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Mahler (1860-1911)

CD Sym, 2, : Tennstedt / Lpo & Cho Y.kenny Van Nes (1989)

Sym, 2, : Tennstedt / Lpo & Cho Y.kenny Van Nes (1989)

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  • ★★★★★ 

    私的決定盤レビュー  |  愛媛県  |  不明  |  22/February/2021

    マーラーの交響曲第2番は「全ての音楽芸術の頂点」とも言うべき凄まじい作品です。 そんなこの曲の決定盤がこのテンシュテットのこの録音。 特筆すべきは最終楽章のフィナーレ!恰幅の良い、大見えを切ったようなクライマックスは説得力抜群。テンポを落としてずっしりと演奏されるフィナーレは90分にも及ぶこの大作を聴きながら、「ああ、まだ終わってほしくない」「もっと聴いていたい」と懇願するリスナーの気持ちに答えるようでもあります。このフィナーレを聴いた後で、メータを聞いても、バーンスタインを聞いても、他のどの名盤を聞いても、物足りなくなること間違いなしでしょう。 ロンドンフィルハーモニーの金管、弦楽器、打楽器の音色はマーラーの交響曲と非常にマッチしており、テンシュテットがマーラーの作品を再現するにあたって最高の楽器を手に入れたとも言うべき名コンビの名盤です。

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  • ★★★★★ 

    abbadondon  |  栃木県  |  不明  |  19/August/2018

    彼の最初のEMIへのマーラーは強奏部分が歪み、音像がはっきりとせず もやのかかったものだらけだった。 しかしこの「復活」は音質・演奏とも素晴らしい。 この音質ですべての録音がされていたらと思うとほんと残念だ。 そういった意味でEMIの功罪は大きい。

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  • ★★★★★ 

    ムラファン  |  大阪府  |  不明  |  03/November/2014

    やっぱり、テンシュテットのマーラーはすごいです。 この演奏もティンパニが中々前に出てきてくれないのが少し気になりますが、それでも圧倒的な演奏であることは疑いの余地がありません。 この演奏に関しては、確かにNDR盤よりも丸くなったところはあるかもしれませんが、ffやfffの箇所での追い込みや抉りの効かせ方は変わっていないと思います。 録音もこのレーベルにしては良い方。 個人的には、復活のベスト盤はテンシュテットのNDR盤とこのロンドン盤で十分だと思う。

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  • ★★★★★ 

    TYR  |  愛知県  |  不明  |  09/May/2011

    購入する前から、凄いだろうとは思ってはいたものの、実際聴いてみるとやはり凄かった。マラ2を聴いてこれほど感動するとは思ってもみなかった。この超絶演奏で曲の魅力が一気に分かったと思う。第1楽章からテンシュテットならではの演奏だが、NDR盤よりも丁寧になっている。特に展開部ラスト、あそこが良くなった!何より凄いと思ったのが終楽章のドラマティックさ。提示部のクライマックスの時点で既に他の演奏を圧倒するスケール感だ。展開部の入りは茫然自失の凄まじいクレッシェンドで開始。数メートルだと思ってたら数十メートルの津波だったwその後も聴き手を圧倒。ラストは筆舌に尽くしがたい感動が!これを聴くとこれまでベストとして愛聴してきたあのバーンスタイン/NYP盤が、どこかあざとくて、もたついて聴こえる。これならメータ、ショルティの方が聴く頻度が増えるな。いやもう、テンシュテット最高!ブラボー!同曲ダントツのベストにして20世紀の超名演です!

