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Review List of レインボー 

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     2013/08/09

    シュトラウスの管弦楽曲を網羅したシュトラウスエディションシリーズ、これは45枚目に当たる物です。
    祝典行進曲に始まる本盤は、かなり珍しい作品が多く、またオペレッタの中で演奏される作品が多く収録されているが特徴です。
    演奏は、アルフレッド・ヴァルター指揮、スロヴァキア国立コシツェフィルハーモニー管弦楽団で、シリーズでは何度か登場している常連だが、今まで水準には達しているが、まぁまぁという演奏が多かったが、本盤では最初から最後まで良く、音楽にメリハリがあって良い。
    音質も良好。

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     2013/08/09

    ヨハン・シュトラウス2世の管弦楽曲全集、25枚目。
    本盤はヨハネス・ヴィルトナー指揮、スロヴァキア国立フィルハーモニー管弦楽団による演奏。
    指揮者のヴィルトナーは、元々ヴィイオリンを弾いていた方だそうで、指揮者としてはヨハン・シュトラウスの作品を得意としているのだとか。
    オケはスロヴァキア東部のコシツェに所在するオケで、このシュトラウスエディションシリーズでも、かなりの録音を残しました。
    残念ながら実力がイマイチな所があって、参考演奏以上とは言えないのですが、ただひとつ、2006年ニューイヤー・コンサートでも取り上げられた『芸術家カドリーユ』はメリハリが効いて良いです。
    収録曲は基本、知られてない曲ばかりであり、資料的価値は高いでしょう。
    音質良好。

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     2013/08/08

    ヨハン・シュトラウス2世の全管弦楽曲を録音していくという、マルコポーロのシュトラウスエディションシリーズは、知られているようで意外と知らないこの作曲家を再発見する、歴史的に貴重なシリーズでした。
    本盤はその一枚目にあたります。
    収録曲は作品番号順ではなく、初期から後期まで幅広く収録、そのほとんどがまずは知られてない曲ばかりというマニアックな物です(まだ知られているのは、人生を楽しめ!ぐらいでしょう)
    演奏は、アルフレッド・ヴァルター指揮、スロヴァキア国立フィルハーモニー管弦楽団。
    本盤では特筆するような名演こそないのですが、特に大きな問題はないという水準の演奏で、作品を知るには十分な水準です。
    録音も古いナクソスの特有の弦楽器の細さを感じますが、音質は良いです。

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     2013/08/08

    カラヤンの長い録音歴の中でも本盤は異色な1枚だろう。
    ベルリン・フィルハーモニーの菅楽メンバーによって構成された吹奏楽団を降って、オーストリアとドイツの行進曲を集めた物。
    演奏は意外とまともな正統派の仕上がり。
    選曲は行進曲好きな方なら知っているポピュラーな曲が多いが、チロルの木こりの行進曲なんかは意外とまともな音源がなかったりするので貴重である。
    1973年の録音で、ADDではあるが、ちょっと音質は悪い。
    尚、2枚目最後のラデッキー行進曲は1967年にベルリン・フィルによって収録された物でこれだけはオケで演奏されている。

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     2013/08/07

    EMIが所有する吹奏楽の音源からミリタリーバンドの録音を集めたベスト盤。
    登場するのは全てイギリスの軍楽隊で、コールドストリーム&海兵隊軍楽隊、グレナディア・ガーズ軍楽隊、輸送隊軍楽隊、空軍中央軍楽隊、スコッツ・ガーズ軍楽隊等々、わりと有名なバンドの音源を収録している。
    またイギリス軍楽隊の特徴としてバグパイプ隊の参加があるが、ちゃんと一枚に1曲以上は収録されている。
    その内容からどうしても行進曲が多く、また珍しい曲はほとんどない。
    収録された音源には指揮者が書かれた物と書かれてない物があって、また演奏も玉石混淆と言った感じで正直、ベスト盤ではあるが初心者向きではないと思います。
    録音もEMIの物なので大手のわりに、あまり良いとは言えない(それでも吹奏楽というジャンルでは良いほう)のが残念。

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     2013/08/07

    ノルウェー近衛兵軍楽隊演奏、指揮、K.マッテンセン少佐、S.カスペルセン中尉BC
    この軍楽隊はノルウェーでも、海軍軍楽隊や国防軍軍楽隊と並ぶ優秀なバンドとして知られている。
    本盤は前半にノルウェーの珍しい作品を含む行進曲を、後半はオリジナル作品を中心にした選曲となっている。
    バンドのメンバー表を見ると結構人数がおり、それだけに小編成から中編成が多い北欧の軍楽隊にしては珍しい、ガッチリとしたサウンドだ。
    演奏は上記の通り優れた物だが、その中で挙げるならアルフォードの『消えた軍隊』、これがなかなかの名演、同じアルフォードの『砲声』も収録されているが、これも良い。
    録音も綺麗だ。

