Brahms: Complete Violin Sonatas
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 05/January/2012
デュメイのブラームス・ヴァイオリンソナタの盤と言えば1991年ピリスと組んで録音した演奏GR盤が有名ですが本盤はベロフと共演した1978年録音のEMI盤(当時デュメイ29歳、ベロフ28歳)でタイムは第1番@11’06A8’08B8’42、第2番@8’23A6’26B5’15、第3番@8’01A5’11B2’47C5’33となっております。ちなみに1991年盤は第1番@10’59A8’41B9’12、第2番@8’50A6’02B5’35、第3番@8’44A4’46B3’03C5’44で凸凹はありますがやや何れも長くなっているなぁと言う感じです。本盤が影が薄いのは現在廃盤されていることもありますが1978年当時国際コンクール入賞の経験も無いフランスの若いヴァイオリニストが正直場違いなブラームスを弾いての事だった為らしいです。しかし本盤の出来上がりはデュメイのもう当時から現在の華麗さが塗されて成る程ブラームスの内省的情感からは隔たりがあるかも知れませんが逆にそのシルキーサウンドがピアノとのバランスと上手くとられ晦渋なブラームス音楽を聴き易い丁寧な雰囲気を出して私は素晴らしいと思いました。第1番第1楽章艶っぽく落ち着いてスタート、最終楽章(その主要主題が歌曲「雨の歌」から引用されている事からこの第1番も「雨の歌」と題されています)のしっとりとゆっくりした〆が印象的。やはり他の幾つかの歌曲からテーマが引用されて穏やかで幸せなムードの第2番、そして短調で書かれ一番内省的とされる第3番、何れもVとPの緊密なアンサンブルが楽しめそれに若さ故の表現意欲が好感を持ちました。本盤は三つのソナタ以外にFAEソナタ・・・シューマンがヴァイオリニストであるヨアヒムに捧げる為に提案してシューマン、ブラームス、ディートリヒと共作した珍しい作品(タイム@10’07A2’51B5’13C6’10)・・・が入っており、統一感が無いと言われる作品自体への興味が先行し私は余り知らない作曲家ディートリヒの作曲した第1楽章が一つの曲としての仕上がり感で気に入りました。昨年から私の地元に近い所で活動する関西フィルの音楽監督に就任したデュメイの頑張り・・・大阪新市長方針で厳しい対応を迫られた大阪フィル等から厳しいクラシック界ですが・・・に注目したい処であります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)0 people agree with this review
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