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Review List of レインボー 

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  • 1 people agree with this review
     2015/08/23

    ノルウェー王立近衛兵軍楽隊、シェル・マッテンセン少佐、スヴェレ・カスペルセン中尉の指揮で録音されたCD。
    同軍楽隊は1997年頃より、毎年一枚、自主盤を制作してきましたが、このCDはその2002年盤に当たる物です。
    自主盤らしく、他では見かけない珍しいレパートリーや、ソリストを招いて通常の吹奏楽レパートリーとは違う一味変わった内容が特徴的です。
    ものすごく上手いわけでも、技術で聴かすわけでもありませんが、全編安定した 演奏はこのバンドの実力が高い事の証明でしょう。
    録音も良。
    普通の吹奏楽CDに飽きた人にお勧めです。

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     2015/08/17

    グリーグとシベリウス、北欧を代表するクラシック作曲家の管弦楽曲を集めた内容です。
    シベリウスはオッコ・カム指揮、ヘルシンキ放送交響楽団による地元勢による演奏で、悪くありませんが、このCDの聴き所は、グリーグの『ペールギュント』でしょう。
    リヒャルト・クラウス指揮、バンベルク交響楽団によって1958年に録音された物です。
    R.クラウスはドイツの指揮者で、こんにちでは一般的に有名とは言い難いですが、その知名度のわりに音源は意外と多いです。
    ただほとんどがオペラや協奏曲の伴奏というハウスコンダクター的な使われ方でこのCDのように管弦楽の録音は珍しいのではないでしょうか。
    一見すれば手堅い堅実な演奏にきこえますが、意外細かく表情を付けたメリハリのついた音楽は有名録音にも匹敵する演奏です。
    このような演奏はクラウスは歌劇場でのキャリアが豊富な指揮者であったため出来た技なのでしょう。
    珍しい事にこのCDはAADで、聴く分には大して問題ではないと思いますが、やや古さを感じます。

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     2015/08/15

    テッド・ウェアリング大尉指揮、イギリス在郷軍人会中央音楽隊で演奏、収録されたCDで、中身は吹奏楽お得意のごちゃ混ぜな内容です。
    吹奏楽の基本、行進曲から、クラシックのアレンジ、吹奏楽のために書かれたまたは編まれたポピュラー曲を収録しています。
    わりと録音も多く、技術的にもそこそこのこの団体の録音では微妙な演奏も多いこのCDですが、最後のビドグットの行進曲『在郷軍人会』は演りなれているのか、これだけはバンドのサウンドが違います。
    また幾つか珍しい曲も収録されており、それ目当てで買うのもありでしょう。
    録音は残響はある物の硬めのサウンドです。
    ですが内容的に見てマニア向きな一枚ではないでしょうか。

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     2015/08/13

    ヨハン・シュトラウス2世の喜歌劇『ヴェニスの一夜(ヴェネツィアでの一夜)』の全曲盤。
    1938年1月22日に、ハインリッヒ・シュタイナー指揮、ベルリン帝国放送管弦楽団で録音された物。
    歌手は、カール・シュミット=ワルター以外はこんにちでも名を知られる人物はいないように思う。
    演奏、歌唱ともにごくごく平凡な出来で、その上まぁある程度は仕方ないこととは言え、音質も良くない。
    その上復刻も冴えない感じで、どちらかというと歴史的資料としてのほうが高く、マニア向きの一枚だろう。

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     2015/08/12

    アンドレアス・ハンソン指揮、スウェーデン王立海軍軍楽隊の演奏で収録されたCDで、中身は吹奏楽お得意のジャンルごちゃ混ぜの選曲。
    ただし、日本のアマチュアのCDのように新曲を中心にポピュラー曲と右を向いても左を向いても似たような選曲とかではなく、ヴォーカルやピアノがソロを取る曲や、スウェーデンの首都、ストックホルムを称えたエドゥアルト・シュトラウスのポルカ、スウェーデンの行進曲作曲家、A.ドフリンの曲、ドイツの吹奏楽作曲家、ウールバッハの代表曲でスウェーデンの軍楽隊が好んで演奏する『レギーナ行進曲』など聴きやすい小品中心に、バンドのカラーを出した選曲。
    勿論演奏の方も一級で、洗練された無駄のない音はいかにも北欧のバンドらしいか。
    何より驚くのがこのCD、指揮者を含め30名前後といわゆるウィンド・アンサンブル形式を取りながら、そうとは感じさせない音の厚みがある所。
    録音も良いし、気になる方は是非ともお手に取ってみてください。

