン指揮、スウェーデン王立陸軍中央軍楽隊の演奏で収録。
    その内容から大半は行進曲や短いファンファーレが中心で、前半の古い時代には古典派の管楽ディヴェルティメントのような作品もありバラエティーに富む。
    演奏はさすがともいうべきで、統一されたアンサンブルと流暢な音楽で、得意分野という事もあるだろうが行進曲からクラシックまで見事に吹いている。
    記念盤だけあり、詳しい楽曲解説等がついた解説書とプラケースに入ったCDが厚紙に入った作りは豪華。
    音も綺麗。

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     2015/07/23

    ヨハン・シュトラウス1世の作曲した管弦楽曲を紹介してこのシリーズの第24枚目。
    シリーズとしては最後の方にあたり、シュトラウスが亡くなる年に書かれた作品を収録しています。
    『ピーフケとプフケ』はボスコフスキーも録音しておりまだ知名度はあると思いますが、それ以外の作品は全くと言って良い程知られてないでしょう。
    またこの巻の特徴として他のシリーズのCDに比べ、作曲時期がらか行進曲が多数収録されているのも特色と言えるでしょう。
    演奏はクリスティアン・ポラック指揮、スロヴァキア・シンフォニエッタといつものコンビによる演奏です。
    高い技術力とはいかないまでも、オケの実力はまずまずですし、クセのない音楽なので作品を知るには全く問題ないと思います。
    どちらかというと資料としての価値の方が高い一枚でしょうか。
    録音、音質良好。

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     2015/07/22

    ノルウェーの作曲家、オーレ・オルセンのオーケストラ作品を集めたCDです。
    オルセンは今まで行進曲の作曲家として知っていましたが、本格的な管弦楽曲を残していたとは驚きです。
    その作風は、ノルウェーの民謡を元にした非常に親しみやすい旋律と、巧みな管弦楽法により、こんにち忘れられているのが不思議なぐらいです。
    演奏のアークティック・フィルハーモニー管弦楽団はこのCDがデビュー盤との事ですが、ハルヴォシェン、リンドベルイのタクトの下、非常に丁寧な演奏を聴かせてくれます。
    最もアースガルズの騎行のようにもう少し攻めてみてはと思うのもあるのですが、作品を知るには問題ないでしょう。
    通常のCD層でしか聴いてないですが、音質も特に不満なく聴けます。
    19世紀北欧オーケストラ曲ファンにお勧め。

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     2015/07/21

    このCDは1998年、イギリス王立空軍創設80周年を記念してバービカン・センター・ホールで開催された記念演奏会を収録したライヴ盤です。
    演奏団体は、イギリス王立空軍中央軍楽隊と、イギリス王立空軍連隊軍楽隊で、記載はないのですが恐らく合同編成での演奏でしょう。
    指揮者は、当時空軍軍楽総監であった、ロビン・ウィルキンソン中佐、空軍中央軍楽隊の指揮者であったロブ・ウィッフィン中佐。
    ただし、個別の担当曲の記載はありません。
    選曲は、空軍の記念演奏会らしく、『威風堂々』『英国空軍分列行進曲』『戦う司令官』『ダムバスターズ』と言った空軍関連の、ロイヤル・エアフォースお得意の楽曲をピックアップした物です。
    演奏は記念演奏会のライヴという事もあり、明るく楽しい演奏となっています。
    上記に挙げた空軍の行進曲は絶品ですし、シング・シング・シングでは大編成バンドによるノリにノった快演が楽しめます(途中のティンパニのソロは見事!)
    ポリフォニックのライヴ盤はこじんまりとしたサウンドになっている物が多く、せっかく大編成で演奏しても、大編成ならではの良さが分からないといった難点がありましたが、このCDはリマスタリングされているようで、その心配はありません。
    最上とは言えないまでも十分、バンドのサウンドを伝えてくれる音質です。
    尚、このCDのプロデューサーはフィリップ・スパークが担当しているようです。
    彼の作編曲はありませんが、ファンの方一度耳にしてみてはどうでしょうか。

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     2015/07/20

    20世紀中頃にかけて活躍したボリス・リャトシンスキーの交響全集の一枚。
    録音当時ナクソスに多数の録音を吹き込んだ、テオドレ・クチャル指揮、ウクライナ国立交響楽団のコンビによる演奏。
    このCDは5曲あるリャトシンスキーの交響曲のうち、第2、第3の交響曲を収録した物。
    演奏はこのコンビの中でも特に良いと言える物。
    ちゃんと爆発する所では金管が吼えているし(下品な音にならないのがこのオケらしい)時にはハッとさせる美しい演奏を聴かせたりする。
    作曲家への共感に満ち溢れた好演と言えるだろう。
    録音も問題なし。

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     2015/07/18

    ヴァーツラフ・ノイマン指揮、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で収録されたこのCDは、チェコ(ボヘミア)出身の作曲家の手によるワルツとマーチ、ポルカを集めたもの。
    フチークを初め、クモッホ、コムツァーク、ラビツキー等、いわゆるウィーン・ライト・ミュージック系統の作曲家の作品ばかり収録。
    といってもシュトラウスとは一味違う作品で、素朴であったり影があったりと面白い。
    第1巻、第2巻の2枚がリリースされているが、現在HMVでは何故か同一盤となっている。
    カタログ番号の末尾が101が1巻、201が2巻である。
    収録曲の作曲家は主に19世紀中頃から20世紀前半に活躍した人物で、この年代のボヘミア出身の作曲家の手による主要な作品はこの2枚で大体揃う。
    ノイマン&チェコ・フィルの演奏はリラックスした、実に楽しいもの。
    細かい事は言わず、素直に曲を聴くのがこのCDの正しい聴き方だろう。
    2枚とも1983年8月の録音、音質は特に問題なく聴ける。

