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Beethoven (1770-1827)

CD Symphonies Nos, 5, 7, : C.Kleiber / Vienna Philharmonic

Symphonies Nos, 5, 7, : C.Kleiber / Vienna Philharmonic

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  05/April/2013

    どちらも最初に出た時大いに話題になった名演奏でもあります。第5番(1974年録音)は何とスポーティな演奏(タイムは@7’17A9’56B5’08C10’49)なのでしょう(演奏本質は異なりますがDGG収録1960年代カラヤン/BPOの「運命・未完成」の運命出だしを聴いた時の感触に似ていました)。当時44歳絶頂期とも言えたカルロスの指揮ぶり自体のお馴染み「カッコ良さ」が念頭にある為ビジュアル面も影響しています。VPOがこのように従来の演奏をチェンジする能力を持ち合わせている事へのちょっとした驚き・・・それはさておき、第5番の小気味よいテンポと清冽なエネルギーは聴きものです。次に第7番(1975,1976年録音)の方は「アレッ?どうしたの?」と問いたくなりタイム的(@13’44A8’12B8’22C8’41)なアッサリさが逆に私には物足らなさに結びつきもう少し含みを持たせて欲しいなぁとも思いました・・・第1楽章は何となく余り差し迫った感じがなく反復演奏で更に私の様な素人に退屈に思わせます。第2楽章はVPOのソフトな当りから段々と輪郭をはっきりさせて行き他演奏では聴けない音も表します。第3楽章を経て最終楽章での後段テンポアップして一応風雲急を告げる如くなのですが今一歩「興奮」につながりませんでした。録音で左右されているのかもしれません。今回音質は更に改善されている思われ素晴らしい全体での演奏盤です。第7番にはCDで他に1982年録音のバイエルンRSOを指揮した演奏(タイム@11’27A8’08B8’21C7’42)もあります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★☆ 

    SPRING  |  山形県  |  不明  |  07/July/2011

     以前よりOIBP盤で持っていたものだがSACDの効果を期待して買ってみた。最初に5番の方をMulti-chレイヤで聴いてみて、各声部のディテールが一層クリアになり、迫力や充実度も増してクライバーの芸風がよりいっそう伝わってくると感じた。  一方7番の方だが、やはりMulti-chレイヤで聴いてみたところ、各声部の分離感でやや極端なところがあり、例えば弦のセクションがやたら前に突出していたり管楽器群が妙にはっきり分離していたりとか、そして全体的に音響がやや軽すぎるような印象だった。  そこで今度は2chレイヤで聴き直してみると、全体的バランスが自然で生演奏の雰囲気を連想させる逞しいベートーヴェン像が現れ、とてもよく堪能できた。  もともと7番の方は左右対称両翼型セッションで収録されているので、Multi-chレイヤに関してはあまり各chの分離効果を強調せず、より自然な全体的調和を目指してリマスターするともっとよかったのではと思う。何はともあれ我が家の宝物・・・。

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  • ★★★★☆ 

    MAAZEL  |  京都府  |  不明  |  24/August/2010

    クライバーの演奏が素晴らしいことには異論がないと思うが、SHM-CDの評価についてレビューしたいと思う。 SACDとSHM-CDをヘッドフォンを使って聞き比べてみた。その結果、さすがに音の解像度ではSACDが勝っていたが、音楽のエネルギー感はそれまでのどのCDに比べても、とても向上していた。SACDがクールで見通しの良い録音に比べて、SHM-CDのそれはエネルギッシュといった感じだ。この点は好みによって意見が分かれるのではないか。また、音のエネルギー感の向上についてはやや音のバランスが微妙に変化しているのが気になるが、従来の録音に慣れてしまっているためなのか、それとも本当にバランスが不自然になっているのかは、しばらく経ってみないとわからないと思う。

