TOP > My page > Review List of なんだモッフォ

Review List of なんだモッフォ 

Showing 16 - 30 of 32 items

%%header%%

%%message%%

  • 3 people agree with this review
     2012/07/27

    コーガン絶頂期の録音。第1、第3楽章の切れ味抜群、第2楽章の歌心の素晴らしさ。チャイコの第一級の演奏。瞑想曲のカンタービレも素晴らしい。シルヴェストリも変にテンポを動かさないで、持ち味を出してサポートしている。唯一の欠点は録音。ステレオと表記しているが、音場が、定まらないで、モノラルになったりステレオになったり、特に第1楽章がひどい。
    演奏が素晴らしいので、残念。

    3 people agree with this review

    Agree with this review

  • 3 people agree with this review
     2012/06/21

    前の方が仰るとおり、歌劇「アムネリス」です。コッソットのためのDVDです。初日、2階の中央の席で聴きました。こけら落としで、NHKホールの音響のダメさが露呈しました。ベルゴンツイは「清きアイーダ」で声が伸びない、聞こえない。どうなることかと心配しましたが、あの東京文化会館の「ファボリータ」同様に、コッソットが歌い始めた途端に引き締まりました。その後第2幕1場、第4幕1場と、ビンビンあの響きの悪いホールに、突き刺さります。新しい壁紙がコッソットの声の影響で剥がれ落ちないか心配しました。ベルゴンツイは、かわいそうに最後まで押されっぱなし。これは歌手どうしのバトルです。彼女の1本勝ちです。圧倒されました。彼女に日本で互角に渡り合ったのは、クラウスだけでしょう。代役のアイーダも影に隠れてかわいそうでした。アモナスロ役のマストロメイだけは馬鹿でかい声で圧倒しましたが、コッソットのような表現の幅が感じられません。いわゆる単調な声だけ。ご主人のヴィンコ氏はうまく立ちまわっていました。変なことをすると後でコッソットにひどく怒られるそうです。ファブリティスは平凡な指揮。画質は当時のまま、最近のデジタルとは雲嶺の差。仕方ないかな。それより、これでこの値段何とかならないでしょうか。もう少し勉強してくださいよ。

    3 people agree with this review

    Agree with this review

  • 2 people agree with this review
     2012/06/20

    カイルベルト盤と双璧をなすドイツ正統派の演奏。素朴すぎるがヨッフムは悪くない。特に魅力ある女性のゼーフリートとシュトライヒの全盛期の歌唱が聴けるのが嬉しい。ベーメのカスパールは、Gフリックと双璧をなす悪役ぶりで名歌唱だ。声の力もある。脇役ですが若きヴェヒターも聞けます。ステレオですが、少し古くなったのが残念で4ポイントかな。最近聞けなくなった良き時代の魔弾。

    2 people agree with this review

    Agree with this review

  • 3 people agree with this review
     2012/05/29

    ベルリンドイツオペラ来日時のキャストとほぼ同じで、このCDのほうがアルフレードが断然いい。スペインの歌手アラガルは録音が少ないが、よく省略される2幕のカバレッタ高音の素晴らしさとベルカントの歌いまわしが堪能でき、アルフレードとしては最高の歌唱の一つだと思う。ジェルモンのカバレッタは省略してもいいが、アルフレードのカバレッタは、ヴェルディ中期のテノールのアリアとし、とても素敵な歌なので、録音が残されていて大変嬉しい限りである。アラガルは大の飛行機嫌いで、活躍が陸続きのヨーロッパに限られたのが残念だ。全体にはイタリア風の明るさはなく、マゼールの指揮は、テンポの頻繁な動きや内声の強調、突然の金管の強奏など、独特の音楽作りが、見られ好悪の分かれ目であろう。ローレンガーも硬質の響きながら、ヴィオレッタの心情を的確に表現し、良いと思う。DFDは、イタリア的でなく声も好悪が分かれるが、マゼールの音楽作りと一致していて、カンタービレを除けば、違和感は少なく、分別臭いオヤジの表現は共感を呼ぶのではないだろうか。DFDはつい最近惜しくも亡くなりましたが、間違えなく今世紀最高の歌手の一人である。合掌。全体には独特の雰囲気を持った演奏ですが、モッフォとのカルメンと同じようにマゼールが鬼才ぶりを発揮した、名演だと思うし、私は大好きだ。