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     2013/08/07

    バンドリーダーが所有している音源からイギリス海兵隊の軍楽隊演奏の行進曲を集めた編集盤。
    登場しているのは、イギリス海兵隊特殊部隊、合同、海兵司令部、軍楽学校の各軍楽隊。
    指揮者を見るに1980〜1990年代頃の録音だと思います。
    さて、演奏ですが、どれもなかなか見事な物です。
    イギリス、アメリカの曲を中心に選曲されていますが、中にはドイツの行進曲もあったりします。
    どちらかというと無名な曲が多く、そういう点でも貴重だと思います。
    値段も安い事も嬉しいポイントで、マーチ好きな人はコレクションにどうでしょうか?

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     2013/08/06

    ヴラディゲロフはブルガリアの作曲家。
    ブルガリア国民学派の代表的な作曲家として知られ、作品もブルガリアの民謡等をベースにしたわかりやすい作風をしている。
    本盤は管弦楽曲を集めたCDで代表作の『ヴァルダル』以外の曲は現在手に入るのはこのCDのみと思われる。
    指揮者のアンドレースクはルーマニアの指揮者で、他にグラズノフの作品を聴いた事がある。
    本盤ではベルリン放送交響楽団を振っているが、なかなかの力演で、その作品への共感豊かな演奏は見事だと思う。
    ただし、ヴァルダルは全体的に民族色が薄め、またドイツのオケらしい、ガッチリとしたシンフォニックなサウンドなので、同曲の一番の演奏とは言えないかも知れない。
    2004〜2005年の録音であり、音質は綺麗だ。

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     2013/08/05

    ドヴォルザークの新世界交響曲は、私の好きな交響曲の1つ、それをスヴェトラーノフが降っているという興味深いディスクで、早速聴いてみました。
    太い音色ですが、ただ単に金管を派手に鳴らした爆演という物ではなく、時に歌った所もある、この指揮者らしい個性的な演奏です。
    第4楽章の最後には驚きましたが。
    アンコールのスラヴ舞曲も良いですね。
    何故か記載されていない物の収録された、『売られた花嫁』はどうもイマイチでした。

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     2013/08/05

    1972年にスコッツ・ガーズ軍楽隊がカナダとアメリカに演奏旅行に行った記念に制作されたアルバム。
    イギリス、アメリカ、カナダのそれぞれの曲が収録されている。
    いずれも水準の高いが披露されている。
    行進曲やファンファーレの上手さは勿論の事、ジャズやポピュラーでも楽しい演奏を聴かせてくれる。
    選曲の順も巧みで、まるで何かのコンサートをそのまま収録したかのような、聴きごたえのある選曲だ。
    録音も年代のわりには良い。

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     2013/08/05

    ブラン時代のギャルドは多数の優れた演奏を録音したが、本盤もそんな一枚。
    フランスの軍楽行進曲を収録した一枚で、歴代ギャルドの隊長、セルニックやパレス、リシャール等の作品が収められている。
    いずれも実用的な行進曲だが、ギャルドが演奏すると、芸術的に聴こえるから不思議。
    隠れた名曲もあり、颯爽とした行進(パレス)わが麗しのアルザス(セルニック)第129連隊のラブタンワールたち(リシャール)等はもっと広くしられても良いはずだ。
    連隊の娘、ミッシェル・ストロゴフは後にステレオ録音されているが、本盤のほうが演奏は充実している。
    ただし、モノラルなので、録音という点ではステレオ再録音のほうに軍配があがる。
    ただし、CD全体として見た場合、モノラルだがそこまで悪くはないと思う。
    おすすめ。

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     2013/08/05

    バイエルンの行進曲と言う題名通り、ドイツはバイエルンの作曲家によって書かれた行進曲を集めたCD。
    シリーズ化されており本盤はその3枚目にあたる。
    ヘッグやフュルスト、シファールと言ったバイエルンの軍楽長の作品を中心に、ほとんどが知られていない珍曲ばかりで、ドイツ・マーチ好きにはおすすめである。
    演奏は民間の団体のようで、正直聞いた事がないような団体(向こうでは有名なのかも知れないが)ばかり、演奏も良いのもあれば微妙な物もある。
    ただし、音質はどれも悪くはない。

