Brahms: Violin Concerto/Double Concerto
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ヒューブーン | 静岡県 | 不明 | 07/May/2016
同曲(協奏曲)は、ムター/マズア、あるいはムター/カラヤン で聴くことがほとんどで、このCDも借りてはみたものの、「きっとムター盤に聴きなれた(僕の)耳には薄味に感じられるんだろうなァ」という先入観で聴き始めたのだが…。コレが意外とよかった。とりわけブラームス臭?の強烈な第1楽章、レーピン盤は確かにムター盤ほど灰汁が強いわけではなかったのは想像通りだったが、決して物足らない感じはしないし、なんか新鮮に素晴らしい演奏を聴いている気がした。第1楽章に比べればブラームス臭のやや薄い第2&第3楽章に関しては やはりムターの演奏が慕しくもなったりしたので★は4つにしておいたが、お薦め度としては充分満点だと言えた。それと二重協奏曲、他の演奏を聴いていないので何とも批評できないが、良い曲だと思うし、演奏も非常に気に入った。1 people agree with this review
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eroicca | | 不明 | 15/January/2009
作品77ではソロ・オケとも熱気の裏に細心の目配りが行き届き、壮麗な演奏になっている。後半になって尻上がりに高揚していく感じがわかる。が、オイストラフやヌヴー、メニューヒン、ミルシテイン、ハイフェッツら往年の名演に比肩するにはあと一歩何かが足りない。20年後再録音することがあれば楽しみではある。カデンツァはハイフェッツ。作品102の方は、モルクも加わり、美しい演奏を聴かせるが、スリルが欲しいように思った。録音がややクリアー過ぎ、雰囲気を損ねているようにも思う。1 people agree with this review
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フォン・デメヤン | 東京都西東京市 | 不明 | 30/November/2008
レーピンのヴァイオリンは、今の絶好調ぶりが良く発揮され素晴らしいです。しかし、過去の巨匠達を軒並み越えたとは思えません。ただ、ものすごくオケとともに、カロリーの高い演奏なので、好みが分かれるかも知れません。カデンツァは、従来のものに慣れてしまった耳には。。。でも全体として超一級の演奏には間違いありません。シャイーがななかなか好演で、少し見直しました。サントリーホールでのポリーニとの「皇帝」で、RCOAを指揮したのを聞いて、失望した経験があるので期待してませんでしたが、やはり並みの指揮者ではなかったですね。0 people agree with this review
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