    3 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2012/05/17

    60年代RCAの廉価盤で出ていた、モレル。アルルの女は、マルケヴィチやアンセルメに引けをとらない良い演奏である。南欧の雰囲気よりは、リズムがよくスケール感が大きい。アルベニス、ラヴェルもLPは国内では出ていなかったのでないか。アルベニスは全曲70分以上の長丁場であるが、編曲の良さも相まって、リズム感覚がよく、色彩感にあふれた隠れ名演である。ラヴェルも同様で、パリ音楽院も光る。しかしアルベニスとラヴェルは欠陥品である。音源の左右が逆である。演奏が際立って良いだけにもったいない。DECCAはたるんでいるかな。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 2 people agree with this review
     2012/02/23

    ウイーンフィルは昔から、良く手抜き演奏をする。それは、指揮者への反感などではなく、上手く言えないが、気分がなんとなく乗らない感じだ。この演奏は、そう感じる。悲愴は過去の録音の90%聞いているし、一年に2回ぐらいライブを聞いている。この演奏は感動がほとんど感じられない。どこがどうのと言うのではない。ゲルギエフの白鳥の湖全曲と同じだ。第5番はまあまあだったのにねー。キーロフ劇場の悲愴は、良い。生で聞いたN響との演奏もキーロフに近い。とにかくこの演奏に感動はない。ただ音が鳴っている感じ。

    2 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2012/02/01

    ベルゴンツイやコレルリに後塵を配したようなチェッケレですが、ラボー
    と同じくNHKイタリアオペラで、その本場のベルカントを披露してくれた。その頃全盛期のライブが聴けるのは嬉しい。日本で、ノルマのポリオーネを聞いたが、スピント効いた声と、スリオティスに負けない声量で、東京文化会館をわかした思い出が蘇る。思い出したが、ノルマ初日、チェッケレと張り合ったスリオティスが第3幕で声をひっくり返し、当日なんとか歌いきったが、以後の公演をすべてキャンセルしてイタリアに帰ってしまった。あれほどヒヤヒヤした公演はその後も無い。コレルリとレパートリーがダブり、正規録音が無いため、目立たなかったが、このライブで不満を解消できた。ヴェルディも良いがやはり、プッチーニやヴェリズモオペラが良い。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2012/01/31

    1960年代、LPのアンチェルの新世界が気に入り、次に購入したLPがオケコン。その頃は、中学生であり、初めて聞く曲で前衛的に聞こえ、失敗と思ったが、聴きこむほどに曲に惚れた。それは、アンチェル、チェコフィルの絶頂期の演奏ために好きになったためだ。その後現在まで、他の演奏をずいぶん聞いたが、ベストはこれだ。当時の佐川吉男氏の解説と多少ラップするが、第1楽章のアタック、後半の金管のフガートの素晴らしさ、第二楽章は当時のチェコフィルの管がいかに優れていたか!。エレジーの沈滞した音色と叫び、第5楽章の出だしの弦楽器の一糸乱れぬ驚異的なアンサンブル、最後の再弱音からの壮大なクライマックス。名前だけでいい演奏だと思っている人よ。この録音も聞きましょう。録音も当時としては良いです。(第1楽章のフガートのトロンボーンとトランペットの音の良さに感服。)
    ビオラ協奏曲も、アンチェルとオケが巧みなサポートをしている。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2012/01/12

