Piano Works: Pogorelich
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テリーヌ | Hyogo | 不明 | 11/September/2017
Rhapsodien(Op.79 No.2)の演奏を聴くに際して特に魅せられました。1音1音緻密に且つ大胆に音楽を構築していくような演奏で、ブラームスが更に重厚に聞こえます。例のコンクールでの事件で有名になったとおり、やはり天才なのでしょう。1 people agree with this review
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うーつん | 東京都 | 不明 | 16/February/2013
何をどう考えたらこのような演奏になるのだろう。バラバラにした音の残響や合間にポゴレリチは何を聴いているのだろう。Op.118-2のIntermezzoが特に好き。グールドの耽美的、アファナシエフの冥府的な、それぞれが圧倒的に特異な演奏を行っているが、ポゴレリチのそれも負けずに特異。もしも人類が滅亡した後、何かのはずみで再生される曲があるとしたらこの演奏が合うのではないだろうか。誰も聴く者がいない中にこの演奏だけが流れているとしたら・・・。 好き嫌いが分かれるCDだが怖いもの聴きたい人は是非どうぞ。 ちなみに2010年だったかキャンセルせずに開いてくれたリサイタルで、Op.118-2がなぜか急遽プログラムに追加されたのを聴いた。ここでの演奏のさらに1.5〜2倍くらい(?)に遅く、バラバラに解体されていた。しかしそれでも、なぜかじっと聴き惚れていた。4 people agree with this review
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sunny | 兵庫県 | 不明 | 12/November/2012
ほとんど解体されたかのように、異様に聴こえる遅いブラームスだが、特に晩年の作に、ブラームスの孤独な本質を、えぐる様に、冷静に、情感込めて演奏された稀有な、独自の演奏。公私、様々有って、タマラン人の様ですが、アルヘリッチが天才と評したのも、当然。傍若無人なピアニストに世間一般の常識とか、他の演奏が、どうとか関係ない。その時々の、演奏環境、本人の信念が、第一。背筋凍らせる演奏。この盤を勧めてくれた古き友人に、感謝する。やっと、少し、分かって来ました。3 people agree with this review
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Xm | 岡山県 | 不明 | 16/February/2011
これはどうなんだろうか?速いパッセージは思いきり速く弾き、緩やかな部分は思いきり遅い。その遅いところも歌心がある訳でもない。変な緊張感が充満しているだけだ。 全体的に変なルバートが多過ぎる。特に、Op.117 No.1の出だしの2音目は何でこんなに長いんだろう? ブラームスだからという以前の問題として、音楽としての自然な流れがない。 奇をてらう演奏はいいが、何回も聴こうとは思わない。でも、ファンには、こういうのが堪らないだろうな…3 people agree with this review
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Stuemper | 愛知県 | 不明 | 16/May/2009
グールドやアファナシエフとどうしても比べてしまうが、これはこれで独自の世界を持っている。ただ、極端に遅いテンポ設定に聞き手の緊張感がついていけないところもないとはいえない。1 people agree with this review
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joe | 仙台 | 不明 | 02/June/2005
ポゴレリチの名演数々あれど,この盤も絶対の自信を持ってお薦めいたします。力強いながらも瑞々しいタッチで奏でられる曲は,鈍重で分厚いとされるブラームスの和声の襞を1枚1枚そっとはがすかのようです。3 people agree with this review
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