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Brahms (1833-1897)

CD Sym, 4, : Celibidache / French National Radio O +roussel: Sym, 3, (1974)

Sym, 4, : Celibidache / French National Radio O +roussel: Sym, 3, (1974)

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  • ★★★★☆ 

    mari夫  |  東京都  |  不明  |  18/December/2015

    ブラームスの四番は、ブルックナーの同じ四番とかプロコフィエフの「ロメオとジュリエット」と並ぶチェリの得意中の得意のレパートリーだった。日本でも読響及びミュンヘン・フィルとの公演があった。私的にはこのパリ・ライブと同年のSROとの演奏が気に入っていたのだが、これは随分感じが違う。それはリーフレットに鈴木淳史氏が書かれているようなオケの気質の違い(ドイツのオケは不感症だというのはいいすぎだが、気持ちは分からないでもない)によるところが7、音源に近い録音によるところが3ということろだろうか?シュトゥットガルドでの演奏が全体のパースペクティブがよく見える(聞こえる)のに対して、パリでのこれは、部分部分での奔流のような勢いが先立っている。ドイツ人の音楽がどうしてもタメをつくりがちなのに対して、こっちは、鈴木氏も四楽章に関して書いているように「前のめり」がちなのだ。最初聞いた時は少しやり過ぎなのではないかと思ったが、改めて聞いてみると、これはこれでやはり見事な物だ。これだけのエネルギーを発散させたブラ四は他に殆ど聞いた事がない。ルーセルも鈴木氏の言うように「巨大な造形」だが、こっちはそこまで緻密、巨大(要するに最晩年のブルックナーみたいな)な曲なのかな、とは思った。洒落っ気など薬にしたくもない。悩むところだが、どちらかというと未だ不感症なシュトゥットガルドに指を屈したいので、こちらはルーセルのこともあり星四つにしておきます。

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