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     2015/08/11

    『オッフェンバッキアーナ』という曲が収録されています。
    名前から分かる通りジャック・オッフェンバックの100近くある喜歌劇から、幾つかの作品を集めてセレクション化した内容です。(早い話がメドレーのような物)
    過去にはロザンタールの編曲によるオッフェンバッキアーナなる音源(演奏はロザンタールによる、つまり自作自演)もアコードから出ていましたが、このCDに収録されたオッフェンバッキアーナとは、オッフェンバックの作品から編まれたという共通点を除けば全くの別物。
    このCDは『ペリコール』『下手なヴァイオリン奏者』『サンフルールのバラ』『地獄のオルフェ』『美しきヘレネ』『ジェロルスタン女大公殿下』『リッチェンとフリッチェン』『青ひげ』の作品から取られたメロディーを使い、ジェロルスタン女大公殿下は作曲家自身のオリジナルの序曲ですが、その他は他人の手による編曲です。
    マルセル・カリヴァン指揮、ORFリリック放送管弦楽団による演奏で、1967年頃の録音。
    オペラの伴奏が多いカリヴァンの珍しい管弦楽物で、ここでは陽気なオッフェンバックのメロディーをメリハリのついた演奏で、楽しく聴かせてくれます。
    また管楽器などに残るフランスらしさを楽しむのも良いかもしれません。
    録音年代のわりにはまぁまぁ良いほうの音で、鑑賞には支障はないと思います。

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     2015/08/10

    このCDはフランス行進曲を集めた5枚組CDです。
    いずれもSP時代の1950年代の音源を復刻した物で録音当時はまだ各国特色のあるサウンドをしていた時代であり、このCDでもフランス式編成による明るく、まろやかで柔らかい独自の音色が聴けます。
    また同時に行進曲という物が身近にあった時代ですから、技術面で難あれど、こんにちのように無神経な演奏はなく、各々の団体ともに説得力のある演奏を繰り広げられています。
    収録曲は定番から珍しい曲まで、色々あって面白い。
    演奏は当時のパリ近辺で活躍していた軍楽隊による物でそれぞれの団体毎に簡単に書きますと、ギャルド・レピュブリケーヌ軍楽隊→F.J.ブラン楽長による指揮で、コロンビア(EMI)に吹き込まれた音源の復刻。
    日本でも過去に復刻された音源ですが、音はこちらの方が良いと言う物が多いです。
    ブラン時代の物だけありハズレはなく、吹奏楽という枠を超えた芸術的名演奏が繰り広げられています。
    またバトルー・ファンファーレ隊によるファンファーレ・マーチやフランス陸軍の信号ラッパ譜等貴重な音源(こちらは初CD化?)も収録されています。
    パリ空軍軍楽隊→ロベール・クレリス楽長と、ポール・リーゼンフェルト楽長による演奏で、クレリス楽長の曲は当たった時のキレの良さと推進力は見事な物です。
    リーゼンフェルト楽長はフランス行進曲の定番を中心に、フランス行進曲はこうあるべしとでも言うようなスタンダードな演奏です。
    パリ海軍中央司令部軍楽隊→ユリウス・シマール=コーリー楽長によるタクトで、やや速めのテンポと柔らかい音楽が特徴、自作自演2曲を含む珍しい曲中心の選曲が特徴です。
    フランス海軍トゥーロン軍楽隊→ジャン・マイヨ楽長による指揮で、一部は2012年にグリーンドアからも復刻されています(復刻された音源はグリーンドア盤のほうが音質は良い)
    このグリーンドアからのCDは大半がクラシックからの物で行進曲は少なかったですが、このCDでは行進曲演奏家として、優れていたか伺いしる事が出来ます。
    音源は集めていれば結構重複すると思いますが、ここ以外ではそうそう復刻されていない音源も多数ありますし、内容も良いので要注目盤だと思います。