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  • ★★★★☆ 

    音楽連合  |  山口県  |  不明  |  17/March/2010

    これこそ歴史的録音にいまなお寂びることのない名演奏。クライバーの野生魂を十分に堪能できる雰囲気を感じさせます。鍛え上げた指揮とオケの要求に機敏に対応する彼の腕前は、もはや一流と言っても過言ではありません。さすがは音楽の都ウィーンとあって、カラヤンやアバドなど多くの有名指揮者が指揮をしていただけに、このベートーヴェンの有名曲2曲もまた新たな感動を味わって聴くことができます。運命冒頭のジャジャジャジャーンからドラマチック溢れるサウンド、第7中盤でのジャジャジャジャーンジャジャジャーンと全楽器が一丸となって気を落とさない魅力あるテンポ、そしてクライバーらしいオケのドライヴとどれを取ってもこれ1枚で楽しめることが驚異です。また、オリジナルリマスターによる高音質も圧巻。弦楽器から金管まで余すところなく聴き取れることも実に見事。こんな演奏ができるのは、フルトヴェングラー以来だと思います。ただこれがSACDだったらもっと迫力し過ぎる演奏かもしれないが、復刻があればお願いしいたいところ。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  19/November/2009

    どちらも最初に出た時大いに話題になった名盤でもあります。第5番(1974年録音)は何とスポーティな演奏(タイムは@7’17A9’56B5’08C10’49)なのでしょう(演奏本質は異なりますがDGG収録1960年代カラヤン/BPOの「運命・未完成」の運命出だしを聴いた時の感触に似ていました)。カルロスの指揮ぶり自体のお馴染み「カッコ良さ」が念頭にある為ビジュアル面も影響しています。VPOがこのように従来の演奏をチェンジすることが能力とすればS.ラトルのベートーベン交響曲演奏へとつながっているようにも思います。それはさておき、第5番の清冽なエネルギーは聴きものです。但し、第7番(1975,1976年録音)は「アレッ?どうしたの?」と問いたくなりタイム的(@13’37A8’08B8’14C8’37)なアッサリさが逆に私には物足らなさに結びつきもう少し含みを持たせて欲しいなぁとも思いました・・・録音で左右されているのかもしれません。今回音質は更に改善されている思われ素晴らしい全体での演奏盤です。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  17/July/2008

    第5番は何とスポーティな演奏なのでしょう(演奏本質は異なりますがDGG収録1960年代カラヤン/BPOの「運命・未完成」の運命出だしを聴いた時の感触に似ていました)。カルロスの指揮ぶり自体のお馴染み「カッコ良さ」が念頭にある為ビジュアル面も影響しています。VPOがこのように従来の演奏をチェンジすることが能力とすればS.ラトルのベートーベン交響曲演奏へとつながっているようにも思います。それはさておき、第5番の清冽なエネルギーは聴きものです。但し、第7番は「アレッ?どうしたの?」と問いたくなり録音で左右されているのかもしれません。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  17/July/2008

    第5番は何とスポーティな演奏なのでしょう(演奏本質は異なりますがDGG収録1960年代カラヤン/BPOの「運命・未完成」の運命出だしを聴いた時の感触に似ていました)。カルロスの指揮ぶり自体のお馴染み「カッコ良さ」が念頭にある為ビジュアル面も影響しています。VPOがこのように従来の演奏をチェンジすることが能力とすればS.ラトルのベートーベン交響曲演奏へとつながっているようにも思います。それはさておき、第5番の清冽なエネルギーは聴きものです。但し、第7番は「アレッ?どうしたの?」と問いたくなり録音で左右されているのかもしれません。

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  • ★★★★☆ 

    cosmos  |  東京都  |  不明  |  07/July/2008

    ベートーヴェンの交響曲を快速なインテンポで演奏するのは解釈として妥当と思います。永らくフルベンやワルターやクレンペラーの晩年の演奏を耳にしてきているとこれらのテンポが本来の姿と誤解してきたことは事実です。しかし快速テンポでもトスカニーニやカラヤンでは精神的に内容の薄い感動できない演奏となってもの足りません。そこで快速でも精神的にある程度内容のある演奏としてC.クライバーが歓迎されているのだと思います。(多少のカリスマ性もあって)でも精神的な内容を追及するなら快速ではないけどフリチャイの方が濃いと思うけどねー