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  • ★★★★★ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  22/April/2011

    期待通りの大演奏。マーラーがこの曲に込めたものを、テンシュテットは確かに余すところなく汲み取り、さらに自らの想いまでプラスして、実に巨大な世界を築きました。第1楽章での激しさと、一転してのみずみずしい歌は特に見事だなあ。第2楽章は屈託のない気分を、第3楽章は皮肉な雰囲気を醸し出して、これまたすばらしいなあ。そして荘厳で感動的な第4楽章。不安と、そしてひたむきな憧れが心を打ちます。そして巨大な第5楽章は、音響的にも感情的にもまさにクライマックス!圧倒的なフィナーレで、本当に久々にスゴイ「復活」を聴かせていただきました。演奏というよりも、ここにあるのはまさしく「表現」!テンシュテットならではのもので、余人の追随を許しません。旧録音(スタジオ)よりも、今回のディスクの方が優れていると、私は確信します。旧録音は、EMIの下手くそデジタル録音のせいもあって、ちょっとだれた印象もないではないからです。なお、このディスク、録音はずいぶんよいように思います。バンダがややオフですが、基本的に音色は鮮やかで全体の量感もよくとらえています。推薦。「復活」に心寄せる方、ぜひこのディスクをお聴きになられますように。

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  • ★★★★★ 

    トミーガン  |  東京都  |  不明  |  28/December/2010

    これほどドラマ的な復活は聴いたことがない!と言えるCDです。 ラストのクレッシェンドが強烈です。

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  • ★★★★★ 

    宇野珍会長  |  埼玉県  |  不明  |  28/October/2010

    復活というとバーンスタインとノイマンばかり聴いていた。テンシュテットはNDR盤を聴いていたが、スケール等で物足りなさを感じていた。それに比べるとこのディスクは完成度も高く、スケールと生命力が桁外れといえよう。晩年のテンシュテットらしく、遅めのテンポから極限の緊張を引き出しているので、手に汗を握る演奏だ。しかしロンドン・フィルはどこへ行ってしまったか? テンシュテットが振るとロンドン・フィルではなくなっているのがユニークだ。バーンスタインがウザい、ノイマンは大人しすぎる、そう感じたらこのディスクに手を伸ばすことになるが、ぼくの聞いた中ではベストになるかもしれない。といえよう。

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  • ★★★★★ 

    siegfried512  |  神奈川県  |  不明  |  24/August/2010

    これはテンシュテットの、そしてマーラー第2番のCD・DVDの最高傑作と言っても過言ではない。決定盤である。テンシュテットを前にして、ロンドンフィルはテンションが上がりすぎるきらいがあって、ライヴながら雑になりすぎる面もある。しかし、この演奏は実に丁寧。すべてを消化し切って、且つ燃焼し切っている。そして、フレーズフレーズごとに色が変わりホールトーンを考え抜いて演奏しているから、全く話題になっているテンポの遅さはあざとく感じられない。幸運なことに、録音も見事にホールの中にいるような響きを捉えている。むしろ、聴き通しても「もっと音楽に浸っていたい」と感じる。ラストは涙無しには聴けない。。。

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  • ★★★★★ 

    G.v.Eisenstein  |  BRAZIL  |  不明  |  23/August/2010

    皆さんが挙って書いているアルバムに今更付け加えることも無いのですが、これはやはりテンシュテットにしかできないマーラーだと思いました。この曲の場合、大抵最後は(第九のように)開放的な賛歌のようになってしまう演奏が多いように感じますが、これほど痛切な“復活への願い”を感じさせる演奏は私にとっては初めてでした。 録音は賛否あるでしょうが、空気感をリアルに捉えている一方で、僅かながらに音のエネルギー感は犠牲になっているように思います。もっともこれを両立した録音もなかなかありませんが。。。 いずれにしても一人でも多くも人に聴いてもらいたいアルバムです。

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  • ★★★★★ 

    リマスタリング大嫌い  |  愛知県  |  不明  |  05/May/2010

    さすが トニー・フォークナー! 曲が進むにつれてどんどん音も良くなって行くような気がします。最終楽章もほとんどリミッターがかかっていない印象。テンシュテットのライヴはどれも録音が悪くて、今回もまったく期待していませんでしたが、数ある「復活」録音の中でも、そしてまたフォークナー録音の中でもベストの一つ。