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     2015/08/08

    このCDは、ライフ・アルネ・ペンデルセンの指揮、ノルウェー王立空軍軍楽隊の演奏で収録された物で、ロシアの作曲家の作品を集めている。
    ロシアの作曲家と言ったが、リムスキー以外はソヴィエト時代に活躍した作曲家の作品ばかり。
    演奏者のこだわりなのか、珍しい作品が多く、グリエールの『荘厳序曲op72』に始まり、ハチャトゥリアン『アルメニアの踊り』『ウズベク舞曲』『赤軍警察行進曲』『スターリングラードの戦い』などなど、ロシア音楽好きなら思わずおおっ!となる曲が収録されています。
    ライナーのジャケットを見る限りではなんと18名編成の小さな編成ですが、そんな編成で演奏しているとは思えないその端正で音楽性の高い演奏は個々のパートが高い証拠。
    楽曲解釈もスタンダードに思えてよく練られていて、ガイーヌのレズギンカの打楽器は実に自由に暴れています。
    2012年5月の録音で、柔らかいサウンドと豊かな残響が特徴の録音は吹奏楽CDの中でも良い録音でしょう。

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     2015/08/07

    シュトラウス一家の作品を集めた3枚組のCDである。
    このCDの聴き所はなんと言っても、エドゥアルト・シュトラウス2世が指揮をしているという点である。
    シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団とフィルハーモニア・フンガリカというドイツの2団体から、甘く柔らかいウィーンのサウンドを引き出しているのは見事だろう。
    エドゥアルト2世はLPではいくつか録音を出していた物の、CD化はほとんどされていないので貴重。
    パウル・アンゲラーとウィーン室内管弦楽団の演奏は、ウィーンの音は出てくるが、意外とかっちりとしたサウンドでエドゥアルトよりドイツオケのような演奏だなと思いました。
    またエドゥアルト、アンゲラーの音源ともにあまり有名ではない曲が多数入っており、そこもまたこのCDのセールスポイントとなっています。
    録音年はよく分かりませんが恐らくは1960〜1970年代にかけてでしょうか。
    そうだとすれば、音質はまぁまぁの水準だと思います。
    尚、このCD、ケースがちょっと特殊(オペラ等に使われる2枚組のタイプではなく、通常のプラケースと同じ厚さに、3枚収めてある)なので、ケースを破損させないように保管場所には気をつけたほうが良いでしょう。

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     2015/08/06

    アーロン・アヴシャロモフは、ロシアはシベリアに生まれ、ロシア革命後に中国に移り、その後アメリカに移った後再び中国で活躍し、最後はアメリカで亡くなりました。
    ロシア音楽と中国の民族音楽を組み合わせたその作風は大変分かりやすく、このCDに収録されたフルート協奏曲、交響曲第1番共にこの路線で、時に日本の伝統音楽を思わせるような部分もあり、飽きのこない作品です。
    このCDはフルートをネディン・エイシンが、指揮をデイヴィッド・アヴシャロモフ、ジェイコブ・アヴシャロモフが、演奏をモスクワ交響楽団が担当しています。
    2人の指揮者はアーロン・アヴシャロモフの息子と孫にあたる人物。
    だからかどうかは知りませんが、演奏はなかなか気合いが入っています。
    モスクワ響の演奏の中でも優れた演奏の1つでしょう。
    録音はナクソス品質、安心して聴けます。

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     2015/08/05

    このCDは、インガル・ベルグビ指揮、ノルウェー王立海軍ベルゲン軍楽隊の演奏で収録された行進曲集。
    海軍の軍楽隊だけあり、海をテーマにした、または海や海軍に関係した作品を集めた物。
    アメリカ、イギリス、ドイツとヨーロッパの有名所に加え、ノルウェーやスウェーデンの珍しい作品を収録しているのがこのCDの一番の聴き所でしょうか(HMVのレビューを見れば分かるはず)
    これらを含む行進曲は、魅力あふるる吹奏楽のために書かれたオリジナル作品ながら、こんにちではなかなか演奏されず、また録音も年々少なくなる中、新録音が出たというのは大変嬉しい事です。
    テンポはやや遅めといった所の演奏で、一見はスタンダードにきこえるも、よく聴けばテンポを揺らすなど、非常によく練り上げられたら解釈です。
    これでは行進は出来ません、まさにタイトルにもある演奏会向きの、作品を聴く解釈でしょう。
    2013年に録音された物で音質は良好。
    ベルグビは他にも国防軍軍楽隊とも行進曲集を作っているようなので、CD化されているなら是非とも聴いてみたいです。