    ロジェヴェンの悲愴では、一番優れているかもしれない。好きな悲愴の演奏です。モスクワ放送より、スケールが大きく、ロンドン響よりロシア的です。しかし残念なのは、録音で、当時のソ連はなぜ、なんとも言えない変な録音をしたのか。??個々の楽器はよく聞こえるのに、強音と弱音の差が、あまり無い。またどうのように聴いても、左右が逆でプレスミスと思うのですが。イヤーフォンで、RLを逆にして聴いてみると、わかる。皆さんどうでしょう。くるみ割りはまともです。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2011/12/07

    ACOの常任になったころ、みんなにこの若造に何が出来るのかと言われ、日本でも60年代の10年以上、蔑まれ、宇野先生に、こんな顔をした指揮者は、ブルックナーには向かないと言われた。この7番は、それらを覆す、情熱あふれた、名演だ。両端楽章の金管の叫びとティンパニの強打、緩徐楽章の歌と、スケルツオのリズム感。どれをとっても素晴らしい。そして、ハイティンクは、現在本当の巨匠になった。その若々しい青春の証か。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 5 people agree with this review
     2011/12/02

    名盤の復活喜ばしい。ブラジル風バッハは、夏の気だるい夜の雰囲気が、もっと見直されていいと思う。ヴォカリーズの良さは、冬の夜の雰囲気が素晴らしい。他に美声の名盤も多くあるが、モッフォの暗い憂いのある声は独特で、すこぶる魅力がある。最近の歌手の没個性(誰が歌っているかさっぱりわからない)とは、対局にある。生きていたときは、美貌が故の、悪い批評ばかり(特に日本の評論家はけちょんけちょんだった)だったが、もっと見直されていいと思う。他の盤も復活してほしい。

    5 people agree with this review

    Agree with this review

  • 4 people agree with this review
     2011/11/17

    他の方がDISC1について述べていて、納得です。
    DISC2のフランス音楽は、実際に生で聞いたので、早速購入した。当時のNHKホールは今より音響が悪く、その時も期待が半分だったが、デルヴォーの指揮の素晴らしさに感動した覚えがある。その思い出が蘇ってきた。特に夜想曲とボレロが感動。夜想曲は小生、当時あまり聞いていなかったため、この素晴らしい演奏で目覚めた。マルティノンなど色々聞いたが、生の感動を超えるものは無かった。特に「雲」はデリケートな雰囲気と味わいを、N饗が出せたのは、デルヴォーのおかげだろう。
    「祭り」の不思議な感覚はなんだろうか。最後のボレロは、ゆっくりとした、テンポで、高揚感が見事。

    4 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2011/10/12

    過去の白鳥の演奏で、最低の部類。全く面白みもなく、地味で今まで聞こえていた音も明瞭に聞こえてこない。他の人が言うように、カットが多く、個人的に好きなフレーズが多くカットされていて、全く損をしたみたい。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2011/10/04

    DVDの画像がいまいち。実際に見たので、その印象のギャップが大きい。ラボーの歌唱は、素晴らしく、情熱的でスタイリッシュでベルゴンツイより
    評価が上。ただ、NHKホールのこけら落としのため、音響的に最悪。ラボーの声が、響かないので、前回の東京文化会館のカラフより、少し落ちるようだ。マストロメイはただ声が大きだけで大味。実演もその印象だ。
    カヴァイヴァンスカは、個性的では無いが、容姿のよさも手伝って、オペラの醍醐味を味合わせてくれる。小生は長いカーテンコールの終わりの方で、舞台袖に行き、彼女と握手ができたが、その華奢な温かい手が、思い出される。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 2 people agree with this review
     2011/02/21

    聞き所は、やはり貴重な「ウオータンの告別」ーー「リブオール」から
    エンディングまで、感動的に聴けます。声の力とドイツ語の表現力は
    やはりドイツ人でないと味わえません。この頃は人材が豊富だったのですね。バラの騎士のオックスも良いですね。シュヒターの指揮も
    手慣れています。他のリングは全曲からの抜粋。悪いわけがありません。

    2 people agree with this review

    Agree with this review

Showing 16 - 30 of 32 items