Requiem: C.davis / Lso & Cho Brewer Cargill S.neill Relyea
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カバポチ | 神奈川県 | 不明 | 10/September/2009
今迄は、驚くほどしなやかなシモーネ・ヤング盤と豪壮豪放なマタチッチ盤を愛聴していたが、ここへきて全く異なったタイプの素晴らしい名演が登場した。極めて端正でありながら、溢れる情熱も素晴らしい。格調が高く、何度聴いても飽きない魅力に溢れている。但し、LSOのSACDは我が家の再生装置と相性が悪いのか、イマイチ音の迫力が出ない。これは、ゲルギエフのマーラーシリーズでもそうだった。一度、相性のいい再生装置で味わってみたいものだ。2 people agree with this review
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リマスタリング大嫌い | 愛知県 | 不明 | 02/October/2010
シノーポリ+SKDを凌駕するCDは出ないだろうと勝手に決め込んでいましたが、圧倒されました。デイヴィスのヴェルディは「ファルスタッフ」といいこれといい、近頃の腐りきった本場モノなんぞ、足下にも及ばないほどキレてます。通常CD層でしか聴いていませんが、録音がこれまた極上。ただ録音レベルというか、カッティング・レベル(?)はかなり低いです。1 people agree with this review
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山形の髭熊 | 山形県 | 不明 | 02/September/2009
デ・サバータ(ミラノスカラ座):トスカニーニ(NBC響)盤を愛聴していた者にとって、ヴェルディ縁の演奏者によらない純音楽的な解釈の代表的な演奏と言えるのではないでしょうか?スコアに指示された以外の部分に対する深い洞察表現で、レクイエム(鎮言曲)とは何かをキリスト教信者以外の人々にも伝えるすばらしい演奏ではないでしょうか?音楽好きの人にはスコア片手にじっくり聞いて欲しいと思います。1 people agree with this review
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Opus.83 | 東京都 | 不明 | 09/February/2013
コリン・デイヴィスは好きな指揮者の一人です。独墺英の宗教曲ではどれも納得できる素晴らしい演奏を聴かせてくれていました。しかし、イタリア物ではどうなのでしょう。彼のイタリア・オペラは聴いたことが無いのでわかりませんが、このレクイエムは私には異質に聞こえました。追悼の意味もあるのでしょうが、ソリストも含めて抑制的に過ぎると感じました。スコアの埋もれがちな所をすっきり見えるようにしてくれるというのはわかるのですが、ジュリーニやデ・サバータの録音を最も好ましく聴いてきた私としては物足りない演奏でした。0 people agree with this review
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 23/August/2009
ディヴィスのヒコックスへの深い愛情を示す壮麗にして厳粛な名演である。ヴェルディのレクイエムは、3大レクイエムの中でも規模が最も大きく、それ故に、演奏によってはどうしても圧倒的な迫力とか、オペラ的な性格が全面に出る傾向があるが、ディヴィスは、そうした劇的な面を極力抑え、同曲のいわゆる「レクイエム」という側面にできるだけ焦点を当てた演奏を繰り広げている点を高く評価したい。ロンドン交響合唱団の合唱も見事であり、指揮者、オーケストラともども一体となって、ヒコックスへの哀悼の念を捧げている点が深く感動を誘う。SACDマルチチャンネルも、ヴェルディのレクイエムには最高の録音方式であり、この名演を一層引き立てる結果となっている。0 people agree with this review
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