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     2015/08/04

    喜歌劇『ファンタジオ』は、オッフェンバックのオペレッタの中では後期に属する作品で、HMVのレビューにある通り、あまり成功もせず、その後忘れ去れた作品の1つです。
    ただ録音は全くないわけでもなく、シュテファン&ハンブルク放送管による全曲盤や、旧作の歌曲を転用したバラード『ごらん、黄昏の中』にはたまに演奏されるなど完全に忘れ去られたわけではないようです。
    今回新しく録音されたこの音源は、エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団の演奏に、イギリスの名指揮者、マーク・エルダーの指揮、そしてミンコフスキのオッフェンバック上演の際のアドバイザーとして知られたジャン・クリストフ=ケックの監修、構成された楽譜を使っての録音で、確かに上記のシュテファン盤に比べて、曲が少し違います。
    いつものオッフェンバック節とも言える陽気なメロディも出てきますが、バラードのようなゆったりとした美しいメロディーを中心にしたロマンティックな作風は、ラインの妖精やホフマン物語に通じる所があります。
    演奏は、オケ、歌手共に不足なく、作品を知るには十分です。
    録音はもう少し鮮明であればと思いますが、まぁ問題なく聴けるでしょうか。

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     2015/08/02

    このCDで振っているマルセル・カルヴァンはフランスの指揮者で、オペレッタやポピュラー音楽の録音を中心に活躍した指揮者です。
    このCDはオペラやオペレッタの序曲やメドレー、ワルツといった管弦楽作品を集めた物です。
    1〜7、14が、ラムルー管弦楽団、9がブッフ・パリジャン座劇場管弦楽団、8、10〜13が名無しの管弦楽団を指揮した物です。(記載はありませんがいくつか歌入りの物があります)
    演奏は特筆する程ではないですが、ツボを抑えた演奏でしょう。
    メサジェ、オードラン等の珍曲も入っており、貴重です。
    尚、最後のスッペの軽騎兵は残響が残っている中、ブチッと切れるのが難点です。
    1933〜1948年にかけての録音で、音質は録音年を考えれば良好でしょう。

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     2015/08/01

    ベルギーが誇る吹奏楽団、ベルギー王立近衛兵軍楽隊の演奏で収録された、フランス行進曲集。
    1985〜2003年まで隊長であったノイベール・ノジーの指揮で1997年に録音された物。
    元々はルネガイーというレコード会社が発売していた音源で同社が倒産後、引き継いだワールドウィンドミュージックより再発売された物です。
    但し、時代の流れかプレス盤ではなくR盤なのが残念。
    かつては、フランス行進曲といえばギャルドの演奏が一世を風靡していましたが、時代の変化に伴ってギャルドは行進曲の演奏をほとんど録音しなくなったため、このギィデの演奏はフランス式吹奏楽編成によるフランス行進曲として貴重な物です。
    もちろんフランス行進曲の特徴である吹奏楽団&喇叭隊の特色を最大限に生かした演奏はギィデの演奏でも、上位に入るのではないでしょうか。
    選曲面では18世紀から20世紀前半ぐらいまでに活躍した作曲家の作品を集められており、微妙にマニアックな選曲がまたgood!
    また多数の楽譜はギィデの名楽長、アルトゥール・プレヴォーの手が入った、恐らくここでしか聴けない秘蔵譜を使った大変貴重な物で、ギィデのカラーも出ています。
    先程R盤と書きましたが、音質面では大きな問題はなく、このレーベルらしい残響のある豊かな響きが聴けます。

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     2015/07/31

    バルカン半島のクラシックの作曲家の作品はほとんど知られていませんがその中でも特に有名な、クロアチアのヤコブ・ゴトヴァッツの交響詩を中心にオペラや弦楽のための作品等、オーケストラのための作品を集めたのがこのCDです。
    最後に収録された7つのバルカン舞曲のみ、セルビアの作曲家、マルコ・タイチェヴィチの筆による物。
    ゴトヴァッツは後期ロマン派風の管弦楽法に非常に民族色の強い物で、ちょっと中東風のメロディあり、静かで美しいメロディありと、どの曲も魅力的だ。
    タイチェヴィチも題名通りの国民学派路線の作品。
    演奏はモーシェ・アツモンの指揮、北ドイツ放送ハノーヴァー・フィルハーモニー交響楽団による物で、演奏は水準に達しており、なかなか良いと思いますが、ゴトヴァッツの『コロ』は、もう少し推進力が欲しい所です。
    1999年録音で、音質は綺麗です。

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