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1 people agree with this review 2021/07/01
「ターボル」のステレオ録音も収録。シカゴ時代クーベリックの決定版。 定評のある「新世界より」や「我が祖国」、「展覧会の絵」といった録音はもとより、長らく国内版では廃盤・在庫切れの状態だったチャイコフスキーの5、6番やブラームスの1番といった力演、好演も初めて一つにまとめられている。 収められた演奏はいずれもマーキュリーの超優秀録音により、モノラルとは思えない非常に臨場感のある音質。特に管楽器の輝かしさには驚かされる。また30代という若さのクーベリックが、往年のシカゴ響を指揮して、縦横無尽に、しかし歌わせるところはきっちり歌い切った爽快な演奏を展開している。 収録されているのはいずれも生気と迫力に満ち溢れた素晴らしい演奏だが、ここで特筆したいのは CD 10 に収められた、試験的ステレオ録音による「ターボル」と「プラハ」である。 モノラル盤の「我が祖国」は、優れた録音と若きクーベリックの情熱、シカゴ響の強力無比さが一体となった爆発的な快演だった。 それがステレオで収録されていることにより、その演奏がさらなる広がりと立体感、そして新鮮さを伴って強烈に響いてくる。 弱音時にはヒスノイズが時代相応に持続し、ところどころで「カシャカシャ」というスクラッチノイズが乗ることもあるにはあるが、全体としてはまるで昨日演奏されたばかりと思われる程に鮮明かつ生々しい、極めて優秀なステレオ録音と言える。これが、フルトヴェングラーがまだ存命だった 1952 年のものだとは俄かに信じ難い。モノラル盤でさえ十分に感動的だったあの「ターボル」に、実はまだまだこんな生命力が漲っていたのかと思わせられるような、素晴らしい録音である。 同じくステレオ収録された「プラハ」(1、2楽章の抜粋と、3楽章の全て)は、「ターボル」以上にノイズの少ない、さらに良好な音質。ノイズをあと少し取り除いたら、「シカゴ響の新録音」と言われても信じてしまうのではないかと思うほど。演奏についても、もともと極めて爽快な演奏だった「プラハ」に、さらなる躍動感と溌剌さが加わっている…と言うより、優秀なステレオ録音により、その躍動感の「真の姿」に近いものが、初めて明らかになった、と言うべきだろうか。 全体として、クーベリックのシカゴ時代を知りたいならこれしかない、と言える「決定版」だと思う。
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8 people agree with this review 2015/05/13
完全廉価仕様となっており、ブックレットの類いは一切付属しておらず正味CD9枚のみ。箱の作りも、向かって右側に空いたままになった口から紙のCDケースを取り出すという何とも安っぽいもの。 では値段以外何も見るところがないボックスなのかと言うとさにあらず。まずこの全集、過去に出ていたものを除いて恐らく唯一、一つの交響曲が2枚のCDにまたがって収録されるといういわゆる「泣き別れ」が一切ないのである(現在入手できるDGの6枚組セットは4番が2枚にまたがっており、最近出たシンフォニーエディションも同様である)。CDをいちいち途中で変えるという興ざめな作業を経ずに音楽を鑑賞できるのは大きい。 またこのセットでは、4曲の交響詩が一枚のCDに収録されているという点も特筆される(以前から出ているDGのTrioシリーズでは「水の精」だけ別CDに収録されており、これもまたある種の「泣き別れ」とも言える)。ある意味ひとまとまりの作品群とも言えるドヴォルザークの交響詩を一度に聞き通す事ができるのも、このセットの優れた点である。 それ以外にも、そもそもクーベリックによるドヴォルザークの楽曲のDG録音が完全網羅された初の全集であり、これ一つでドヴォルザークの管弦楽曲の主だったものを、極めて高い水準の演奏で耳にする事ができる。その値段も考え合わせるなら、曲解説が一切無いことや、作りの安っぽさといった点に妥協できるのであれば、このボックスセットを手に取る価値はあるだろう。
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