halyukan  |  埼玉県  |  不明  |  30/November/2021

皆さんのおっしゃるとおりで、セレナードなのだから、大編成よりもこのくらいがしっくりときます。雪の降る日に低音量で静かに聞くにはちょうどいい。この500円クラシックシリーズの中で、モツレクに並ぶ傑作と思います。まとめ買いの調整で結構なので、是非お勧めです。

 

優音  |  愛知県  |  不明  |  06/December/2010

チャイコフスキーの弦楽セレナードは、このアントルモン＆ウィーン室内管の演奏が私にとってのベスト盤です。テンポも良いし、パート間のバランスも良いし、情感も豊かです。曲は好きなのになかなか良い演奏に出会えませんでしたが、この盤でようやく落ち着きました。

 

ニャンコ先生  |  栃木県  |  不明  |  20/September/2009

チャイコフスキーのセレナードはこのくらいの編成がちょうどよい気がする。大編成のカラヤン／ＢＰＯや小澤／サイトウキネンはたしかに名演だが、音圧に耳が疲れることがある。ウィーン室内合奏団の音はよく溶けあっていて、適度な量感としなやかさをもつ。指揮者の解釈は、斬新さはないが、鳴らすべき個所は鳴らし、歌うべき個所はしなやかに歌い、泣かせどころはしっとり聴かせる。録音も良い。カップリングされたオスロの合奏団によるグリーグの演奏も予想以上の出来だ。同じく指揮者無しの名手集団であるベルリン弦楽ゾリステンの録音に負けない、はつらつとした好演と言ってよい。ちなみに、この盤のチャイコフスキーの録音の原盤は、「フィレンツェの想い出」と組んだＮＡＸＯＳ盤である。あまり耳にしない「フィレンツェの想い出」を聴いてみたい人にはそちらを奨める。