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  • ★★★★☆ 

    rr  |  東京  |  不明  |  13/February/2008

    (つづきです)カルロスの演奏ではむしろ、第1楽章序奏や第2楽章での生命力に無二の魅力を感じました。第1楽章序奏は胎動する暗いマグマのようで、ほとんど吐き気を覚えるほど痺れました。その意味では「最高」です。 カルロス・クライバーの圧倒的な魅力はやはり音楽がそこで生まれているような自発性と生命感でしょう(それが時に軽さに流れたとしても…)。 その生命感にさらに重厚な覇気を合わせ持っていたのが、エーリヒ・クライバーだったと思うのですが、ステレオ録音がほとんどないのが残念です。

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  • ★★★★☆ 

    rr  |  東京  |  不明  |  13/February/2008

    第7番について。軽すぎるのではないかというご意見に基本的に賛成です。第1楽章主部と第4楽章、特に各々の終結部に、より重厚さとタメがほしいと感じます。曲自体に巨大構造物としての迫力(それを作り上げた精神力)と、音楽的な緊張の迫力の両方があり、それを体感させてほしい。例えばブロムシュテット盤には重厚な劇性があり「ただ事ではない何事か」が生起している迫力を感じました(テンポ設定が違うので別世界ですが)。(つづきます)

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  • ★★★★☆ 

    kuniko89  |  愛知県豊橋市  |  不明  |  17/January/2008

     SHM-CDは、今までの盤より音質は確かに良い。第5番の全体にもやっとしていた音がクリアーになり、各楽器のバランスとか、トゥッテの響きが鮮明に判る。改めて、クライバーの「運命」に惚れ直した。  第7番はストイック過ぎて、余りかっていないが、響きが厚くなった分、聴きやすくは為っている。

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  • ★★★★☆ 

    たか  |  東京  |  不明  |  12/August/2007

    カラヤンとの比較が多いのはテンポが速めだからだろう。しかしこの演奏はヘルベッヘやガーディナー、あるいはラトルの演奏を予言した未来志向の演奏でありトスカニーニの延長線上にあるカラヤンのベートーベンとは根本的に異なる。全く違う性質のものを比較して軽いか重いかだけで優劣をつけるのはナンセンスだ。ただこの解釈なら両翼(対向)配置でやって欲しかったという思いはある。運命の主題は右から左に動くように楽譜には書いてある。

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  • ★★★★☆ 

    KS  |  兵庫  |  不明  |  08/March/2007

    指揮者がアルゼンチン育ちのドイツ人であることを考えると、このような生き生きとした演奏が可能となるのも納得できる。彼の実演に2度(壮年期と晩年)触れたことがあるが、壮年期には、まるでオケを猛獣使いがタクトするような勢いであったことを今でもハッキリ覚えている。このCDはその記憶を彷彿とさせてくれる。

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  • ★★★★☆ 

    七海耀  |  さいたま市  |  不明  |  12/July/2006

    5番は第三楽章までが素晴らしい。金管のユニゾンの咆哮。ティンパニの強烈な打ち込み。凝縮力。熱気。どれをとっても素晴らしい。が、終楽章で、なぜか弦の響きが薄くなるし、響きも濁る。何故?7番も終楽章が妙に軽い。しかし、「運命」の第一楽章など、さすがに別格の迫力である。

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  • ★★★★☆ 

    Pianist  |  Tokuo  |  不明  |  20/April/2006

    冷静に聴いてみると5番は充実・新鮮な名演ですが、それに比べると7番は多少空虚な感じがします。分離は良くともオケの全体を捕らえきっていない録音のせい? 7番なら後年の録音やDVDに更にユニークな演奏があります。最近出たバイエルンのライブも快演でしたし… と、ここまで書いてきて、ひょっとしたらこの違いは5番と7番の作品の内容そのものによる感銘度の違いなのかも…と思い始めた。だとしたら作品の性格を見事に表出してその弱点までをクリアにしたクライバーはやはり凄い。

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