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TOP > My page > Review List of ユローヂィヴィ
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1 people agree with this review 2012/08/28
アナトール・フランス原作によるが、遊女タイースにまつわる伝説や話はヨーロッパに広く知られていたという。 第1幕第1場は修道院が舞台で音楽も宗教的だ。第1場幕切れのア・カペラで歌われる場面など、なんともいえない静かさが美しい。 第1幕第2場は修道院とは対照的な場面でオーケストレーションは薄く軽やか。場面設定のわりには官能的という程ではないが、舞台のダンサーの踊りは官能的だ。 場面転換にバレエ・シーンを多用しており、スムーズに物語が進んでいく。また、単に歌詞の内容で物語を聴かすだけでなく、バレエによる身体的で視覚的な(マイムによって)説明・表現するというのもいい。 第3幕第3場、フィナーレのタイースの死の場面など、オペラでヒロインが死ぬ場面は数多くあるが、この作品のように臨終の時に神に包まれ、神の姿を具体的に歌わせる作品はそうはないのではないだろうか? キリスト教徒(尼)の死の場面としてとても美しい。 エヴァ・メイが素晴らしい。とくに第3幕の歌唱など。 この作品はタイースとアタナエルのための作品のようなものだが、バレエ・シーンも多く、ダンサーたちが大活躍している。 舞台セットがシンプルだが素晴らしい。 解説書が丁寧に書かれている。
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0 people agree with this review 2012/08/28
明るく楽しいだけじゃない芸術性の高い演奏。 ベルカント・オペラの研究家であるボニングの指揮に感心するもよし、サザーランドとパヴァロッティの声に酔いしれるもよし。
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3 people agree with this review 2012/08/27
このディスクは本当の意味での歴史的録音だ。 1961年10月1日。ショスタコーヴィチの交響曲第12番の初演の記録録音! この時ショスタコーヴィチ自身がこの場で聴いていたと思うと感慨深い。 しかし荒々しい演奏だ。ムラヴィンスキイとレニングラード・フィルは力一杯、捨て身の熱演をしている。 1961年の録音だがそれにしては音質は悪い。 アルチュニアンの「祝典序曲」の初演の録音の方は1949年ということもあり音質はより悪い。
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0 people agree with this review 2012/08/26
ヌッチの表現するマクベスはヌッチの声が持っている憂いのようなものとあいまって、いくら高い地位を目指そうとしても本来人間が持つ弱さを乗りこえることができないことを教えてくれるように思う。 ましてマクベスのように犯罪を犯してしまったものはなおさらだ。 シェークスピアの原作からオペラの戯曲にうまいこととっている。 魔女やマクベス夫人その人などおどろおどろしさがある作品だが、シャイーの指揮はボローニャのオーケストラの性格なのかなんとも角がとれたまろやかな演奏を聴かせてくれる。
オダベッラはアッティラに対しては女戦士として強い女(ドラマティックな声が要求され)を表情しなくてはいけないし、フォレストに対しては恋人として一途な思い(リリックな声が要求される。)を表情しなくてはいけないし、なかなか難しい役だ。 第一幕のオダベッラのシェーナとロマンツァは大変高度な技術を必要とする難曲だが、オーケストラのパートにしても美しい。 フォレストを歌うベルゴンツィが素晴らしい。
0 people agree with this review 2012/08/25
「20世紀を語る音楽2」はヒトラーと音楽の関わりがまず詳しく語られる。 ユダヤ人大量虐殺など狂気の時代の記録にぞっとした。 その時代ドイツの作曲家たちはどう行動したのか? ユダヤ人作曲家や演奏家はどうなったのか? 権力者と作曲家の関係について。 願わくば収容所に送られた作曲家たちの話題をもうすこし詳しく書いて欲しかった。 ダルムシュタット講習会がどのように生まれたのかも初めて知った。 無調、12音音楽と政治的価値観の関係。冷戦時代の政治的な影響が音楽にどう現れたかなどもとても興味深い。 そして20世紀末から21世紀にかけての音楽界について最後に書かれるが、まだ昨日今日の話なのでまだ客観的に見渡すことは難しいが、クラッシック音楽の衰退や現代音楽に対する社会の無関心に関してはやはり悲観するしかないのだろうか。
0 people agree with this review 2012/08/24
レヴァインの指揮はいつもの感じとは違い、力まかせではなく華麗なプッチーニの音楽を大きく表現して甘く切ない世界に浸らせてくれる。 フレーニとパヴァロッティは表情豊かに伸び伸びと美声を披露している。
1 people agree with this review 2012/08/23
さすがメトロポリタン歌劇場だけに人気歌手たちによる共演。競演。 舞台セットは具体的に作りこむのではなく、家具や小道具だけで象徴的に表現したりしている。 ゲルギエフはこの有名な作品をまだ録音(商品化)していないようだが、マリインスキイ歌劇場よりもメトで振った方が出来がいいように思う。
舞台セットが全体的にシンプルなだけに音楽と演技に集中して鑑賞出来た。 演奏のレベルがとても高い。
1 people agree with this review 2012/08/22
ヴァインベルクのトランペット協奏曲が実に興味深い。 第2楽章ファンファーレでのメンデルスゾーンの結婚行進曲やR=コルサコフの歌劇『金鶏』やストラヴィンスキイのバレエ『ペトルーシュカ』からの引用が意味深長だ。
レヴァインの指揮は84年の時の方が良いように思う。 タイトル・ロールを歌うチェルノフが少し弱い。 ドミンゴがアドルノと豪華だが、アドルノ自体が脇役なので残念だ。
0 people agree with this review 2012/08/20
実に切ない。 この作品はツルゲーネフの実際の体験がもとになっていると言われている。 いかにもツルゲーネフらしい世界だ。 『初恋』で興味をもたれた人には特におすすめ。
ライブ録音なのでしょうがないが残念ながら音が遠い。 演奏はとても良い。 ボーナス・トラックでプッチーニの歌劇『西部の娘』第1幕から最後の15分ほどが入っている。(こちらもライブ録音。)
2 people agree with this review 2012/07/26
マゼールが指揮をするとミラノ・スカラ座管弦楽団の響きが前奏曲からしてこうも違うものかとまず驚いた。 オーケストラがじつに雄弁だ。 タイトル・ロールを歌うマリア・キアーラの歌唱が少し硬い感じがする。 アイーダを歌うにはドラマティックな声が必要だが役の性格として可憐さを表現しないといけないのだから実に難しい。
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0 people agree with this review 2012/07/23
素晴らしい。 この映画『貴族の巣』では3人の美術担当者が起用された豪華なもので田舎の貴族の屋敷がその自然の美しさ(花々に満ちている。)とともに見事に再現されている。 ツルゲーネフの同名の小説『貴族の巣』が原作だが、ツルゲーネフのいくつかの短篇小説からもアイデアを取っている。 ロシア人の心を支えるロシア正教の役割や外国で生活してきたロシア人にとって祖国とは何なのかを問う作品でもある。 特典で監督のインタビューが収録されているが、その意図がはっきり作品になっている。
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