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     2015/07/17

    ペーター・ヴァン・デル・ホーデン中尉指揮、カナダ海軍スタダコナ軍楽隊の演奏で収録。
    収録曲は、アルフォードやブランケンブルクと言った行進曲を初め、カナダの作曲家による吹奏楽曲やフルート協奏曲、海軍関係の曲等々、全体的にクラシカルな作品を中心に収録しています。
    カナダの軍楽隊の録音は日本では珍しく、他にはこのCDを発売したバンドリーダーから、カナダ国防軍中央軍楽隊とカナダ国防軍音楽学校軍楽隊、カナダ空軍軍楽隊のCDがあったぐらいです。
    スタダコナ軍楽隊の演奏は、技術的に無理をせず、綺麗に音楽が流れていく落ち着いた演奏というのが全体の印象です。
    でもやはりそこは軍楽隊でしょうか、行進曲はバンドの鳴りが違います。
    オタワのカナダ国防軍中央軍楽隊スタジオでの録音で、残響は適度、問題なく聴ける音質だと思います。

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     2015/07/16

    このCDは行進曲を集めたCDです。
    音源は元々ミュージック・マスター等で出ていた物。
    全曲、イギリスの軍楽隊による演奏で指揮者の記載や楽曲解説等はありません。
    イギリス王立海兵隊軍楽隊やイギリス王立空軍軍楽隊といった有名団体による演奏から、ウェリントン公爵連隊軍楽隊、第16&第5王立槍騎兵軍楽隊といった珍しい団体まで様々な団体による演奏があり、演奏は名演から普通なのまで様々、特筆すべき演奏としてはシューベルト『軍隊行進曲』、落ち着いたテンポながら隅々まで指示の入った好演ですし、イギリス王立空軍西部方面軍楽隊によるアルフォード『荒鷲飛行中隊』は、燃え上がるような熱演が素晴らしい(この曲の名演の一つ)
    オーストラリア陸軍軍楽隊は何故か他のに比べ録音がかなり硬いが、1つ1つ区切った、歯切れの良い演奏が聴ける。
    録音年代は不明だが、特に不満なく聴けると思う。
    この値段ならお得なCDなので、マルチバイのお供にでも如何だろうか。

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     2015/07/15

    1950年代から1960年代にかけて、ドイツのオケを起用して制作されたオペレッタ全曲盤を復刻した物である。
    このCDの最大の売りは何といってもその収録曲であり、定番所の作品から、このボックスでしか聴けないような大変珍しい作品までが収録されており、オッフェンバックからリンケ、シュトルツ、ジョーンズまでのオペレッタを体系的に聴ける内容となっている。
    演奏は上記の通り、ドイツオケによる物で、マルスツァレクやシュヒター、シュテファン、シュミット=ベルケ、シュレーダーと言ったオペレッタを得意とした指揮者によるタクト、ケルン放送管弦楽団やミュンヘン放送管弦楽団、ハンブルク放送管弦楽団、ヘッセン管弦楽団といったこれまたオペレッタ録音で同じみのオケ、さらにショックや、ローテンベルガーらによる歌(ちなみに全てドイツ語)による正統派の演奏は悪くないです。
    唯一の難点はCDが厚紙に収納されているのですが、これが取り出しにくい(下手すると記録面を傷つけてしまいそうな)事でしょうか。
    極上とは言えない物のまずまずの復刻で、年代のわりに聴きやすい音質と言えるでしょう。
    値段はハッキリ言って高いですけど、オペレッタ好きなら手に入れておいて損はないでしょう。

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     2015/07/14

    1987年に発売された日本クラウンの吹奏楽大全集が好評であったか、1991年には第2期として6枚のCDが出ました。
    これは、陸上、海上、航空の各中央音楽隊を起用して、それぞれクラシック編、ポピュラー編の2枚を発売したCDで、どのCDも演奏者の個性のひかる選曲でした。
    このCDは、航空自衛隊航空中央音楽隊の演奏で収録されたポピュラー編で、指揮者は当時の隊長、進藤潤2等空佐です。
    収録曲の前半は映画音楽やジャズ、ビートルズのスタンダードなポピュラーナンバーなど、これらは航空中央音楽隊が定期演奏会を初めとした各種演奏会で演奏してきたレパートリー、真面目さはありますけど、軽妙に吹いてゆくのはまさに得意曲であるからでしょう。
    尚、これらの曲の編曲は昨年に亡くなった岩井直溥と音楽隊員の小杉比による物です。
    後半はクラシックよりの作品が続きますが、こちらは吹奏楽団としての本領を発揮、ウェストサイドストーリー等今でも演奏される曲が多いですが、吹奏楽をやっているという方には鑑賞にも参考になると思います。
    そして最後にフチークの行進曲『皇帝に栄光あれ』
    これ等、音楽隊が最も得意とするジャンルの曲だけあり、全体的に重厚ながら流れるような音楽が見事であります。
    ワンポイントで録音された前作と同じく、今作も同じと思われ録音は鮮明、迫力のある物。
    最近の吹奏楽CDは時々録音にお金を掛けない酷い物があるが、このCDの頃は隅々まで丁寧に仕事されていて好感がもてます。

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