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     2013/08/05

    1969年、ウェンブリーで開催された陸軍音楽祭のハイライトライヴ録音盤。
    ウェンブリーの音楽祭は1985年まで9回開催されたが、この1969年が記念すべき第1回。
    聴き所はなんと言っても大編成による吹奏楽の醍醐味が味わえると言う所だろうか。
    小編成のバンドが主流になりつつある、現在の日本では聴けなくなってしまった響きだ。
    ちなみに出演した軍楽隊は、近衛騎兵軍楽隊、近衛歩兵グレナディア・ガーズ、コールドストリーム、スコッツ、ウェルッシュ連隊軍楽隊、 銃兵王立第1&第2軍楽隊、国王連隊第1軍楽隊、王立アングリア連隊第2&第3軍楽隊、第9&第12王立槍騎兵軍楽隊、王立ハムプシア連隊軍楽隊、軽歩兵第1&第3大隊軍楽隊、勤王連隊第1軍楽隊、王立グリーンジャケット連隊第1軍楽隊、グルカ兵旅団軍楽隊、王立陸軍医療部隊軍楽隊、王立陸軍婦人部隊軍楽隊、王立陸軍軍楽学校軍楽隊、それらに加え更に、近衛歩兵グレナディア第2大隊、近衛歩兵スコッツ連隊第1大隊、近衛歩兵ウェルッシュ第1大隊、近衛歩兵連隊本部、王立アングリア連隊第2&第3、銃兵王立第1&第3の鼓笛隊、近衛歩兵スコッツ連隊第1大隊、近衛歩兵アイリッシュ連隊第1大隊のバグパイプ、更に、軽歩兵第1&第3大隊、軽歩兵師団本部、王立グリーンジャケット連隊第1大隊、王立グリーンジャケット連隊本部の各ビューグル隊、王立騎馬砲兵中隊の大砲、全36隊、のべ1200人による演奏である。
    これらが合同編成で時に単独で演奏されるわけだが、いずれもエンターテイメント精神に溢れた楽しい演奏で、それは観客が所々で演奏家に盛大な拍手を贈っている事からもわかる。
    どれも非常に優れているが、特にを挙げるなら、全隊演奏の『1812年』。
    1200人の演奏から出る力強い情熱的なサウンドと、これだけの人数なのに一糸乱れぬアンサンブルは、指揮者のジェイガー中佐の手腕による所も多いだろう。
    この曲、大砲を入れるのは定番だが、ほとんどは編集で、この録音では珍しく大砲も同時に収録されたと言う数少ない音源。
    それだけに迫力は見事で、演奏が終演したあと、観客が最高潮の盛り上がりと盛大な拍手を演奏家に贈っているのが収録されている事からもわかる。
    またデッカのフェイズ4による録音なので、録音から40数年たった現在でも鮮明で、当時の光景が目の前に現れるような、優れた録音である。

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     2013/08/05

    1960年代にロンドン・デッカにイギリス近衛兵軍楽隊が録音した音源の1つ。
    スコッツ・ガーズ軍楽隊と、当時の指揮者で名楽長、ジェームス・ハウ大尉(階級は録音当時)の指揮で1963年に収録された物。
    この軍楽隊はバグパイプ隊を持っており、本盤でも力強い演奏を聴かせてくれる。
    イギリス、アメリカの曲が中心で、スコッツ・ガーズの演奏は、力強さと繊細さが同居した名演であるが、特にスコットランド系の曲は、情熱的で素晴らしいの一言に尽きる。
    最近の吹奏楽のCDは面白くないと感じる人は是非とも本盤を含む、黄金時代の軍楽隊の演奏を聴いて見て欲しい。
    そこで聴けるのはエンターテイメントである。
    尚、録音は今年で50年と古い録音であるが、録音自体が優秀なので、聴き劣りはなく、軍楽隊の優れた演奏を伝えてくれる。

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     2013/08/04

    ドイツ行進曲の傑作を集めたCDで、本場の軍楽隊によって演奏・録音された音源が使われています。
    CDの大半は、ヴィルヘルム・シュテファン大佐の指揮で、ドイツ連邦軍司令部軍楽隊、ドイツ連邦陸軍第6軍楽隊を指揮した 音源です。
    これは、戦前の軍楽隊を思わせるカチッとした重厚なサウンドで、シュテファン大佐のタクトの下、熱い音楽が繰り広げられています。
    特に『バーデンヴァイラー』『ニーベルゲン』『ドイツの栄誉』は名演中の名演!
    ハンス・ヘルツベルク中佐と、ドイツ連邦陸軍第6軍楽隊の音源は『フローレンティナー』『ハイデックスブルク万歳』の2つしか収録されていませんが、 こちらも名演でしょう。
    カール・フリードリッヒ・プロイス指揮、オリンピア吹奏楽団の音源は解説の山下龍男氏によると、変名らしく確かに解説にある通り『大海の勇士』はシュテファン指揮の第1軍楽隊の音源(2003年に連邦の旗の下にと言うタイトルで復刻済)と同じですが、『戦闘準備完了』は録音や演奏団体の技術が違うので、どこの団体なのかは不明です。
    いずれも1960年代の録音と思われますが、音質はまずまずです

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