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  • ★★★★★ 

    なかじぃ  |  大阪府  |  不明  |  26/April/2010

    青白い炎がメラメラと立ち上がるかのような熱い演奏。エネルギーを目一杯ためてここぞという所で一気に放散する感じの演奏が印象的でした。ただ何故か共感できずに冷めたようにこの演奏を聴いている自分がいます。 ハイティンク/ベルリンフィルを超える演奏を期待しましたが、それは叶わなかったです。ベルリンフィルの重く分厚い弦、精密な金管、ハイティンク指揮の力強い演奏に比べて今一つ劣るというのが正直な感想です。最終楽章で金管が所々で音を外しているのが分かります。テンションを最後まで維持するのがいかに難しい曲なのでしょうが。しかしテンシュテットという偉大な指揮者がいたことを十分に実感させてくれる聴き応えのある一枚ということで「最高」としました。自分はこれが「初テンシュテット」だったのです。

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  • ★★★★★ 

    マコシュテット  |  神奈川県  |  不明  |  25/April/2010

    自分はやはりスタジオ録音を選びたいです。冒頭の窒息しそうな、苦しくも重々しい、そうした緊張感が新譜?は物足りなさを感じるのです。最近ヘッドフォンで聞くようになり(よく聞こえるので)スタジオ盤がさらに好きになったところです。NDRは爆音系、新譜は良好録音系と言ったところでしょうか。しかし他の演奏者との比ではありません。どこをどう切っても血が噴き出します。それも冷徹です。

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  • ★★★★★ 

    上野5階人の証言  |  東京都  |  不明  |  22/April/2010

    超ド級の凄い演奏が出た。それにしてもテンシュテットは変幻自在だ。NDRでのライブでその片鱗は見せていたが、今回のは更に進化している。ワルター、マゼール、バーンスタインなどが部分的に顔を見せるが、緊張感ですべてを上回る。録音が最高とは思わなかったが、この人のマーラーの核心へのアプローチは異常なまでに鬼気迫るものがある。もし生で聴いたならしばらく放心したであろう。

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  • ★★★★★ 

    七海耀  |  埼玉県  |  不明  |  19/April/2010

    これは、この曲の概念を一新するほどの演奏と言いたい。「室内楽的且つ巨大」という矛盾した表現を使いたくなる。非常に遅く、克明であるが、音楽は弛緩せず、気を抜いたフレーズがない。第二楽章など、低弦の旋律線がこれほど主張する演奏も珍しい。最終楽章も巨大且つ緻密である。ライブだが、完成度という意味では、EMIの録音を上回っているとさえ言えるのではないか。録音は、録音レベルがやや低いと思えるが、そう大きな問題ではない。極めてバランスのとれた見事な録音で、マスとパーツのバランスが素晴らしい。これは、これまで出た「復活」の中でも1、2を争うということになるのではないか。

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  • ★★★★★ 

    no music no life  |  奈良県  |  不明  |  19/April/2010

    全体的に慌てず騒がずゆったりとしたテンポの中で、ディテールまで全くないがしろにせず全ての楽器をたっぷりと鳴り響かせ、驚くべき集中力と緻密な描写によってこの大曲を見事に描ききっている。1979ライブにあった若々しい迫力や興奮よりも、人生の意味や重みをズシンと感じさせる重心の低い粘り強さと重厚さが圧倒的な説得力を持って音圧と共に押し寄せてくる。楽団がテンシュテットの一挙手一投足に全力で応えようとしている雰囲気がありありと伝わってくる。まるでチェリビダッケのブルックナーのような趣。まさしく「横綱相撲」で数々の「復活」の中でも、特別な感動を呼び起こしてくれる。録音について問題視する声が出ているが、私の家のオーディオシステムでは少し調整したが全く問題なく、むしろ目の前に奏者が居るかのような驚きの立体感と音圧で再現できた。

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