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5 people agree with this review 2019/11/17
ようやく全曲聞き終わった。これは文化遺産だと思う。クレンペラーは拍節感、リズムに対する感覚を強固に持っている指揮者だと思う。予想に反して(少なくとも私にとって)、テンポは遅くない、というか遅いと感じない。これはクレンペラーが曲に対する明確なヴィジョンを持ち、なおかつ、それをオーケストラに効率よく伝えることができることの証明だろう。そしてそれを我々は(こうして映像で視聴した人間を含めて)伝統として、つながっていく音楽として受け取ることができる。これを文化遺産と言わずしてなんというのか?この演奏をライブで聴いたもの、またこうして視聴できる我々は幸せである。
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6 people agree with this review 2015/12/07
マーク/都響の「第九」は、95年の都響創立30周年を聞いている。あれも名演だったが、これはそれ以上の圧倒的な大演奏!しかも正統的な。とにかく合唱が優秀。ソリストの出来もいい。 そしてなんといってもマークが凄い!脇に逸れることなく、音楽自体に語らせている。中々出来る事ではないだろう。都響もほんとにいいオーケストラだし、マークをこんないいオーケストラで聞くことが出来た我々は、なんて幸せな聴衆なのだろうか。
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5 people agree with this review 2015/04/12
おそらくチェリビダッケは、音楽の背後の「思想」や「精神論」等のあやふやな「もの」には興味はないと思う。彼は、「プロ」として、徹底的におのれの仕事を、「音」を磨き上げる。音楽が、結局「自己」をさらけ出すことならば、そのための「方法」を徹底的に磨き上げる。「プロ」として。しかしそれは真逆の結果をもたらす。結論として、われわれ、いや、わたしは彼の「音楽」に果てしなく「巨大な」「知識」を聞く。もちろん彼は特別な「耳」を持っているのだけれど、それ以上に、自己の「仕事」への「厳しさ」、「プロ」とは「どうあるべきか」という意識。いずれも現代、特に日本においては過去のものになりつつあるものだと思う。だがまだわたしにはそれを確認することのできる手段がある。老哲学者の独り言です。
0 people agree with this review 2013/07/01
ベートーヴェンピアノ協奏曲第5番のBEST2枚の中の1枚。こんなにみずみずしくて、しなやかで、まるで白魚が跳ねるような…。以前1000円の時に、この音盤に出会えた。わたしはこの音盤を聞くことができて幸せだと思う。
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4 people agree with this review 2010/03/19
「レビューは聞いてから書くべきである」…。じゅうじゅうわかっております。わかっていてなお、書かせていただきたいと思う。 この年のチェリビダッケ/ミュンヘンフィルのツアーは依然いた会社の社員旅行と重なって、サントリーホールのチケットを3日間購入したにも関わらず、どうしても都合がつかずに7番を泣く泣く諦めたものでした。 4番も素晴らしかったけれども、なんと言っても8番…、すごかった。言葉が出なかった。「哲学にとって音楽は本当に重要なものなんだ」と、いやというほど思い知らされました。 あれから20年…。やっとあの演奏が聴ける…。感無量です。 もうおじさんと言っていい哲学者です。
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6 people agree with this review 2009/12/23
この「エロイカ」は、わたしに若杉弘という指揮者がいることを教えてくれたCDだった。それ以来若杉を聴く多くの機会をもった。この人のこせこせしない、遊び心が好きだった。日本人の演奏家というと「先入観」で見る人が多い。ことにクラッシックの世界では「フラット」に物事を見ることのできる人が少ない。悲しいことだと思う。願わくば、聞いてみて欲しい。そして素直にものを見てほしいと思う。
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