Piano Concerto.20, 10, 19: Argerich, Rabinovitch, Faerber / Wurttemberg.co
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七海耀 | 埼玉県 | 不明 | 13/May/2011
20番は「こういう演奏を待っていた」と言いたい。この曲はクラシカルに端正に丁寧に楷書体で弾かれる場合が多くて、ブレンデル・マッケラス盤などは、そういう伝統的アプローチで最も成功した例だと思う。しかし、この曲には嵐のような激しさが欲しく、オケ部分が非常に重要。アーノンクールだと冗談になっちゃうんだけど、このラビノヴィチの指揮はアーノンクールから毒を取って、速く、なお且つ激動している。金管も咆哮する。アルゲリッチはこの曲を古典派の枠で捉えておらず、心の赴くままに弾いている感じだ。奔放なモーツアルトで、ほとんどシューマンのようだ。アルゲリッチが弾いて一番似合うモーツアルトのピアノ協奏曲は20番だと思っていたが、予想的中である。もっと派手にやってもらっても良かったくらいである。19番も同傾向の解釈なんだけど、こちらのピアノはラビノヴィチで、アルゲリッチを聞いた後だと、抑制的に聞こえる。「2台のための」では、両者が息のあった演奏を繰り広げている。録音は、間接音控えめだが、却って演奏スタイルに合っている。3 people agree with this review
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